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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
01 | 2013/02 | 03
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米株の反発でアジア市場は堅調打だったが、リスク回避志向の円買いを嫌気し、日本株は続落
 今日、明日は、また主夫業。1日は、娘の引っ越しで大阪へ行かなければなりません。相場のほうは休憩状態なので、差しさわりはありませんが、神経の使い方が違うので、疲れ方が一層倍です。今日も、スーパーまで買い物に行き、いろいろ買ってきましたが…。晩のおかずに何を作りかも、まだ、決まっていません。

 さて、為替こければ、皆こけた…ではないですが、円安を支えにした主力株は休憩状態になりました。信用買い残は、9週連続で増加した、ということですが、それだけ、皆が買いついた…ということでしょうか。2週間ほど前、「木の葉が沈み、石が浮く」と冗談めかして書きましたが、今買われている銘柄は、石が浮くときに売られた、新興市場株や中小型株。まあ、イタリア総選挙結果、米国の歳出強制カットの問題が、再び、逃避通貨としての円の価値を高め、円安が中断したことが、相場の不透明感を強めた、ということでしょう。米国株が下落し、円が高くなると、ファンド内に占める日本株のウェートがあがりますから、比率を落とすために、持ち株を売却しないといけないケースも出てきます。案外、こんな海外投資家の売りもあるのかもしれませんね。まあ、今は宴の後…で、次の宴会に備えて後片付けしているところ…か。

 チャート的には、以前から、2010年4月高値を上回れば、いったん、調整もありうるとし、下値めどについて、2011年2月高値までの押しを想定していました。押しを作るどころか、1万1500円まで伸びていったので、押し目は2010年4月高値の頭をたたいたところまで…と変更しようかと思ったんですが、今日、頭をたたきに来てしまいました。25日線が近づいていますので、とりあえずは、下げ止まるところですが、海外要因が影響しているだけに果たしてどうか…。先物筋の動きが気になりましたが、政府は明日28日にも正副総裁の人事を野党各党示し、国会での同意を得る予定で、新総裁のもとで新たな日銀政策が動き出しますので、先物筋も積極的な売り仕掛けはしにくいところでしょう。まあ、レンジを形成しながら日柄整理…というところでしょうか。

 今日の日本株は、米国株が反発して帰ってきたことから、小幅に反発してスタートしました。ただ、イタリア総選挙後の政局の混乱を意識したユーロ安に加え、昨日の米上院議会証言でバーナンキFRB議長が、資産買い取り政策を継続する方針示したことから、当面、緩和基調が続くとの安心感からドルが売られ、円が91円台に上昇。これを嫌気し、輸出関連が売られたほか、指数の下落を見て先物市場で利食いの売りが増加。これが裁定解消売りを呼び、指数は下落幅を拡大していました。一時、円が弱含み下落幅を縮める場面もありました。しかし、欧州で、イタリアをはじめとする問題債務国のCDSが上昇。イタリアのCDS価格がスペインを上回ったことなどが伝わると再び円が買われだし、これを嫌気した先物売りも入り、指数は引けにかけ下落幅を拡大。結局、日経平均は、144円84銭安の1万1253円97銭、TOPIXは13.05ポイント安の953.72ポイントと、ともに続落して終わりました。出来高は、31億1953万株と昨日から8億株近く減少しており、相場環境を見極めたいとのムードから手控えられた様子がわかります。騰落状況は、値上がり501、値下がり1092。東証2部指数やマザーズ指数は上昇しており、大型数量株の調整を見越し、軽量級へと資金シフトが起きているようです。

 今日の終値での、日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは45、25日線かい離は+0.55%、騰落レシオは104%…。25日線に接近したところで、RSIが底値ゾーンに近い45%…。テクニカル的には、いったん、反発らしい動きがあってもいいところに来ているようですね。今日の朝も、米国株は堅調に帰ってきたものの、為替の動きによっては先物筋の売り仕掛けがあるかも知れない…とし、CMEレンジの下限1万1255円がターゲットになりそう、としましたが、案の定、仕掛けてきました。先物は引け近くに、この日の安値1万1240円と、CMEレンジ下限付近まで売り込まれたあと、1万1260円で終わっています。この売り仕掛けで裁定解消が促され、日経平均は安値引けしたものです。まあ、明日もCMEのレンジ次第では、売りか買いの仕掛けがありそうですが、高い高いといっても円は91円台を維持しているんですから、このまま期末まで行くだけでも、企業業績に与えるプラス効果は大きいはずです。まあ、そんなに急激な円安ではなく、今後は、米国要因を見ながら、ゆっくりとしたペースで下落。株価のほうも、2月中旬までの急激な上げから、もっと落ち着いたペースの上げに変わってきそうです。

 まあ、レポート銘柄のほうも、数量銘柄は休憩。変わって、農業、円安関連で注目してきたやまびこ、サカタのタネが新値をとり、燃料電池車関連の岩谷産業、直近号で再出直りを予想した日本M&Aセンターも年初来高値を更新してきました。他の、小物も25日線上で、踏ん張っており、再度仕掛けが入ってくるものもありそうです。このところ、上昇中の25日線付近でもんでいるものに買い仕掛けが入るものが増えていますね。しばらくは、各論相場で…。
 そろそろ子供たちが帰宅するので、夕飯を作らねばなりません。今日は、まとまりを欠いてすみませんでした。
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予想を上回る景気指標やバーナンキ議長の議会証言から安心感が戻り、反発
 おはようございます。

 昨日の、ロイターの見出しを見ると、「バーナンキFRB議長が、上院をやっつけた…」という見出しがありました。FRBの国債買取で含み損が発生していることや資産買い取りで、資産バブルが発生しているのではないか…として、同議長をやり込めようと手ぐすね引く議員の前で、堂々の論陣を張り、彼らを論破しています。含み損の発生については、雇用増や景気刺激、住宅の復調などで、含み損を上回る成果が上がっている…とし、損失をかかえている資産にしても、途中で売却する方方針はなく、期限まで持ち切るので、損失は発生しない、と議員の懸念を一蹴しています。また、政策の転換にかんしても、以前から、雇用や物価水準が既定の目標値に達するまでは、現在の資産買い取り策を継続する…とし、変更する場合には、事前に告知する…と証言。市場が懸念する、資産買い取りの縮小や停止を否定しています。さらに、歳出強制カットに関して、このまま時間切れになり強制カットが発動した場合、GDPを0.6%押し下げる影響があると、懸念を表明。返す刀で、最近の財政赤字の削減へ向けた動きには、短期的な予算の修正に集中し過ぎ…と景気回復への障害になっていると警告。財政改革は、短期的には緩やかに、長期的には大幅なカットをすべき…と、現在の政治の取り組みに警鐘を鳴らしていました。
 さすが、リーマンショックを克服した同議長ですね。やはり、市場に配慮した証言をしてきました。ただ、果たして、この警告を「SHIT HEAD(〇〇こ頭)」の議員さんたちが、どれだけ真剣に受け止めたか…。お互いのメンツにこだわり、同議長が懸念するように、崖から落ちなければいいのですが…。 

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3900ドル66セント +115ドル96セント(0.84%)

 NASDAQ総合指数 3129.65ポイント +13.40ポイント(0.43%)

 S&P500 1495.92ポイント +9.09ポイント (0.61%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1375円 -35円

 米国10年物国債金利 1.879% -0.016%

 ニューヨーク原油 92.63ドル -0.48ドル

 GOLD 1615.50ドル +29.40ドル

 ドルインデックス 81.85 -0.04

  
 昨日の米国株は、イタリア総選挙結果を受けた欧州株が大幅に下落したものの、朝方発表されたコンファレンスボード消費者信頼感指数や新築戸建住宅販売が、前月水準、予想をともに上回ったことから、反発してスタートしました。一時、欧州情勢を懸念した売りから上げ幅を縮める場面もありましたが、S&Pケースシラー住宅価格指数が予想を上回る上昇になったことや、この日行われたバーナンキFRB議長の上院議会証言で、資産買い取りの継続や株価などに資産バブルが発生していないことなどが述べられたことを好感。引けにかけ次第に上げ幅を拡大。ニューヨークダウは、引け近くにこの日の高値1万3918ドル(前日比137ドル高)をつけていました。堅調な住宅関連指標を受け、トールブラザーズなど大手住宅建設株が買われたほか、好決算を発表したホームデポや高級百貨店のメーシーズなどが買われていました。また、明日株主総会を控えるアップルも株主還元を期待して上昇しています。結局、終日前日の終値を上回る状態で推移し、主力3指数とも反発して終了しました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4680万株減の7億7145万株。騰落状況は値上がり2030、値下がり1003。VIX指数は前日比11.2%下げ、16.87に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり23、値下がり6、変わらず1(マイクロソフト)。住宅リフォームの需要増加が決算を押し上げたホームデポが5.7%上昇。韓国企業に携帯のOSを売却することが決まったヒューレッドパッカードが3.8%上昇したのが目立ちました。業種別は、住宅リフォーム、住宅建設、自動車・同部品、小売りなどが上昇。ビール、タイヤ、宅配サービスなどが下落。
 NYダウは反発。バーナンキFRB議長の議会証言で、金融政策の転換懸念は薄らいだものの、3月1日に迫った歳出強制カットの影響を懸念。上値を買いあがる動きはなく、前日下落分の半分くらいしか埋められませんでした。前日25日線を下回りましたが、この日の高値は25日線に抑え込まれた格好になっているほか、25日線が上げの勢いをなくし、横ばいに転じようとしていることは、頭押さえの要因になりそうです。そろそろ、歳出強制カットへの対応など、ポジティブな支援材料が必要になりそうです。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証先物終値比35円安の1万1375円で帰ってきました。レンジは1万1255円~1万1520円。円は、欧州債務危機再燃を懸念した安全通貨買いが継続。対ドルは91円90銭台、対ユーロは120円付近…と、高止まりして帰ってきました。本日の、日本株は、CME日経平均先物終値にさや寄せし、軟調に始まったあと、為替の動きを見ながらの神経質な動きになりそうです。昨日は、先物売り筋の買戻しから下げ渋る動きになりましたが、今日も引き続き、売り方の買戻しが焦点になりそうです。ただ、為替水準によっては、CMEのレンジ下限が1万1255円であることから、売り仕掛けに会いやすい可能性も残します。指数的にはさえない動きになりそうですが、昨日、僅差ながら補正予算が参議院を通過したことから、個別に関連株を物色するなど、政策をテーマにした個別物色が続きそうです。当面は、各論重視の展開…。いろんな分野に絡む鉄…?

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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