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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2013/03 | 04
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強い雇用指標や暫定予算の下院通過を受けた米株続伸を受け、1万2000円大台を回復するも、イベント警戒や大台達成感から上げ幅を縮めて終了
 今日は、白川総裁のもとでの最後の日銀金融政策決定会合でした。当然のように、政策の現状維持を決定。一部議員から出された無制限資産買い入れの前倒し実施などは、否決しています。今月19日からは、黒田東彦総裁のもとで、「異例」の金融緩和に踏み込んでいくことになります。白川総裁としては、先輩諸氏が築いてきた「通貨の番人」として、デフレ政策を堅持し円の価値を維持した…ということで、伝統の破壊者にはならずに済んでホッとした、というところでしょうか。もっとも、通貨の価値の維持と円高を混同し、日本のデフレを深化させ、日本経済の地盤を低下させた…という罪は大きいものがあります。デフレを克服できるかどうかはわかりませんが、円が下落するだけでも国際比較でみた日本の賃金の割高感が解消されていきますので、少なくとも、賃金が恒常的に下がる、という弊害だけは取り除けるでしょう。海外の経済学者らの指摘に逆らって、デフレ的な政策を維持してきた日銀の生き方が正しかったのか、それとも、アベノミクスを支持する学者らの考えが正しいのか…。財政均衡を優先する国が多いなか、短期的な財政による景気刺激を行う日本の政策を注目する国は多いと思います。もし、うまくいった場合、バブル崩壊以後、「通貨価値の維持」を隠れ蓑にしてデフレ対策を放棄。産業の空洞化や多くの企業倒産、自殺者を生み出してきた責任を国民に謝罪する必要があると思うのですが…。

 さて、本日の日本株は、米国株が予想を上回る民間雇用指標や今財政年度末(9月末)までの暫定予算が下院を通過したことなどを好感し米国株が続伸したことや、円が94円台に乗せたことを受け、CME日経平均先物が1万2000円の大台に乗せて帰ってきたことから、先物買いが増加。日経平均は、前日比105円高の1万2037円と2008年以来の大台回復で始まってきました。前日に続き、資産インフレ関連や中国大気汚染関連がにぎわったほか、円安を好感し、精密株や自動車株が買われるなどし、寄り後まもなく、この日の高値1万2069円(前日比136円高)を付けました。しかし、買い一巡後は、1万2000円大台に乗せた達成感から、先物に利食い売りが増加。大気汚染対策関連に乗り換えようと、資産インフレ関連株にも利食い売りがでたことから、上げ幅を縮めていました。後場に入り、先物に買い仕掛けが入り、再度、1万2000円台に乗せる場面もありましたが、上値の重さが目立ったことや、今晩、ECB理事会を控え、ユーロ相場の先行きが読めないことから、手じまい売りも増加。指数は引けにかけ、再び、上げ幅を縮め、結局、日経平均は、35円81銭高の1万1968円08銭と6日続伸。TOPIXは、1.13ポイント高の1004.35ポイントと続伸して終わりました。出来高は、前日比1億株増の31億9077万株、売買代金は2兆1705億円に微増しています。騰落状況は、値上がり765、値下がり817。

 今日の引け値で、日経平均サイコロは9勝3敗、RSIは69%、25日線かい離は+4.6%と、指数系の指標は上昇。サイコロジカルラインは警戒ゾーンの9勝3敗(75%)に入ってきました。騰落レシオは110%と前日から低下しました。
 まあ、日本カーバイドに特定筋が介入した…、同筋が油研工業にも介入したと言っては飛びつき、中国の大気汚染対策で、不織布や防塵マスクのメーカーが買われ、今日は、有害物質を分解する…として酸化チタン関連関連が急伸。株価目標の引き上げがあった…といえば、それに飛びつく…。なんだか、デーリングをやっている人たちが血走った目で材料を探して右往左往している様が目に浮かぶようです。

 仕手株情報の時にいつも書きますが、「自分が買う前に安いところを買わせるような情報を流すような殊勝な人はいない…」ということです。頭を冷やして、過去の動きを見るくらいの余裕があってもいいような気がするのですが…。こんなことを書くから、叱られるのですが、しっかりファンダメンタルを押さえて買っていけば、あとから、理屈をつけてどこかがやってくれますし、証券会社が投資判断の引き上げをやってくれて急騰するケースも出てきます。政府の津波対策を意識して、2月初めに応用地質を注目しましたが、今日はどこかの業界紙が書いてくれて急伸しています。また、2月24日号で、いい買い場になっているとしたマツダやNECもじわじわ水準を切り上げてきました。同じく、空中戦ながら、中段もみあいを終え、出直りに入るとした、日本ンM&Aセンター、小松ウォール工業も連日の新値更新になっています。為替差益で業績が再増額する可能性が高いとしたタダノも今日は4ケタに大手をかけてきました。まあ、投資のやり方はいくらでもありますから、何が正しいかはわかりませんが、少なくともリスクの管理だけはしっかりしておく必要があるような気がします。順番待ちですですね。無理やり割り込んでいくと、どんな人が、どんな態度ででてくるかわかりませんし…。

 まあ、明日はメジャーSQですが、とりあえず先物筋にとっては、株価は必要なくなります。また、今晩のECB理事会でドラギ総裁が何を言い、ユーロがどうなって帰ってくるかもわかりません。まあ、米国株次第のところはありますが、昨日も書きましたように、日経平均の第7ポイントの計算値1万2042を本日達成。そこから、想定通り利食いが入りました。ここから1万2100円台は2001年以来の抵抗帯がある場所。2005年の時は、企業業績の変化率で突破しましたが、今回は、何を手掛かりに突破するんでしょうか。簡単に突破するとしたら、市場は、日本経済の大変化を読んでいることになりますが…。楽しみなことです。
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予想を上回る雇用関連統計や下院での暫定予算可決を好感し、ニューヨークダウは4日続伸して終了
 おはようございます。 だんだん明るくなる時間が早まってきましたね。朝の刺すような冷え込みも、和らいできました。そういえば、5日火曜日が24節句の「啓蟄」。春の訪れを感じ、地中から虫が這い出してくる季節…。春は近いんですね。そういえば、家の前の桜の木のつぼみが大きくなってきたような…。

 さて、世界中をやきもきさせていた米国の歳出強制カット問題ですが、昨日、下院は9月末までの暫定予算を可決しました。どんな内容なのか、また、上院が採決できるかどうか、オバマ大統領が拒否権を行使するようなものなのかどうか、わかりませんが、とりあえず暫定予算が期限切れを迎える今月27日以降に政府機関が閉鎖されたり、職員がレイオフされるような混乱は避けられる見通しになりました。最近、市場は、「茶番劇」と割り切って、無視してかかっていましたが、市場が読んだ通りの結果になりそうです。

 日本にとっては、今晩の「ECB理事会」が焦点になりそうです。前回(2月8日)も、理事会後のドラギ総裁の会見で、景気に関し弱気の見方を示し、追加緩和の可能性を示唆するなど、為替に影響を与える発言をしています。今回は、イタリア総選挙の結果を受け、財政緊縮への反対が強まり、経済成長政策を待望する世論が増加していることが判明。イタリア以外でも、スペインやフランスなどで財政緊縮への不満が高まっていることを踏まえ、利下げへの思惑が高まっています。事前予想は、現状を据え置くようですが、理事会後の会見で、追加緩和に含みを持たせるような発言がでることも予想され、市場は警戒感を強めています。市場では、イタリア国債の価格が上昇(金利は低下)、ユーロの対ドル相場は1.30を割り込んでいます。これまで、財政均衡一辺倒だったドイツのメルケル首相が「財政健全化と成長を両立すべき…」と久しぶりに発言しているのも、なんだか変…。市場が今晩のECB理事会を警戒するのも無理からぬことですね。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4296ドル24セント +42ドル47セント(0.30%)

 NASDAQ綜合指数 3222.37ポイント -1.76ポイント(0.05%)

 S&P500 1541.46ポイント +1.67ポイント(0.11%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万2085円 +155円

 米国10年物国債金利 1.938% +0.044%

 ニューヨークダウ 90.43ドル -0.39ドル

 GOLD 1574.90ドル 変わらず

 ドルインデックス 82.56 +0.49


 昨日の米国株は、朝方発表されたADP全米雇用報告で、民間部門の雇用者数が予想を上回ったことから、週末発表の雇用統計への期待感が高まり、続伸して始まりました。寄り付き後も、1月の製造業新規受注で、設備投資の先行指標になる航空機を除く非国防資本財が7.2%増と予想を上回る数字になったことを好感。景気敏感の銀行株が上昇したこともあり、ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の高値1万4320ドル(前日比67ドル高)をつけました。ただ、前日史上最高値を更新したことへの警戒感も強く、昼ごろにかけて上げ幅を縮める場面もありましたが、ベージュブック(米地区連銀経済報告)が発表され、経済が緩やかながら拡大基調をたどっていることが確認されると、引けにかけ再び買いが増加。結局、ニューヨークダウとS&P500は4日続伸。アップル、グーグルなどが下落したことを受け、NASDAQ綜合指数は、小幅反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比73万株減の6億8258万株と引き続き商いは盛り上がりません。騰落状況は、値上がり1700、値下がり1347。VIX指数は横ばいの13.53。

 ダウ30種は、値上がり22、値下がり8。堅調な米景気を受けバンクオブアメリカが3.2%、JPモルガンが1.2%それぞれ上昇。銀行株の指数であるKBWBANK指数は1.07%上昇していました。このほか、アルコアが2.6%、ヒューレッドパッカードが2.7%、シスコシステムズが2.3%それぞれ上昇したのが目立ちました。業種別では、金鉱山、非鉄、鉱山、石炭、産業資材などが値上がり上位に来ており、これまでと異なった業種が買われています。昨日の相場でも、医薬品などディフェンシブ系の銘柄から、景気敏感株への乗り換えが始まっていると言われ、昨日の資源株の上昇は、世界景気の拡大やインフレなど、何か新しい始まりを意識したものかどうか注意が必要です。
 NYダウは続伸。想定通りの上昇が続いています。MACDが買い信号を出したほか、ヒストグラムもプラスに転換。目先的に上げ相場が続くことを暗示しています。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を155円上回る1万2085円で帰ってきました。レンジは1万1805円~1万2100円。円は、堅調な米国雇用指標やECBの緩和思惑を受け、対ドルは94円台、対ユーロは、今日の日銀会合を受け122円台に、それぞれ軟化して帰ってきました。本日の日本株は、前日と同様に先物主導で指数の上昇が予想されます。先物価格が1万2000円台に乗って帰ってきた(CMEでも、に火音市場を意識した仕掛け的な商いがある…?)ことから、オプション弱気筋の踏み上げ的な動きが出る可能性があり、指数が上振れする可能性もありそうです。昨日に続き、個人主導の材料株と先物リードの裁定商いが市場をリードしそうですが、為替が94円台に入ったことから、自動車など先行したグループの見直しも始まりそう。再度、スバル、マツダ…?
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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