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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
01 | 2013/02 | 03
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円安進行に歩調を合わせ上げ幅を拡大したあと、週末要因やイベント控えで上げ幅を縮めたものの、4日続伸して終了
 やっと、迷いの一週間が終わりました。高値警戒感を抱えながらも、終わってみれば、週足は12週連続の上昇。週足サイコロは12勝0敗…。これは1958年12月から、翌年4月にかけての17週連続高以来のことです。当時は、小学生で、近所の川や田んぼで遊びまわっていたころで、相場のことなんか知りませんから、全くの未体験ゾーンに入ってきたことになります。現役の誰も経験したことのない世界に入っていくんですから、おそらく、弱気の人はついていけないかもしれません。PERが19倍を超えた、200日線とのかい離が20%を超えた…など、過去の経験則から警鐘をならす証券関係者もいますが、果たして経験則が通用するような相場になるんでしょうか。2007年6月から、米国の証券化バブルの崩壊を懸念して始まった円高は、その後リーマンショック、その後、中東ドバイの債務危機、東欧諸国の債務危機と拡散しながら、最後にEUのソブリンリスク問題に発展。EU存亡の危機まで至りました。その間、常に円は逃避通貨として買われ、日銀の(通貨価値を維持することと、デフレを勘違いした)お粗末な金融政策もあって、日本経済にダメージを与えてきました。

 ところが、欧州の危機が去り、安全資産に資金をシフトする必要がなくなり、日、米、独、スイスの債権や通貨から資金が元のさやに収まりつつあるのが現在の状況でしょう。債券市場に逃げ込んだ資金は膨大なもので、この受け皿になれるマーケットは株式市場しかありません。世界の主要市場が一昨年10月を底に一斉に上げ始めたのは、まさに、5年かけて安全資産に移動していた資金が、短期間で移動し始めたためと思われます。まさに、不況期に金融緩和が行われ、「不景気の株高」が演出される金融相場が世界的な規模で始まっているといえそうです。この流れは、実際に景気や企業業績が上向き、金利が上昇に転じるまで続きます。リーマンショック後にいち早く緩和に踏み切った米国は、ようやく効果が上がり、景気が上昇。これを受け、長期金利が上昇に転じてきました。どこかで、業績相場に移行するための中間反落が起きますが、緩和が遅れた、欧州と日本は、しばらく金融相場が続くことになります。この世界では、市場に流れ込む資金がすべて。受給が中心であるほか、世界的なリスクの後退から、PERは上昇に転じてくるはず…。特に日本株は、2007年以来、リスク資産の株式は売られ続け、需給面では最良の状態になっていると思われます。これを考慮すると、資金流入はこれからが本番。ファンダメンタルが通用しなくなるかもしれませんから、仕手株をやる時の感覚が必要になりそうです。

 さて、昨日は、為替差益の勝手計算で、タダノが成功した話を書きましたが、今日は失敗談…。今日の決算発表では、輸出比率が60%近くあるのに、予想外の為替差損を出して急落した企業がありました。長年続いた円高で、企業収益が毀損されてきたことから、企業それぞれに、円高対策を講じていましたが、この企業はドル建ての借り入れを行うことで、為替ヘッジをしていたようです。対ドルで円高が進めば、借り入れから差益が発生ますが、今回のように急激に、円安に振れると、円換算の借り入れが膨らみ、損失を抱えることになります。この辺の調査が甘かったこともありますが、今回30億円の為替差損が発生。赤字に追い込まれただけでなく、減配にも追い込まれました。まだ、借入金は残ったままのようですから、一段の円安が進んだ場合は、さらに含み損が拡大する可能性もあります。昔、円安にも関わらずソニーが為替差損を出したことがありますが、これと同じようなケースだと思われます。輸出企業だから、単純に為替差益が出る…という発想は捨てたほうがよさそうです。まったく、どこの証券会社だ、注目株に挙げたうえ、投資判断の引き上げまでやって…。組織力も当てにはなりませんね。

 さて、名実ともに月替わり商いになった日本株ですが、CME日経平均先物高や円安を受け、続伸してスタート。円が、立会時間中に対ドルで92円台、対ユーロで125円台に下落したこともあり、輸送用機器や機械など外需関連が買われたほか、円安により競争力を増す鉄鋼株などが買われ上げ幅を拡大。昨日いったん益出しした銘柄の買戻しなども手伝い、上げ幅を拡大。先物との裁定買いも支援し、日経平均は引毛近くに、この日の高値1万1237円(前日比99円高)をつける場面もありました。引けにかけては、今晩米国雇用統計の発表を控えていることや、週末のポジション調整売りなどから、上げ幅を縮めたものの、結局、日経平均は52円68銭高の1万1191円34銭、TOPIXは2.40ポイント高の942.65ポイントと、ともに4日続伸して終わりました。出来高は、36億9058万株、売買代金は2兆3225億円と、高水準のボリュームを維持しています。

 今日の引け値での、日経平均サイコロは8勝4敗。RSIは59%、25日線かい離は+4.8%、騰落レシオは141%に拡大しました。2010年4月高値に接近し強弱感が対立してきたようですが、RSIなどモメンタム系の指標が下降気味にあるのが気になります。詳しくは、日曜日発信のレポートで注目株と合わせ、解説します。それにしても、NEC、マツダの動きは素晴らしいですね。期限付きの資金は、現物に振り替えたら…なんて書いて心配しましたが、想定通りの動きです。有配会社に変わったら、まだ上値を買ってくれる投資家が出てくるんでしょうね…。まだ、まだ、まだ、まだ…ですか。
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予想より悪化した雇用関連指標と予想を上回る消費関連指標の間で揺れ動き、結局、月末の換金売りの増加で小幅続落して終了
 おはようございます。 

 早いもので、今日から2月にはいります。「1月、行っちゃった。2月は逃げちゃった。3月、去っちゃって、4月に死んじゃった…」という戯言があるくらい年初は時の経過が早いようです。暦では、来週の週明け4日の「立春」から、「癸巳(みずのとみ)」年に入ります。巳は火の性質をもち、相場を燃やすエネルギーになるもの。道中で上げ下げはあるでしょうが、年間を通して、好調な相場が期待できるようです。弱気になったら、おいていかれることになります。臆病な私にとっては、結構、つらい相場になるのかもしれませんね。

 31日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3860ドル58セント -49ドル84セント(0.36%)

 NASDAQ総合指数 3142.13ポイント -0.18ポイント(0.01%)

 S&P500 1498.11ポイント -3.85ポイント(0.26%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1135円 +35円

 米国10年物国債金利 1.985% -0.021%

 ニューヨーク原油 97.49ドル -0.45ドル

 GOLD 1662.00 -15.90ドル

 ドルインデックス 79.25 -0.01 


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が、予想を大幅に上回る増加になったことから、今晩発表される誇張統計への警戒感が強まり、売りが先行。続落スタートになりました。しかし、その後発表された個人消費支出・所得統計がともに増加したことやシカゴPMI製造業景況指数(1月)が前月水準、予想をともに上回るなど、堅調な景気指標を好感し買い物が増加。ニューヨークダウは、寄り付き後まもなく、この日の高値1万3941ドル(前日比31ドル高)をつけています。ただ、高値になると、月末を控えた換金売りが増加。景気との関連性が高い宅配大手UPSの決算がさえなかったことなどもあり、急速に上げ幅を縮小。昼ごろまでには、1万3900ドルを割り込みこの日の安値圏に落ち込んでいます。売り一巡後は、引けにかけ、安値圏で小動きの展開が続き、結局、主力3指数とも小幅続落して終わりました。月末の換金売りが多かったため、出来高は前日比2億2840万株増の9億3201万株。騰落状況は、指数が下落したものの、値上がり1578、値下がり1461と、値上がり数が上回りました。VIX指数は、0.28%下げ、14.28に低下したものの小動き。

 ダウ30種は、値上がり9、値下がり20、変わらず1。保険大手トラベラーズが1.1%上げたほかは、いずれも小幅な上げにとどまっています。一方、原油価格の下落を嫌気しシェブロンが1.1%、エクソンが0.8%下落するなど資源関連がさえなかったほか、インテル、マイクロソフト、ユナイテッドテクノロジーズのハイテク株がいずれも1%超えの下落になりました。
 NYダウは、続落。サイコロジカルラインが11勝1敗になったほか、RSIが警戒ゾーンまで上昇するなどテクニカルな過熱感を解消する段階にあります。以前から指摘しているように、過去2年間の上値抵抗線が頭を押さえており、昨年9~10月レンジ相場の上限ラインを下値にする調整の動き。明日の雇用統計がサプライズになって、一気に上値抵抗線を抜けてこられるかどうか…。今晩の注目ポイントになります。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証先物終値比35円高の1万1135円で帰ってきました。レンジは、1万1005円~11140円。円は、ユーロがドルに対して買われた流れを受け、対ユーロで124円40銭台、対ドルで91円60銭台にそれぞれ下落。CME日経平均先物高は、円安の進行を受けたもののようです。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし堅調な始まりが予想されます。月替わりで先高期待が強まり物色範囲が拡大しそうですが、昨日の動きにみられるように、先物筋の動きによっては波乱含みの動きになることも予想されます。引き続き、増額修正期待株の待ち伏せ買いに加え、決算発表が終わりあく抜けした主力株の押し目買い。割安感の残る横浜ゴム…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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