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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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予想を上回る雇用関連統計や下院での暫定予算可決を好感し、ニューヨークダウは4日続伸して終了
 おはようございます。 だんだん明るくなる時間が早まってきましたね。朝の刺すような冷え込みも、和らいできました。そういえば、5日火曜日が24節句の「啓蟄」。春の訪れを感じ、地中から虫が這い出してくる季節…。春は近いんですね。そういえば、家の前の桜の木のつぼみが大きくなってきたような…。

 さて、世界中をやきもきさせていた米国の歳出強制カット問題ですが、昨日、下院は9月末までの暫定予算を可決しました。どんな内容なのか、また、上院が採決できるかどうか、オバマ大統領が拒否権を行使するようなものなのかどうか、わかりませんが、とりあえず暫定予算が期限切れを迎える今月27日以降に政府機関が閉鎖されたり、職員がレイオフされるような混乱は避けられる見通しになりました。最近、市場は、「茶番劇」と割り切って、無視してかかっていましたが、市場が読んだ通りの結果になりそうです。

 日本にとっては、今晩の「ECB理事会」が焦点になりそうです。前回(2月8日)も、理事会後のドラギ総裁の会見で、景気に関し弱気の見方を示し、追加緩和の可能性を示唆するなど、為替に影響を与える発言をしています。今回は、イタリア総選挙の結果を受け、財政緊縮への反対が強まり、経済成長政策を待望する世論が増加していることが判明。イタリア以外でも、スペインやフランスなどで財政緊縮への不満が高まっていることを踏まえ、利下げへの思惑が高まっています。事前予想は、現状を据え置くようですが、理事会後の会見で、追加緩和に含みを持たせるような発言がでることも予想され、市場は警戒感を強めています。市場では、イタリア国債の価格が上昇(金利は低下)、ユーロの対ドル相場は1.30を割り込んでいます。これまで、財政均衡一辺倒だったドイツのメルケル首相が「財政健全化と成長を両立すべき…」と久しぶりに発言しているのも、なんだか変…。市場が今晩のECB理事会を警戒するのも無理からぬことですね。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4296ドル24セント +42ドル47セント(0.30%)

 NASDAQ綜合指数 3222.37ポイント -1.76ポイント(0.05%)

 S&P500 1541.46ポイント +1.67ポイント(0.11%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万2085円 +155円

 米国10年物国債金利 1.938% +0.044%

 ニューヨークダウ 90.43ドル -0.39ドル

 GOLD 1574.90ドル 変わらず

 ドルインデックス 82.56 +0.49


 昨日の米国株は、朝方発表されたADP全米雇用報告で、民間部門の雇用者数が予想を上回ったことから、週末発表の雇用統計への期待感が高まり、続伸して始まりました。寄り付き後も、1月の製造業新規受注で、設備投資の先行指標になる航空機を除く非国防資本財が7.2%増と予想を上回る数字になったことを好感。景気敏感の銀行株が上昇したこともあり、ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の高値1万4320ドル(前日比67ドル高)をつけました。ただ、前日史上最高値を更新したことへの警戒感も強く、昼ごろにかけて上げ幅を縮める場面もありましたが、ベージュブック(米地区連銀経済報告)が発表され、経済が緩やかながら拡大基調をたどっていることが確認されると、引けにかけ再び買いが増加。結局、ニューヨークダウとS&P500は4日続伸。アップル、グーグルなどが下落したことを受け、NASDAQ綜合指数は、小幅反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比73万株減の6億8258万株と引き続き商いは盛り上がりません。騰落状況は、値上がり1700、値下がり1347。VIX指数は横ばいの13.53。

 ダウ30種は、値上がり22、値下がり8。堅調な米景気を受けバンクオブアメリカが3.2%、JPモルガンが1.2%それぞれ上昇。銀行株の指数であるKBWBANK指数は1.07%上昇していました。このほか、アルコアが2.6%、ヒューレッドパッカードが2.7%、シスコシステムズが2.3%それぞれ上昇したのが目立ちました。業種別では、金鉱山、非鉄、鉱山、石炭、産業資材などが値上がり上位に来ており、これまでと異なった業種が買われています。昨日の相場でも、医薬品などディフェンシブ系の銘柄から、景気敏感株への乗り換えが始まっていると言われ、昨日の資源株の上昇は、世界景気の拡大やインフレなど、何か新しい始まりを意識したものかどうか注意が必要です。
 NYダウは続伸。想定通りの上昇が続いています。MACDが買い信号を出したほか、ヒストグラムもプラスに転換。目先的に上げ相場が続くことを暗示しています。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を155円上回る1万2085円で帰ってきました。レンジは1万1805円~1万2100円。円は、堅調な米国雇用指標やECBの緩和思惑を受け、対ドルは94円台、対ユーロは、今日の日銀会合を受け122円台に、それぞれ軟化して帰ってきました。本日の日本株は、前日と同様に先物主導で指数の上昇が予想されます。先物価格が1万2000円台に乗って帰ってきた(CMEでも、に火音市場を意識した仕掛け的な商いがある…?)ことから、オプション弱気筋の踏み上げ的な動きが出る可能性があり、指数が上振れする可能性もありそうです。昨日に続き、個人主導の材料株と先物リードの裁定商いが市場をリードしそうですが、為替が94円台に入ったことから、自動車など先行したグループの見直しも始まりそう。再度、スバル、マツダ…?
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米株の史上最高値更新や先物筋の仕掛け的な商いで、日経平均は大幅上昇。5日続伸して終了
 今日は、我が家の女性陣は、劇団四季の「ライオンキング」を見に、昼から出かけていきました。したがって今日も、主夫業…。買い出しに行って…料理を作って…で、やっと解放されパソコンに向かったら、7時過ぎです。朝書いた通りの展開になりましたが、簡単にまとめておきます。

 本日の日本株は、ニューヨークダウの史上最高値更新とCME日経平均先物が、1万1800円台に乗せて帰ってきましたから、CME終値(1万1830円)にさや寄せしようと先物買いが増加。指数現物との裁定買いが入り、日経平均は前日比128円高の1万1811円と朝一から戻り高値を更新して始まりました。昨日売られた倉庫や不動産などが買い戻されたほか、米国でハイテク株が買われた流れを受け、電気機器や輸送用機器など輸出関連も買われるなど、外需、内需に関係なく幅広く買われ、指数を押し上げていました。また、中國の大気汚染関連でマスク関連や計測機器などが軒並みストップ高するなど、個別の材料株にも短期資金が流入。指数銘柄以外の銘柄も活況を呈しました。ただ、最近、朝高後、後場にかけダレルる傾向があり、寄り付きの買い一巡後は、指数は高止まりしていました。

 後場に入り、中国株が上げ幅を拡大すると、これまで売り越しを続けていたCTA(商品投資顧問)の機関店とみられる欧州系証券の先物買いがまとまって入ると、裁定買いから指数寄与度の高い値嵩株にも買いがはいり指数は急伸。一気に、1万1900円台に乗せてきました。朝方も書きましたように、あさってのメジャーSQを控え、建玉残高が多い1万2000円のコールを売っている弱気筋の踏み上げを狙った仕掛けが入ったようです。引けにかけ、上げ幅が拡大したのは、オプション弱気筋の防衛的な先物買いが入り、指数を押し上げたものではないでしょうか。今晩の米国株の状況にもよりますが、明日は、一気に1万2000円台に乗せて、弱気筋の踏み上げを狙うような先物筋の仕掛けが続きそうな感じです。全体が上向きですから、短期筋も安心して波乗り相場を続けているような感じですね。結局、指数は高値圏で終わり、日経平均は、248円83銭高の1万1932円と5日続伸、TOPIXは14.60ポイント高の1003.22ポイントと反発して終わりました。出来高は29億9129万株と昨日から減少。売買代金は、値嵩株が買われたことから2兆194億円に増加しています。騰落状況は、値上がり1294、値下がり304。

 今日の終値での日経平均サイコロは、8勝4敗、RSIは64%、25日線かい離は+4.6%と指数系は上昇。物色範囲の広がりをみる騰落指数は、117%に上昇しています。
 直近レポートで、次の日経平均の目標値に、計算上の⑦ポイントの1万2042円と昨年3月高値から6月安値までの押し幅の倍返しポイント1万2215円を出したばかりですが、計算上のポイントのほうは、明日にも達成しそうな勢いです。材料株物色も、再生医療⇒TPP(農業)⇒資産インフレとうまく味付け買いでリード。今日は、熊本で外出自粛になったことから中国大気汚染関連に朝方から味付買いが入り、短期資金を誘導。うまく、相場を作り上げています。まあ、ファンダメンタルより、目先のおいしい材料の飛びつき買い…というところでしょうか。

 このところ、個人投資家の中にも、自慢話が増えてきたようです。以前から、2005年後半型の個人主導型の相場展開になる…としてきましたが、どうやら似たような感じになってきました。当時も、若い女の子が、自信たっぷりに講釈をたれていましたが、05年後半には、ファンダメンタルを離れ、動き出した株が買われるという、値動きそのものを買う展開に変わっていきました。ただ、直近レポートでも解説していますように、しっかりファンダメンタルは生きていましたし、それを背景に、01年以来の抵抗帯を抜けて行けました。今回も、同じ抵抗体が迫っていますが、果たして、すんなり抜かしてくれるかどうか…。今回の相場の第一波では、1万3100円台を想定していますが、その第一関門が近づいてきました。昨晩も書きましたように、3月決算の最終月に入りましたが、第三四半期末と比べると、対ドルの円相場は、6円以上違っています。1円違うと1~2億円も利益が異なる企業が多いのですが、レポートでも取り上げた、米国のシェールオイル・ガス開発に関係するタダノが急伸するなど、水面下では期末の数字の増額修正を織り込む動きも始まっています。まあ、それはそれ、これはこれ…で、是々非々で相場に臨んでいきましょう。配当取り銘柄は今日も続伸していました。
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主要国中銀の緩和そろい踏みによる流動性の強化や、堅調な景気指標を好感し、ニューヨークダウは3日続伸。史上最高値を更新。
 おはようございます。

 ニューヨークダウが、ついに2007年10月9日の高値1万4164ドル53セントを更新してきました。懸念された中国経済が、7.5%の成長目標を維持したことや、不動産株を中心に中国株が戻したことにくわえ、日本に続き、ECB(欧州中央銀行)も追加緩和に踏み切る可能性が出てくる…など、主要国中銀が金融緩和で足並みをそろえることが、流動性の増加から資産価格を押し上げる、との読みが働いたものと思われます。昨日のニューヨーク市場では444銘柄、NASDAQ市場でも254銘柄がそれぞれ年初来高値を更新。ダウ30種のうち10銘柄も高値を更新するという堅調ぶりでした。ただニューヨーク市場の、出来高は前日比1000万株減の7億株弱の商いと静かな高値更新となっていました。
 
 懸念されたイタリアの政局混迷も、安定性には課題を残すものの「五つ星運動」が信任投票を棄権することで、とりあえず政権樹立の見通しがついたようです。7日に開催されるECB理事会で利下げへの期待感があることから、高利回り債を買う動きが強まり、イタリア国債(10年物)の金利は0.13%さげ、4.75%に低下しています。まだ不安定な状況には変わりはありませんが、大手銀行の堅調な業績も支えとなり欧州株は全面高。再び、世界同時株高の様相を呈してきました。米国株については高値を更新したことから、強弱感が対立。弱気派は、ヘッジファンドのレバレッジ比率の上昇や証拠金取引の現金比率の低下などから、相場が下押すリスクが高まっている…とし、強気派は、2007年当時のPERは約17倍、現在は15.8倍で割安感があり、1万5000ドル乗せはあるだろう、としています。

 どちらが正しいのかわかりませんが、これまで景気の足を引っ張ってきた住宅部門が回復してきた米国景気には、まだ伸びしろがあるだけに、今後もEPSの上昇が期待るため、結局、強気派が勝つのではないかと思われます。ただ、前段でも書きましたように、高値更新がつづくものの、出来高の増加が伴わず、投資銀行を中心にしたデレバレッジの動きが続いていることを想像させます。当面は、テクニカルな状況を加味しながら、相場についていくしかないと思いますが…。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4253ドル77セント +125ドル95セント(0.89%)

 NASDAQ総合指数 3224.13ポイント +42.10ポイント(1.32%)

 S&P500 1539.79ポイント +14.59ポイント(0.95%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1830円 +140円

 米国10年物国債金利 1.894% +0.017% 

 ニューヨーク原油 90.82ドル +0.70ドル

 GOLD 1575.20ドル +3.10ドル

 ドルインデックス 82.07 -0.09 


 昨日の米国株は、ECBの利下げ期待や中国株の反発から欧州株が全面高になった流れを受け、続伸してスタートしました。FRB、ECBに続き日銀が異例の緩和に踏み切り方針に転換したことから、世界的な過剰流動性が増す…として、買いが増加。欧州株の上昇からユーロが買われ、ドルが下落。資源株や輸出株が買われたことも指数の押し上げ要因になりました。10時頃、ISM製造業景況指数(2月)が公表され、前月水準、予想をともに大幅に上回ったことがわかると、上値を追う動きが強まり、ニューヨークダウは、2007年10月高値を更新。その後は、一服商状となりましたが、窓埋めを達成した後の動きが注目されていたアップルが上げ幅2%超えに拡大。スマートホン向け半導体大手のクァルコムが増配と自社株買いを発表すると、ハイテク株を中心に上げ、ニューヨークダウは、この日の高値1万4286ドル(前日比159ドル高)をつけています。引けにかけてはやや上げ幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも大幅続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1088万株減の6億8185万株。騰落状況は、値上がり2252、値下がり804。VIX指数は3.8%下げ13.45に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり27、値下がり2、変わらず1(アルコア)。ユナイテッドテクノロジーズ、ボーイング、シスコシステムズ、ヒューレッドパッカードの輸出関連が2%超えの上昇。住宅株指数が2%、フィラデルフィア半導体株指数が1.96%、石油周辺サービスが1.35%上昇したほか、重工、生保、コンピュータハードなどの上げが目立ちました。一方、下落は金鉱山、ギャンブル、特殊用品など。
 NYダウは、想定通り、MACDなどテクニカル指標が強気サインを出したことで、買いが増加。ついに「逆ペナント型」の持合い相場を上離れ、高値を更新してきました。セオリー通りなら、ここで一服…となるのですが、世界の市場が相乗効果を及ぼすようになっており、果たして一服するかどうか…。例年通り5月高へ向かう…?

 米国株は大幅続伸。CME日経平均先物は、大証終値を140円上回る1万1830円と、大台を超えて帰ってきました。レンジは、1万1670円~1万1850円。円は、対ドルは93円20銭台、対ユーロは121円70銭台と前日水準で帰ってきました。今日の日本株は、CME高にさや寄せする先物買いにリードされ、高よりスタートになりそうです。このところ、高値圏になると週末のメジャーSQに備えたポジション調整から、寄り後にだれる展開が続いていますが、そろそろ弱気筋の踏みを狙った仕掛け的な動きがあり指数が予想外の動きをすることもありそうです。米国でSOXXが大きな伸びを示したほか、アップルが2.64%と大きく上げてきた動きが日本株の輸出ハイテク株にどのような影響を与えてくるかが見ものです。資産インフレ関連から抜け出した短期資金が次に向かう先になるかもしれません。

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日銀正副総裁候補の議会証言が終わり、材料出尽くしから、週末のメジャーSQをにらんだ持ち高の調整が増加。日経平均は4日続伸するも、指数銘柄のマジックで実質は反落して終了
 昨日の黒田東彦日銀総裁候補に続き、今日は、副総裁候補の岩田規久男学習院大教授と中曽宏日銀理事が衆議院議院運営委員会で所信を表明。議員からの質疑応答を受けました。両候補とも積極的な緩和路線を敷き、デフレ脱却を図る方針を述べています。まあ、想定通りの問答で、新味はありませんでしたが、証言が終わるとともに為替市場でまとまってドル売りがでて円は92円台に上昇。先物売りが出ると急速に上げ幅を縮める展開になっています。昨日の相場では、土地持ち企業なら何でもいいという感じで買われ、不動産、倉庫、一部海運株などが上昇。地方の一等地に支店網を持つ地銀も含み資産株として、大きく窓を開けて買われていました。今日も朝から、同じ業種が買われていましたが、全体が調整色を強めると、短期資金が一斉に逃げ始め、長い上ヒゲや、昨日に続き陰線で終わるものが増えています。やはり「これしかない…」という感じになった時が相場の転機になりますね。明日からの日銀金融政策決定会合は、「フェアウェル・セレモニー」みたいなもので、次に、具体的な異例の緩和策が発動されるのは、4月3~4日の次回会合まで待たなければなりませんから、目先的には、ちょっとテクニカルな調整が必要になるかもしれません。

 まあ、決算期末に入りましたから、「値動きを買う」よりは「ファンダメンタルを買う」ほうがいいのでは…とし、直近レポートでは、配当取り銘柄を特集しましたが、先週末で配当利回りが4%を超えるもののうち、妙味があるもの9銘柄をピックアップ。内チャート妙味のある5銘柄を注目株としましたが、今日の新高値銘柄には、一番利回りが高かったアコーディアゴルフ(6.2%)をはじめ、注目5銘柄はいずれも顔を出していました。値動きを買う派手な動きの一方で、やはり、ファンダメンタルを買う流れは生きて入ましたね。昨日も書きましたように、輸出企業の第三四半期決算段階での採算レートは83円50銭…。今のレートなら、さらに為替差益が積み増される企業が増えてくるはずです。このところ、ドル円相場がこう着状態にはいっても、レポート注目の太陽誘電や横浜ゴム、高砂香料など新高値を更新。業績がさえないながら、ローランドDGが3Dプリンターを思惑して新値を更新するなど、ここ最近、業績やテーマ性を重視して選定してきた注目株が今日だけでも新値更新が20を超えています。為替が1円異なると、1億円~2億円業績がぶれる企業が多くありますし、それが小型株だったら、振れ幅はさらに増幅されたものになってくるはずです。まあ、値動きを買う相場の一方で、こんな流れも生きていることを、ちょっと頭の隅に置いておかれたら…と思います。

 さて、今日の日本株は、米国株が続伸したほか、CME日経平均先物が、前日の大証終値を100円上回り、1万1750円で帰ってきたことから、先物買いが増加。裁定買いが入り、日経平均は前日終値を80円上回る1万1732円と高よりしてスタートしました。買い一巡後にはやや緩む場面があったものの、衆院議員運営委員会での日銀副総裁候補の証言を思惑して、再び、含み資産株買いが優勢になったほか、先物買いも入り指数銘柄が上昇。日経平均は、前引け近くに、この日の高値1万1779円(前日比127円高)をつけています。ただ、議会証言が終わると、当面の材料出尽くし感や、週末のメジャーSQに備えた先物のロールオーバーや処分売りなどがあり、次第に上げ幅を圧縮。人気株にも利食い売りを出す動きが増え、引けにかけじりじり値を下げるものが増えていました。結局、日経平均は31円16銭高の1万1683円45銭と4日続伸して終わったものの、内需型の含み資産株の下落によりTOPIXは、3.63ポイント安の988.62ポイントと4日ぶりに反落して終わりました。出来高は、ほぼ前日並みの30億7907万株、騰落状況は、値上がり738、値下がり815でした。日経平均は上昇したものの、この日は、月間売り上げの好調が伝えられたファーストリテーリングだけで指数を56円押し上げており、実質的にはマイナス引けだったことがわかります。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、8勝4敗、RSIは61%、25日線かい離は+3.0%とやや上昇。物色意欲の強さを見る騰落レシオはやや上昇し113%…。まあ、指数は上昇しているものの、まだ過熱感は伴っていないということでしょうか。まあここは指数を見るより、期末にかけファンダメンタルに大きな変化が出るものを地道に追っかけるということでしょう。業績をベースに注目したものは、じり高をしているものが多く、ちょっとイライラする感じかもしれませんが、最終的には、小松ウォール工業や三井海洋開発、空港施設のように、実際に高位材料が発表され上昇角度を上げてくるものが出てきます。「SLOW AND STEADY WINS THE RACE(急がば回れ)」…。もう一度、レポート銘柄をチェックし、上昇中の25日線とともに株価を切り上げている銘柄を仕込んでみてはどうでしょうか…。
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中国や欧州への懸念から安寄りスタートも、FRB副議長の緩和継続へのハト派的な発言が支えとなり続伸
 おはようございます。 4月は巣立ちの季節。我が家からも、娘が職場を変え転居することになりました。残りは長男と家内の3人。今の家は広くなり過ぎた感じがします。そろそろ、身の丈に合った住まいに変えることも考えなくては…。

 さて、昨日の中国の不動産株の下落は、欧米投資家の不安をあおったようです。不動産売却益への20%課税の強化や、2件目取得時の頭金の引き上げなどを的確に行うよう指導を強化するようですが、これまで尻抜け状態だった地方政府にも3月末までに規制目標を発表するように求めているようです。不動産の専門家は、短期的には中古住宅に駆け込み需要が発生し、価格も上昇するだろうが、その後は深刻な影響がでてくるだろうと、先行きを懸念しているようです。昨晩も書きましたように、リーマンショック後の09年に実施した50兆円を超える景気刺激策の後遺症(地方政府向け不良債権の増加など)が出始めており、金融部門の傷みが目立ってきました。公的資金の投入などの救済策が必要になれば、財政の悪化にもつながりかねないだけに、中國への警戒感が高まっています。ただ、都市化の進展により国民の住宅への実需があることから、深刻なことにはならないとういう楽観的な見方もありますが…。全人代を控えた国民向けのポーズなのかどうか、今後の経過を観察する必要がありそうです。

 もう一つの懸念材料のイタリア情勢ですが、政権与党ベルサニ氏の組閣が難航しているようです。同氏は、第3勢力になった「五つ星運動」のグリッロ党首に対し、新政権を信任するか、再選挙をするかの回答を求めたようですが、グリッロ氏は、信任投票を棄権する方針を示す一方、ユーロ圏に残留するかどうかの国民投票を求めています。信任投票への棄権がにより、ベルサニ政権の成立が濃厚になったものの、緊縮財政の継続性に疑問符がついたことから、同国国債の格下げ懸念が浮上。一気に2段階引き下げられ「ジャンク級」になるのではないか…との噂から、10年債金利はこの日も0.08%上げ4.87%に上昇。数週間以内にスペイン国債の金利と並ぶのではないか…との懸念も強まっています。これまで、IMF、EUと並んでトロイカ体制として債務問題の収拾にあたってきたECBがトロイカから抜ける…という話も流れており、イタリアの政局が混迷を強める中、救済体制にほころびが出はじめたことは、新たな不透明感を市場に与えそうです。

 4日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4127ドル22セント +38ドル16セント(0.27%)

 NASDAQ総合指数 3182.03ポイント +12.29ポイント(0.39%)

 S&P500 1525.20ポイント +7.00ポイント(0.46%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1750円 +100円

 米国10年物国債金利 1.877% +0.024%

 ニューヨーク原油 90.12ドル -0.56ドル

 GOLD 1572.40ドル +0.1ドル

 ドルインデックス 82.18 -0.10  


 週明けの米国株は、中國不動産株急落による景気への影響を懸念したほか、イタリア国債に格下げの噂が流れたことなどを嫌気。朝方から売りが優勢となり反落してスタートしました。欧州、中国の景気への懸念から、資源価格が下落したことから、景気敏感株や輸出関連株などが売られ、ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の安値1万4030ドル(前週末比59ドル安)をつける場面もありました。また、調査会社が今年のスマートホン販売への慎重な見方を示したことから、アップルやノキアなど関連株が売られたことも投資家の姿勢を慎重にさせ、午前中は安値圏での動きが続きました。ただ、昼過ぎになると、FRB副議長が「景気が回復しても失業率目標(6.5%)を達成するまでは、緩和的な政策が必要…」などとハト派的な発言をしたことから、警戒感が薄らぎ、押し目買いが増加。住宅関連や医薬品、バイオ関連などを中心に買いなおされ、指数は引けにかけ上げ幅を拡大。結局、主力3指数とも、ほぼ高値圏で取引を終えました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比4948万株減の6億9262万株。騰落状況は、値上がり1688、値下がり1341。VIX指数は、8.8%下げ、14.01に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり19、値下がり11。住宅リフォーム関連のホームデポが1.87%上昇したほか、ウォルマートが2%超え上昇。医薬大手メルク、ファイザーが各1%超え上昇したのが目立ちました。一方、中国や欧州の景気を懸念し、キャタピラが1.76%、アルコアが1%超え下落しています。

 NYダウは続伸。引け値ベースの戻り高値を更新してきました。「逆ペナント型」の持合いパターンを形成していることは、すでに書きましたが、MACDが平均線とクロス。ヒストグラムもプラス転換しそうで、買い信号を発してきました。そろそろ持ち合い離れから、史上最高値挑戦が始まりそうです。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は大証先物終値を100円上回る1万1750円で帰ってきました。レンジは、1万1620円~1万1765円。円は、欧州への懸念から対ユーロは121円70銭台、対ドルは93円40銭台とほぼ前週並の水準。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし、高寄りして始まることが予想されますが、買い一巡後は中国市場や為替水準を見ながらの神経質な動きが予想されます。今日から中国「全人代」が開幕することや、明日から白川日銀総裁のもとでの最後の「日銀金融政策決定会合」がありますが、短期的には材料になりにくいところ。昨日に続き、資産インフレ関連が物色されそうですが、昨日、前場高で終わったものも多く、短期的な回転が効いてくるかどうかが焦点。引き続き、配当取り意識や今季決算の増額修正期待がもたれる銘柄の選別買い…。含み株の動きが鈍ったときに、証券会社のディーラーがどこに味付買いを入れてくるかが焦点。

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日銀新総裁候補の議会証言への期待感から戻り高値を更新するも、システムトラブルや中国株の急落を嫌気し、上げ幅を縮めて終了
 まあ、2月中旬までに買われた株以外は、なんでも買え…というムードの相場でしたね。先週末のCME日経平均先物が、週末の大証先物終値を145円上回る1万1715円で帰ってきていましたし、今日は次期日銀総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行総裁の衆議院運営委員会での所信表明がありましたから、さぞかし威勢のいい発言が効けるものとして、含み資産株を頑張って買っていたようです。先週まで買われていたTPP関連の農機具や肥料などを売って、資産インフレ関連に乗り換える動きも強まったようです。信用取引の回転を生かした短期資金が右往左往している感じです。今日は、地方都市の一等地に本店や支店を持つ地銀にも買いの手が広がっていましたね。ただ、黒田氏の証言が始まったころには、円が売られていたものの、しばらくすると利食いが入り始め、資産インフレ関連も10時頃をピークにして上げ幅を縮め始めています。とりあえず、材料出尽くし…と、読んだのかもしれません。

 途中で、大証デリバティブ市場のコンピューターがダウンしたことも影響したみたいです。でも、それより懸念されるのは、中國市場の動き…。リーマンショックの後、いち早く実施した景気刺激策で銀行の地方政府向けや国有企業向けなどの貸し出しが不良債権化。デフォルトの懸念が高まっています。一方、不動産投機が止まらないことから、抑制策として不動産売却益に20%の所得税を課することを決定。一部には相続税の話も浮上してきており、今日の中国市場では不動産株が暴落しています。これが一時的な現象にとどまるかどうかはわかりませんが、持続的に価格が下落するようなら、銀行の不動産向け融資の不良債権化が進む可能性も出てきます。まだ、景気の腰はしっかりしているようですから、心配することはないかもしれませんが、不良債権の増加は、銀行の貸し出し能力の減退につながりますので、今後の動きには、注意をしておく必要がありそうです。

 まあ、アクシデントや中国市場への懸念から日本を除くアジア市場株は、全面安状態。朝方買い先行で始まった日本株は、CME終値へさや寄せする先物買いが増加。日経平均は、前週末の終値を90円近く上回る1万1695円と一気に戻り高値を更新した後、黒田新総裁候補の議会証言を思惑した買いが増加。先週から買われてきた倉庫や不動産、繊維の含み株、含みの多い海運株が引き続き買われたほか、円が下落したことを受け、輸出関連にも物色の手が向かうなど、ほぼ全面高商状となり、日経平均は、1万1767円(前週末比161円高)をつけています。銀行や不動産など内需系大型株が買われたことからTOPIXも一時1000ポイントの大台を回復しました。昨年、4月10日以来のことです。ただ、高値を更新した後は、大証のシステムトラブルのアクシデントがあったほか、景気指標の悪化や不動産向けの税制強化を受け中国株が下落幅を拡大。他のアジア市場も下落したことから、次第に売り物が増加。引けにかけ上げ幅を縮少。結局、日経平均は、45円91銭高の1万1652円29銭、TOPIXは7.92ポイント高の992.25ポイントと、ともに3日続伸して終わりました。出来高は、前週末比2億株増加の31億1886万株、売買代金は2兆180億円と、かろうじて大台を維持しました。騰落状況は、値上がり1083、値下がり497。2月の強烈なディーリング相場時と比べると、出来高の減少が著しいですが、波乗りがうまくいかなくなってきたんでしょうか。それとも味付買いするところが、手控えているんでしょうか?

 今日の引け値で日経平均サイコロは、7勝5敗、RSIは57%、25日線かい離は+3%、騰落レシオは111%と、過熱感はありませんが、相変わらず、RSIの低下傾向と、株価の上げのかい離が目立ちます。まあ、資産インフレ株が賑わうのもいいですが、一株当たり純資産を超え、PERは20倍を超えてくると、もう理屈の世界ではなく、値動きだけが頼りですね。危なくなればさっさと逃げるし、ほかに値動きのいいものが出てくると、さっさと乗り換えてしまう…。まあ、ディーリングの好きな人たちに任せておけばいいでしょう。あまりみんなががんばって買うから、今日は新高値更新が390銘柄に達しました。2010年4月の戻り高値時が394ですから、それ以来の数字になります。でも、今月は決算最終月ですから、そろそろ決算を意識。少しはファンダメンタルを重視した方向でもいいような気がしますが…。直近レポートでは、期末の配当取りを意識し注目株を選定してみましたが、先週末の終値で配当利回りが4%を超えるものが、東証一部3月決算物で24銘柄ありました。増益で減配懸念のないものから5銘柄を選びましたが、期末に向けどんな動きをするか楽しみですね。

 また、最近の調査では、輸出企業の採算レートは平均83円90銭ということがわかりました。現在の水準は93円台ですから、第3四半期末と比較すると、10円近く異なります。第3四半期が当初の80円の予想が、87円台でしたから、第4四半期のほうが円安の幅が大きいことになります。特に、景気が好調な米国との関係が深い企業では振り上げ増加と為替差益で、さらに業績が上振れしてくるものが出てくるはず…。まあ、目先ばたばたするのもいいですが、これだけ大きな変化が出ようとしているものをほっておく手はないですね…。まあ、人が見向きもしていない時に、しこしこ集めておけば、のちのち大きな成果が出てくるはずです。まあ、それはそれ…ですが、明日から全人代というのに、不動産株、こんなに下げちゃって大丈夫なの…?
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中欧景気への懸念や歳出強制カットの三者会談を懸念し下落するも、米国の強さを示す堅調な景気指標を好感し、反発して終了
 おはようございます。

 注目の歳出強制カットの3者(オバマ大統領、上下両院幹部)会談は、昨日ホワイトハウスで開催されましたが、わずか1時間足らずで決裂。時間切れで、発効する可能性が強まりました。話がまとまらなかったのは、「相手方の所為…」と責任のなすりつけあいをやっています。こんな調子で、今月27日に迫った暫定予算措置の期限切れまでに、9月末までの予算を組むことができるんでしょうか?どちらが悪いのかわかりませんが、前ブッシュ大統領の時代に、富裕層や金融界に有利なように税制を緩和。抜け穴だらけにしたばかりでなく、金融業界の求めに応じ、規制を極限まで撤廃。やりたい放題やらせて、証券化バブルの崩壊を招いたのは共和党のはず。納税の抜け道などを封じ、税制を正常化させようとしていることを、「増税」には絶対反対と主張し続けていること自体がおかしな話だと思うのですが…。

 昨日発表された1月の個人所得・支出統計では、12月の個人所得は2.75伸びていたのに、1月は3.6%の減少になっています。給与税の増税が、早速、影響を与えています。増税ではなく、ゆがんだ税制の正常化だと思うのですが、ガソリン価格の上昇などが国民生活を圧迫し始めており、今後、政治に対する失望感が増幅していくことが懸念されます。一説では、共和党に対する支持率は20%台に落ちているとか…。まだ、米国景気の足腰がしっかりしていない時に、共和党が言うように、財政支出の削減一辺倒でやると、景気への影響は、こちらの方が大きくなりそうです。バーナンキ議長が、議会証言で、財政緊縮は、「短期的には緩やかに、長期的には大胆に…」と述べたことは、政治への警鐘と受け止めるべきでしょう。財政緊縮主導で景気がおかしくなっている欧州の先例もありますしね…。

 1日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4089ドル66セント +35ドル17セント(0.25%)

 NASDASQ総合指数 3169.74ポイント +9.55ポイント(0.30%)

 S&P500 1518.20ポイント +3.52ポイント(0.23%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1715円 +145円

 米国10年物国債金利 1.853% -0.035%

 ニューヨーク原油 90.68ドル -1.37ドル

 GOLD 1572.30ドル -5.80ドル

 ドルインデックス 82.27 +0.34


 昨日の米国株は、過去最高の失業率や弱い製造業の指標を受け欧州市場が下落したことや、中国景気への懸念から、続落してスタートしました。ユーロが売られドルが上昇したことを嫌気し、資源株や輸出関連が売られ、ニューヨークダウは、寄り付き後まもなく、この日の安値1万3937ドル(前日比117ドル安)をつける場面もありました。この日、歳出強制カットの3者会談を控えていることも手控え気分を強めさせましたが、2月の製造業PMI景況指数が、前月水準、予想を大幅に上回ったことや消費者信頼感指数の確定値が上方修正されるなど、米景気の堅調さを裏付ける指標が相次いで発表されると、次第に買い物が優勢となり、指数はプラス圏に浮上。一時は、この日の高値1万4109ドル(前日比55ドル高)をつける場面もありました。引けにかけては週末控えであることや、三者会談の結果を見たいということから、横這鵜動きとなり、結局、主力3指数とも小幅に反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億6300万株減の7億4210万株。騰落状況は、値上がり1393、値下がり1051。VIX指数は、前日比0.97%下げ15.36と落ち着いた動きになっていました。

 ダウ30種は、値上がり18、値下がり12。堅調な個人支出を映しウォルマートが1.36%上げたほか、経営改革を要求されたウォルトディズニーが1.36%上昇。IBMが1.0%上昇。一方、ドル高を嫌気しキャタピラが1.09%下落。それ以外は上げ下げとも1%を下回る小動きの展開。業種別では、空運、ビール、バイオテクノロジー、医療サービス、住宅建設などが上昇。石炭、鉱山、重工、半導体、石油周辺サービスなどが下落。
 NYダウは、小幅反発。中国、欧州景気への不安から、一時、三桁を超す下げになったものの、再び上昇力を増していた25日移動平均線に接近したところから反発に転換しています。昨日も書きましたように、逆ペナント型を描きつつあるほか、日足のMACDが買い信号を出す寸前にあることなどテクニカルな状況が好転しつつあるほか、全米個人投資家協会のブルベア指数が昨年11月以来、弱気が強気を上回るなど、過剰な強気が解消されるなどメンタル面の改善も注目されます。

 米国株は、反発。CME日経平均先物は、大証先物終値を145円上回る1万1715円で帰ってきました。レンジは1万1455円~1万1740円。円は、ユーロが一時対ドルで1.30ドルを割り込む場面がありましたが、堅調な米景気指標を受けドルが上昇。対ドルで93円50銭台に下落。対ユーロもドル円下落の影響を受け、121円80銭台にそれぞれ下落して帰ってきました。週明けの日本株は、円安やCME終値高を受け、先物買いが先行。指数銘柄を中心に,大幅続伸して始まりそうです。週半ばの6~7日には、白川総裁最後の日銀金融政策決定会合がありますが、新たな政策は期待できないものの、新総裁への期待感から、資産価格の上昇を当て込んだ含み資産株買いの動きが強まりそうです。ただ、円の94円台乗せがあった場合、米国景気の強さが確認されており、対米輸出関連が見直される可能性もある点は注意が必要です。詳しくは、明日発信のレポートで分析してみます。
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不透明な海外要因を避け、追加緩和による資産価格上昇を思惑した内需含み株に短期資金が集中し、小幅反発。
 欧州危機は収束の方向に向かっている…との観測で、リスクオフで他の安全資産に移動していた資金が、一斉に欧州に還流。これに、安倍首相誕生による追加金融緩和期待…という国内事情が絡み、進行した円安(ユーロ高?)でしたが、国内情勢に変化はないものの、海外情勢がおかしくなってきました。EU内で残り少なくなったトリプルAの国だった英国が格下げを受けたほか、イタリアは、総選挙で緊縮財政やEU離脱を主張する政党が躍進。緊縮財政を主張する政党だけで組閣することさえ困難な状態になってきました。また、スペインやギリシャ、ポルトガルなどの問題債務国も緊縮財政の影響で景気が悪化。当初目標とした対GDP比の赤字削減目標も達成できない状況になってきました。

 また、米国では、歳出削減にこだわる共和党と増税と歳出削減の組み合わせを主張する政府・民主党が対立。お互いに妥協する気配がないことから、このままでは今晩23時59分に時間切れとなり、歳出強制カットが現実のものになりそうです。すでに、昨年10月から新会計年度が始まっており、実際に影響が出るのは9月末までの440億ドル程度といいます。GDPを0.5%~0.6%程度押し下げるようです。実際に、給与の支払いなどに影響が出るのは数週間先になるようですが、一昨年の夏から続く、政治的なごたごたに国民自身が嫌気をさしており、市場の方も、「毎度のバカ騒ぎ…」と無視する姿勢で、株価はバーナンキ議長の緩和姿勢持続方針の方を好感し、次第にリーマンショック前の高値に接近してきました。特にごたごたの原因を作ってきた共和党への風当たりは強く、このところ、支持率は急落しているといいます。オバマ大統領は、9・11テロで国民の信頼を得た消防士を全面にだし、彼らに給与が支払えなくなる…と、国民感情に訴える作戦も取っていますが、今晩の両院幹部とオバマ大統領の会談が、果たしてうまくいくものかどうか…。市場は、無視する気配ですが、もし、この問題が無かったとしたら、今頃、ニューヨークダウは、どのあたりにいるんでしょうかね。どうも、海外要因がおかしくなり始め、リスクオンの資金の流れが中断してきたような感じになってきました。

 本日の日本株は、米株安や対ユーロでの円高を嫌気し、先物売りが先行。裁定解消売りが出され、日経平均は、前日比95円安の1万1464円と安寄りして始まりました。海外要因が不透明感を増すなか輸出関連への買いが手控えられる一方、新総裁のもとでの追加緩和を期待。不動産価格の上昇を思惑し、不動産、鉄道、倉庫、紙パルプ、陸運など含み資産株が短期資金を巻き込み上昇していました。ただ、指数寄与度の高い輸出株が冴えず、前場中、指数的には前日比マイナス圏の動きでした。後場になると、やや円安に振れたことから先物にまとまった買いが入り、指数との裁定買いも増加。上げ歩調を強め、日経平均は2時過ぎに、この日の高値1万1648円をつけ、25日につけた戻り高値(1万1662円)に肉迫する場面もありました。引けにかかては、週末の手じまい売りや米国の歳出強制カットの影響を見守りたいということから売り物が増加。上げ幅を縮め、結局、日経平均は、47円02銭高の1万1606円38銭、TOPIXは8.67ポイント高の984.33ポイントと、ともに反発して終わりました。海外情勢を見極めたいとのムードが強く、出来高は前日比3億8000万株減の29億1200万株と減少しています。騰落状況は、値上がり990、値下がり584。不透明な海外関連株は見送り、方向性がはっきりしている内需株買いの図式でした。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、7勝5敗、RSIは60%、25日線かい離は+2.9%、騰落レシオは114%と、指数全体が上向きになっています。まあ、前段でも書きましたように、国内要因に不安はないものの、歳出強制カットでべいこくGDPが従来の+2.0%増から1.5%程度に修正される可能性があり、景気敏感型の銘柄は買いづらく、資金が、金利敏感型に向かっています。ここにきて、欧州リスクの後退のストーリーに修正の動きが出ており、当面は国内事情優先の展開にならざるを得ないというところでしょうか。ただ、全米個人投資家協会(AAII)のブルベア指数で、弱気が強気を上回るなど、相場の転機が近いサインも出てきました。朝も書きましたように、チャート面での強気のパターンが出始めています。米株が新値に躍り出てきたときに、金利敏感型の相場が続くかどうか…。この辺りも含めて、あさって発信のレポートで注目株とともに検討してみます。レポート直近号で、空中戦ですが…として再注目した小松ウォール工業、日本M&Aセンターがともに新値更新。マツキヨ、空港施設、大気社、新明和工業なども…。待ち伏せ…銘柄としたやまびこは今日2000円大台を取ってきましたね。
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欧州の落ち着きや予想を上回る景気指標を受け、過去高値に接近も、歳出強制カットへの懸念や月末の換金売りから、小反落して終了…強気のチャートパターンを形成中
 おはようございます。 昨日は、主夫業に追われ、夜の書き込みができませんでした。今日から普段通りの生活ですが、もしかしたら、今晩までオサンドンをやらないといけないかも…。まあ、昨日は、米株高や大手証券の大型投信設定、月末のドレッシング商いなど受給面から全面高になりましたので、相場解説も不要でしょうが…。

 さて、イタリアの政局混迷は3月15日に始まる組閣に焦点が移ってきました。欧州では、再選挙はなんとか避けられるのでは…との見通しで、むしろECBの緩和継続方針を手掛かりに買おうという動きのほうが強いようです。懸念されていたイタリア国債金利は、0.08%低下し4.74%に、イタリアの混乱に引きずられて上げていたスペイン国債の金利も0.17%低下し5.10にそれぞれ低下しています。市場はいざとなれば、ECBの無制限債権買取(OMT)がある…と、楽観的に考えているようです。ただ、安定政権が樹立されず、財政緊縮も放棄されるようでは、OMTの発動も期待薄で、まず、安定政権が樹立されるかどうかが、ポイントになってきそうです。まだ、ひと波乱も、ふた波乱もありそうです。

 また、市場が懸念していたFRBの緩和政策の縮小・撤退に対し、バーナンキFRB議長は、上下両院の議会証言で、日銀が「偽りの夜明け」にだまされ、緩和から引き締めに転換。デフレを深化させた失敗を念頭に置き、まだ雇用やインフレ目標を達成していないとして、現在の緩和政策を続ける方針を明示。市場に安心感を与えています。また、日本の「アベノミクス」を支持することを表明していますが、この背景には、財政緊縮一辺倒ではなく、長期的に財政再建を進めながら、短期的には財政出動で景気刺激する政策の有効性を見てみたい…という思惑があるようです。同議長は、以前から、金融政策一辺倒ではなく、短期的な財政出動による景気刺激で、雇用・物価上昇を図る政策の必要性を訴えており、日本のポリシーミックスの成功を、政治への財政出動圧力につなげたいと考えているのではないでしょうか。とりあえず、懸念材料の一つは取り除かれましたが、歳出強制カットだけは、どうやら何ともならず、時間切れで発効することになりそうです。発効しても国民生活に影響が出るのは数週間先になるそうで、この辺りも政治家の余裕につながっているようです。「まあ、なんとかなるさ…」というのが、市場の反応のようです。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4054ドル49セント -20ドル88セント(0.15%)

 NASDAQ総合指数 3160.19ポイント -2.07ポイント(0.07%)

 S&P500 1514.68ポイント -1.31ポイント(0.09%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1520円 +20円

 米国10年物国債金利 1.888% -0.015%

 ニューヨーク原油 92.05ドル -0.71ドル

 GOLD 1578.10ドル -17.60ドル

 ドルインデックス 81.97 +0.40 


 昨日の米国株は、イタリア政局の混乱に揺れた欧州市場が落ち着きを取り戻し上昇したことや朝方発表漁れた新規失業保険申請件数が予想を下回る減少になったことなどを好感。買いが先行し堅調な始まりになりました。買い一巡後は、第4四半期GDP確定値が予想を下回ったことや月末の換金売りなどから一時的に前日終値を下回る場面があったものの、シカゴPMI指数が予想を上回ったことや、堅調な企業業績を受け、上昇に転嫁。昼過ぎに、ニューヨークダウはこの日の高値1万4149ドル(前日比75ドル高)をつけています。ただ、明日1日に歳出強制カットの発効を控え利食いを急ぐ動きが強まったほか、月末の換金売りもあり、引けにかけ急速に上げ幅を縮め、結局、主力3指数とも3日ぶりに反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3億3248万株増の10億508万株。騰落状況は、値上がり1544、値下がり1461。VIX指数は、5.3%上げ、15.51に上昇。歳出強制カットの影響が読み切れないことから、ヘッジの買いが入ったようです。

 ダウ30種は、値上がり12、値下がり18。ヒューレッドパッカードが1.9%上昇。売り上げ懸念のあるウォルマートが1.2%下落した以外は、上げ下げとも1%を下回り、全般的に値動きが乏しい展開でした。業種別は、保険、小売り、不動産サービスなどが上昇。各種金融、家庭用品、貴金属、ビールなどが下落。
 NYダウは、3日ぶりに反落。2007年10月の高値(引け値ベース)の1万4164ドルに、あと5ドルに迫りましたが、利食いに押され更新はなりませんでした。日足のパターンは、近くになるほど振幅が拡大する「逆ペナント型」を形成中ですが、このパターンは、持ち合いに入る前のトレンドを維持しますので、そろそろ上放れる動きが近いのかもしれません。

 米国株は3日ぶりに小反落。CME日経平均先物は、大証先物終値を20円上回る1万1520円で帰ってきました。レンジは、1万1420円~1万1640円。円は、イタリアへの不安から対ユーロは120円90銭台と小幅な円高、対ドルは、堅調な景気指標から92円60銭台と小幅な円安で帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし堅調に始まったあとは、前日のドレッシング商い分の処理などから一時的に緩む場面もありそうです。引き続き、為替次第の展開ですが、このところ全体の上げを先導し、調整していたグループにじり高するのもが増えており、月替わり商いとともに、上げに転じる可能性も出てきました。マツダなど25日線付近で下げ渋っているものに注目。ただ、全般は、ips臨床申請を受けたバイオ関連にくわえ政策テーマを個別に追う展開か…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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