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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
01 | 2013/02 | 03
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欧州の景況感の改善をう受けた欧米株高が刺激材料になり、戻り高値を更新
 関西のワイドショーを見ていたら、1月の貿易収支が最大の1兆6000億円の赤字になったことが話題になっていました。日本の稼ぐ力が弱くなっており、このままでいけば、海外に借金を依存しなければならなくなる。金利は上がるし、ギリシャ以上の惨事になる…なんて、解説していました。円安になれば、その分輸出も増えてくるんですが、数字だけを取り上げ危機感をあおっていました。

 でも、やっとまともな方向に動き出したことだけは確かでしょう。日銀がやり玉に挙がっています。日銀ばかりじゃないだろいという意見もあるようですが、やはり、通貨価値の維持を名目にデフレを放置してきた責任は大きいと思われます。2006年に景気や株価が回復しているときに、ゼロ金利を解除。以後、引き締め気味の金融政策をとり、米国の証券化バブル崩壊の傷を深くしています。また、どこやらの大学教授の「デフレは金融政策では解消できない…」なんていう海外の経済学者から見たら、馬鹿じゃないかといわれる学説を隠れみのにして、デフレによる円高を日銀の業務である通貨価値の維持…と勘違いし、米国や欧州が、通貨供給の伸びを拡大しているのに、日銀は供給の伸びを抑制。受給関係から円高が進みました。日銀がデフレを放置したおかげで、不動産や株価などの資産価値は下落。デフレを原因とする円高は輸出企業に為替差損をもたらし、業績を不安定にしています。企業にとっては、為替差損ばかりでなく、資産価格の下落は評価損となって企業収益を圧迫。損失の補てんをしなければなりません。企業が余剰資金をかかえていることが悪のように言われていますが、毎期、毎期、差損や資産の値下がり損が発生するのであれば、補填用の資金をため込んでおかないと経営が不安定になります。

 とにかく、低迷の原因の大半が金融政策の対応の失敗の結果であるデフレにあることは確か…。新総裁が誰になり、どこまでやるかわかりませんが、デフレの解消により円安になれば、これまでの流れが逆転していくことになります。企業も、為替差損や資産価格の下落リスクがなくなれば、資金を前向きに使うことができるようになるはずです。あちこちから、アベノミクスを批判する動きがありますが、批判するなら、デフレを解消する処方箋を示すべきでしょう。デフレを放置してきたことで、いったいどれだけの企業倒産や失業者を生み、非正規労働者に追い込まれた若者は、結婚もできず少子化に拍車がかかっています。さらに、リストラや就業機会に恵まれず、いったい何万人の自殺者を出してきたことか…。日銀が、デフレへの挑戦を放置してきたことの弊害は、これほど大きかったのです。安倍首相の登板で、海外が日本が変わる…と期待するのも無理からぬことでしょう。カギは日銀が握っていることに変わりはありません。もし、新総裁が、従来の伝統的な日銀の政策を踏襲したら、まあ、結果は言わずもがなでしょう。

 ワイドショーなどは、「企業が資金をため込んで怪しからん」など皮相的なコメントで視聴者をあおりますが、なぜ資金をため込むような事態になったのかについて、説明はしません。とにかく、歯車が逆回転する可能性がでてきたことに、市場は期待感を持ち始めています。日銀総裁人事が注目されるのは、日本再生のメルクマールになるからでもあります。安倍首相の本気度が問われます。

 さて、日替わりメニューの日本株ですが、今日は、ユーロ圏の景気期待指数が予想外の上昇になったことから、世界景気上昇への期待感が強まり、堅調な相場展開になりました。朝方は、CME日経平均先物終値にさや寄せし、先物買いが増加。裁定買いを誘発し、反発して始まりました。寄り後、まもなく、1万1500円付近にあった売り物を狙った買い仕掛けが入り、日経平均は上昇。あっさりと、6日につけたザラバの戻り高値1万1498円を更新。1万1510円高値まで買われていました。ただ、大台達成後は、日米首脳会談や週末のイタリア総選挙というビッグイベントを控えていることから、買いあがる動きが収まり、引けにかけては小動きの展開になりました。結局、日経平均は95円94銭高の1万1468円28銭、TOPIXは10.09ポイント高の973.70ポイントと、ともに反発して終わりました。出来高は、前日比1億6000万株増加し、28億2282万株、売買代金は1兆8543億円と、二日続きで30億株の大台を割り込みました。騰落状況は、値上がり1316、値下がり291と、ほぼ全面高商状でした。

 この日の終値での、日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは58%、25日線かい離は+3.6%、騰落レシオは109%…25日線かい離を除き、過熱感はありません。まあ「今日はどこに行くのやら…?」という展開です。昨日人気化した証券やゴム、鉄鋼が今日は値下がり業種の上位に…。一方、紙パルプや電気ガス、保険など不人気業種に買いが回っていました。まあ、好きになさったら…という感じですが、やはり業績を抑えた流れはしっかりと生きています。レポート直近号では、ベストブライダルを注目しましたが、月曜日に中堅証券会社が投資判断の引き上げを実施。2日間で5万円を超える上昇になりました。2日で5割は出来過ぎですが、やはり業績の変化率をポイントに選んでいました。今日は、同じ日の注目株だった良品計画も値を伸ばしてきました。継続注目中のサンゲツや業績変化率のやまびこも年初来高値を更新してきました。一円、2円を株数でこなして稼ぐため、右往左往するのもいいですが、やはり、王道を抑えるやり方のほうがいいのではないですかね。そのうち、上値を買いに来てくれるでしょう。とにかく、数量株が再度動くのは、円安が必要。ただ、日銀総裁がきまり、新総裁が仕切る会合へ向けての期待感の円安が始まるまでは、個別の材料株優位の展開が続きそう。2月いっぱいは、指数的には出入りの少ない展開になりそうですね。
 今日は、書き込みをしている最中に何回かの電話や来客で中断しましたので、自分でも何を書いているのかわからなくなりました。まあ、2月6日の高値を抜いたことで良し…としておきましょうか。

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欧州j景況感の改善や大型M&Aの続出で続伸…歳出強制カット交渉を懸念し、上値の重さが目立つ
 おはようございます。昨日は、午前中ずっと雪が降り、外出ができませんでした。今日は仕切り直しで、自転車で町中に出かけます。結構、寒いので風邪をひかないように重装備で出かけなくては…。

 なんだか、米国株が動き出してきそうな気配です。3月1日の強制歳出カットまでカウントダウンに入っており、懸念が株価の頭を押さえてきたものの、地中から植物の芽が出てくるときのように、壁を押し上げています。これまでの市場の関心事は、企業業績でしたが、これまでのところS&P500採用企業のうち、391社が発表。71%の企業がアナリスト予想を上回っているといいます(ロイター集計)。過去の平均値64%を上回る堅調ぶりです。今回の決算発表前のアナリスト予想は平均1.9%の増益予想でしたが、これまでのところ5.6%の増益と、予想を大幅に上回っているようです。財政の崖にかんする政治のごたごた…という障害がなかったら、もしかしたら、とっくの昔に、ニューヨークダウは過去最高値を更新していたかもしれませんね。

 またここにきて、米国株を刺激する新たな材料が出てきました。著名投資家バフェット氏hが率いるバークシャーハザウェーが、飲料大手ハインツの巨額買収に乗り出したことが市場をにぎわしていますが、航空会社の大型買収なども含め、2013年に入り、総額1580億ドルのM&A案件があるといいます。前年同期に比べ57%も増加。世界の金融情勢が落ち着き、景気が新たな上昇局面に入ろうとすることから、競争力の強化へ向け、企業が前向きの投資を始めたようです。昨日は、新たにオフィス用品大手のホームデポが、業界3位のオフィスマックスの買収交渉をしている…と伝えられ、他の文具メーカー株が上昇するなど、M&Aが新たな投資テーマとして浮上してきました。ただ、共和党は相変わらずオバマ政権が予算の削減に応じなければ、歳出強制カットもやむを得ない…と強硬姿勢を崩しておらず、投資家も万が一に備え、上値を買いあがることはできないようです。オバマ大統領も、このままだと、消防士の給与が支払えなくなる…などし、市民サービスの低下を国民に訴え、共和党への圧力を強めていますが、なにしろ相手は「SHIT HEAD(〇〇こ頭)」の議員さん…。財政の崖交渉でメンツをつぶされただけに、何をするかわかりません。まあ、これが適当なブレーキにはなっているんですが…。当面は、海外株のほうが面白くなりそうな気がしますが…。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4035ドル67セント +53ドル91セント(0.39%)

 NASDAQ総合指数 3213.59ポイント +21.56ポイント(0.68%)

 S&P500 1530.94ポイント +11.15ポイント(0.73%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1425円 +55円

 米国10年物国債金利 2.026% +0.019%

 ニューヨーク原油 96.66ドル +0.80ドル

 GOLD 1604.20ドル -5.30ドル

 ドルインデックス 80.48 -0.14


 昨日の米国株は、ドイツZEW景気期待指数(2月)が前月水準、予想をともに大幅に上回る上昇となったことを好感。欧州市場が全面高になった流れを受け、高よりして始まりました。好調な企業業績を背景に景気敏感株が買われたほか、ユーロ高(ドル安)を好感したエネルギー株や輸出関連株も上昇。さらに、この日もホームデポによる大型買収の話が伝わり、関連株が買われたことから、寄り後に指数は一段高。ニューヨークダウは、午前中にこの日の高値1万4044ドルをつけ、6日につけた戻り高値(1万4068ドル)に迫る場面もありました。ただ、3月1日の歳出強制カットの期限が迫っているにもかかわらず政治の駆け引きが続いていることから、上値を買いあがる動きはなく、引けにかけて、高値持ち合いの動きが続きました。結局、ニューヨークダウは続伸、NASDAQ総合指数とS&P500は反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前週末比2億468万株減の7億3402万株。騰落状況は、値上がり2104、値下がり955。VIX指数は、1.2%低下し12.21と落ち着いた動き。

 ダウ30種は、値上がり22、値下がり8。M&Aの増加からバンクオブアメリカやJPモルガンが1%を超える上昇。ドル安を好感し、輸出関連のGEやスリーエムも堅調でした。一方、メディケア(高齢者向け医療補助)の政府支給引下げを嫌気しユナイテッドヘルスが下落。前週の売り上げ予想への弱気の社内メールの影響が尾を引き、ウォルマートが続落していました。
 NYダウは続伸。徐々に下値を切り上げる動きになっていますが、政治的な混乱を嫌気し、上値の重さが目立っています。レポートでも書きましたように週足でゴールデンクロスを達成しているほか、上昇中の25日線が接近しており、テクニカル的には投資家の強気が刺激されるところに来ています。当面、歳出強制カットへの政策対応がポイントになりそうです。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証先物終値(1万1370円)を55円上回る1万1425円で帰ってきました。レンジは、1万1325円~11455円。円は、景況感の改善からユーロがドルに対して買われたものの、麻生財務相の外債購入否定発言が尾を引き、対ドルは93円50銭台、対ユーロは125円40銭台とほぼ横ばいで帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし、堅調な始まりになりそうですが、買い一巡後は、こう着感を強めた展開になりそうです。明日から安倍首相が日米首脳会談に出発。アベノミクスやTPP、安全保障問題など懸案事項が話し合われる予定で、全体的にも模様眺め気分が強まらざるを得ないものと思われます。ただ、日銀新総裁hによる追加緩和への期待が高まることから、不動産や金融など内需系への買いが強まりそうです。主力株は一服しそうですが、昨日から、新興市場や中小型の好業績ものを買いなおす動きが始まっており、今日も同じような展開になりそうです。海外先物筋の仕掛けが懸念されますが、為替の方向性がつかめない以上、あまり気にする必要はないのかもしれません。指数は、海外高に支えられ横ばいの動きか…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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