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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2013/03 | 04
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キプロス議会の預金課税案否決で下落するも、米国景気への期待感で下落幅を縮め、高安まちまちで終了
 おはようございます。昨日は、小用で町中をうろうろしていましたが、帰りに竜田川沿いをサイクリングしていると、桜のつぼみが膨らんでピンクの花びらが顔をのぞかせていました。つい、開花しているところはないか…と、自転車を降り付近を散歩してみましたが、結局、咲いている木を見つけることはできませんでした。家に帰ると疲れ果ててしまい、今日の朝まで寝込んでしまい、昨晩の書き込みもできませんでした。でも、朝、窓を開けてみると、家の前の桜の木に白いものがちらほら…。今日もでかけてみようかな。

 さて、過去最低の愚策と批判を受けたキプロスの預金課税の採決が、昨晩行われましたが、結果は、議員定数56のうち、反対36、棄権19で否決されました。残りの1票がどうだったのか関心がありますが、とにかく、否決されたことで、EUの支援条件が満たされませんでしたので100億ユーロの支援も宙に浮いたことになります。このまま、銀行が開けば、取り付け騒ぎから破たんする銀行が出て来るのは必至…。とくに、ギリシャ国債を大量に保有していたことから、財務体質が悪化している同国第2位行ライキの経営危機の可能性が上昇。もし破たんした場合には、預金保険の支払などに300億ユーロの政府負担が必要になるとの試算がEU側から提出され、キプロス政府が、預金課税をのまざるを得なかった…という観測があります。議会で、預金課税が否定されたことで、同国のデフォルトや銀行破たんの可能性が強まりましたが、今のところ、採決のやり直しなど具体策の話は出ていないようです。

 キプロス財務相は、債務返済の猶予などを求めて、債権国であるロシアに行っているようですが、同国からの支援を仰ぐ可能性もあるといいます。実際に支援が実現すれば、ロシアとの関係が深まり、地中海最深部で、軍事的な脅威が増すことにもなりかねません。米国が欧州での軍事力を削減し、自らの防衛力の強化が望まれているときに、キプロスがロシア化することは、許されることではなく、EUとしても、何らかの支援策を講じ、キプロスをEU内にとどめることをするものと思われます。今回の、預金課税を先導したといわれるドイツ財務相も、事態の深刻化から責任転嫁に動いているといわれ、支援策が変更される可能性も出てきます。うがった見方ですが、もしかしたら危機をあおることでユーロを下落させ、輸出競争力を強化させる狙いもあったのでは…と勘繰りたくもなります。ユーロが上昇してくると、いつも危機がでてくるのはどうして?

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4455ドル82セント +3ドル76セント(0.03%)

 NASDAQ総合指数 3229.10ポイント -8.50ポイント(0.26%)

 S&P500 1548.34ポイント -3.76ポイント(0.24%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万2380円 -40円

 米国10年物国債金利 1.908% -0.048%

 ニューヨーク原油 92.16ドル -1.59ドル

 GOLD 1611.30ドル +6.70ドル

 ドルインデックス 83.01 +0.34


 昨日の米国株は、朝方発表の住宅関連指標が予想を上回ったことを好感し、反発してスタートしました。この日行われるキプロス議会の預金課税法案への警戒感はあるものの、住宅部門が経済のリード役に復帰したことを手掛かりに住宅建設株がかわれたほか、医薬品やヘルスケア関連などディフェンシブ系中心に買われ、ニューヨークダウは寄り後、まもなく、この日の高値1万4514ドル(前日比62ドル高)をつけています。しかし、キプロス議会が、圧倒的多数で課税法案を否決。欧州株が全面安になると、売り物が増加。急速に値を下げ、昼過ぎにはこの日の安値1万4382ドル(同70ドル安)をつけています。ただ、売り一巡後は、同国経済の規模からみて、米国経済への影響は少ないとみた押し目買いが増加。引けにかけ下落幅を圧縮。結局、ニューヨークダウは、小幅高。アップル株反落の影響で、NASDAQ総合指数、S&P500は続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比5531万株増の7億3081万株。騰落状況は、値上がり1229,値下がり1741。VIX指数は、キプロス情勢が不透明なため、7.7%上げ14.19に上昇しています。

 ダウ30種は、上昇16、下落14。コカコーラやプロクターアンドギャンブルのディフェンシブ系が1%超えの上げになったほか、ヒューレッドパッカード、バンクオブアメリカが1%超えの上昇。一方、ドル上昇を嫌気しキャタピラが1.2%下落したのが目立ちましたが、他の下落株はいずれも1%以下の小動きにとどまりました。業種別は、空運、特殊用品、非耐久消費財、住宅建設などが上げ、石炭、貴金属、石油周辺サービス、ネット、証券などが下落しています。
 NYダウは横ばいで終了。高値圏での持合いのうごきですが、このところ懸念材料としているMACDの動きがあまりよくありません。ヒストグラムがマイナス圏に転じようとしており、2月前半のように持ち合い形成から25日線とのかい離修正を待つことになるのでしょうか。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を40円下回る1万2380円で帰ってきました。レンジは、1万2280円~1万2440円。円は、キプロス議会の法案否決を受け、対ユーロは122円40銭台に上昇。強い経済指標を受け、対ドルは95円10銭台と横ばいで帰ってきました。
 昨日は、キプロスショックの一巡による円売りから、日本株は急反発しました。この日の終値で、日経平均サイコロは9勝3敗(TOPIXは8勝4敗)、RSIは78%、25日線かい離は+5.6%と指数系は上昇。RSIが警戒ゾーンの80%に近づきました。また、物色意欲の強さを見る騰落レシオは124%と前日から上昇。警戒ゾーンの120%を上回ってきました。本日の日本株は、春分の日で休場になります。明日の相場は海外市場次第…ということになりそうですが、キプロスの議案否決後の動きが不透明で、EUや政府の対応次第で状況が大きくぶれる可能性があります。レポートでも指摘していますように、為替や海外情勢の影響を受けやすい主力の動きは鈍りそうですので、引き続き小物で業績変化率の大きくなりそうなものを丹念に拾う作戦で…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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