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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
01 | 2013/02 | 03
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アベノミクスへの米国の公式支持を好感し、先物主導で反発するも、戻り売り圧力が強く、上げ幅を縮小して終了
 連休を挟んでややこしい動きになりましたね。白川総裁の前倒し辞任のおかげで、天井が二日ほど伸びたものの、想定通り「節分天井」になるものと思い、週足も200円以上の影を残し、天井型をつけていました。これを受け、今週は調整前提で相場観を組み立てていましたのに、蓋を開けてみれば、日経平均は215円高…。週末の下落分を埋めてしまいました。まあ、これまで、だんまりを決め込んでいた米国が、公式にアベノミクスを支持する…と宣言したんですから、今日の円安も仕方がないところでしょう。今週末から始まるG20財務相・中央銀行総裁会議では、欧州や韓国あたりから、通貨安戦争のきっかけを作った、と責められるところでしたが、米国の支持やドイツ連銀のバイトマン総裁のユーロ高支持発言のおかげで、バッシングは免れたという格好です。

 ただ、市場の反応を見ると円安=輸出株買いではなくなったようです。今日は、円の安値更新を受け、先物買いが先行。これに刺激され、指数銘柄との裁定買いが指数寄与度の高い値嵩株中心に入り、指数を押し上げています。これまで、円安といえば、自動車株が買われてきましたが、今日買われたのはトヨタ、本田など一部だけ。それも値上がり率は縮小しています。先週までの強烈なデーリング売買でしこり感を抱えたのかもしれません。一方、賑わったのは小休止していた大手証券を中心にした証券や銀行、薬品などディフェンシブ系が中心。しこり感のないところに資金が移動しているようです。まあ、積極的にせめて買いあがっても、ソニーのように業績面で、マイナス要因が出てきて売られてはたまらないということなんでしょう。

 この流れを象徴しているのが、騰落レシオの動き…。このところ低下傾向にありましたが、今日の段階で指数は119%と、とうとう警戒ラインの120%を割り込んできました。物色傾向が拡散状態から、集中状態に入りつつある、ということです。このところ、大型株優位になってきたことが関係しているようです。今日これだけの好環境にもかかわらず、6日の高値(1万1498円)を抜けませんでしたので、もし明日以降軟調に推移すれば、週足で毛抜き状態になる可能性も出てきます。まあ、G20を前に派手な円安もまずいですし、息の長い上げのためには息継ぎも必要です。もっとも、業界を代表する銘柄が上昇。実需の資金が動き出している気配があり、想定通りにはいかないかもしれませんが…。

 まあ、ここは想定通り、次期総裁人事が決まるまで無理はしないほうが賢明でしょう。このところ、マスコミ紙上で、黒田東彦・アジア開銀総裁の名前が出るようになっていますし、先週は、海外紙が同総裁を取材するなど、なんだか、同氏を中心に回り始めたような気がします。まさか、「白」の反対の「黒」なら、いい結果が出る…なんて、単純な人選とは思いませんが、果たして、官僚上がりの同氏で市場は満足するのでしょうか。もし、市場が歓迎しない人が総裁になったら、これまでの安倍総理への期待感が一気に崩れる可能性も出てきます。簡単に言えば、今回の日銀総裁の人事は、安倍総理の「本気度」を図るものですから、期待を裏切れば、当然、バッシングが待っています。今週中には決まるはずですから、それを見て動いても遅くはないでしょう…。

 今日の日経平均は、高寄りして始まり、先物買いにリードされる格好で、高値1万1460円と6日の戻り高値にあと38円まで迫りましたが、円が93円台に上昇すると、先物も下落に転じ、引けにかけ、指数も上げ幅を縮めています。結局、日経平均は、215円96銭高の1万1369円12銭、TOPIXは11.15ポイント高の968.50ポイントと、ともに反発して終わりました。出来高は、前週末から1億株減少し、41億1917万株、売買代金も2兆4234億円と高水準を維持しています。騰落状況は、値上がり840、値下がり732と、指数が示すほどの商況ではなかったことを示しています。

 今日の終値での、日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIXは9勝3敗)、RSIは63%、25日線かい離は+4.2%、騰落レシオは119%。株価の上げにも関わらず、RSIや騰落レシオが低下または低水準にあることから、指数が引き込まれなければいいのですが。今日の個別の動きをみても、日足陰線で終わっているものが多く、結構、戻り売りがでていたようです。主力が止まり、中小型・新興市場へ行くか、主力株が続くか…。ここは方向感の見極めが大事になりそうです。

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手がかり材料難のなか、週明けの米国株は、利食い売りから小幅反落してスタート
 おはようございます。 

 3連休を挟んで、為替の動きがややこしくなってきました。今週末から、G20財務相・中央銀行総裁会議を控え、景気刺激のためユーロ安がほしいフランスやECBが、議題に通貨安誘導の是非を問う動きに対し、米国は、ブレイナード財務次官補が「米国は、成長促進とデフレ脱却を目指す日本の努力を支持する…」と、米国政府として初めて日本の政策を支持しています。米国としては、プレゼンスを高めつつある中国をけん制するためにも、円高で傷ついた日本の経済的な回復を急ぐ必要がある、と判断したものでしょう。さらに、次期日銀総裁候補の一人である黒田東彦アジア開銀総裁は、海外紙とのインタビューで「日銀に年内に数回緩和する余地がある…」と語ったほか、物価上昇率2%の達成時期について、2年以内という、期間目標を設定すべき…など、前向きな金融政策に言及。円相場は、米国が現行の為替政策を追認したことと合わせ、円相場を押し下げています。

 一方、先週はドラギECB総裁の、ユーロ高けん制発言から円高方向に振れましたが、昨日は、インフレ恐怖症のドイツ連銀バイトマン総裁総裁が「ユーロ安を目指した為替政策は、インフレ高進を招く…」と発言。ユーロが過大評価されている…との見方を一蹴しています。ユーロ圏内でも景況感がさえないイタリアやフランスなどは通貨安を志向、景況感が改善しているドイツは景気よりもインフレを懸念。為替への見方が分かれています。先週のドラギマジックは、週明けに効果を失った格好ですが、その一方で、緊縮財政に反対するベルルスコーニ前首相の勢力が強まりつつあるイタリアや、不正献金疑惑で政局混迷を続けるスペインでは、ともに10年国債金利が上昇。特にスペインの金利は、警戒ゾーンぎりぎりの動きを続けており、一つ間違うと、大幅なユーロ安につながりかねない動きが続いています。ユーロが再び台風の眼になりそうです。まあ、休みを挟んで、日本株への逆風が、追い風に変わってしまった…という感じでしょうか。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万13971ドル24セント -21ドル73セント(0.16%)

 NASDAQ総合指数 3192.00ポイント -1.87ポイント(0.06%)

 S&P500 1517.01ポイント -0.92ポイント(0.06%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1395円 +225円

 米国10年物国債金利 1.946% -0.008%

 ニューヨーク原油 97.03ドル +1.31ドル

 GOLD 1649.10ドル -17.80ドル

 ドルインデックス 80.36 +0.15
 

 週明けの米国株は、欧州市場が高安まちまちになったほか、主要な経済指標の発表もなかったことから、小動きに動きになりました。前週、戻り高値を更新したことから、朝方から利食い売りが優勢となり反落してスタートしました。寄り後も小口の売り物が続き、ニューヨークダウは昼ごろまでに、この日の安値1万3940ドル(前週末比52ドル安)を付けました。その後も、手掛かり材料難から、終日マイナス圏の動きが続き、引けにかけやや下落幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも小幅反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比8094万株減の4億9652万株と閑散商い。騰落状況は値上がり1355、値下がり1669。VIX指数は0.61%下げ12.94と小動き。

 ダウ30種は、値上がり13、値下がり16、変わらず1(シェブロン)。マイクロソフトが1.15上昇、ユナイテッドヘルスが1.07%下落したほかは、いずれも1%を下回る変動率で値動きの少ない一日でした。業種別では、銀行や運輸、人材派遣、損保、出版などが上昇。エネルギーや小売り、ギャンブル、家電などが下落しています。
 NYダウは小幅反落。1万4000ドル大台を手前にした持合いは10日を超えてきました。S&P500がITバブル、証券化バブルの高値に接近していることが、上値を買うことを慎重にさせているようです。相場の振幅は、日々、縮小しており、そろそろどちらかに持ち合いを離れる動きが出てきそうです。今週末にオプションなどのSQを控えていることが、株価の刺激材料になるか…?

 米国株は小幅反落。CME日経平均先物は、週末の大証終値を225円上回る1万1395円と大幅上昇で帰ってきました。レンジは、1万1130円~1万1510円。円は、黒田アジア開銀総裁や米国財務次官の発言を受け、対ドルで94円20銭台に軟化、ドイツ連銀総裁の発言から対ユーロも126円20銭台に、それぞれ大幅に軟化して帰ってきました。本日の、日本株は、相場環境が急変したことから、先物の買戻しなどから、急反発して始まりそうです。主力株の買戻しなどが優勢になりそうですが、相場環境の好転を受け個人主導の低下株のかさ上げの動きも続きそうです。買い一巡後は、こう着感を強めた展開になりそうですが、CME先物は1万1510円まで上振れており、上昇幅は拡大する可能性も…。ただ、今週の最大関心事は日銀総裁人事…。海外投資家の期待を裏切るような人事がなされれば、相場が急変するリスクもあります。手放しの強気をしないで、リスク管理も十分に…。天馬…どうなるか。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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