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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2013/03 | 04
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中国経済を懸念したアジア株安や先物筋の売り崩しの影響で、日経平均は9営業日ぶりに反落
 今日は、急に主夫業をすることになりました。急いで書いて買い出しに行かなくてはなりません。

 さて、直近レポートで、今週は重要な節目に差し掛かる…として、1万2,445円を上げておきました。朝方は、米株高やCME日経平均先物高を受け、買いが先行。日経平均は、昨日の終値を84円上回る1万2433円と続伸してスタートしました。前日に続き、内需系主力株や円安を好感し輸出主力株も買われ、寄り付きの買い一巡後も買いが続き、寄り後まもなく、高値1万24461円(前日比112円高)を付けました。円安の進行など相場自体には追い風が吹いていたんですが、中国株が下落したほかアジア市場全般が軟調に推移したことや、債券市場で国債金利が低下(価格は上昇)すると、先物市場に「債券先物買い・株先物売り」の歯科的な商いが入り始め、指数は下落に転換。後場になると、中国株が下落幅を広げたことを嫌気。全般に利食い急ぎの動きとなり、引けにかけ下落幅を拡大。結局、日経平均は前日比34円24銭安の1万2314円81銭と9日立会日ぶりに反落。前日、日経平均の上げを上回ったTOPIXもこの日は4.08ポイント安の1035.90ポイントと5立会日ぶりに反落しています。出来高は、前場中に大手銀行株や鉄鋼株など数量株が買われたことから、42億3651万株と40億株台を維持しました。売買代金も、2兆8189億円と大台を維持しています。騰落状況は、値上がり440、値下がり1181でした。寄り付き段階とは、様変わりの展開になりましたね。やはり、1万2440円台は結構厳しい急所になりました。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、9勝3敗、RSIは70%、25日線かい離は+6.2%、騰落レシオは111%と、いずれも前日から低下しています。警戒ゾーン入り一歩手前でUターンした感じですね。全般は冴えませんでしたが、今日は、メタンハイドレード関連で注目してきた応用地質、三井海洋開発が、昼のニュースでメタンハイドレードのサンプル採掘に成功。燃料の取り出しの研究を始める…と報じられたことか、後場からすっ飛んできました。ともに、選挙前から注目してきましたが、三井海洋開発は大化けになってきました。同時に注目した三井造船も本日新値を取ってきましたね。また、今日は、前週、直近号と連続して注目したツクイが株式分割を発表したことを手掛かりに急伸。会社側予想とアナリスト予想の食い違いと、テクニカルな関門を突破した…として2月17日号から注目した日本工営が想定通り増額修正をだし、今日は424円と早くも100円幅を抜いています。

 昨日も書きましたように、メタンハイドレードは日本のエネルギー事情を一変させる可能性もあり、今後、広がりを持ってくるかもしれませんね。また、絶好の押し目買いポイントに来ているとして2月24日号でも注目した新日鉄住金も今日は値上がりベスト30に顔を出していました。まあ、個別では、結構ハッピーな一日でした。

 ただ、注意したいのは先物筋の動き。昨年3月も決算期末を前に、散々先物を買い煽って持ち上げ、日銀の裏切りから円高に転換すると、先物売りに転換。裁定解消りを誘い6月安値まで突っ込ませたCTAの機関店が動き始めている点です。日銀の緩和は、残存期間の長い国債の買い取り枠を増やすことになる可能性が強まっていますが、だったら、長期金利は低下に向かい国債価格は上昇する…という読みで、「債券先物買い・株先物売り」のポジションを組みはじめたようです。この証券会社は、2月までは先物を買いまくっていましたが、SQ前から売りに転換。先週末までの売り残は8300枚弱。昨日は7700枚以上売り、今日も3000枚近く売却。トータルは2万枚に接近しています。この枚数は、同社が買い越していた時のピークに並ぶ水準。裁定買い残の水準が多いだけに、軽視することはできないのかもしれません。以前から書いているように、昨年6月にかけての厳しい下げはありませんが、いったん調整すると、これまでの新興市場株、小型株優位の展開から、流れが変化する可能性があります。CTAはまさか政策に逆らって日本株を売り崩そうなどは思っていないでしょうが、このところの売りの枚数が多いだけに気になります。

 まあ、全体の流れや個別株の動きは想定通りに進んでいますので、問題はありませんが…。何か、マイナスの材料でもつかんでいるんでしょうか。そろそろ買い物にでますので、この辺で…。
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イタリア政局や中国景気への懸念から下落スタートも、米景気への期待感から切り替えし、NYダウは7連騰して終了
 おはようございます。 寒い朝です。ロシアのほうから寒気団が南下したことが影響しているようです。中国からの厄介物を吹き飛ばしてくれたのはいいのですが、寒いのはかないません。昨日は、東日本大震災の追悼式が開催され、国民が哀悼の意を表しました。中国と韓国にも招待状がいったようですが、韓国は底等で欠席。中国も韓国の動きをみていたのか、直前になって欠席を知らせてきたようです。なにが理由か知りませんが、勝手に事態をエスカレートさせて、思うようにならないから、一人興奮している…という感じですか。近所によくいますよね。こんなおっさん。

 さて、週明けの世界市場は、静かな動きだった…といえそうです。米国の雇用統計が予想を上回り、景気の足腰の強さが確認されたことは良かったのですが、中国の消費者物価指数が予想外に上昇。北京市内は、政府が目標としている4%を上回ってしまいました。また、小売りの売上高も伸び率が急速に鈍化しています。住宅価格の抑え込みや物価抑制からタイトな金融政策が必要な一方で、景気に対してはオーバーキルの懸念も出ています。このまた裂き状態…新政権はどう対処していくのでしょうか。

 また、欧州では、先週、格付け会社フィッチが実施したイタリアへの格下げが不透明感を強めています。ECBの無制限国債買取策という安全弁はあるものの、今週末15日の議会再開までに組閣ができなかった場合、再選挙の可能性が増幅。結果によっては、財政の一段の悪化から国債が売られる懸念もでてきます。市場では、このケースではいくらECBでも買い支えはできないのではないか…と最悪のケースを予想するところもでてきました。ただ、実際のイタリア国債の金利は、高利回り債への需要もあり、比較的落ち着いており、格下げを受けた週明けの相場でも、金利は0.07%上昇の4.66%と小幅な上昇にとどまっています。ただ、昨日は、イタリア中銀が、不良債権の増加(前年比16.5%増)をを受け、貸し倒れ引当金の積み増しを要請した…と伝わり、欧州市場全般で銀行株が売られていました。警戒しすぎることはないと思われますが、今週のイタリア政局の動きは注意しておく必要がありそうです。

11日の米国市場
 ニューヨークダウ 1万4447ドル29セント +50ドル32セント(0.35%)

 NASDAQ総合指数 3252.87ポイント +8.50ポイント(0.26%)

 S&P500 1556.22ポイント +5.04ポイント(0.32%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万2350円 +60円

 米国10年物国債金利 2.060% 変わらず

 ニューヨーク原油 92.06ドル +0.11ドル

 GOLD 1578.00ドル +1.10ドル

 ドルインデックス 82.57 -0.14 


 週明けの米国株は、週末の雇用統計数字が予想を上回る好調なものだったものの、イタリア格下げや中国経済への懸念が株価を圧迫。前週大きく上げたことからの利食い売りもあり、反落してのスタートになりました。ニューヨークダウは、寄り付き後まもなくこの日の安値1万4378ドル(前週末比20ドル安)をつけました。週明け早々で重要な経済指標の発表もなく、全般に小動きでしたが、雇用統計結果にみる米国景気への期待感や商用機生産への強気の予想からボーイングが切り返したほか、アップルが4月までに株主還元策を発表する…との観測がでて、株価が上昇したことなどから、次第に値を戻し、引けにかけ上昇。途中、GEのCEOが政局の混乱が設備投資に影響を与えると懸念を表明したことから上げ幅を縮める場面もありましたが、今週末にメジャーSQを控えていることから思惑的な買いも入り、ニューヨークダウは引けにかけ、再度上げ幅を拡大しています。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比9117万株減の5億9631万株。騰落状況は値上がり1635、値下がり1397。VIX指数は8.18%下げ、11.56と、2007年2月以来の水準に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり23、値下がり7。強気の商用機生産予想を受けたボーイングが2.11%上昇したほか、製薬大手メルクが1.6%、AMEXが1.2%それぞれ上昇したほかは、上昇、下落とも1%を超える値動きはありませんでした。業種別は、自動車・同部品、不動産サービス、生保、銀行などが上昇。一方、貴金属、金鉱山、鉱山、鉄鋼、食品などが冴えませんでした。
 ダウは、7連騰。5日連続で最高値を更新し続けています。現在は、日足ベースで3段目の上げ途上にあります。1波動1000ドルですから、当面、1万4700ドル台を目指す展開ですが、詳しくは、レポート直近号を見てください。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値を60円上回る1万2350円と、大証終値を60円上回って帰ってきました。レンジは1万2210円~1万2360円。円は、堅調な景気指標や株高を受けドル買い傾向が強まり、対ドルで96円30銭台、対ユーロも125円60銭台にそれぞれ軟化しています。本日の日本株は、CME終値が、ほぼ昨日の現物の終値と同水準で帰ってきたことから、静かな始まりになりそうです。円相場が対ドル、対ユーロで下落したことから、輸出株への見直しが続きそうですが、中國、欧州への景気の懸念が強まっており、引き続き、内需系の優位が続きそうです。海外投資家や国内長期資金のコアストック買いが続いており、指数的には堅調な動きが続きそうです。出遅れ感のある商社株、急速に借入金を減らしリストラを進めているほか、メタンハイドレード開発では、三井系の中核を務める三井造船などに妙味…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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