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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2013/03 | 04
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日銀新総裁候補の議会証言への期待感から戻り高値を更新するも、システムトラブルや中国株の急落を嫌気し、上げ幅を縮めて終了
 まあ、2月中旬までに買われた株以外は、なんでも買え…というムードの相場でしたね。先週末のCME日経平均先物が、週末の大証先物終値を145円上回る1万1715円で帰ってきていましたし、今日は次期日銀総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行総裁の衆議院運営委員会での所信表明がありましたから、さぞかし威勢のいい発言が効けるものとして、含み資産株を頑張って買っていたようです。先週まで買われていたTPP関連の農機具や肥料などを売って、資産インフレ関連に乗り換える動きも強まったようです。信用取引の回転を生かした短期資金が右往左往している感じです。今日は、地方都市の一等地に本店や支店を持つ地銀にも買いの手が広がっていましたね。ただ、黒田氏の証言が始まったころには、円が売られていたものの、しばらくすると利食いが入り始め、資産インフレ関連も10時頃をピークにして上げ幅を縮め始めています。とりあえず、材料出尽くし…と、読んだのかもしれません。

 途中で、大証デリバティブ市場のコンピューターがダウンしたことも影響したみたいです。でも、それより懸念されるのは、中國市場の動き…。リーマンショックの後、いち早く実施した景気刺激策で銀行の地方政府向けや国有企業向けなどの貸し出しが不良債権化。デフォルトの懸念が高まっています。一方、不動産投機が止まらないことから、抑制策として不動産売却益に20%の所得税を課することを決定。一部には相続税の話も浮上してきており、今日の中国市場では不動産株が暴落しています。これが一時的な現象にとどまるかどうかはわかりませんが、持続的に価格が下落するようなら、銀行の不動産向け融資の不良債権化が進む可能性も出てきます。まだ、景気の腰はしっかりしているようですから、心配することはないかもしれませんが、不良債権の増加は、銀行の貸し出し能力の減退につながりますので、今後の動きには、注意をしておく必要がありそうです。

 まあ、アクシデントや中国市場への懸念から日本を除くアジア市場株は、全面安状態。朝方買い先行で始まった日本株は、CME終値へさや寄せする先物買いが増加。日経平均は、前週末の終値を90円近く上回る1万1695円と一気に戻り高値を更新した後、黒田新総裁候補の議会証言を思惑した買いが増加。先週から買われてきた倉庫や不動産、繊維の含み株、含みの多い海運株が引き続き買われたほか、円が下落したことを受け、輸出関連にも物色の手が向かうなど、ほぼ全面高商状となり、日経平均は、1万1767円(前週末比161円高)をつけています。銀行や不動産など内需系大型株が買われたことからTOPIXも一時1000ポイントの大台を回復しました。昨年、4月10日以来のことです。ただ、高値を更新した後は、大証のシステムトラブルのアクシデントがあったほか、景気指標の悪化や不動産向けの税制強化を受け中国株が下落幅を拡大。他のアジア市場も下落したことから、次第に売り物が増加。引けにかけ上げ幅を縮少。結局、日経平均は、45円91銭高の1万1652円29銭、TOPIXは7.92ポイント高の992.25ポイントと、ともに3日続伸して終わりました。出来高は、前週末比2億株増加の31億1886万株、売買代金は2兆180億円と、かろうじて大台を維持しました。騰落状況は、値上がり1083、値下がり497。2月の強烈なディーリング相場時と比べると、出来高の減少が著しいですが、波乗りがうまくいかなくなってきたんでしょうか。それとも味付買いするところが、手控えているんでしょうか?

 今日の引け値で日経平均サイコロは、7勝5敗、RSIは57%、25日線かい離は+3%、騰落レシオは111%と、過熱感はありませんが、相変わらず、RSIの低下傾向と、株価の上げのかい離が目立ちます。まあ、資産インフレ株が賑わうのもいいですが、一株当たり純資産を超え、PERは20倍を超えてくると、もう理屈の世界ではなく、値動きだけが頼りですね。危なくなればさっさと逃げるし、ほかに値動きのいいものが出てくると、さっさと乗り換えてしまう…。まあ、ディーリングの好きな人たちに任せておけばいいでしょう。あまりみんなががんばって買うから、今日は新高値更新が390銘柄に達しました。2010年4月の戻り高値時が394ですから、それ以来の数字になります。でも、今月は決算最終月ですから、そろそろ決算を意識。少しはファンダメンタルを重視した方向でもいいような気がしますが…。直近レポートでは、期末の配当取りを意識し注目株を選定してみましたが、先週末の終値で配当利回りが4%を超えるものが、東証一部3月決算物で24銘柄ありました。増益で減配懸念のないものから5銘柄を選びましたが、期末に向けどんな動きをするか楽しみですね。

 また、最近の調査では、輸出企業の採算レートは平均83円90銭ということがわかりました。現在の水準は93円台ですから、第3四半期末と比較すると、10円近く異なります。第3四半期が当初の80円の予想が、87円台でしたから、第4四半期のほうが円安の幅が大きいことになります。特に、景気が好調な米国との関係が深い企業では振り上げ増加と為替差益で、さらに業績が上振れしてくるものが出てくるはず…。まあ、目先ばたばたするのもいいですが、これだけ大きな変化が出ようとしているものをほっておく手はないですね…。まあ、人が見向きもしていない時に、しこしこ集めておけば、のちのち大きな成果が出てくるはずです。まあ、それはそれ…ですが、明日から全人代というのに、不動産株、こんなに下げちゃって大丈夫なの…?
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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