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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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キプロスとトロイカの支援交渉の前進を好感、日銀緩和への期待感も強まり、反発して終了
 今日は朝から、キプロスとトロイカ(IMF、EU、ECB)の会議に関心が集まりました。事前に、第二位のライキバンクの閉鎖と10万ユーロ以下の預金の保護、課税は10万ユーロを超える大口預金に限られ、税率は30%程度か…と具体的に伝わっていましたので、市場は楽観視。今日の日本株は、先週末急落した反動もあり、朝方から買いが先行して始まり、日経平均は、169円上回る1万2507円と急反発して始まりました。寄り後まもなく、ユーロが上昇を始めると、キプロスとトロイカとの合意がなり、早ければ5月にも支援金が支給されると伝わりました。ただ、預金への課税は見送られ、整理されるライキ銀行の10万ユーロ超えの預金を凍結。これを同行の整理に伴い発生する損失の補てんに充てる…とするものです。市場では、40%程度が没収(代わりに新銀行の株式を支給?)される、と試算しますが、整理統合にともなう損失発生がどの程度になるかは、これからのこと。預金額のすべてが、なくなる可能性もあります。

 やはり、幅広く預金課税をする前例を作ることは、預金者に大きなリスクを意識させることですから、今後の信用機構の維持には問題がある…と認識したんでしょうね。ただ、かなり強引なやり方で、預金を凍結した…ということは、大口預金者に不信感を抱かせたわけですから、今後、銀行の経営基盤が弱いギリシャやスペインの銀行から預金を引き出す動きが加速する懸念もあります。ブラックマネーをあぶり出し、一撃を加えた、ということでは、してやったり…ということでしょうが、預金者に与えた不信感は計り知れないものがあります。今後、経営力に問題がある銀行からの預金引き出しがどの程度になるか、週明けの動きが注目されます。そう簡単に貴重な国民の税金を投入できない、ということはわかりますが、信用機構に残した傷は予想以上に大きいのではないでしょうか。また、ドイツの議会は、今回の支援に「OK」を出すのでしょうか。むしろ、今後の反応のほうが重要な気がします。

 今日の日本株は、キプロス問題を楽観視して高よりスタートしたあと、両者が支援で合意したことを受けて、円がやや売られたことを好感。輸出関連が買われるなどし、寄り付きを上回る水準で堅調に推移しました。救済案の詳細が伝わった後場からは、先物に断続的な買いが入り、日経平均は前場水準を上回ってスタート。裁定買いも入ったことから引け近くには、1万2600円に接近する場面もありました。ただ、円の水準が期待したほど安くならなかったことから、引けにかけ、先物の利食い売りが入り、やや上げ幅を縮めています。結局、日経平均は、前週末比207円93銭安の1万2546円46銭、TOPIXは、8.72ポイント高の1047.29ポイントと、ともに反発して終わりました。出来高は、期末最終週に入ったことから、機関投資家の動きが鈍り、前週末比で約2億株減少し、26億9676万株。売買代金も1兆9914億円と、2兆円の大台を割り込んでいます。騰落状況は、値上がり927、値下がり642でした。

 市場の関心が、キプロス問題から、来月初めにお日銀定例会合を前に臨時会合を開き、異例の金融緩和策を出してくるか…に移行。再び、不動産株や不動産リート、金利低下でメリットを受ける銀行株、消費者金融株、証券株などが市場をにぎわしています。先週買われた、海運株などは、値を崩すなど、資金の回転の速さを映す相場展開になりました。
 今日の引け値での日経平均サイコロは、8勝4敗と変わらず。RSIは68%とわずかに上昇。25日線かい離は+5.0%と指数系は、警戒ゾーンまで余裕を残しています。一方、全体の物色意欲をみる騰落レシオは前週の133%から144%に急伸。依然、警戒ゾーンの動きになっています。

 昨日配信したレポートでは、チャート面、計算面などから、抵抗ゾーンが近いことを書きましたが、今日の解説を聞いていても、日経平均月足の一目均衡表の雲上限を意識している…と指摘していました。これまでも上げの過程で、いろんな抵抗帯や指数の過熱感が指摘されてきましたが、すべてクリアしてしまう強さを今の相場は持っています。また、日経平均の長期足を見ると、史上最高値と小泉構造改革相場のピーク(2007年7月高値を結ぶラインを上回ってきたことも今の相場が尋常なものではないことを示しています。
 まあ、指数売買をしているわけではありませんので、あまり日経平均の話をしても仕方がありませんが、先週くらいから、業績の修正発表が出始め、流れは、だんだん業績への感応を強めていくことになりそうです。第三四半期の決算発表で、進捗率は80%~90%に達しながら、通期見通しを据え置いた企業も多く、現在の収益環境を考えると、さらに上積みしてくる企業も出てきそうです。テーマ性に縛られるのも、いいのですが、ここは原点に立ち返って、業績を見直してもいいのではないでしょうか…。
 明日は、権利取り最終日。3月3日号で配当利回り4%超えの中から、5銘柄をピックアップしましたが、順調に値を伸ばしています。月末にかけてはドレッシングもありますから、いよいよ1万3000円挑戦の期待が強まりますね。計算上のポイントは1万3165円…。

 今日は次女の引っ越しで、取りかかりがおくれました。思いつくまま書いていますので、わかりにくければ御容赦。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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