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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2013/03 | 04
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不透明な海外要因を避け、追加緩和による資産価格上昇を思惑した内需含み株に短期資金が集中し、小幅反発。
 欧州危機は収束の方向に向かっている…との観測で、リスクオフで他の安全資産に移動していた資金が、一斉に欧州に還流。これに、安倍首相誕生による追加金融緩和期待…という国内事情が絡み、進行した円安(ユーロ高?)でしたが、国内情勢に変化はないものの、海外情勢がおかしくなってきました。EU内で残り少なくなったトリプルAの国だった英国が格下げを受けたほか、イタリアは、総選挙で緊縮財政やEU離脱を主張する政党が躍進。緊縮財政を主張する政党だけで組閣することさえ困難な状態になってきました。また、スペインやギリシャ、ポルトガルなどの問題債務国も緊縮財政の影響で景気が悪化。当初目標とした対GDP比の赤字削減目標も達成できない状況になってきました。

 また、米国では、歳出削減にこだわる共和党と増税と歳出削減の組み合わせを主張する政府・民主党が対立。お互いに妥協する気配がないことから、このままでは今晩23時59分に時間切れとなり、歳出強制カットが現実のものになりそうです。すでに、昨年10月から新会計年度が始まっており、実際に影響が出るのは9月末までの440億ドル程度といいます。GDPを0.5%~0.6%程度押し下げるようです。実際に、給与の支払いなどに影響が出るのは数週間先になるようですが、一昨年の夏から続く、政治的なごたごたに国民自身が嫌気をさしており、市場の方も、「毎度のバカ騒ぎ…」と無視する姿勢で、株価はバーナンキ議長の緩和姿勢持続方針の方を好感し、次第にリーマンショック前の高値に接近してきました。特にごたごたの原因を作ってきた共和党への風当たりは強く、このところ、支持率は急落しているといいます。オバマ大統領は、9・11テロで国民の信頼を得た消防士を全面にだし、彼らに給与が支払えなくなる…と、国民感情に訴える作戦も取っていますが、今晩の両院幹部とオバマ大統領の会談が、果たしてうまくいくものかどうか…。市場は、無視する気配ですが、もし、この問題が無かったとしたら、今頃、ニューヨークダウは、どのあたりにいるんでしょうかね。どうも、海外要因がおかしくなり始め、リスクオンの資金の流れが中断してきたような感じになってきました。

 本日の日本株は、米株安や対ユーロでの円高を嫌気し、先物売りが先行。裁定解消売りが出され、日経平均は、前日比95円安の1万1464円と安寄りして始まりました。海外要因が不透明感を増すなか輸出関連への買いが手控えられる一方、新総裁のもとでの追加緩和を期待。不動産価格の上昇を思惑し、不動産、鉄道、倉庫、紙パルプ、陸運など含み資産株が短期資金を巻き込み上昇していました。ただ、指数寄与度の高い輸出株が冴えず、前場中、指数的には前日比マイナス圏の動きでした。後場になると、やや円安に振れたことから先物にまとまった買いが入り、指数との裁定買いも増加。上げ歩調を強め、日経平均は2時過ぎに、この日の高値1万1648円をつけ、25日につけた戻り高値(1万1662円)に肉迫する場面もありました。引けにかかては、週末の手じまい売りや米国の歳出強制カットの影響を見守りたいということから売り物が増加。上げ幅を縮め、結局、日経平均は、47円02銭高の1万1606円38銭、TOPIXは8.67ポイント高の984.33ポイントと、ともに反発して終わりました。海外情勢を見極めたいとのムードが強く、出来高は前日比3億8000万株減の29億1200万株と減少しています。騰落状況は、値上がり990、値下がり584。不透明な海外関連株は見送り、方向性がはっきりしている内需株買いの図式でした。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、7勝5敗、RSIは60%、25日線かい離は+2.9%、騰落レシオは114%と、指数全体が上向きになっています。まあ、前段でも書きましたように、国内要因に不安はないものの、歳出強制カットでべいこくGDPが従来の+2.0%増から1.5%程度に修正される可能性があり、景気敏感型の銘柄は買いづらく、資金が、金利敏感型に向かっています。ここにきて、欧州リスクの後退のストーリーに修正の動きが出ており、当面は国内事情優先の展開にならざるを得ないというところでしょうか。ただ、全米個人投資家協会(AAII)のブルベア指数で、弱気が強気を上回るなど、相場の転機が近いサインも出てきました。朝も書きましたように、チャート面での強気のパターンが出始めています。米株が新値に躍り出てきたときに、金利敏感型の相場が続くかどうか…。この辺りも含めて、あさって発信のレポートで注目株とともに検討してみます。レポート直近号で、空中戦ですが…として再注目した小松ウォール工業、日本M&Aセンターがともに新値更新。マツキヨ、空港施設、大気社、新明和工業なども…。待ち伏せ…銘柄としたやまびこは今日2000円大台を取ってきましたね。
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欧州の落ち着きや予想を上回る景気指標を受け、過去高値に接近も、歳出強制カットへの懸念や月末の換金売りから、小反落して終了…強気のチャートパターンを形成中
 おはようございます。 昨日は、主夫業に追われ、夜の書き込みができませんでした。今日から普段通りの生活ですが、もしかしたら、今晩までオサンドンをやらないといけないかも…。まあ、昨日は、米株高や大手証券の大型投信設定、月末のドレッシング商いなど受給面から全面高になりましたので、相場解説も不要でしょうが…。

 さて、イタリアの政局混迷は3月15日に始まる組閣に焦点が移ってきました。欧州では、再選挙はなんとか避けられるのでは…との見通しで、むしろECBの緩和継続方針を手掛かりに買おうという動きのほうが強いようです。懸念されていたイタリア国債金利は、0.08%低下し4.74%に、イタリアの混乱に引きずられて上げていたスペイン国債の金利も0.17%低下し5.10にそれぞれ低下しています。市場はいざとなれば、ECBの無制限債権買取(OMT)がある…と、楽観的に考えているようです。ただ、安定政権が樹立されず、財政緊縮も放棄されるようでは、OMTの発動も期待薄で、まず、安定政権が樹立されるかどうかが、ポイントになってきそうです。まだ、ひと波乱も、ふた波乱もありそうです。

 また、市場が懸念していたFRBの緩和政策の縮小・撤退に対し、バーナンキFRB議長は、上下両院の議会証言で、日銀が「偽りの夜明け」にだまされ、緩和から引き締めに転換。デフレを深化させた失敗を念頭に置き、まだ雇用やインフレ目標を達成していないとして、現在の緩和政策を続ける方針を明示。市場に安心感を与えています。また、日本の「アベノミクス」を支持することを表明していますが、この背景には、財政緊縮一辺倒ではなく、長期的に財政再建を進めながら、短期的には財政出動で景気刺激する政策の有効性を見てみたい…という思惑があるようです。同議長は、以前から、金融政策一辺倒ではなく、短期的な財政出動による景気刺激で、雇用・物価上昇を図る政策の必要性を訴えており、日本のポリシーミックスの成功を、政治への財政出動圧力につなげたいと考えているのではないでしょうか。とりあえず、懸念材料の一つは取り除かれましたが、歳出強制カットだけは、どうやら何ともならず、時間切れで発効することになりそうです。発効しても国民生活に影響が出るのは数週間先になるそうで、この辺りも政治家の余裕につながっているようです。「まあ、なんとかなるさ…」というのが、市場の反応のようです。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4054ドル49セント -20ドル88セント(0.15%)

 NASDAQ総合指数 3160.19ポイント -2.07ポイント(0.07%)

 S&P500 1514.68ポイント -1.31ポイント(0.09%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1520円 +20円

 米国10年物国債金利 1.888% -0.015%

 ニューヨーク原油 92.05ドル -0.71ドル

 GOLD 1578.10ドル -17.60ドル

 ドルインデックス 81.97 +0.40 


 昨日の米国株は、イタリア政局の混乱に揺れた欧州市場が落ち着きを取り戻し上昇したことや朝方発表漁れた新規失業保険申請件数が予想を下回る減少になったことなどを好感。買いが先行し堅調な始まりになりました。買い一巡後は、第4四半期GDP確定値が予想を下回ったことや月末の換金売りなどから一時的に前日終値を下回る場面があったものの、シカゴPMI指数が予想を上回ったことや、堅調な企業業績を受け、上昇に転嫁。昼過ぎに、ニューヨークダウはこの日の高値1万4149ドル(前日比75ドル高)をつけています。ただ、明日1日に歳出強制カットの発効を控え利食いを急ぐ動きが強まったほか、月末の換金売りもあり、引けにかけ急速に上げ幅を縮め、結局、主力3指数とも3日ぶりに反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3億3248万株増の10億508万株。騰落状況は、値上がり1544、値下がり1461。VIX指数は、5.3%上げ、15.51に上昇。歳出強制カットの影響が読み切れないことから、ヘッジの買いが入ったようです。

 ダウ30種は、値上がり12、値下がり18。ヒューレッドパッカードが1.9%上昇。売り上げ懸念のあるウォルマートが1.2%下落した以外は、上げ下げとも1%を下回り、全般的に値動きが乏しい展開でした。業種別は、保険、小売り、不動産サービスなどが上昇。各種金融、家庭用品、貴金属、ビールなどが下落。
 NYダウは、3日ぶりに反落。2007年10月の高値(引け値ベース)の1万4164ドルに、あと5ドルに迫りましたが、利食いに押され更新はなりませんでした。日足のパターンは、近くになるほど振幅が拡大する「逆ペナント型」を形成中ですが、このパターンは、持ち合いに入る前のトレンドを維持しますので、そろそろ上放れる動きが近いのかもしれません。

 米国株は3日ぶりに小反落。CME日経平均先物は、大証先物終値を20円上回る1万1520円で帰ってきました。レンジは、1万1420円~1万1640円。円は、イタリアへの不安から対ユーロは120円90銭台と小幅な円高、対ドルは、堅調な景気指標から92円60銭台と小幅な円安で帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし堅調に始まったあとは、前日のドレッシング商い分の処理などから一時的に緩む場面もありそうです。引き続き、為替次第の展開ですが、このところ全体の上げを先導し、調整していたグループにじり高するのもが増えており、月替わり商いとともに、上げに転じる可能性も出てきました。マツダなど25日線付近で下げ渋っているものに注目。ただ、全般は、ips臨床申請を受けたバイオ関連にくわえ政策テーマを個別に追う展開か…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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