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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2013/03 | 04
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欧州や中国への懸念に加え、期末のドル換金売りなどが円高を加速。先物主導の売りから反落して終了
 相変わらず、欧州問題が重しのようにのしかかっています。キプロスの銀行は、今日から営業が再開されますが、同国中央銀行が資本規制をかけていることから、大きな混乱はおこらないのではないでしょうか。むしろ問題は、イタリアの政局…。連立内閣の交渉に失敗したベルサ二民主党党首は、今晩、ナポリターノ大統領に組閣失敗を報告しますが、これを受けて、大統領がどういう決断(総選挙か党派と関係のない第三者を首相にし組閣するか…)をするかが注目されます。ただ、ごたごた続きで、政界関係者は、政治に嫌気がさしているようです。大統領は5月の人気以降は「やりたくない」といい、現モンティ首相も、短期間に財政危機を収束させる手腕を発揮したものの、不景気に陥れた、として選挙でバッシング。今は、一日でも早く執務室から去りたい…という始末。こんな状態で、再選挙をやって、政治的な安定を取り戻せるのでしょうか。格付け会社は、格下げの時期を虎視眈々と狙っているような感じです。

 それにしても、南欧の加盟国はどうなっていくんでしょうね。北の加盟国から、「節約だ、借金減らせ…」といわれ続け、頑張って借金減らしに努めたら、今度は、景気が悪くなって、財政状況がさらに悪化するという悪循環に陥っています。これまでは、車の販売は、「北高南低」になっていましたが、だんだん悪い状況が北上し始めた…といいます。今回のキプロス危機でユーロが売られたことで、ドイツなどの輸出主導国の景気にはプラスになりそうですが、ドイツの輸出をみると域内の落ち込みがひどくなっており、そろそろ、南の景気のテコ入れをしなければならない時期に来ているのではないでしょうか。ドイツも景気が落ち込んだまま、総選挙はやりたくないはずですから、どこかの時点では、ECB(欧州中央銀行)に緩和のゴーサインを出してくるはずです。まあ、とにかく当面は、イタリアの政局が注目ポイント。

 今日の日本株は、欧州情勢を嫌気し、円が対ドル、対ユーロで上昇したことから、弱含んで始まりました。朝方は、CME日経平均先物の終値1万2490円にさや寄せし、先物売りが先行。日経平均は、前日終値を36円下回る1万2457円と反落してスタート。今晩のキプロスの銀行再開やイタリア政局を懸念したほか、期末接近による輸出企業のドル売りなどから円が上昇。これを嫌気し、先物や輸出企業が売られたほか、最近急伸していた不動産リートが、利食い売りから下落したことを受け、不動産株も売られるなど、主力株は主日軟調な展開となり、日経平均は後場寄りごろ、この日の安値1万2286円(前日比207円安)をつけています。その後先物の買戻しから下落幅を縮める場面もありましたが、中国本土株が下落したことを嫌気し、買い物が続かず、結局、日経平均は157円83銭安の1万2335円76銭、TOPIXは9.69ポイント安の1036.78ポイントと、ともに反落して終わりました。主力株に幅広く売り物がでたことから、出来高は、前日比5億株近く増え、29億8219万株、売買代金も、3000億円近く増え、2兆1803億円と、大台を回復しています。騰落状況は、値上がり538、値下がり1099。

 今日の引け値での日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは57%、25日線かい離は+2.4%と、指数系の指標は警戒ゾーンを大きく下回ってきました。また、物色の広がりを見る騰落指数は120%と警戒ゾーンの入り口まで落ちてきました。今日の朝も米国株の「鯨幕相場」について書きましたが、日本株も日替わりで上げ下げを繰り返しています。それだけ先物の影響が強まっているということでしょう。このところ、欧州、中国の経済情勢が不透明感を強めてきましたので、主力株は動きづらい…としてきましたが、今日も元気がいいのは小型株…。政府の石炭火力設置を受けた住石HDや業績の増額修正を発表した乃村工藝社などが短期資金を集め値を飛ばしていました。また、高値をとってから調整に入っていたもので、上昇中の25日線に接近したところから急伸したやまびこなど、小型株の値動きの良さが目立っています。

 またレポート銘柄では、タダノと同時期に注目しながら、派手さがないために、人気の圏外に置かれ続けてきた岡村製作所が今週に入り急伸。今日は新値をとってきました。商業ビルの供給ラッシュやスマホ向けソフトの供給会社の増加などから、都心を中心にオフイスの移転が進んでいますが、これにともない、オフィス家具の需要が増加。今期も増益が続く予想です。また、銀行の支店統廃合から貸金庫需要が伸びているほか、企業のセキュリティ管理から、入退室管理のシステムを手掛けるなど、今後需要が増えそうな成長部門も多く抱えています。まだ、この部門の収益性が低いことが足を引っ張っていますが、この成長性を加味すれば、もっと上値があってもいいはずです。ご迷惑をおかけしていましたが、まだ持続されている方はまだ上値が望めると思います。

 とにかく、今の日本はアベノミクスにより日本の構造改革が進むことを前提に買われています。2005年の時も小泉構造改革を期待して買われましたが、主に買われたのは、主力株ではなく、小型の成長性の高い株…。今回も、同じようなパターンで流れが形成されています。今後、規制改革が進めば新たな成長分野がどんどん出てきます。その中で、メリットを受けるのは、やはり小回りの利く中堅企業。他社がまねできない独自の事業性を持つ企業が注目されてきます。米国では3Dプリンター革命が起きるとも言われていますが、日本でも個人が3Dプリンターを買い、フィギュアや立体デザインを行いビジネスにしようという動きが始まっています。とにかく、全体が深押ししない限り、流れは不変。とにかく、円安方向で為替が安定、株価も持ち直し、不動産価格も安定す方向が定着し始めました。これまで、為替差損や不動産・有価証券の評価損が続くため、企業は損失を補てんする資金を持たないと経営の安全性を保てませんでしたが、現状が続けば、これまでリスク対応でため込んだ資金を使うことができます。このところ、国内でのM&Aが増え始めたのも、このようなリスク対応資金を使うことができるようになったためだと思われます。アベノミクス効果は、みんなが考えているよりも幅広い効果を与えているようですね。

 今日も、自転車で町中をうろついていましたので、取りかかりがおくれ、思いつくままに書いてしまいました。

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イタリア政局やキプロスの銀行再開への懸念から下落スタートも、キプロスの資本規制発表を好感した押し目買いの増加から高安まちまちで終了
 おはようございます。

 欧州情勢は混とんとしてきました。昨晩も書きましたように、これまで放置してきた腫物が、悪化してきたような感じです。まず、キプロス支援後遺症ですが、キプロス中銀は、今日からの銀行の営業再開を前に、資本規制を導入。小切手の換金禁止、一日の引き出し額上限を300ユーロに制限。営業再開時間を28日正午からにする…と発表しました。また、クレジットカードの使用については、国内は無制限、海外は月額5000ユーロ以内に制限されました。取り付け騒ぎが起きることやクレジットカードを使い海外から資金を引き出す動きを抑制しようとする狙いがあるようです。ECB(欧州中央銀行)の資金供給が続いていることから、状況が悪化する可能性は少ないものの、ショックが落ち着くまで不安定な状況が続くことになりそうです。

 それに代わって、イタリアの政局問題が浮上してきました。現在,ベルサニ民主党党首のもとで組閣の交渉が行われていますが、27日までに、連立の相手として交渉していた「五つ星運動」側が連携を拒否。ベルサニ氏は今日28日までに、大統領に組閣の交渉結果を報告しなければなりませんが、交渉が暗礁に乗り上げたことで、再選挙の可能性が強まってきました。政局が混とんとしてきたことから、昨日行われたイタリア国債の入札では、格下げ懸念など先行きの不安から応札が減少。目標の70億ユーロを調達することができなかったようです。5年債の入札では、前回の3.59%を上回る3.65%に入札金利が上昇。先行きへの懸念から、10年物金利は0.17%上げ4.77%に上昇。また、銀行に不安を抱えるスペインも、同国債金利が0.13%上げ、5.09%に上昇。警戒感が急速に高まっています。また、昨日発表されたユーロ圏の景況感(3月)は、前月(91.1)、予想(90.5)を下回るい90.0に低下。景況感まで悪化してきたことで、ユーロの下落が加速。対ドルは昨年11月以来の1.27ドル台に下落しています。

 キプロス後遺症によるユーロ圏銀行の預金への影響、イタリア政局、日を追って悪化する景況感…しばらくは欧州に悩まされることになりそうです。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4526ドル16セント -33ドル49セント(0.23%)

 NASDAQ綜合指数 3256.32ポイント +4.04ポイント(0.12%)

 S&P500 1562.85ポイント -0.92ポイント(0.06%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万2490円 -30円

 米国10年物国債金利 1.851% -0.055%

 ニューヨーク原油 96.58ドル +0.24ドル

 GOLD 1609.20ドル +9.9ドル

 ドルインデックス 83.21 +0.35 


 昨日の米国株は、イタリア政局の混乱や入札不調、キプロス支援後遺症を懸念し、欧州株が下落した流れを受け、売りが先行。反落してスタートしました。欧州への不安から銀行株を中心に売られ、ニューヨークダウは寄り付き後、まもなく、この日の安値1万4439ドル(前日比120ドル安)をつけました。押し目待ちの投資家が多く、安値圏では押し目を拾う動きはあるものの、この日は、キプロス銀行の営業再開やイタリア組閣期限などの問題があり、買い手控え気分の強い展開。キプロス中銀が、営業再開時の資本規制を行うと伝わり、混乱が避けられるとして欧州株が下落幅を縮めるとともに、住宅株やヘルスケア関連などに買いが入り、引けにかけ下落幅をちぢめていました。結局、銀行株の影響が大きいニューヨークダウとS&P500ha反落。NASDAQ総合指数は、小幅続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3761万株増の5億9558万株と6億株を割り込んだ状態。騰落状況は、値上がり1596、値下がり1425。VIX指数は、2.98%上げ13.15に上昇していますが、落ち着いた状態。

 ダウ30種は、値上がり10、値下がり20。デイフェンシブ系のユナイテッドヘルスが1.0%上昇しましたが、値上がり銘柄で1%超えの上げは同社のみ。一方、欧州の銀行への懸念を映し、JPモルガンが1.8%弱下落したほか、ドル上昇を嫌気し、コカコーラ、スリーエム、IBMなど外需依存型企業の下げが目立ちました。
 NYダウは反落。このところ、日替わりで上げ下げを繰り返す鯨幕相場が続いています。依然、1万4400ドル~1万4600ドルのレンジ内の動きは立会日で3週間になってきました。MACDのヒストグラムのマイナス圏の動きやRSIの低下などモメンタムの低下傾向が目立ちます。一時過熱していたサイコロは7勝5敗に低下してきました。想定通り、25日線とのかい離修正待ち…が続く?

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証先物終値を30円下回る1万2490円で帰ってきました。レンジは1万2370円~1マン2535円。円は、トラブルを抱えるユーロ下落から、対ユーロは120円30銭台に上昇。対ドルは、日本の金融緩和期待から94円40銭台と、横ばいで帰ってきました。本日の日本株は、実質的な新年度いり相場となり底堅い展開が期待されます。欧州市場の混乱から、外需関連の動きが鈍りそうですが、来週には黒田新総裁のもとでの初の日銀金融政策決定会合が開催されることから、昨日に続き含み資産株買いの動きが強まりそうです。また、対ドルでの円安傾向が続いていることから、対米、対アジア依存の高い輸出関連の増額修正、高進捗率銘柄に注目。系列企業の再編を加速し始めたNEC…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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