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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2013/03 | 04
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キプロスの唐突な預金課税問題を嫌気し、続落して終了…アップル続伸など個別銘柄に支えられ底堅い動き
 おはようございます。 まずは訂正から…。昨晩の書き込みで下値めどについて2010年4月高値の頭たたき…とし、あと100円と書いてしまいました。慌てて書いていたので、2010年4月高値の中台を勘違いして書いてしまいました。まだ、下値に届くには1000円も残っていました。昨晩も書いたように、追加緩和期待があり、誌年度からの国内大口投資家の購入増など今後の受給事情からからみて、あと1000円も下がるのは考えにくいところ…。バブル崩壊後の安値を付ける過程で逆三尊底を形成した時の2つの肩がある1万2080円~1万2180円のゾーンが下値抵抗帯になっています。謹んで訂正します。(なんだか、記者時代の訂正記事を書いた時のことを思い出しました)

 さて、キプロスの預金課税の問題ですが。銀行のATMからの引き出しが相次ぎ、次から次にATMの現金がなくなるなど、大混乱に陥っているようです。EUの首脳は、闇経済にかかわりを持っている国だし、EUのGDPに占める比率(0.5%)も小さいから、ひとつ、見せしめに荒業を繰り出してやろう…と、甘く考えて今回の預金課税を行った感じです。預金の半分は、ロシアや英国の税金逃れの預金だから、勤勉な国民の税金を投入してまで支援するのは「ちょっとな~」というのが正直な感想だったんでしょう。前代未聞のやりかたが、他の金融体制の弱い国に波及するとは考えなかったのでしょうか。まあ、相変わらずの能天気ぶりですね。キプロスの政治も、強力な政権がなく、強硬策をだしたものの、あまりの国民の反感の強さから、議会での採決もままならない状態になりつつあり、課税案は流動的になりつつあります。当初は、10万ユーロ以上には9.9%、10万ユーロより下は6.75%という計画でしたが、少額預金者の分は5%に引き下げようという懐柔案が出てきたようです。総額で58億ユーロを調達するという方針は変わりませんから、10万ドル以上の預金への課税を金額に応じて12%以上にする案まででるなど、混乱してきました。政府は、19日午後(日本時間の午前1時ごろ)に採決するといいますが、課税率も決まっていないようで、果たして、採決できるのでしょうか。EUでは、10万ドル未満の預金者の保護など対策を出していますが、事態が収まったとしても、預金の引き出しが続き、経営危機に追い込まれる銀行が出てくるはず…。今のEUの問題は、感情論で片付けるほど、簡単なものではないと思いますが…。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4452ドル06セント -62ドル05セント(0.43%)

 NASDAQ総合指数 3237.59ポイント -11.48ポイント(0.35%)

 S&P500 1552.10ポイント -8.60ポイント(0.55%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万2345円 +175円

 米国10年物国債金利 1.956% -0.04%

 ニューヨーク原油 93.74ドル +0.29ドル

 GOLD 1606.60ドル +14.00ドル

 ドルインデックス 82.64 +0.51  


 昨日の米国株は、キプロスの突然の預金課税に端を発する欧州金融への懸念から、アジア市場、欧州市場が下落した流れを受け、急落してスタートしました。金融危機の再燃を懸念し銀行株が売られたほか、ドル急伸を嫌気し輸出関連株も下落。前週までの連騰を受けた利食い売りの動きも加わり、ニューヨークダウは寄り付き後まもなくこの日の安値1万4404ドル(前週末比110ドル安)をつけました。ただ、欧州株が下落幅を縮めると、景気の先行きを期待した投資家の押し目買いが増加。次第に値を戻し、一時は、プラス圏に浮上する場面もありました。その後、前週末終値付近での神経質な動きを続けていましたが、キプロス国会の採決結果を警戒した売りが引けにかけ増加。結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比11億4496万株減の6億7550万株。騰落状況は、値上がり1204、値下がり1856。VIX指数は、18.2%上げ、13.36に上昇しています。

 ダウ30種は、値上がり8、値下がり22。NASDAQ市場でアップルが上昇したことを受け、ヒューレッドパッカードが3%近く上昇。ベライゾンも1.5%上昇したのが目立ちました。一方、最近上昇していたボーイングが利食い売りから1.45%下落、キプロス問題を受けJPモルガンが1%超え下落するなど、6銘柄が1%超えの下落になりました。コンピューターハード、空運、石炭、不動産サービスなどが上昇する一方、銀行、石油周辺サービス、半導体・同製造装置、住宅建設などが下落。
 NYダウは続落。GLOBEX夜間取引市場の先物下落を通じ事前に織り込んでいたことや、アジア市場、欧州市場と下落する過程で情報が周知されたとで、米国市場では冷静に受け止められたようです。一部、ドル高を嫌気した輸出株の不振などがありましたが、アップルに関し、複数のアナリストが50%の増配予想をだしたとを好感し、先週から続伸するなど、個別銘柄の堅調な動きも市場を支えました。ただ、このところ、MACDの動きを警戒していますが、ヒストグラムは急速に低下しマイナス入りが懸念されますし、デッドクロスの近づいている感じで、テクニカルな警戒感は残ったまま…。当面、高値付近でのレンジ形成で、25日線の接近を待つ…というところか。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を175円上回る1万2345円で帰ってきました。円は、キプロスへの懸念はあるものの、日銀の黒田新総裁体制の発足を20日に控え、根強い円安期待があり、対ドルは95円10銭台、対ユーロは123円30銭台と、急激な円高が進んだ昨日の日本市場での動きと比べ、落ち着いた動きで帰ってきました。本日の、日本株は、キプロスの預金課税の国会採択を控えていることや、明日が休日になることから、手控え気分が強まりそうですが、朝方は、CME日経平均先物終値にさや寄せする先買いに支えられ、反発スタートになりそうです。21日の公示地価発表を思惑した含み資産株買いにくわえ、石炭火力増設に関連した銘柄への買いに加え、今期決算の増額修正期待の強い銘柄が個別に値を伸ばす展開になりそうです。海外に不透明感を残すため、今日も内需優位の展開になりそうです。石炭輸入の本命である三菱商事…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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