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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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欧米株安や円上昇を嫌気し、急反落して終了…主力株の軟化を見て新興市場株へ物色が向かう
 ちょっと体調が悪く、横になっていました。簡単にまとめておきます。

 昨日の海外市場は、イタリア総選挙の行方が、同国第三位銀行の巨額損失問題で混沌としてきたことや、スペイン与党の不正献金問題にラホイ首相が関与していた…など政治的混乱から、スペインやイタリア両国債の金利が上昇。特にスペインの金利が警戒ラインの上限付近まで上げたことから、危機の再燃を懸念した売りが、債券や株式双方に入り、ともに価格が急落しました。スペインやイタリアなど欧州危機の元凶になった国の債券には、リスクの後退から投機的な資金が入っていましたが、世界的な資金の流れが大きく変化。先高期待が強まっていたことから、利益を抱えながらも、利食いのタイミングに迷っていた…というのが実態。今回の両国の不祥事は「渡りに船」の利食いの口実を与えたものと思われます。不正献金問題の実態はわかりませんが、スペイン国債への利食い売りが続いた場合、今後も続く国債入札に影響が出ることは必至。財政資金調達が不調になれば、調達金利を上げなければならなくなり、スペインの財政負担にもつながりかねなくなります。当面、スペインの国債金利が、どうなるのかが焦点になりそうです。今のところ、スペイン10年債金利は、0.02%上昇し、5.46%と、やや上昇して始まっているようですが、さらに上昇するようですと、小幅に反発して始まった欧州株にも影響を与えそうです。

 本日の日本株は、欧州情勢やこれを受け急落した米国株を受け、急落して始まりました。CME日経平均先物のレンジ下限が1万1110円だったことから、これをターゲットに先物売りが先行。日経平均は、前日比155円安の1万1105円と大幅安して始まりました。寄り付きの売りが一巡すると、前日の地合いを受け継ぎ、銀行株や鉄鋼株など大型数量株やいち早く切り替えしたパナソニックにリードされ輸出株を買いなおす流れが復活。一時、下落幅を縮める場面もありました。ただ、主力株の決算で下方修正されるものが相次いだことを嫌気したほか、先物にまとまった売り物が出されたことから、裁定解消売りも増加。引けにかけて売りが優勢となり、じりじりと下落幅を拡大。結局、日経平均は213円43銭安の1万1046円92銭、TOPIXは16.05ポイント安の939.70ポイントと、ともに反落して終わりました。ただ、主力株の動きが鈍ると、すかさず新興市場が逆行高に転じるなど、相変わらずの物色意欲の強さを示していました。出来高は、数量株が買われたことから、48億を超える大商いになりました。騰落状況は、値上がり300、値下がり1326。

 今日の引け値での日経平均サイコロは7勝5敗、RSIは61%、25日線かい離は+2.7%と指数に関しては、過熱感の解消が進んでいます。物色意欲の強さを図る騰落レシオは136%に低下しています。このところ、小刻みな上げを続けたことから、今日の下げで、日経平均の3本新値は陰転しています。
 まあ、今の日本株は、為替次第の展開ですから、円が高くなると、すぐに気迷い感が出てきますね。市場の関心は、やはり日銀総裁人事に移ってきた感じがあります。今日は、民主党が独立性にこだわった人選を言ったようですが、菅官房長官は、安倍総理の意向を汲み取れる人を、総理自らが選ぶ…と発言。市場は、緩和派の人材登用を予想し、さっそく円売りで反応。引け後に発表されたトヨタの決算が予想を上回ったこともあり、為替は再度93円に接近。CME日経平均先物も大証先物終値(1万1080円)を上回る1万1150円台で取引されています。

 まあ、先物筋としても、安倍総理が日銀総裁人事を一手に握っているだけに、円買いの仕掛けもしづらいところですね。スペインの金利次第で、どうなるかわからないところはありますが、とりあえずは、2010年4月高値挑戦の前の溜めの時期とみておけばいいでしょう。下値は、レポートでも指摘している、基本バンドの上限ライン。ほぼ一昨年2月高値と同じ位置にありますから、せいぜいこの辺りまでか…。昨日も書いたように、決算発表であく抜けした主力株が面白くなってきそうです。とにかく、しばらくは日銀総裁人事に振り回されることになるかもしれません。
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スペイン、イタリアの政治的な混乱や、冴えない製造業指標を嫌気し、益出しが急増。急反落して終了
 おはようございます。 このところ、寒さが和らいだように感じていましたが、昨日、奄美大島のほうでは春一番が吹いたようです。まさに「春立ぬ…」という感じですね。でも、ここからもう一度冷え込んで、桜のつぼみが固くならないと、花の開きが悪くなるといいます。和歌山のほうでは、早咲きの緋寒桜が見ごろを迎えているそうです。花の季節が待たれますね。

 さて、災難は忘れたころにやってくる…といいますが、再び、欧州のほうが揺らいできました。昨年のECBの無制限国債買取宣言以来、落ち着きを見せ、リスクオンの資金が流入。一時は、5%割れまで低下していたスペイン国債の金利が、急騰してきました。与党国民党の裏帳簿疑惑が発覚。不正な政治献金があり、ラホイ首相や幹部に資金が渡っていた…とし、野党から辞任要求がでているといいます。EUサミットに備え、ドイツのメルケル首相を訪問している、ラホイ首相は疑惑を否定しているものの、利食いのタイミングを計っていた投機資金に絶好の利食いの理由となり、10年債金利は0.24%上げ5.45%に上昇。株式市場は、3.8%近く下落しました。

 ごたごたもめているのはスペインだけでなく、もう一つの問題児のイタリアも…。今月末(24日~25日)に総選挙を控えていますが、銀行のデリバティブ損失問題が、ドラギECB総裁に波及しそうな懸念が出てきました。また、これまで不利と伝えられてきたベルルスコーニ前首相が、対立候補がこの銀行と関係が深いことから支持率を落とした結果、浮上するという政治的な混乱が増幅。同国債金利も0.15%上げ4.48%に上昇。株式のMIB指数も4.5%も急落。ドイツDAX指数も、利食い売りを浴び2.5%近く下落しています。両国とも政治的な混乱が背景になっているだけに、短期間に収束するかどうかは不明。へl知事ファンドなど投機筋に付け込まれなければいいのですが…。

 4日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3880ドル08セント -129ドル71セント(0.93%

 NASDAQ総合指数 3131.17ポイント -47.93ポイント(1.51%)

 S&P500 1495.71ポイント -17.46ポイント(1.15%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1140円 -130円

 米国10年物国債金利 1.973% -0.037%

 ニューヨーク原油 96.17ドル -1.60ドル

 GOLD 1676.70ドル +5.80ドル

 ドルインデックス 79.57 +0.36

 
 昨日の米国株は、スペイン、イタリアの政治的混乱から欧州株が全面安になった流れを受け、利食いを急ぐ売りが増加。寄り付きから急反落して始まりました。その後、米国司法省が、リーマンショック前の証券格付けに際し、格付け会社S&Pを民事訴追する方針であることが伝わったほか、この日発表された製造業新規受注(12月)が予想を下回ったことなども、先行きの警戒感をあおり、次第に売り物が増加。反発らしい反発もないまま終日売られる展開となり、ニューヨークダウは、引き近くに、この日の安値1万3866ドル(前週末比143ドル安)をつけています。景気敏感株や金融関連など業種にかかわりなく幅広く売られたほか、アナリストによる投資判断の引き下げがあったウォルマートやシェブロンなど主力株が下落したことも市場のムードを悪化させました。結局、主力3指数とも大幅反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比6209万株減の6億9312万株。騰落状況は、値上がり663、値下がり2400。市場リスクが増したことから、VIX指数は、13.7%上げ、14.67に上昇しています。

 ダウ30種は、値上がり1(ボーイング)、値下がり29。製薬大手メルク、保険大手トラベラーズがそれぞれ2%超えの下落になったほか、投資判断下げがあったウォルマートが1.2%、シェブロンが1.1%下落するなど、1%を超える下落銘柄が全体の半数を超えています。業種別では、上昇したのは金鉱山だけ。S&Pの民事訴追を受け親会社のマグロウヒル社が売られた影響で、出版が下落率がトップでした。
 NYダウは、一旦、過去2年の上値抵抗線を抜く動きを見せましたが、結局、抑え込まれる格好になってしまいました。このところの続伸で、益出しのタイミングを計っていた投資家に、欧州の混乱が、踏ん切りをつけさせたようです。欧州の動き次第ですが、当初の方針通り昨年9月~10月相場のレンジ上限を下値支持線とする動きになるのでしょうか。

 米国株は急反落。CME日経平均先物は、大証先物終値比130円安の1万1140円で帰ってきました。レンジは、1万1110円~1万1330円。円は、欧州の混乱を受け、対ユーロは124円70銭台、米株安や金利低下を受け対ドルは92円30銭第二にそれぞれ上昇して帰ってきました。本日の、日本株は、欧米株安や円下落が一服したことを嫌気し、売り先行の展開になりそうです。直近レポートでも、為替の転換点が近いことや、指数の上値余地が少ないことを指摘。相場なりについていくことのリスクを指摘しましたが、どうやらそんな感じになってきました。ディーリング資金が中心になっているだけに個別株の振れ幅も大きくなるかもしれません。決算修正期待株の待ち伏せ買いに徹したのも、市場の変動リスクが高まっていることに備えたものでした。どのレベルの調整になるかは、今後の欧州情勢次第ですが、この調整を機に、市場の関心が日銀総裁人事に移行することになるのではないでしょうか…。引き続き、決算発表スケジュールにらみの、待ち伏せ買い。また、決算発表を終えて調整に入った主力株が、昨年春の高値を下回ってきたところの押し目買い…。 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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