大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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予想を下回る景気指標が続き、QE縮小懸念が後退したことを好感し、小幅反発して終了
 おはようございます。 

 相変わらず世界の金融市場では、金利に敏感な動きが続いています。昨日の米国10年債金利の動きを見ると、朝方から発表された第1四半期のGDP改定値が速報段階から0.1ポイント下方修正されたことや、新規失業保険申請件数が予想を上回る増加になったことから、金利はやや低下してスタート。ただ、FRBの政策変更への懸念は強く、昼にかけ上昇に転じています。ただ、中古住宅販売の先行指数になる保留指数が、前月水準、予想を下回ると、変更懸念が遠のき、金利は2.13%台から、一気に2.09%台に低下するという荒い動きになっています。ただ、引けにかけては、再度、売りなおされ、前日水準と変わらずの2.124%で終わりました。米国市場では、FRBのQE政策縮小懸念と継続期待が交錯。FRBの政策が読み切れないことから、市場の混乱が続いています。

 6月19日・20日にFOMC(公開市場委員会)が開催されますが、一部、タカ派のメンバーから、6月開催会合で政策の手直しをすべき…との発言があったことから、市場は、次回会合に向けますます神経質になっていきそうです。ニューヨークダウはダブルトップ型を形成中、NASDAQは三角持ち合いを形成、S&P500はダイヤモンド型の持合いを形成するなど、米国株は、近々、均衡を離れそうな動きを示しています。どちらに離れるかはわかりませんが、方向によっては、FOMC前にバーナンキ議長が金融政策について言及する場面もありそうです。ただ、当面の金利の動きについては、昨日夕刊の十字路で中前国際経済研究所の中前忠代表が書いておられることに同感…。市場は先走り過ぎている感じがします。

 30日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5324ドル53セント +21ドル73セント(0.14%)

 NASDAQ総合指数 3491.30ポイント +23.78ポイント(0.69%)

 S&P500 1654.41ポイント +6.05ポイント(0.37%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万3810円 +200円

 米国10年物国債金利 2.124% 変わらず

 ニューヨーク原油 93.61ドル +0.48ドル

 GOLD 1412.00ドル +20.20ドル

 ドルインデックス 83.02 -0.60 


 この日発表されたGDP成長率の下方修正をはじめとした景気指標が、いずれも予想を下回ったことから、FRBの政策変更懸念が後退。朝方は、新規失業保険申請件数の増加を嫌気して、続落スタートになりました。しかし、続いて発表された景気指標がいずれも予想を下回ったほか、GDP統計に歳出強制カットの影響が出はじめたことから、現状でのQE政策の縮小は無理との観測が強まり、買いが増加。寄り後、間もなく上げに転じ、プラス圏に浮上しています。一部半導体関連企業が好決算を受け買われたことから、半導体関連株が上昇、ドル安を受けボーイングなど輸出関連も買われ指数の押し上げに寄与しました。買い一巡後は、強弱感が対立し、1万5300ドルを挟みもみ合う展開になりましたが、引け近くには、銀行株の上昇などを受け、NYダウはこの日の高値1万5398ドル(前日比96ドル高)を付けていました。引けにかけては、下落していた長期金利が再び前日水準まで戻したことなどを嫌気し、やや上げ幅を縮めていました。結局、主力3指数とも小幅に反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1213万株減の7億867万株。騰落状況は、値上がり1817、値下がり1225。VIX指数は、2%下げ14.53に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり17、値下がり13。金利上昇を好感し、バンクオブアメリカが2.6%、JPモルガンが1.7%それぞれ上昇。ユナイテッドヘルス(2.0%)、ボーイング(1.4%)、トラベラーズ(1.0%)、シスコシステムズ(1.0%)が1%超え上昇し、指数の押し上げに寄与しました。一方、食品のコカコーラ、マクドナルド、通信のATT、ベライゾンなどディフェンシブ系銘柄の下落が目立ちました。
 NYダウは小幅反発。前段で書きましたように、主要3指数が持合いパターンに入ってきました。NYダウは、ダブルトップが懸念されていますが、まだ直近安値を切っておらず、当面は、25日線が接近するまで高値圏でのレンジ形成の動きになりそうです。市場は、FRBから何らかのサインが出ることを待っているような印象を受けます。

 米国株は反発。円は、予想を下回る米景気指標を受け、対ドルは100円70銭台と円高方向。対ドルでユーロが買われた流れから、対ユーロは131円40銭台に軟化して帰ってきました。CME日経平均先物は、円高を嫌気して下振れる場面があったものの、ロイターが、日本の公的年金資金の運用を行うGRIFが、運用資産の見直しを検討している…と伝え、株式比率(現行11%)が上昇するとの思惑から買われ、大証先物終値を200円上回る1万3810円で帰ってきました。レンジは1万3540円~1万4090円。
 本日の日本株は、欧米株の反発を受け、堅調に始まりそうです。CME日経平均先物終値にさや寄せし、高よりしそうですが、GRIFの運用資産見直しは国債にとってはマイナス要因。投機筋は、これを材料に国債売りを強める可能性もあり、引き続き債券にらみの展開になりそうです。月末でもあり、引けに賭けては、ドレッシングの買いや、先物の手じまいの買戻しなどから堅調な終わりになりそうですが、それもこれも、先物筋の動向次第…。あまり予断を持ってポジションを作りにいかないほうがよさそうです。まあ、すべては6月相場に入ってから…でいいのではないでしょうか。でも、3Dプリンター、日本版GPS、従来の2倍の油分を持つミドリムシの育成法の確立、政治主導による鉄道、原発輸出…など、いろんな動きが出ていますが、先物筋の短期的な動きに振り回されて、完全に織り込むにはいっていないようです。6月になれば、参院選が意識されてきますから、刺激テーマには事欠かなくなるのではないでしょうか。
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世界的な金利上昇や安全資産としての円買いによる円高を嫌気。投資家心理が弱気に傾き売りが増加。、今年2番目の下げで終了
 海外投資家の果たして何割が「アベノミクス」の成功を信じて、日本株を買ってきたのか…。海外投資家に聞くと、8割が成功するとは見ていないといいます。ただ、運用競争上、ベストパフォーマンスの日本株を組み入れているかどうかが、運用利回りの上昇にかかわってきますから、仕方なしにTOPIX30やTOPIX70など日本を代表する企業で構成する指数構成銘柄を買ってきた…ということなんでしょう。もし、パフォーマンスが低下するようなら、さっさと売って、次の有利な市場に乗り換えるということも出てきそうです。とりあえず、アベノミクスへの期待感で「理想買い」してきた段階から、成長戦略の具体的な内容を検討。現実買いに移行する前に、買い過ぎた分を処理しておこうということでしょうか。しかし、下げ始めるといろんな話が出てきますね。

 ただ、これまで日本株上昇の勢いをつけてきた、海外ヘッジファンドにとっても、足元の状況が変わってきました。朝も書きましたように、米FRBのQE(資産買い取りによる金融緩和)政策の見直し懸念から、米国で長期金利が上昇。住宅ローンの借り換えが急減。不動産リートが下落を始めるなど、金利敏感セクターへの影響が出始めました。やがて、彼らの借り入れコストの上昇にもなって跳ね返ってきますから、警戒的にならざるを得ないというところでしょう。また、短期的には、中間決算を5月末で締め、6月には配当の支払いも出てきますから、キャッシュを創らなければならない…という事情もあり、一部ポジションの解消を行っているようです。まあ、これからいろんな解説が出てくるでしょうから、それを見ながら判断すればいいと思いますが…。

 ただ、彼らが先物買いを中心に買い進めてきましたが、株の先物買いに付随して「債券先物売り」、「円売り」など商品間裁定が組まれており、いったん、株先物が売りに回ると、債券先物が買い戻され、円も買い戻されるなど、株式市場を支えてきた相場環境が一変。これまで強気で買ってきた投資家心理が委縮し、買い板が減ってくると、先物買いとセットになっていた指数採用銘柄との裁定買い残の解消売りが勢いを持ってきます。まあ、それが彼らの狙いでもあるのかもしれませんが…。先物を売っておき、その後、ファーストリテーリングやソフトバンクなど指数寄与度の大きい銘柄を意図的に売りたたき、日経平均を押し下げれば、先物売りが出て来ると同時に、裁定解消売りが出てきてスパイラルに下げていく…ということになり、売り仕掛けは大成功ということになります。今日もしきりとファーストリテーリングをたたく動きがあったようですが、結果的に同社だけで、日経平均を166円も押し下げました。また、ソフトバンクも27円押し下げています。そのほか、LTE回線の普通でKDDIが、中国の成長率引き下げでファナックが売りたたかれ、それぞれ26円、25円、指数を押し下げています。下げを操作しているとは言いませんが、少なくとも演出していることは間違いないんでしょう。

 でも、QE見直し懸念から、長期金利が上昇。住宅ローン金利が上昇し、現在絶好調で雇用吸収力の大きい住宅産業に影響が出るかもしれない。設備投資にも影響が出るかもしれない…というときに、果たして、バーナンキ議長は、金融政策の見直しをやるのでしょうか。彼の頭の中には、常に、「偽りの夜明け」に騙され、金融緩和を中止し、デフレを深刻化させた日銀の失敗があります。同じ間違いを犯したくないということから、再度、長期金利の低下を促す方向に向かうのではないでしょうか。以前、米国の金利上昇は、ドルペッグの国に、金利上昇が伝染し、経済にダメージを与える可能性がある…としましたが、すでに各地でその兆候が出てきました。米国株に一段安する兆候が見えれば、同議長は、追加緩和をすることくらいはやるかもしれません。もしかしたら、ポジティブサプライズが出てくる可能性の方が大きいのではないでしょうか。とにかく、6月相場はFRBの金融政策やバーナンキ議長の発言に関心が集まることになりそうです。

 とにかく、勝負は6月になりそうです。中間決算対策を終えたヘッジファンドの出方も注目されます。早くも、下値目途を立てる動きが盛んになっていますが、だれも1万6000円接近を予想できなかったように、下値も予想できるわけはありません。特に、まだ4兆円近く残っている裁定買い残は、市場のセンチメントが弱気になって買いの手が引っ込むほど下げ圧力を増してきます。海外投資家の先物売買比率は76%にも達しており、彼らが先物の処分売りをし、指数が現物価格を下回れば自動的に裁定解消売りが出てきて指数が下落。それを見て、ヘッジの先物売りが入りだし、スパイラル的に下げていけば、目標値なんて無意味になってしまいます。今日の先物手口を見ると、みずほやドイツ証券の買い手口が目立っていましたが、両社とも裁定取引では上位にランクされています。おそらく、今日「先物買い・指数現物売り」の裁定解消売りをやった結果、買い手口が上回った…ということなんでしょう。裁定解消で売られる現物株を吸収するような買いが入らないと、スパイラルな下げに歯止めはかけられません。

 まあ、そのためには、買いに出れるような数値的な裏付けが必要になってきます。今日の下げで、日経平均の3本新値は3本目の陰線をいれましたが、最初の、陰線が長すぎるため、あと、1~2本の陰線があったほうが、陽転しやすくなります。一方、今日の終値での日経平均サイコロは、8勝4敗と高止まりしたまま。RSIは36%に低下。底値ゾーンの40%を割り込んできました。25日線かい離率は-6.1%と売られ過ぎの7%に近づいてきました。また、物色意欲を見る騰落レシオも今日は97%に低下。昨年11月以来の100%割れに低下してきました。この月には90%割れから反転していますので、指数的には、投資家心理が好転しやすい状態に近づいてきた…といえそうです。ここからは、値ごろ感よりも、客観的なテクニカル指標を重視したほうがいいと思うのですが…。指数は、そろそろだけども、ちょっと早いかな…といっているみたいです。
 
 22日の急落は、21日の24節句「小満」の翌日から起きていますから、順番通りなら、5日の「芒種」が変化日となりますが…。果たしてどうか…。何を買うかは、それぞれの相場観次第ですね。
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根深いFRBの政策変更懸念やIMFの中国成長下方修正を嫌気し、反落して終了
 おはようございます。 朝から、役割になっているゴミだしに行くと、にわか雨に降られ、すっかり濡れてしまいました。シャワーを浴びて着替えをしたら、なんと洗濯機のなかに洗濯物がいっぱい。洗濯も仕事ですから、今日も洗って干さなければなりませんが、昨日の洗濯物がまだ乾かずに干したまま…。新しい洗濯物はどこに干したらいいんでしょうか。そういえば、梅雨が始まっていたんですね~。

 さて、世界同時株高も小休止です。世界の流動性を支えてきた米国FRBの金融政策の見直し時期が近く、流動性の収縮におびえているようです。まさか、明日から急にやめるわけもありませんし、日銀はFRBを上回るペースで資金供給を続け、そのうち、銀行貸し出しが伸びなければ当座預金の付利も廃止することになるはずで、そんなに怖がることがないのは、2004年以降の日米の金融引き締めのタイムラグを振り返ってみればわかることだと思うのですが…。

 ただ市場は計算高いですから、最近の長期金利の上昇と株式から上がってくる利益を比較検討し始めました。ロイターによると、直近のS&P500の平均配当利回りは2.39%ですが、昨日、10年国債は2.17%と昨年5月以来の水準に上昇してきました。通常、リスク資産の株式の利回りは、債券よりも高いのですが、ここまで両者の利回りが接近してくると、株式の魅力が薄れてくることになります。昨日の米国市場では、医薬品や食品、日用品、通信など、いわゆるディフェンシブ系(言い換えると高配当株)が売られる流れになりました。この辺は、すでにレポートでも、公共株指数と輸送株指数の正反対の動きを解説しています。4月後半までの米株上昇は、ディフェンシブ系の上げにリードされたもの。また4月以降は、景気敏感株を買う流れへと変化する…と、4月後半を境に米国株の物色の流れは大きく変化しています。昨日、10年債金利が、1年ぶりの水準まで上昇してきたことで、ディフェンシブ系の銘柄を保有する投資家が、利食いを急いだ結果、昨日の下落になったんでしょう。投資家は、米国の金利上昇へ向けての対応を強めている…ということですね。

 普通なら、金融相場が終わると大きな中間反落を伴うものですが、今回の米国市場は、静かに変化が進んでいるようです。でも、世界的に増加している流動性は、景気に関してはトップランナーである米国を目指して流入していきますから、果たして、市場が考えているような金利上昇が起こるものかどうか…。なんだか、最近の動きは市場が先走り過ぎているような感じがしないでもありません。

 29日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5302ドル80セント -106ドル59セント(0.69%)

 NASDAQ総合指数 3467.52ポイント -21.37ポイント(0.61%)

 S&P500  1648.36ポイント -11.70ポイント(0.70%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万3985円 -215円

 米国10年物国債金利 2.124% -0.011%

 ニューヨーク原油 93.13ドル -1.88ドル

 GOLD 1391.80ドル +12.10ドル

 ドルインデックス 83.61 -0.65


 昨日の米国株は、欧州市場が米金融政策の変更を懸念して大幅に下落したことを受け、反落してスタートしました。この日は主要な景気指標の発表がないなか、IMF(国際通貨基金)が中国の成長率見通しを引き下げたことから原油など国際商品価格が下落。これを嫌気して関連株が売られたことも指数の足を引っ張りました。また債券市場で10年債金利が2.17%と1年ぶりの水準に上昇すると、利回りの比較感から高配当利回り株が売られたほか、住宅ローン金利上昇の影響を懸念し、住宅建設株が売られるなどしたことから、昼前にニューヨークダウはこの日の安値1万5229ドル(前日比180ドル安)をつけています。その一方で、金利上昇による預貸利鞘の拡大を好感し銀行株が上昇。新製品発表によりアップル株が上げたことを受けヒューレッドパッカードやインテルなど景気敏感セクターが堅調に推移。引けにかけ下落幅を縮める展開になりました。結局、主力3指数とも反落して終了。ニューヨークダウは、前日の上げ分を失う格好になりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1133万株減の7億2080万株。騰落状況は、値上がり640、値下がり2465。VIX指数はこの日も2.4%上げ、14.83に上昇。じりじりと水準を切り上げています。

 ダウ30種は、値上がり11、値下がり19。日用品のJ&J、P&Gや医薬品のファイザー、メルク、通信んのベライゾンなどディフェンシブ系高配当株が軒並み15超えの下落になりました。業種別では、貴金属、金山、タイヤ、生保、投資サービスなどが上げる一方、住宅建設、個人用品、不動産リート、家具などが下落。金利敏感セクターの不振が目立ちました。
 NYダウは反落。昨日もダブルトップが懸念されるとしましたが、FRBの政策変更への懸念が強く、前日上げ分を帳消しにしています。依然、ダブルトップの懸念が残りますが、下値の買い意欲は強く、レンジ形成へと向かいつつあるように思われます。MACDが売りサインを出すなどテクニカル面でも弱さが出始めており、当面、25日線への接近場面を見て次の動きを判断するところ…か。

 米国株は反落。欧米株安やIMFの中国成長率の下方修正から安全資産としての円買いが増加。円は対ドルで一時100円70銭台に上昇、101円10銭台。対ユーロも130円80銭台とともに、上伸して帰ってきました。これを嫌気しCME日経平均先物は、大証終値を215円下回る1万3985円と下落して帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし、大幅反落してスタートしそうです。先物売り先行から、裁定解消売りも予想されます。このところ、やや市場心理が委縮し始めており、裁定解消売りの影響が強まる可能性があることは懸念材料。昨日のように、主力株への買いが入り、解消売りを吸収できれば市場への影響も少ないと思われますが、今日は果たしてどうか…。昨日引き間際に、まとめて先物売りを出した欧州系証券
2社の買戻しがどこで入るかが焦点。依然、4兆円近い裁定買い残を抱えていることも需給面の懸念材料。先物筋の動き次第で、指数はどうにでも変化するだけに、予断は持たないほうが無難…。短期波乱しても、先高方向は不変なので、好材料を内包する銘柄を押し目買いし、ため込んでおくこと…。当面は、デリバティブがらみでたまりこんだ有毒ガスの排出相場…か。
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米株高、アジア株高を受け、出遅れ株中心に買われ続伸して終了…目立つ指数と実態相場のかい離
 日経平均の先物ですが、投機筋のおもちゃにされてしまっていませんかね。今日は、値下がり銘柄数が200台でほぼ全面高になっていたにも関わらず、日経平均株価は、下落していました。これだけ実体とかい離し、指数としての役割をはたしていないだけでなく、それが一部の値嵩株を動かすだけで操作できる…東証は、こんな異常な事態に対し、何の問題提起も解決策も講じようとしません。日本に行ったらなんでもありだぜ…。「運用パフォーマンスを上げたかったら、数社が組んで先物と一部の指数採用の値嵩株を操作したら、簡単に利益を上げられるぜ…」みたいなものでしょうか。米国のことは知りませんが、日本でやっているようなやり方は、米国SECではOKなんでしょうか。まあ、困ったもんですね。

 まあ日経平均の動きは、債券先物の動きを見ていればわかる…と書きましたが、今日の債券先物の動きを見ると、寄り付きは、前日の引け値を大幅に下回ってスタート(株先物買い要因)、寄り付きを底に前引けにかけ上昇(株先物売り要因)。昼から一時上昇したものの、2時半にかけ下落(株先物買い要因)、2時半過ぎから、上昇(株先物売り要因)という動きをしていました。今日の日経平均の動きを見ると、時間的に整合する格好で変動しています。明らかに、株先物と債券先物を使った商品間裁定が、行われているんでしょう。株先物売買の動向が、裁定取引を通し、現物市場に影響を与えているんですから、放置してはおけないはずですが…。まあ、同じことを書き始めて、何年にもなりますが、いまだに有効な手を打つことができていないわけですから、これからも期待することは無理なんでしょうね。なまじ、市場が大きくて、大きな資金を売買できますから、これからもたちの悪いのが集まってきて、悪さするんでしょうね。

 なんだか、ますます指数採用銘柄を敬遠したくなってきますね。引け間際に、CTAの機関店とみられる欧州系証券がまとまって売っていましたが、引け後に為替市場では円高が進行、GLOBEX市場では、日経平均先物が1万4030円安値まで売られ、始まった欧州市場は、総じて1%近い下落…と市場は乱調になっています。サウジの国王が、医学的には死亡している…と伝えられていますが、もし同国が安定を欠くようだと世界の原油需給に影響が出そうですから、ちょっと嫌ですね。その後は、落ち着いていますから、考え過ぎかもしれませんが、なんでも仕掛けの材料にする投機筋ですから、波乱の背景に何があったか知っておくことは大事ですね。

 まあ、指数は債券との間の最低の動きを受け、上下したものの、朝方も書いたように、TOPIX30やTOPIX70など主力株中心に海外の足の長い資金の買いが入ったとみられ、TOPIXは終日プラス圏で推移。値上がり銘柄数は1000を超えた状態が続きました。昨日は、TOPIX30型銘柄への買いで、大型株主導の展開になりましたが、今日は出遅れ感が出た、小型株に買いが回り、値を戻すものが増えていました。3Dプリンターの次世代機開発に産官学で取り組むとの報道があり、群栄化学が買われたほか、ローランドDGなど関連銘柄の上げも目立ちました。また、民間企業の保育所参入を自治体が認可したことを受けJPホールディングスが買われるなど、個人投資家を中心に材料株を買おうという動きも強まり、引け段階での騰落状況は、値上がり1288、値下がり342という状態。日経平均14円48銭高という数字は、この強い相場を適格に示しているんでしょうか。まあ、愚痴になるから繰り返しませんが…。

 結局、日経平均は、14円48銭高の1万4326円46銭、TOPIXは10.80ポイント高の1178.87ポイントと続伸して終わりました。出来高は、前日から3億株減の39億1082万株、売買代金はほぼ横ばいの3兆1269万株。今日の引け値での日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIX同じ)と変わらず。RSIは51%と前日からやや上昇。25日線かい離は-0.6%と今日も25日線を回復できませんでした。騰落レシオは112%と前日から上昇しています。まだ指数から方向感をつかむのは難しいみたいですね。

 まあ、以前から書いているように指数は悪さをしなければよく、基本は成長性のある株で値幅を重ねていくこと…。22日のように悪さをされると、みそもくそも一緒に売られますからいい迷惑です。そういえば、今日発表された20日~24日売買分の裁定取引状況を見ると、6月切りの残高が4068億円減少していました。これだけの裁定解消売りが出ていたんですね。まだ、裁定買い残は3兆9357億円とたっぷりありますから、株の先物がおかしくなると、この爆弾が破裂することになります。本当にうっとうしい取引です。実際に、裁定取引をやっているとして表に出てくるのは、野村やみずほ、ドイツ証券、JPモルガンなど10社足らず…。少ない業者に相場が振り回されている状態もいかがなものか…。

 まあ、今日は決算サプライズを期待して注目しているものや、19日号のレポート案内分で紹介したタクマが新値を更新するなど、堅調に推移していました。また、企業の農業への参入関連として注目した企業も値を盛り返していました。まあ、指数にかく乱されない間は、指数採用以外の銘柄で成長性を追求していけばいいでしょう。欧州株はやや下落幅を拡大、円は対ドル、対ユーロとも円高が進行、GLOBEXの日経平均先物も大証先物終値を下回った状態で推移しています。何かきになりますね…。
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日欧中銀の金融緩和へ向けての前向きの動きと、予想を上回る住宅・消費関連指標を好感し上昇するも、QE縮小への懸念が強く、上げ幅を縮めて終了
 おはようございます。 なんだかか肌寒い朝です。データをチェックしていたら、思わず身震いし、慌てて上に一枚羽織りました。関西も梅雨入りとのことです。体調管理に気を付けないといけませんね。

 米国で金融引き締めへの警戒感が強まっています。金利の上昇は好調な景気の裏返しの現象でもあり、その意味では米国経済はリーマンショックの傷が癒えつつあるという見方もできるのかもしれません。その一方で、日本とEUで金融緩和の方向性が明確になってきました。リーマンショック時に、いち早く無制限の金融緩和に踏み出した米国と他の国には、大きなタイムラグが生じています。これから、米国以外の国との金政策には大きな方向性の違いが生じてくるはずです。どのような影響が出てくるかは未知数ですが、参考になるのが、2000年をピークにしたITバブルの崩壊と、その後の先進国の金融政策の違い…。この時も2004年に入り、緩和からの出口策を模索する米国と、緩和策を継続する日本との間で、出口策のタイムラグが生まれています。グリーンスパンFRB議長に「引き締めをしても全く効果が出ない…」と疑問を呈する言葉を吐かせていました。日米の金融政策のタイムラグが、米国の引き締め策をしり抜けにしていたわけです。今回も、同じような動きが始まっています。2004年から日銀がゼロ金利を解除する2006年3月以降の動きを見れば、これからの動きも予想できるような気がしますが…。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5409ドル39セント +106ドル29セント(0.69%)

 NASDAQ総合指数 3488.89ポイント +29.74ポイント(0.86%)

 S&P500 1660.06ポイント +10.46ポイント(0.63%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4410円 +50円

 米国10年物国債金利 2.135% +0.124%

 ニューヨーク原油 95.01ドル +0.86ドル

 GOLD 1379.70ドル -6.90ドル

 ドルインデックス 84.26 +0.60
 

 3連休明けの米国株は、ECB、日銀の両中銀関係者が当面の金融政策について緩和的な発言をしたことや、金利上昇抑制に向け努力する方針を、それぞれ示したことを好感。欧州主要市場が大幅に上昇した流れを受け、前週末の終値を上回ってスタートしました。朝方発表された住宅価格関連指標が2008年2月以来の伸びを示したことや、コンファレンスボード消費者信頼感指数(5月)が前月水準、予想をともに上回ったことも支えとなり、景気敏感株を中心に買われ、ニューヨークダウは、昼までに。この日の高値1万5521ドル(前週末比218ドル高)をつけました。しかし、強すぎる景気指標は、FRBが金融緩和を縮小する口実になるとの観測から、債券市場で10年債金利が昨年4月以来の2.1台の水準に上昇。株価もこれを嫌気し、引けにかけ急速に上げ幅を縮めていました。結局、ニューヨークダウは続伸、NASDAQ総合指数とS&P500は反発して終わりましたが、22日に波乱した時のザラバ高値を更新できないままでした。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億4253万株増の7億3213万株。騰落状況は、値上がり1814、値下がり1294。この日は株価上昇にも関わらずVIX指数は、3.5%上げ、14.48に上昇。日本と同様に金利上昇とともにボラティリティが上がり始めたようです。株価の変動幅が大きくなりそうな感じです。

 ダウ30種は、値上がり24、値下がり6。通信のATTやベライゾン、生活必需品のP&G、医薬のファイザーなどディフェンシブ系が下落する一方、アルコアやスリーエムなど景気敏感系やマイクロソフト、IBMなどWEB1.0関連が堅調でした。業種別では、自動車、同部品、タイヤが上昇が上昇。ティファニーが予想を上回る好決算で買われたことで貴金属も上昇。証券、格付け会社が好意的な現況判断を示した銀行などが上昇しました。
 NYダウは続伸。引け値ベースでは21日の高値を抜き、最高値を更新して終わりました。ただ、22日につけたザラバ高値(1万5542ドル)の更新はできませんでした。依然、FRBのQE策縮小・停止への懸念は強く、景気の強さを素直に反映できない状態になっています。主力3指数とも22日高値に接近したところから急速に伸び悩んでおり、ダブルトップも意識されそうです。引き続き、25日線の接近待ちで、高値でのレンジ形成の動きになりそうです。当面、金利の動きとVIX指数の動きが注目されます。日本よりも早期に緩和策に踏み切った米国の方が「金融相場」から「業績相場」への移行にともなう「中間反落」のリスクが高まっているような気がしますが…。

 本日の日本株は、前日に続き波乱含みの展開が予想されます。CME日経平均先物は、大証先物終値を50円上回る1万4410円で帰ってきました。レンジは、1万3675円~1万4660円と1000円近い幅になっています。米国長期金利の上昇は、国債先物の売り要因となり、株の先物が買われ上昇要因になりそうですが、昨日は0.91%で終わっており、再度1%の大台に乗せた時の先物筋の反応が注目されます。昨日の先物相場も前日のGLOBEX日経平均先物のレンジを上下ともなぞっており、今日のCMEのレンジの広さは気になるところです。昨日から、再度TOPIX30を中心に海外投資家の買いと思われるものが入っており、底堅い動きにはなりそうですが、依然、先物筋の仕掛け的な動きには警戒が必要です。23日に株価が急落する前のCME日経平均先物の出来高は、前日比で3倍に急増していましたが、昨日も9万3000枚近い大商いになっていました。引き続き、債券の動きに注目。米国で、小型株指数の動きが良くなってきました。波乱すればいい買い場になるのかも…。

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債券先物の下落を受けた株先物買いと円安を支えに輸出主力株が買われ反発して終了
 昨日の書き込みで、先物リードの展開になると、上昇と下落が交互に来る…と冗談めかして書き、今日は上がる順番としましたが、本当に反発してしまいました。まあ、そんなに力強い上昇ではありませんが、日足が陽線で終わったのは、4日ぶり。後は、外部環境さえなんとかなれば下値固め…なんて、変な期待を持ってしまいがちですが、そうは問屋が卸さないのが相場の世界。明日は、下落する順番ですが、果たしてどうか…。海外市場は、ECB(欧州中央銀行)のプラート専務理事が「必要ならECBは、一段の利下げが可能…」と述べたことから、再び緩和期待が強まり、主要市場は1%を超える上昇になっています。また、安倍政権の参与を務めている浜田宏一エール大名誉教授が、「日銀は必要なら、一段の緩和をすればいい」と発言。円は102円台を固める動きになるとともに、GLOBEX夜間取引市場で日経平均先物は、一時1万4540円をつける上げになっています。まあ、明日の朝まで持ってくれれば、日本株も万々歳なんですがね。米国株も今のところ、欧州の利下げ期待を好感して100ドル以上上げています。

 さて、本日の日本株は、GLOBEX夜間取引の日経平均先物が、昨日の大証先物終値(1万4360円)を80円下回る1万3950円で帰ってきていたことから、これにさや寄せする先物の売りから反落してスタート。日経平均は大台を割り込む1万3943円(前日比199円安)とほぼGLOBEXの終値と同水準で始まってきました。朝、債券市場の動きに敏感な相場になりそう、としましたが、朝方から、より前から、債券先物を売る動きが強く、先物が下落。これを見て、株先物に買いが入り、寄り付きを安値とし次第に買いが優勢となり、寄り後まもなく前日比でプラス圏に浮上しました。これを見て、円を売る動きが強まり、円が1ドル102円に迫る動きになると自動車株をリード役にした輸出関連に買いが入ったほか、先物買いが先行したことから、裁定買いも入り、ファーストリテーリングなど指数寄与度の高い銘柄が上昇指数の押し上げに寄与していました。

 後場から、さらに債券先物が下落すると、先物買いが勢いを増し、引け近くにに、この日の高値1万4399円(同257円高)をつけています。ただ、輸出株は、22日に戻り高値を更新した時に全体をリードした業種だったことから、戻り売りをあび頭が重くなったほか、引けにかけ債券先物を買い戻す動きが強まると、先物買いも勢いを失い、指数は引けにかけ上げ幅を縮め、結局、日経平均は169円33銭高の1万4311円98銭、TOPIXは14.20ポイント高の1168.27ポイントと、ともに反発して終わりました。出来高は、前日比2億2000万株増の42億株、売買代金はほぼ前日と変わらずの3兆1762億円。騰落状況は、値上がり893、値下がり737でした。今日も終日値幅は450円超えと、変動の大きい相場になりました。

 今日の引け値での日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIX同じ)と変わらず。RSIは50%で横ばい。25日線かい離は-0.5%と、結局、25日線を回復することはできませんでした。また、物色意欲をみる騰落レシオは108%と前日の103%から上昇しています。なかなか、債券離れ、為替離れができませんね。本来なら、アベノミクスの政策を買う相場に入ってもいいのですが、債券が気になって仕方がないみたいです。今日の終わりは0.91%とわずかに上昇しています。本来、景気が良くなれば、金利は上昇してくるので、自然な動きだと思うのですが、投機筋が「債券先物買い・株先物売り」のポジションを積み上げてきただけに、この解消を気にしているようです。来月14日にメジャーSQが回ってきて、ポジションの解消を迫られるだけに市場も気にしないわけにはいかないということでしょう。明日、先週売買分の裁定買い残の発表がありますし、あさって木曜には、先物売買動向が出てきますので、この数字から判断するしかありませんが、さぞかし、大きく変動していることでしょう。

 先高感を強めたいところですが、為替にしても株にしても、本当は、もう少しタメを作ったほうがいいのですが…。先日も、3本新値であと2~3本小幅な陰線を創ったほうが、投資家心理が好転しやすい…と書きましたが、今日の大型株の動きを見ても、まだ、十分に投げ切っていないことがわかります。調整は、値幅にかけなければ日柄がかかることになりますし、日柄に賭けたくなければ、厳しい値幅整理を通して玉の整理が必要になります。まだ、少し早いんではないでしょうかね。とにかく、レポートでも示しましたように、過去20年間の重要な機能線のあるゾーン。今月の足がこのゾーンの上で終わるか、上回って終わるかで、これからの展開が大きく変わってきます。当面は、ロボット売買の対象になり、整理が先行した大型株優位の展開…。小型は板が薄いために整理が遅れたので、しばらくは二極化するような動きになるのかもしれません。まあ、今週以降、米国で重要な景気指標が連続して発表されてきますし、その内容に応じて、QEへの見方も変化してきます。そうそう、日本だけに事情で上がるというわけにはいきませんね。まあ、業績面でサプライズが期待される株を、みんなが投げに来るところを「しこしこ」と拾うこと…。今は、これがベストみたいなきがしますが…。
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英米市場が休場だったものの、欧州大陸市場は大半が上昇…日経平均先物夜間取引は1万4000円の大台割れで帰着
 おはようございます。 昨晩は、なんとか病院に間に合いました。健康管理が悪いと、散々説教され、体重を減らすように注意されました。ストレスを減らすようにとも言われましたが、この相場で、そんなこといわれてもね~。

 さて、昨日は、米国と英国市場がお休み。開いていた欧州本土市場は、最初はさえない始まりになっていましたが、イタリアのフィアットが、傘下にある米クライスラーを完全子会社化する方向で、銀行との間で資金調達計画を進めている…と報道されたことを好感。自動車株やハイテク株中心に買われ、上昇。主要市場のうち、ドイツDAX指数は77.98ポイント(0.94%)上昇の8383.30ポイント、フランスCAC40は38.37ポイント高(0.97%)の3995.16ポイントと上昇。イタリアFTSEMIB指数は262.34ポイント高(1.55%)の17159.15ポイントと上昇。欧州主要17市場のうち15市場が上昇していました。ただ、米英市場が休日となることから出来高は減少しています。

 昨日の米国市場は、メモリアルデーで休日。GLOBEX市場で、日経平均先物(円建て)は、大証先物終値(1万4030円)を80円下回る1万3950円で取引されていました。レンジは、1万3675円~1万4430円。出来高は、37400枚と前週末からは減少しています。円は、日本株が大幅続落したことによるリスク回避の買いが強まり、対ドルで101円付近、対ユーロは130円70銭台にそれぞれ上昇して帰ってきました。

 本日の日本株は、円が主要16通貨に対し上昇したことが嫌気されそうですが、GLOBEX市場で、日経平均先物が、大証先物価格を小幅に下回る1万3950円で帰ってきたことで、軟調な展開ながら、下値を模索する展開になりそうです。円相場が昨日から101円を挟んだ狭いレンジの動きになっていることから、焦点は債券市場に移り、昨日同様、債券先物価格を横目で見ながら神経質な動きになりそうです。先物レンジ下限が1万3675円を付けており、先物筋の目標にされ下振れすることが懸念されます。昨日の先物手口を見ると、米国系を中心に買い超しが多く、裁定解消売りがかなりでていたことを思わせます。「債券先物売り・株先物買い」や「現物株との裁定取引」など、需給面に影響を与える裁定取引の解消が、どの程度進んでいるかが注目されます。このところ、債券市場が安定し始めており、不動産関連の見直しが始まるかもしれません。今日も先物筋次第の不安定な動きはさけられないか…。先行き好材料が出てくる可能性のある株を、13週線とのかい離修正場面などポイントをとらえ中期方針で買う作戦が有効…。

 それにしても、今日の日経1面トップの記事ですが、いまさらこんな記事を載せて、何の意味があるんでしょう。「3つのファンド」がかく乱とありますが、これにたいし、どう対処すべきかの政策低減や批判的な論調がまったくありません。増し担保など規制の話がでてもしかるべきだと思うのですが…。記事を掲載した意図がわかりません。

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先週末のCME終値をなぞる格好で、先物が売られたことや追証発生による見切り売りなどから、急反落して終了…1万4000円の大台は死守?
 病院に行きそびれ、2~3日前から血圧の薬がなくなりました。頭がボーッとしています。急いで書いて、処方箋をもらいに行きたいと思います。

 さて、週末のCME日経平均先物終値(305円安の1万4305円)が暗示していたように、荒れ模様の相場になりました。CMEのレンジが1万3980円~1万5015円)と1000円以上ありましたので、荒れ相場は予想できたのですが、予想通りほぼ全面安で始まったものの、日経平均はCMEの終値を上回る1万4373円(前週末比239円安)で寄り付いてきました。その後円相場が101円を挟んだ円高の動きになったことから、輸出株が売られたほか、先物への売り攻勢も強まり、裁定解消売りなどから、この日の安値1万4027円まで売られたものの、先物が1万4000円の壁を売り崩せなかったことから、買戻しとみられる動きが入り下落幅を縮小。前場中ごろには、この日の高値1万4381円をつける場面もありました。25日線を意識した動きが出たことから、先行して売られていた不動産株や運輸株に買いが入り、三菱地所や三井不動産などがプラス圏に浮上する場面もありました。ただ、為替や債券に大きな動きがなかったほか、今晩の米国市場が「メモリアルデー」で休場になるため、後場からは小動きに推移。結局、日経平均は469円安の1万4142円65銭、TOPIXは40.01ポイント安の1154.07ポイントと、ともに急反落して終わりました。出来高は、約19億株減少し39億7908万株。売買代金は1兆7000億円減の3兆1390億円と、ともに急減しています。騰落状況は、値上がり141、値下がり1552とほぼ全面安の展開。

 今日の引け値での日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIX同じ)と前週末と変わらず。RSIは49%と前月から急低下。底値圏を暗示する40%割れに近づいてきました。25日線かい離は、-1.3%と指数系の低下が目立ちます。全体の物色の強さを見る騰落レシオは104%と、まだまだ整理が足りない状況を示しています。このところ、先物がリードする相場になると、プラスとマイナスが日替わりになる展開になりがちですが、明日は先物が買いなおされてプラスになるのでしょうか…。やはり市場は、債券市場の動きを気にしているようです。債券先物市場は、20銭くらいの狭いレンジの動きでしたが、価格が上下するたび、微妙に株のほうも反応していたようです。

 まだ三本新値が陰転して2本目ですから、あと2日くらい小幅な下げをやってくれれば陽転しやすくなります。休みの間の暴落に関する解説を読んでいると、金融相場から業績相場に移行する段階で、現在はその「中間反落」過程にある…とするものが多かったようです。直近レポートでは、ITバブルが崩壊して以降の日米金融政策について解説。金融相場から、業績相場への移行があった2006年を例に流れを見てみました。解説では、中間反落だから、日柄、値幅ともに短く、浅い。下値は1万4000円程度か…などと予想するものが多かったようですが、中間反落はそんなに短期で押し幅も浅いものではないように思うのですが…。2006年の時は、日柄で2か月を要し、値幅は20%近く下落しています。今回に当てはめると、1万2500円付近まで下落することになるんですよ。2006年の時は、世界の中銀の反対を押し切って日銀が利上げを実施したことが、金融相場から、業績相場に移行するきっかけになりました。

 この時にはすでにFRBは、金融引き締めに転換していました。実際にFRBが、利上げを開始したのは2004年6月から、その後、日米の金利差が拡大し円安が進行。証券化バブルの影響で世界の景気が上向いたことから、輸出企業の業績が上向き、「業績相場」を背景に2007年高値を取りに行っています。これを見ても、日銀が利上げを実施するならまだしも、2年間は物価目標を達成するまで、現在の緩和を続ける…と言っているんですから、当時と状況は大きく異なります。まあ、詳しくはレポートを読んでいただければいいのですが、ちょっと「中間反落」というのはね…。金融相場絶頂期の2005年相場の流れを見ておけば、調整日柄と値幅はわかるんではないですかね。

 まあ、今回の下落については、4月の日銀の政策転換以来、ヘッジファンドなどの短期投資家が積み上げてきた「債券先物売り・株先物買い」で、債券が1%という誰が見てもわかる節目を迎えたことで、一斉に巻き戻し、その過程でたまりこんでいた裁定買い残の解消売りを誘ったことが、下落幅を拡大した…ということでしょう。とにかく、前回のメジャーSQから裁定買い残は2兆円以上増加。どこかでガス抜きが必要なところに来ていた…ということなんでしょう。債券の動きを見るとすでに前々週くらいから下ひげを残す動きが出る一方、株先物は売り越しになっていましたから、ポジションの解消は始まっていたんでしょう。それまでは、国内投資家が先物で買い向かっていたほか、現物株は、海外の足の長い投資家が買っていましたから、市場のバランスは取れていました。しかし、米国市場が3連休を控え、海外投資家の動きが鈍ると、裁定解消売りを吸収できなくなり、アノ急落につながったんでしょう。まあ、悩むべきは、この下げが中間反落なのか単なるスピード調整なのか…。後者だとすると、今週の突っ込み場面は「買い」ということになるんですが…。まあ、プロといわれる方は、言葉の使い方を気を付けてもらわねばなりませんね。
 頭が痛くなってきましたので、そろそろ病院に行きます。
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3連休を前に見送り気分の強い展開…自社株買いの増加や強い景気指標を受け、自信回復の動きも
 おはようございます。 久しぶりに寝過ごしてしまいました。少々、疲れ気味です。娘から夏休みの旅行に「石垣島はどう…?」との提案。多分、そのころには株価も新値を更新しているでしょうから、快諾しました。格安航空を利用するみたいですが、費用も安くて済むようです。時代は変わりましたね。

 さて、世界中が米国FRBの金融緩和策の変更におびえています。証券化バブルが崩壊した2007年9月にFFレートを0.5%引き下げて以来、ゼロ金利まで引き下げ。一方で、2008年末には量的緩和策が導入され、以後3次にわたりQE(資産買い取り)政策が実施されてきました。緩和策に踏み切って5年8か月が経過したことになります。この間、貧血状態の経済に対し、輸血措置が講じられてきたわけですが、体力も回復してきたし、そろそろ、輸血の量を減らしても…ということなんでしょう。何時までも、輸血を続けていては、ベッドから起き上がれませんから、そろそろ、自分の足で立ってみては…ということでしょうか。ただ、長い間ベッドに縛り付けられていた患者さんの方は、「いや、まだ、ベッドから離れる自信がありません」、「政府が給与税の引き上げや歳出強制カットで、せっかく輸血してもらった血液をぬいているじゃありませんか」と抵抗している状態でしょう。でも、FRBとしては、企業業績や雇用状況の改善など体力の回復を示す兆候があることから、この患者さんは、もう回復状態にあるから、「そろそろ退院する準備をしてもいいころ…」と考え始め、そろそろ輸血の量を減らさせてください、そうしないと、血圧の上昇など、副作用が起きますよ…というところが、今の状態なのでしょう。

 心細い患者の心理はよくわかりますが、今の米国では、自動車社会の国民にとって税金と同じ意味をもつガソリン価格が下落。給与税引き上げや歳出強制カットのデフレ効果と同じぐらいの所得効果をもたらしており、ここで、輸血を減らしても大丈夫では…というのが、FRBの判断なのでしょう。同じ状態は過去にもありました。この時は、2004年に米国が引き締め政策に転換。以後、2006年6月にFFレートの最後の引き上げを実施するまで、続いています。でも、この間、米国株は横ばい。その後2007年10月の最高値更新に向けて上昇しています。この時、米国の引き締め策をしり抜けにする要素があったのですが、このときと同じ状況が生まれています。おそらく、FRBがQE政策の見直しをやっても、一時的に米国株の伸びが鈍る程度で大きな影響はないのではないでしょうか。詳しくは、明日のレポートで解説してみます。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5303ドル10セント +8ドル60セント(0.06%)

 NASDAQ総合指数 3459.14ポイント -0.27ポイント(0.01%)

 S&P500 1649.60ポイント -0.91%(0.06%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4305円 -305円

 米国10年物国債金利 2.011% -0.012%

 ニューヨーク原油 93.84ドル -0.41ドル

 GOLD 1386.60ドル -5.2ドル

 ドルインデックス 83.64 -0.11 


 昨日の米国株は、海外株式市場の波乱状態が続いていることを嫌気。FRBの緩和縮小懸念も根強く、売りが先行。寄り付きから続落スタートになりました。中国の景気指標の悪化を受け、キャタピラやアルコアなど輸出関連株が売られ、ニューヨークダウは、寄り後まもなく、この日の安値1万5199ドル(前日比95ドル安)をつける場面もありました。ただ、寄り後に発表された耐久財受注(4月)が予想を大幅に上回ったほか、設備投資の先行指標になる項目も予想以上の数字になったことから、景気の先行きへの期待感が膨らみ、買いが増加。また株価が波乱下23日に自社株買いが急増。株価の下値を支えたことへの安心感も手伝い急速に下落幅を圧縮。P&G社で経営再建に貢献した経営者が返り咲いたことから、同社株が上昇したことも支えに、昼までに前日比プラス圏に浮上しています。引けにかけては、今日から3連休にはいるため見送り気分が強まり横ばいの動きとなりました。結局、指数貢献度の高いP&Gの上げを受けニューヨークダウは小幅に反発。NASDAQ総合指数、S&P500は3日続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比2億6179万株減の5億8960万株。騰落状況は、値上がり1363、値下がり1661。VIX指数は、ほぼ横ばいの13.99と、休日中の変動リスクは懸念していないようです。

 ダウ30種は値上がり14、値下がり15、変わらず1(デュポン)。経営トップ交代のあったP&Gが4%超えの上昇。ウォルマートが1.2%超えの上げとなり指数を支えました。一方、前日急伸したHP(ヒューレッドパッカード)が利食い売りから2.6%下落。ベライゾン、キャタピラなどが下落しましたが、いずれも1%以下で全般に小動き。
 NYダウは小幅に反発。上昇トレンドは維持したままですが、MACDに売り信号接近の兆候がでるなど、短期的に調整気運が強まりそうです。下値から25日線が接近しており、当面、かい離修正待ちの動きになりそうです。来週も、FRB関係者の発言に敏感な動きになりそうですが、一方で、これまで無視してきた米国景気指標の強さに注目する動きも増えており、米国株は業績相場へのステップを固めつつあるようです。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証先物終値を305円下回る1万4305円で帰ってきました。レンジは、1万3980円~1万5015円。円は、予想を上回る米耐久財受注を受け、一時ドルが買われたものの、世界的な波乱から安全資産としての円買い基調が強まり、対ドルは101円30銭台、対ユーロも131円付近に上昇しています。CMEレンジは、大証先物のレンジをなぞる格好になりましたが、円高が進行した分売られ、大証先物価格を下回りました。週明けの相場への影響が懸念されるところですが、CME終値は日経平均25日線付近であり、下値意識が強まるところ。円高は、債券市場にとっては金利低下要因でもあり、相場の反応が注目されます。詳しくは、レポートで…。
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昨日の急落の余波で乱高下。日銀の債券へのテコ入れで、市場が落ち着くとともに、小幅反発して終了
 今日は午前中から孫が帰省。子守りならぬ「孫守り」で一日を過ごしました。時間を見て、相場のほうも観察していましたが、見るたびに状況が変わっており、終わってみれば、今日も1000円を超える値幅…。ここまでの上げで行き過ぎた部分のガス抜き…とはいえ、やっとの思いで市場に戻ってきた投資家にとっては、きつーい一発になりました。

 米国や欧州のように厳しい規制がないことから、日本にはCTA(商品投資顧問)やたちのよくないヘッジファンドが集まり、株価操作まがいの商いをして、市場をかく乱しています。昨年の11月以来の上げが先物がリード。現物との裁定取引が指数を押し上げてきました。特に、ここ数週間の上げ方は異常で、本来なら、信用規制や先物への何らかの規制措置が必要だった…と思われますが、東証は、何らの規制措置も講じずにここまできました。ヘッジファンドの先物売買は、裸で買うことはなく、円売りや債券先物売り、現物との裁定買いなど商品間裁定を伴っていることが普通。そのため、先物買いが増えるほど、一方で、債券先物の売り残や、現物との裁定買い残が増加することになります。

 裁定買い残は、リーマンショック前の08年5月の段階では、3兆1000億円台でした。この後、リーマンショックによる先物売りから、裁定解消売りがガンガン出てきて、日経平均を押し下げ、結果的に7000円台まで株価を押し下げる原動力になりました。09年3月に株価が底をつけるとき、裁定買い残は2133億円まで減少しています。一旦、解消売りが出始めると、解消売りが吸収できなければ、日経平均が1000円台に下がっても不思議ではありません。現在の、裁定買い残は、4兆3000位億円台に積みあがっています。投資家のセンチメントが悪化し、買い物を入れなくなったら、解消売りを吸収できず、下落幅が拡大することもないではありません。始末が悪いことには、ヘッジファンドなどは、ここまで日銀の異例の金融緩和を受け、債券先物を売り。一方で株先物を買う、商品間裁定を組んできました。債券価格の下落は金利上昇につながりますから、どこかの時点では、金利上昇が株価を圧迫する局面が出てきます。

 日銀の緩和が始まる前の10年債金利は0.315%でしたが、海外投資家の債券先物売りや国内金融機関の手持債券の売りから金利は上昇。昨日、1%という大きな節目を迎えることになりました。2か月足らずの間に金利は3倍以上に上昇。おまけに1%という大きな節目になれば、債券先物を売っている投資家は、買い戻しを入れるのは自然でしょう。これまで、「債券先物売り・株先物買い」の商品間裁定を行ってきたことが、債券先物買い…に転換したら、何が起きるかは自明の理でしょう。株先物は売られ、現物株との裁定買いは解消され、円の売りは買い戻される…という逆回転が起こります。これが、波状的に起こったのが昨日の相場だった、ということでしょう。今日も、まだこの影響が尾を引き、午前中に債券が下落する局面では株先物が買われ上昇、午後から債券が上昇に転じると、株先物が売られ解消売りから、日経平均が一時502円安しています。また、引けにかけては、債券が下落。つれて、先物が買われ、裁定買いから、結局、日経平均が前日比128円47銭高の1万4612円45銭、TOPIXは5.74ポイント高の1194.08ポイントと小幅に反発して終わっています。債券市場の動きを見ていればすべて説明できる…という単純な相場でした。

 他の銘柄は、あまりの下げっぷりを見て、買いの手が止まっているところに、ロボット売買で容赦なく売り物が出てくるわけですから、下落幅が大きくなるのも当然でしょう。ロボット売買の対象にならないような小型株は、整理が遅れますから、戻り売りを浴びて、動きが鈍る…、一方、ロボット売買で徹底して売られた大型物は、戻り幅が大きくなる…というパターンになります。こんな波乱がおきる可能性があることは、取引所の関係者なら、当然、予想ができたはず。道中で先物取引を規制するなど何らかの手が打てたはずです。1990年のバブル崩壊、リーマンショック時、昨年3月高値以降の昨年3月高値時からの下落(裁定買い残2兆190億円⇒1兆94億円)と何度も裁定解消売りによる急落を経験しながら、市場の安定策を何も講じてこなかったことは、取引所の怠慢でもあります。昨日、今日の今日の下落で、どのくらい裁定買い残が減少したかわかりませんが、市場が委縮して買いが減少すると、解消売りが吸収できなくなる恐れがあります。

 なにより問題なのは、ファーストリテーリングやソフトバンクなど指数寄与度の大きな銘柄を意図的に売れば、指数を操作でき先物売りを誘発できるところにあります。株価操作まがいの行為が、今の日本市場ではまかり通っているところに問題があります。ここにまともな海外投資家が近づかなかった原因があったのではないでしょうか。まあ、急落が起きるたびに同じことを繰り返し書いているようなきがしますが、なんだか、デフレに対し無為無策を続けてきた日銀と似ているような感じがします。思い切って、正常化するような努力をしてみれば…と思いますが、無理な相談か…。

 指数は上下にがぶりましたが、週の引けでは、以前から指摘してきた機能線付近で終わっており、決して弱気する動きではありません。今まで、安全パイだと思っていた債券市場が、一気にリスク市場になったことによる混乱が生じており、ここが落ち着かないと、株価も安定しない…。株、債券、為替、もしかしたら新興国市場との間でも商品間裁定が組まれており、この一角が崩れると、すべての歯車が逆回転する…。詳しくは、日曜日発信のレポートで注目株とともに、解説します。まあ、今週は、相場の転換点を予想できたことで良しとしましょうか…。
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世界的な株安から売られて始まるも、堅調な景気指標や企業業績、FRB関係者の説明で冷静さを取り戻し、小幅続落で終了
 おはようございます。

 一昨日のバーナンキFRB議長のあいまいな議会証言に端を発した世界同時株安は、連銀関係者の必死の火消しで、とりあえず小康状態を取り戻したようです。議会証言では当初のスピーチ段階では「金融緩和策の持続が必要…」と話し、市場も好意的に受け止めたのですが、その後の質疑応答の段階で、「景気指標の状況によっては、今後数回のFOMCの中で政策手直しをすることもありうる…」と話したことから、市場は一気に警戒感を強めています。また、同日に公表されたFOMC議事録で、複数のメンバーが、政策の手直しを主張したことにも反応しています。バーナンキ議長の証言にも、FOMC議事録にも、「景気が回復していることを示す、一段の裏付けが必要…」が政策変更の前提条件として示されているのに、完全に無視された格好です。それだけ、相場が強気に傾いていた…と言うことなんでしょう。

 ただ、昨日には、連銀関係者から、「景気の現状からみて、政策変更は当面は無い…」、「政策変更があったとしても、小幅にとどまり、状況によっては再び増額することもありうる…」と市場を沈静化させる発言が相次ぎました。まあ、市場関係者の間にリスクに対する感覚がマヒする兆候も見られていましたので、バブルに発展する前に、牽制するとともに、QEからの出口政策を進めるための環境づくりを始めたものと思われます。市場への影響を最小限に食い止めながら、徐々にQEの縮小を進めていく…バーナンキ議長の市場との対話の一環だと思われます。

 相場のサイクルから見ても、金利と株価との関係から金融相場、業績相場、逆金融相場…と変遷していく、とされていますが、現在は景気の回復過程の一方で金利が上昇する金融相場から、業績相場への移行過程にあるのかもしれません。この移行過程では中間反落を伴いますから、市場が懸念しているのは、まさにこの「中間反落」だと思われます。しばらくは、金利の状況を懸念する動きが続きそうです。

 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5294ドル50セント -12ドル67セント(0.08%)

 NASDAQ総合指数 3459.42ポイント -3.88ポイント(0.11%)

 S&P500 1650.51ポイント -4.84ポイント(0.29%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4800円 +210円

 米国10年物国債金利 2.023% -0.008%

 ニューヨーク原油 94.25ドル -0.03ドル

 GOLD 1391.80ドル +24.80ドル

 ドルインデックス 83.74 -0.55


 昨日の米国株は、日本株の暴落や中国景気への懸念などから、売りが先行。続落してスタートしました。朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回る減少になったものの、朝方は警戒的な売りが増加。ニューヨークダウは、安寄り後も売られ、一時、1万5180ドル(前日比127ドル安)安値を付ける場面もありました。ただ、新築住宅販売が予想を上回ったほか、前日、強気の業績見通しを発表したヒューレッドパッカードが買われだすと、次第に押し目買いが増加。下落幅を縮小し昼ごろには一時プラス圏に浮上する場面もありました。その後は、ドル安を映した資源価格の上げを受け、エネルギー関連株が買われるなどし、売り買いが交錯。引けにかけては、前日引け値を挟んだ神経質な動きとなり、結局、主力3指数とも小幅に続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1144万株減の8億4140万株。騰落状況は、値上がり1289、値下がり1801。VIX指数は、1.8%上げ14.07に上昇していますが、市場の懸念に比べ指数は冷静な動きになっています。

 ダウ30種は、値上がり9、値下がり21。強気の業績見通しを発表したHPが17.1%急伸。指数を下支えしました。このほかメルクが1.3%上昇。一方、下落銘柄数が大幅に上回ったものの、1%以上下落したものは、マイクロソフト(1.3%)、アルコア(1.7%)の2銘柄にとどまり、他はいずれも小幅な下落になっていました。NASDAQ市場全体では、値上がり数1312、値下がり数1221と値上がり数が上回っており、内需系を中心に堅調な動きだったことがわかります。ダウジョーンズ輸送株指数は小幅なプラスデ終わっており、景気敏感株の流れが続いていることを暗示していました。
 NYダウは続落。一昨日1万5542ドルの最高値を取ったあと、QE縮小懸念からげらくしましたが、この時、今回の上昇相場の起点である昨年11月からの上げ過程の高値を結ぶ上値抵抗線に届いたことによるもの…。テクニカルな目標達成感がでていたことも、利食い売りの増加につながったようです。上昇トレンドが壊れたわけではありませんので、当面、高値持ち合いの過程で、金利に対する耐性をつけることになりそうです。

 米国株は小幅続落。CME日経平均先物は、大証終値を210円上回る1万4800円で帰ってきました。レンジは、1万4640円~1万5690円。為替は、欧州の予想を上回る景気指標を受けドルに対してユーロが上昇したものの、全体にリスク回避志向が強まり、円は対ドルで101円90銭台、対ユーロは131円90銭台にそれぞれ上昇して帰ってきました。本日の日本株は、昨日下げすぎた反動から、反発相場が期待されます。昨日の下落は、先物残高の3割以上を占めるといわれるヘッジファンドが金利上昇を受け持ち高の処分に動いたことが引き金となり、下落。株先物に付随して為替、債券、株現物などの間で商品間裁定がくまれているものが一斉に逆回転。相場基調が大きく変化したことから、個別銘柄のロボット売買も売り一辺倒に傾いたことが、昨日の急落の背景だと思われます。以前から、単純平均型で値嵩株を操作することで先物の動きを自由にできる日経平均型先物への懸念をしてきましたが、昨日の動きは、まさにその懸念が具体化した…ということでしょう。倍率是正など投機的な動きを抑制しなければ、今後も昨日のような恣意的な乱高下が繰り返されることになります。まあ、日本株も米国並みになった…という自虐的な見方もできますが…。とりあえず、今日はリバウンドが期待されますが、ロボット売買などで売り切った大型株は、案外すんなりとあげそうですが、小物についてはまだ売り切っておらず、戻っても頭の重い動きになりそうです。まあ、来週から押し目買いしても間に合うと思いますが、日本の投資家も、これからこんな乱高下に耐える気力が要求されるようになるんでしょうか…。

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米国のQE縮小懸念や日本国債の金利上昇、中国景気懸念が重なり、先物主導で売られ、急反落して終了
 今日は11時ごろから用事があり、町まで出かけていましたが、かえって見ると相場の景色はすっかり変わってしまっていました。留守電にして出かけていましたが、何本も電話が入っており、ただ事ではないな、として、パソコンのスイッチを入れてみると、その時点で600円以上の下落。見ているうちに下落幅を拡大していました。下げの原因は…と、探してみると、米国金利の2%乗せや、日本の10年国債の1%乗せ、中国の製造業PMI指数の7か月ぶりの50割れ…など、寝ぼけたような解説が並んでいました。どれも、これほど下げる理由にはならないと思い、債券先物を見ると、朝から急伸。寄り付きの株高を受けて140円70銭まで売られていた債券は、昼にかけ買われ上昇。欧州市場が始まるころには142円60銭台まで上昇。1%台だった金利は0.83%まで低下しています。一日に2円近く上昇するということ自体が異常…。明らかに、債券を使った仕掛け的な動きがあったのははっきりしています。

 4月の日銀の異例の緩和以降、「債券先物売り・株先物買い」の商品間裁定が組まれ、株先物買いが、現物との裁定買いを増加させ、裁定買い残を4兆3000億円規模まで拡大。何かがあり、裁定解消売りが出た時が怖い…とういうのは昨日も書いたところです。朝方は、米金利の2%台乗せから、ドル高が進行。円は103円に下落して帰ってきました。ただ、米債券の下落は、日本の金利にも影響を与えてきますから、株が買われる一方で、債券は下落してスタート。1%という大台を達成しました。4月初旬以来売り載せてきた債券先物の売り玉に撮っては1%台乗せは、大きな節目。そこで朝方から、買戻しが入っていたころが、債券先物の上昇につながったんでしょう。債券先物が買い戻されると、商品間裁定で買われていた株先物が植えられることとなり、次第に下落幅を拡大。中国のPMIが7か月ぶりに判断の分かれ目になる50をわりこんだことが伝わると、見送り気分が強まり、板が薄くなっていたところに、次々と債券との裁定解消にともなう株の先物売りがでて下げ幅を拡大していった…というところでしょうか。

 個別についても、先日来書いていますように、アルゴリズム取引により売買されていましたから、一定の状況になると、今度は売り一辺倒の流れになり急落することになってしまいます。今日の相場は、デリバティブや超高速の自動売買システムの暴走で生まれた…と言っても過言ではありません。まあ、最後まで、債券先物買い・株先物売りの裁定解消取引の影響をうけ、結局、日経平均は、前日比1143円28銭安の1万4483円98銭、TOPIXjは87.69ポイント安の1188.34ポイントと、ともに急反落して終わりました。出来高は、76億5514万株、売買代金は5兆8516億円と、ともに過去最高になりました。騰落状況は、ねああg理17、値下がり1691と全面安でした。

 今日の引け値での日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIXも同じ)、RSIは59%に急低下、25日線かい離は+1.6%に低下。指数系の整理が一気に進んできました。騰落レシオは112%と整理の遅れが目立ちます。昨日、相場の転換点が近いと書いて、お叱りも頂戴しましたが、やはり想定通りの動きになりました。2009年底から2010年戻り天井までの倍返し(ザラバベース)が1万5872円になるとしましたが、今日は高値1万5942円をつけたあと、下落に転じています。まあ、結果的には予想通りの動きをしていることになります。債券先物の動きを見ると、ほぼ一日買い戻されていましたか、ガス抜きは結構進んだはず…。流動性のある大型株についても、超高速売買で、玉整理は進んだものと思われます。ただ、板が薄い小型株については、まだ売り切ってはいないと思われ、こちらは、少々整理に時間を要しそうです。また今日は、レポートで以前から主張してきた96年高値2000年高値を結ぶラインを使って、頭が押さえられるところにいた…と、テレビの解説者が言っていました。いまごろ言うなら、もっと前から、言っておけばいいのに…。いつも後出しじゃんけんですね。

 まあ、結果論はどうでもいいので、問題は下値めど…。これについては5月12日号の日経平均月足で、過去20年わたる、機能線を示しておきました。すでにこのゾーンは突破していますが、現在は、このゾーンが下値支持力を持つかどうか探りに来ている…ととらえることができます。会員の方は、レポートでチャートを確認しておいてください。このラインは、小泉相場の時も突破したあとに、再度下値調べのため下落。このラインが下値を支持する力があると判断しから次の上昇相場に向っています。注意したいのは、次の上げ相場では、それまでの上げをリードしてきた銘柄群とは、違うものが上げている…ということ…。

 当面、このゾーンを中心に、今日付けた長大陰線内を動きことになりそうですが、金利上昇が景気の上昇には必然であること、いまの政策の中心が実質金利高を解消して、眠っている資金を流動化させ、設備投資を刺激することにあることがわかれば、金利上昇を気にせずにあげてくるはずです。この織り込みにどれくらいの時間と値幅が必要なのか…。まあ、ポイントは来週になってから…ということでしょう。ただ、今日のこの急落が何を暗示したかのということへの問いかけは続けなければなりません。単純に、テクニカルな要因で下げたのではないのかもしれません。もし、世界的な金利低下が終焉に向っているとしたら…。米国の金利上昇は、通貨をドルとペッグしている国にも波及していくはず…。過去はこの構図から、通貨危機が起きた…。まさか、ここまで今日の下げが読んでいるとは思えませんが…。欧州、米国の動きが注目されます。
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FRB議長の議会証言、FOMC議事録でQE縮小の可能性を示唆。相場は乱高下した後反落して終了
 おはようございます。

 米国の投資家は、各地区連銀総裁の発言に翻弄されていましたが、昨日は、もっとも強い発言権を持つバーナンキFRB議長の議会証言が行われました。質疑に先立つ、米景気の現状説明のなかで、金融政策の現状維持が必要…と述べたことから、慌てた投資家は買いに入りましたが、その後の質疑の中で、「経済指標の状況によっては、今後数回のFOMCで政策の手直しもありうる…」と発言。これを受け、市場は年内の政策手直しもありうる…と解釈。今度は、株を売る…という慌てぶりでした。同議長の言っていることは、至極当然のことのような気がしますが、市場は株高を支えているのが、FRBによる資金注入とみていますから、過剰反応するのも仕方がないのでしょうか。

 その後、発表された4月30日・5月1日開催分のFOMC議事録では、複数のメンバーから、政策の手直しについて言及があったものの、「債券などの買い入れプログラムの縮小に移る前に、景気が回復していることを示す裏付けが必要…」とすることで一致。同議長の議会証言と一致する内容だったものの、FOMCでQEの縮小策が検討されていたことに、市場は懸念を持ったようです。ただ、同議長は、給与税や歳出強制カットの影響を懸念しており、そう簡単に緩和策を手直しすることにはならないものと思われます。やるとしても、前回FOMCでQEが増減することはありうる…としたように、減額してみて市場の反応が厳しければ、再度増額するなど、小幅な調整を繰り返しながら、軟着陸を狙うことになるのではないでしょうか。FRBの頭の中には、「偽りの夜明け」に騙され、一気に引き締めに転じ、デフレを深化させた日銀の大失敗が、トラウマになっているみたいですから…。それにしても、この騒動で、ニューヨークダウは上下に277ドルもぶれ、CME日経平均先物も545円もぶれるという大波乱になりました。何事も、急ぎ働きはいけませんね。

 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5307ドル17セント -80ドル41セント(0.52%)

 NASDAQ総合指数 2463.30ポイント -38.82ポイント(1.11%)

 S&P500 1655.35ポイント -13.81ポイント(0.83%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万5640円 -30円

 米国10年もの国債金利 2.026% +0.082%

 ニューヨーク原油 94.28ドル -1.90ドル

 GOLD 1367.40ドル -10.2ドル

 ドルインデックス 84.28 +0.52


 昨日の米国株は、バーナンキFRB議長の議会証言待ちから、模様眺め気分の強い始まりになりました。市場予想を下回ったものの中古住宅販売件数(4月)が2009年11月以来の水準に増加したことや、パソコン大手ヒューレッドパッカード(HP)の決算が、大幅な減益(37%減)だったものの予想を上回るなど、好材料もあり前日水準を上回ってスタートしていました。取引は、バーナンキ議長の証言を実況中継で見ながらの展開となり、同議長が政策の現状維持を示唆すると、買いが増加。寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万5542ドル(前日比155ドル高)をつけています。しかし、合同委員会メンバーとの質疑応答で、状況次第では今後数回以内のFOMCで政策を手直しする…と言及すると、年内に政策手直しがありうる…とし、次第に売り物が増加。2時すぎにFOMC議事録が公表され、QE縮小策について検討されていたことがわかると、引けにかけ売りが加速。結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億6754万株増の8億5284万株。騰落状況は、値上がり657、値下がり1886。VIX指数は、3.4%上げ13.82に上昇していました。

 ダウ30種は、値上がり6、値下がり24。堅調な中古住宅販売件数を受けホームデポが1.2%上昇。経営権限の分離要求が否決されダイモンCEOの権限維持が決まったJPモルガンが1.1%上昇。大幅減益ながら、利益が予想を上回ったHPが0.6%上昇。一方、好決算を受け上昇していたシスコシステムズやデュポンが、それぞれ2.8%、1.4%下落。メルク、ベライゾンが各1%超えの下落になりました。
 NYダウは反落。先週15日から、確実でプラスとマイナスを繰り返しています。先日から、25日線かい離の拡大、RSIの警戒ゾーン入りなど短期的な加熱サインが出ていることを懸念しましたが、昨日の議会証言やFOMC議事録が、利食いを促した側面もあります。FRBがQEの手直しを検討し始めたことは、カンフル剤なしでも景気が自律的に動けることを認識しだした…ということでもあります。この動きを受け、米10年国債金利は、再び、2%台に乗せてきました。当面は、気迷い感からもたついた動きになりそうですが、債券市場からの資金流入をうけ、早い時期に上昇基調を取り戻してきそうです。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を30円下回る1万5640円で帰ってきました。レンジは、1万5450円~1万5995円。円は、緩和解除を思惑し、対ドルは103円台に下落。対ユーロは132円50銭台と小幅な円安で帰ってきました。本日の日本株も昨日同様先物次第の展開になりそうです。CMEレンジ上限は1万6000円まであと5円に迫っていたものの、引けは高値から355円低い水準で終わっています。米長期金利が2%台に乗せており、日本国債への影響が懸念されますが、昨日の黒田日銀総裁の金利安定への取り組み発言もあり、反応が読みづらくなっています。CMEのレンジは545円と乱高下しており、先物筋にとっては、仕掛けがしやすく、今日は荒れ模様の展開が予想されます。債券が波乱しなければ、円安を好感し上振れする…という流れでしょうか。個別は引き続き出遅れ株のかさ上げが続きそう…。回転が速くなっていますので、高値掴みには注意したいところ…。政策関連銘柄の押し目待ち。
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日銀金融政策は据え置きだったものの、今晩のバーナンキ証言への期待感から先物に仕掛け的な買い。踏み上げ的な動きもあり、4日続伸して終了
 暑いですね。温度計を見ると30度に近づいていました。また、クーラーなしでパソコンをダマシダマシなだめながら、作業する日が始まるんですね。相場の方は指数ばかりは、ガンガン上がっていますが、なんだか白けたムードも漂ってきました…が。

 さて、本日の日本株ですが、米国株の反発に加え、CME日経平均先物高を受けて、買いが先行。日経平均は、前日比59円高の1万5440円と窓を開けてのスタートになりました。前日に続き、出遅れ感のある素材株や保険、精密株などが買われ寄り後もじりじりと水準を切り上げていました。10時過ぎになると、日銀会合を意識し、不動産株や建設株が反発に転じ、指数の押し上げに寄与しました。ただ、前日買われた東電や三菱自動車などアルゴリズム取引の対象になった銘柄は、高値更新ご一転して売られ下げに転じていました。この日も個別に材料株が賑わい大手証券が投資判断を引き上げた北洋銀行やミツミ電機、業界新聞がシェールガス関連として取り上げた丸運などが、にぎわっていました。ただ、相場の柱になってきた自動車株や農業など政策関連株は反落に転じるなど、やや焦点ボケの観は否めません。

 日銀の金融政策は現状を据え置くことになりましたが、今晩のバーナンキFRB議長の議会証言は、FOMCの投票権を持つメンバーのハト派的な発言から、QEを継続する内容になるとし、欧州市場がオープンする2時過ぎに、仕掛け的な先物買いが入り、日経平均は急伸。一気に1万5600円台に乗せると、オプション弱気筋の損失カバーのヘッジ買いが先物に入り、一段高。指数銘柄との裁定買いも入り、日経平均は一気に1万5706円(前日比325円高)をつける場面もありました。引けにかけては、先物の利食いもあり、上げ幅を縮め、結局、日経平均は、246円24銭高の1万5627円26銭、TOPIXは、5.64ポイント高の1276.03ポイントと、ともに4日続伸して終わりました。出来高は、市場第2位の63億8067万株と、今日も大商いで終わりました。騰落状況は、値上がり743、値下がり853と下落数がオーバー。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、9勝3敗(TOPIXも同じ)、RSIは85%、25日線かい離は+9.1%と指数系は警戒信号そろい踏みになりました。騰落レシオは昨日からわずかに上げたものの、トレンドは低下傾向。物色難の動きが出始めています。
 さて、レポートでは、4月半ば、NT倍率が底値ゾーンに届いたことから、以後、倍率が拡大方向に向かい日経平均優位の展開になるとしました。以後は、その通りの展開にむかいました。ただ、今日の終値でNT倍率は12.24倍と、過去流れが転換した時の水準まできました。もしかしたら、TOPIX優位型の展開に変化するかもしれません。

 また、今日の日経平均高値は1万5706円。2009年3月安値と2010年4月高値の上げ幅の倍返しポイントは1万5624円ですから、本日、この目標を達成したことになります。ザラバベースで計算すると1万5822円…。このゾーンには、96年6月高値、2000年4月高値を結ぶ抵抗線が控えています。この抵抗線は、小泉相場の上値も抑えたいわくつきの抵抗線…。抜けれは、2万円大台挑戦も夢ではない流れに変化します。また。今日発表された裁定取引残高は、日経平均先物リードできたことから裁定買い残が増加。先週一週間で2355億円増加し4兆3142億円に拡大しています。もし、NT倍率が縮小する過程に入ると、裁定解消売りを懸念する必要が出てきます。今日の日経平均は、246円と大幅高で終わりましたが、このうちファーストリテーリングだけで114円上昇。上位5銘柄で176円指数を押し上げています。裁定解消売りが出始めると、今日の逆の減少が起き始めることは、頭に入れておく必要があります。

 いくつかテクニカルな状態を解説しましたが、相場全体にもやや手詰まり感が出ており、今晩のバーナンキ証言、米国株の動き…などを受けての明日以降の動きが注目されます。直近のレポートでは、出遅れの景気敏感株などが買われるものの、値幅にこだわらず回転を速めるように…と書きました。ここからの基本は、TOPIX型の銘柄や、指数売買の影響を受けにくい好業績株…。

 考え違いをしてもらっては困りますが、別に弱気を書いているわけではありません。止まったら酸素切れで死んでしまうマグロのように、日本株は走り続けていますが、走りながらも、上値目途はどこか…と探っているはず…。そこでこれだけ多くの転換点候補が並んで来たら…。ここは、1996年からの抵抗線を抜いてくるかどうかを観察してもいいところかと思いますよ。自公が「列島強靭化法案」を提出しているのに、この関連株が売られるようでは…ね。目先の値動きに走りすぎて、ファンダメンタルを忘れてはいけません。
 また、嫌なことを買い手…と嫌われそうですが、相場に媚びていてはろくなことはありませんから…。カネ余り相場の基本は、循環買い。浮いたものは沈むし、沈んだものは浮いてくる。
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FRB関係者のQE持続支持発言や、個別企業の好材料を手掛かりに買われ反発して終了
 おはようございます。 昨日は昼から大阪に行く用事が出来て、書き込みができずに失礼しました。リタイヤしたはずなのに、何かと忙しいですね。

 さて、昨日の日本株は、流動性相場の激しさが表にでてきた感じです。新興市場の乱高下、最近の東電の動きなどを見ていると、アルゴリズム取引の影響が強まってきたな…と感じていましたが、昨日は、東電だけでなく三菱自動車にも波及。同社だけで10億株を超える商いをやっていました。東電の場合は、原発再稼働や政府の支援強化、今日報じられた中部電力と火力発電所を建設。首都圏で売電事業を行うことなどが好感された…とういう背景がありますが、三菱自動車の場合は何があったんでしょうか…。どうも値動きだけを手掛かりに、高速の回転商いが行われた感じがします。どうも、この種の商いが入った銘柄には近づきたくないですね。上げているときは勢いがあるので気分もいいでしょうが、いったん、下向きになったら、同じ勢いでさげることになります。あちこちで、食い散らかした後の残骸が増えて来ている感じがするのは私だけでしょうか…。ヘッジファンドや証券会社のディーラーなどが味付買いし、それに短期回転筋が乗っかっていく…。何か、踊らされている感じがしないでもありません。もっとも、今週のレポートでは、短期的にこんな相場展開になることを想定。景気敏感株も取り上げ、案内文では、景気敏感の候補銘柄まで紹介しましたが…。

 まあ、昨日は米株反落、CME日経平均先物安を受け、下落して始まった後、出遅れ感のある素材関連を中心に買い上げられ、前引け近くにプラス圏に浮上。しかし、債券市場が下落すると午後から不動産など内需系株が売られ(値動きのいいものへの乗り換え…?)て前場安値水準まで下落。後場になり、円が弱含むと先物買いが増加。裁定買いも入り引けにかけ急速に値を戻し、結局、日経平均は20円21銭高の1万5381円02銭、TOPIXは0.88ポイント高の1270.39ポイントと3日続伸して終わりました。出来高は前日比14億株増の62億5136万株と急増。4月5日の64億4912万株につぐ、市場第2位の商いになりました。騰落状況は、値上がり711、値下がり924。

 この日の終値での日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIX同じ)、RSI83%、25日線かい離+8.3%、騰落レシオは116%でした。指数系が上昇する半面、全体の物色範囲を示す騰落レシオは低下。主力株に商いが集中しはじめたことがわかります。昔から、日経平均は、NYダウの10分の1が適正数字…と教えられてきましたが、気が付けば、日本株が追いつき並んでいたんですね…。ヘッジファンドなどが日本株は割高になった…など弱気の発言をし始めましたが、こんな数字も関係しているんでしょうか。

 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5387ドル58セント +52.30ドル(0.34%)

 NASDAQ総合指数 3502.12ポイント +5.69ポイント(0.16%)

 S&P500 1669.16ポイント +2.87ポイント(0.17%)
 
 CME日経平均先物(円建て) 1万5485円 +85円

 米国10年物国債金利 1.944% -0.021%

 ニューヨーク原油 96.16ドル -0.55ドル

 GOLD 1377.60ドル -6.5ドル

 ドルインデックス 83.83 +0.08


 昨日の米国株は、連銀関係者の緩和策支持発言を受け、買い先行でスタート。寄り付きから高値を更新して始まりました。ただ、今晩行われるバーナンキFRB議長の上下両院合同経済委員会での証言への警戒が強く、高値更新に伴う利食い売りもあり、寄り後まもなく、前日終値水準まで下落する場面もありました。ただ、昼過ぎからは、ホームセンター大手ホームデポが、堅調な住宅リフォーム需要を背景に、前期決算、市場予想をともに上回る決算を発表。通期予想も上方修正したことを好感して買われたほか、経営権限の分離に関する株主要求があったJPモルガンで、分離案が否決されたことも好感されるなど、指数採用企業に好材料が続いたことで、引けにかけ上げ幅を拡大。一時、この日の高値1万5434ドル(前日比99ドル高)をつけ、最高値を更新する場面もありました。ただ、FRB議長の議会証言への警戒感が強く、引けに賭けては、やや上げ幅を縮小。結局、主力3指数とも小幅に反発して終わりました。出来高は、前日比3342万株増の6億8529万株。騰落状況は値上がり1667、値下がり1405。VIX指数は、FRB議長証言へのヘッジとして買われ、前日比2.7%上げ、13.37になっています。

 ダウ30種は値上がり18、値下がり11、変わらず1(アルコア)。強気の見通しを発表したホームデポが2.5%上昇、経営権の分離案が否決されたJPモルガンが1.4%あげたほか、メルクが4.7上げ、指数の上げを支えました。業種別では住宅リフォーム、トラック、家電、ヘルスケア、医薬品などが上昇。非鉄、レジャーサービス、住宅建設、空運、ネット関連などがさえませんでした。
 ダウは反発。このところ、小動きになるなか、上昇と下落を隔日で繰り返しています。FRBの金融政策への懸念が頭を押さえ、動きを鈍らせているものの、じりじりと高値を切り上げていく動きは、かなり強いものと思われます。一時、10勝2敗を超えていたNYダウのサイコロは、高値圏での調整を経ながら、7勝5敗に低下。落ち着いた動きになっています。今晩の議会証言がカギになりますが、物価が低下傾向にあるほか、労働参加率が過去最低水準にあり、FRBが政策目標として掲げた物価目標、失業率目標と差があるのに、はたして政策の手直しができるものかどうか…。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証終値を85円上回る1万5485円で帰ってきました。レンジは、1万5270円~1万5535円。円は、甘利経済再生相の修正発言や、米金融政策手直し懸念の後退を受け、対ドルは102円50銭台、対ユーロも132円30銭台に下落して帰ってきました。本日の日本株も、円が小幅安したことを好感。輸出株や出遅れの素材株などが買われ続伸。高値更新へ挑戦しそうです。CMEの終日レンジが幅広く、先物筋の動きによっては上下に振れることもありそうです。長期金利の上昇を嫌気して、不動産や建設などの動きがさえませんが、上昇中の13週線に接近。テクニカルな買い場に近づいていることには注意が必要です。今日、日銀会合が終了しますが、政府から、国債価格の安定策を要請されており、何らかの策が出てくるかどうかで、内需系の動きも決まりそうです。昨日も書いたように、自公は週はじめに「国土強靭化法案」の衆院への提出を行っており、具体的な審議がはじまることも注目点です。今の市場の基本は、循環かさ上げ…。一方の上げが加速するほど、他方の買い場が近づいてくる…。引き続き、NEC…。
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ヤフーの大型買収を好感して最高値を更新するも、米格下げへの警告から反落して終了…NY、NASDAQ市場とも値上がり数が上回る
 おはようございます。 今日は24節句の「小満」。麦が穂をつけ、やや満足できる時節といわれます。次は6月5日の「芒種」ですが、田植えの時期にはいります。そういえば、竜田川の空気式の堰が稼働していましたが、田んぼに水を入れる準備が始まっているんでしょうか。季節は着実に歩みを進めているようです。

 さて、米国では、22日のバーナンキ議長の議会証言へ向け緊張感が高まっているようです。昨日は、ダラス連銀のフィッシャー総裁とシカゴ連銀のエバンス総裁が会見をおこないましたが、ともに、現在の政策を追認していました。ただ、雇用状況を見て秋くらいには縮小する可能性もある(ーエバンス総裁)など、いずれ修正がある可能性も指摘。ただ、市場への影響を配慮し、買い取り資産は満期まで持ち切るー同総裁、と予想。市場に配慮する可能性も指摘していました。先週18日に行われたバーナンキ議長の講演は、具体的な金融政策については触れなかったものの、一部に流れている悲観論を排し、米国の明るい未来を予想したもので、市場は22日の証言にも楽観的な観測を持ったようです。市場は、「規模が縮小されても、FRBの資産拡大は続く…」とし、徐々に警戒を緩めつつあるようですが、昨日は、お騒がせ屋の格付け会社ムーディーズが、「政策担当者は、年内の格下げを回避するため、債務削減に取り組む必要がある…」と発表。ドルが売られ、金価格が上昇するという動きもありました。昨日の為替では、NHKの日曜討論での甘利経済再生相が「これ以上の円安は弊害も多い…」などと発言。市場は円安へのけん制と受け取り円買いをすすめ、一時、102円10銭台まで上昇する局面もありました。まあ、忘れかけていた「リスク」という言葉を、思い出すのも良いか…。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5335ドル28セント -19ドル12セント(0.12%)

 NASDAQ総合指数 3496.43ポイント -2.53ポイント(0.07%)

 S&P500 1666.29ポイント -1.18ポイント(0.07%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万5320円 -70円

 米国10年物国債金利 1.965% +0.016%

 ニューヨーク原油 96.71ドル +0.69ドル

 GOLD 1384.10ドル +19.4ドル

 ドルインデックス 83.82 -0.39


 昨日の米国株は、前週末高値を更新して終わったことから、利食い売りが先行。軟調な始まりになりました。バーナンキ議長講演やFOMC議事録の公開が近づいていることから、神経質な動きが続き、寄り後まもなくこの日の安値1万5314ドル(前週末比40ドル安)つけています。しかし、ヤフーによる大型買収が発表されると、買い気が戻り、ドル安を好感し原油価格が上昇したことから、これを好感してエネルギー関連株が買われ、指数を押し上げました。また、キャタピラの受注の減少幅が縮小傾向にあることが好感され景気敏感株も上昇。昼過ぎにNYダウはこの日の高値1万5391ドル(同37ドル高)をつけ、前週末に続き史上最高値を更新しています。ただ、ムーディーズによる格下げへの警告が嫌気され、利食い売りが増加。引けにかけ右肩下がりの展開になり、結局、主力3指数とも小幅に反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億9690万株減の6億5187万株。騰落状況は、値上がり1747、値下がり1337(NASDAQ=値上がり1406、値下がり1158)と値上がり数が上回っていました。VIX指数は、22日のバーナンキ証言への警戒感から前週末比4.6%上げ13.02に上昇。

 ダウ30種は、値上がり11、値下がり18、変わらず1(マクドナルド)。アルコア、シェブロン、GEなど景気敏感株の堅調ぶりが目立つ一方、メルク、ベライゾン、P&Gなどディフェンシブ系の動きがさえず、前週の地合いを引き継ぐ流れになっていました。
 NYダウは小幅反落。金融政策への懸念はあるものの、終日値幅は77ドルと小幅にとどまっています。長期上昇相場が続いていることへの警戒感が強く、弱気投資家の見送りが続き出来高は低水準のまま…。前週末の25日線とのかい離幅が3%をこえるなど短期的な指標の過熱感を嫌気したところもあるようです。高値警戒感はあるものの、過去の高値圏で出現した熱狂感は全くなく、過去の例と同じく、弱気投資家が市場に回帰し、暴走するまでじり高が続いていくんでしょう。当面、レポートで想定したバンド上限を目指す動きに変化はないと考えます。

 米国株は小動き、CME日経平均先物は、大証終値を70円下回る1万5320円で帰ってきました。レンジは1万5245円~1万5390円。円は、米格下げ懸念や甘利発言を受け、対ドルは102円20銭台、対ユーロは131円70銭台にそれぞれ上昇して帰ってきました。本日の日本株は、CME先物終値にさや寄せし、軟調に始まりそうですが、米国市場の物色動向をみると、依然、景気敏感株優位の展開が続いており、本日の日本株もこれを引き継ぐ流れになりそうです。円安により業績に伸びしろができた外需株や出遅れ感のある素材株に注目。昨日、自公両党は衆院に国土強靭化法案を提出しており、再度ゼネコンや建設資材関連が注目されるか…。ショーボンド建設…。頭をおさえてきた25日線を抜いたNECの動きにも注目したい。
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米国シェールガスの対日輸出解禁や安倍首相の成長戦略関連などテーマ株買いで続伸して終了
 金利上昇懸念のある一部の国を除き、世界同時株高の様相を呈してきました。日本株は、その中でも断トツのパフォーマンスを残しています。市場の上昇率に負けないために、指数への影響度が高いアップルやファーストリテーリングが買われたように、世界の運用競争に負けないため、先導役を果たしている日本株は、ファンダメンタルを抜きにして、買わざるを得ない…というところでしょう。先ごろ、大海を泳ぐマグロのように、止まったら終わり…なんて冗談を書きましたが、だんだん、そんな感じになってきました。

 さて、会員の方は、いつもと注目銘柄が変わっていたので、「あれっ」と思われた方もおられるかもしれません。このところ、大成建設や日立製作所、いすゞ自動車など大型物を取り上げるケースが増えていました。また、マツダに関しては4月21日号で500円なんていう目標値を設定しましたが、もう今日は450円近くまできました。まあ、自動車業界では、ハイブリッド方式のエンジンとディーゼルエンジンとターボチャージャーを組み合わせた低価格エンジンがしのぎを削っていますが、将来的には、トヨタもディーゼルエンジンへの取り組みを余儀なくされるかもしれません。一方、トヨタはマツダのメキシコ工場に軽自動車の生産を委託する関係…。将来的には、新型エンジンとともに、そっくり傘下におさめてしまうことにならないとも限りません。レポートでも書きましたが、底値からの波動は、まだやっと2段目の途中。最後の仕上げがM&Aだとしたら、その時のマツダの株価は…なんて、馬鹿なことを考えてもいます。

 話を戻しますが、今週号は、景気敏感株のウェートを各段に引き上げました。これについては、米国の流れの変化を押さえてのものです。ことし3月中旬までは、景気敏感株とディフェンシブ系がそろってあげていましたが、中旬を境に、ディフェンシブ系が上昇をはじめ、4月下旬まで、景気循環セクターを上回りました。ただ、4月末から、ディフェンシブ系が売られ始め、一方で、景気敏感セクターが上げ始めています。一見、NYダウは順調に上げていたように見えますが、4月の末を境に大きく変化していたのです。レポートでは、景気敏感セクターの代表として運輸株指数を、ディフェンシブセクターでは公共株指数を使いましたが、3月、4月末と、ものの見事に動きが異なっています。

 4月末といえば、債券市場ではカリスマ視されているビルグロス氏が「債券は大天井をつけたかも知れない…」と述べたと話題になりましたが、これ以降、流れが景気敏感株、それも大型株ほど上がるという流れに変わりました。投資家は、金利上昇の背景には景気の回復がある…として、物色の方向を変えたんでしょう。米国景気との関連性が高い日本も、米国景気上昇によりメリットを受けてきますから、米国の投資家が買う場合は、当然、景気敏感セクターになるはずです。このところ、少しづつ大型のウェートを上げてきたのも米国市場の動きを受けてのものでした。まあ、うまくはまった…というとこりですが、これについてはレポート送信分につけた案内文を読んでおいてください。これからの、日本株は、構造変化を買うことが主になりますから、安倍首相が本気で規制緩和に取り組めば、これからの成長企業は大きく変化してくるはず。大事なことは、成長性のあるもの、新しい時代へ向け変化できる企業を買うことですね。

 本日の日本株は、週末の海外市場で円の対ドル相場が103円台に乗せたことを好感。CME日経平均先物が1万5350円(大証先物終値比160円高)して帰ってきていたことから、これにさや寄せしようという先物買いが増加。日経平均は前週末の終値比138円高の1万5260円と続伸して始まりました。ただ、円が海外の終値よりも高い102円台で始まったことから、利食い売りもでて、上げ幅を縮める場面もありました。しかし、休みの間に、米国が安価なシェールガスの対日輸出に許可を与えたことや、安倍首相の成長戦略を積極的に買おうという動きが強まり、海運株やLNG貯蔵施設など関連株が買われたほか、安価な燃料が入ってくることで、メタンハイドレートの開発も容易になるとして関連株が買われていました。また、買いの手は、鉄鋼や非鉄、鉱業など出遅れ感のある景気敏感業種にも向かい、ほぼ終日買われる格好となり、結局、日経平均は222円69銭高の1万5360円81銭、TOPIXは16.27ポイント高の1269.51ポイントと、リーマンショック後の高値を更新して終わりました。出来高は前週末から4億株増の48億7023万株、売買代金は5000億円増加し3兆5651万株になりました。騰落状況は、値上がり1106、値下がり524。

 この日の終値での日経平均サイコロは7勝5敗(TOPIX同じ)、RSIは81%、25日線かい離は+8.6%。騰落レシオは121%に小幅上昇。いずれも警戒ゾーンにあるものの、加熱ゾーンには至っていないようです。
 まあ、今日は景気敏感株のオンパレード。注目株も順調に上げていました。まあ、6月中旬までは、売ったり、買ったりし、リスクは最小限に抑え遊んでおけば良いでしょう。そんな中で、いよいよ、NECの動きが面白くなってきそうです。このところ、13週線の上で動いていたものの、25日線に頭を押さえられて、横ばいの動きがつづいてきました。今日、同線をわずかに上まわってきましたので、明日一段高するとテクニカルな状況が変わってきます。前期に4円復配することが内定していますが、これが正式決定されると、年金や投信が買えるようになり、需給関係は大きく変化してくるはずです。おそらく、信用取引や証券会社名義で玉を押さえているものと予想しますが、このNEC日立張りのドラスチックな構造改革に取り組んでおり、日立の変身初期の動きに似ています。今後、不採算部門はどんどん切り捨てて、IT関連事業に特化していくはずですので、株価面でも大きな変化が出てくるんでしょう。目先バタバタする人には不向きな株ですが、じっくり持てばそこそこのリターンを返してくれるはずです。
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予想を上回る景気指標と連銀関係者の緩和継続発言を好感し、急反発。NYダウは最高値を更新して終了
 おはようございます。

 世界の株式市場は、次第に規模を拡大する流動性を背景に順調な上げ足をたどっています。国内的にも、昨日は、安倍首相が成長戦略の第二弾を発表。高すぎる法人税の引き下げや徹底した規制緩和など不満な部分も残りましたが、参院で絶対多数を取っていない現状としては仕方がないところか…。参院選で国民の信を問い、絶対多数を獲得してからに期待することにしましょう。

 さて、このところ日本の歴史認識に関する対外的な批判がトーンを増しているような気がします。橋下発言、西村発言などは言語道断ですが、これに歩調を合わせるように米国政府や議会からの批判も高まっています。昨日は米国政府の関係者から、「日本の右傾化が続くと、TPP交渉にも影響が出る…」と脅しともとれる発言も出てきました。中国や韓国が多額の資金を投入して米国で行ってきたネガティブキャンペーンが効果を上げてきたようです。日本の歴史認識から見たらおかしな論理や事実の歪曲などのデマゴーグが、そのまま米国の議員に伝わり、歴史的事実として受け止められているようです。これを放置していた政府にも大きな責任があると思いますが、そろそろ、信用を回復する行動に出る時期が来ているのではないでしょうか。江沢民時代になり、日本へのネガティブキャンペーンが中国国内で行われ、同氏が演説するたびに、日本人が虐殺した…とされる数が増加。南京事変に至っては、当時の住民の数をはるかに超える人を虐殺した、とされています。こんな馬鹿な話が、歴史的な事実として米国でまかり通っていることに憤りを覚えないではありません。

 中国や韓国が、自国の民に対して大量虐殺した歴史は抑え込んだまま…なのに。成長戦力もいいですが、日本もそろそろ、信用回復を図る時期にきているような気がします。最近の一連の流れをみていると、「日本よ、お前は敗戦国ということを忘れているんではないか…」といわれているような気がしてなりません。司馬遼太郎氏は、その著作の中で、歴史の真実を知ろうと思ったら、敗戦国の資料を調べるのが一番…と書いています。勝った側は、手柄話を拡大したり、勝利の価値を高めるため、相手の暴虐非道ぶりを拡大するため、あてにならないとも言っています。日本を非難する国は、その前に、戦後行われた自国民への虐待ぶりも明らかにすべきだと思いますが…。

 朝から、気分の悪いことを書いてしまいました。早朝から、情報チェックをしていましたら、ヤフーファイナンスで、ウォールストリートジャーナルが「在日コリアン差別のヘイトスピーチが日本で台頭」という記事が掲載されたと紹介されていました。内容を読んでいたら、日本のごく一部で起きていることを針小棒大に取り上げ紹介。明らかに、最近起きている一連の流れに合わせ、受けを狙った悪意に満ちた記事であることがわかります。表現も「殺せ」など過激な言葉を並べ立て、最近の日本で、在日コリアンが命の危険に直面しているような表現になっています。こんな下劣な記事でも、米国内で報道されたら、事実と受け止める人が増えるんだろうな…と思い、正直、腹が立ってきました。書いた記者の名前も明らかにされていません。こんな記事を載せる方も乗せる方だと思いますが、こんな記事が今の米国で「受ける…」と上が判断しているとしたら、米国の対日感情が予想以上に悪化し始めている可能性もあります。政府は早急に対策を打つ必要があるのではないでしょうか。お断りしておきますが、私は国粋主義者でもなんでもありません。元ジャーナリストとして、記事の裏に見える愚劣な意図を感じたから、あえて書きました。 

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5354ドル60セント +121ドル18セント(0.80%)

 NASDAQ総合指数 3498.97ポイント +33.72ポイント(0.97%)

 S&P500 1667.47ポイント +17.00ポイント(1.03%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万5350円 +160円

 米国10年物国債金利 1.949% +0.084%

 ニューヨーク原油 96.02ドル +0.86ドル

 GOLD 1364.70ドル -20.20ドル

 ドルインデックス 84.21 +0.46


 昨日の米国株は、発表されたミシガン大消費者信頼感指数(5月)が前月水準、予想をともに大幅に上回ったことを好感。買い先行から反発スタートになりました。続いて発表されたコンファレンスボード景気先行指数も予想を大幅に上回ったことから、景気の先行きに対する投資家の自信が回復。景気敏感株中心に買いが増加し、上げを拡大。堅調な景気を背景に原油が続伸したことからエネルギー関連株も上げ、指数の上昇に寄与しました。ただ、堅調な景気指標はFRBのQE撤退を速めるとの観測が強まったことや、高値更新にともなう利食い売りの増加から、午後からは上げ幅を縮小する場面もありました。しかし、引け近くにミネソタ連銀総裁の「実質金利の引き下げ不足やゼロ金利維持」発言があると、急速に上げ幅を拡大。引け間際には、この日の高値1万5367ドル(前日比134ドル高)と、最高値を更新していました。結局、主力3指数とも急反発して終わりました。出来高は、オプションなどの決済があり、前日比1億6433万株増の8億4693万株。騰落状況は、値上がり2238、値下がり861。VIX指数は、4.7%低下し、12.45と再び12ポイント台に低下してきました。

 ダウ30種は値上がり23、値下がり7。医薬品のファイザー、メルク、消費財のP&Gなどディフェンシブ系が売られる一方、ボーイング、ユナイテッドテクノロジー、アルコア、キャタピラなど景気敏感株が堅調でした。業種別では、タイヤ、家電、自動車、同部品、住宅、エネルギーが上昇。金山、鉱山、非耐久消費財などがさえませんでした。GMの投資判断引き上げから、GMやフォードなど自動車の上げが目立ちました。
 NYダウは反発。再び、高値を更新してきました。景況感の改善から、ディフェンシブ系から景気敏感株への乗り換えが進んでいることが指数の押し上げに寄与しているようです。FRBのQE縮小への懸念は残るものの、雇用や物価の状況から考えると、早期の縮小は無い…と市場が判断し始めたようです。また、「SELL IN MAY」への警戒から投資を手控えていた資金が市場へ戻り始めた影響もあるようです。テクニカル的には警戒ゾーンに入っていますが、債券市場からの資金流出が株式の上げにも影響。金融相場の色彩を強めてきたようです。詳しくは、明日発信のレポートで検討してみます。

 米国株は新値更新。CME日経平均先物は、大証先物終値(1万5190円)を160円上回る1万5350円で帰ってきました。レンジは、1万4910円~1万5390円。円は、ドル金利の上昇を受け、対ドルは103円20銭台に下落。対ユーロも132円50銭台に下落して帰ってきました。週明けの日本株は米株高や円安を好感し、堅調な始まりになりそうです。CME日経平均先物終値にさや寄せする先物買いがリード。裁定買いに刺激され値嵩輸出株が賑わうほか、米株動向を受け自動車関連も買われそうです。昨日発表された安倍政権の成長戦略関連もにぎわいそうです。不動産株は債券市場の動き次第というところでしょうか…。詳しくは、注目株を含めレポートで解説します。前週号は日立、いすゞ、大成建設が期待以上の活躍をしてくれました。
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安倍政権の成長戦略関連が買われたことや債券の安定から含み資産株が復活したことを受け反発して終了
 決算発表が終わり、いよいよ、安倍政権の三本の矢の最後である成長戦略を織り込む相場に入っていきます。16日までに発表されたところ(全体の95%近くをカバー)におよると、今期は、売上高が7%増、経常利益23.6%増、最終利益55.2%増と増収増益を予定しているようです。前期は売上増加幅が、3%の増加で下から、今期は倍以上の伸び率を見込んでいることになります。ただ、売り上げの増加幅に加えて、経常利益の伸び率が少ないような気がします。バブル後の安値からの立ち直り時期は、減収でも二けた増益することがありましたが、今回は、以前ほどのコスト削減努力をしていなかったのでしょうか。真剣に損益分岐点の引き下げの努力していれば、1%の売り上げ増で、経常利益が二けた以上は伸びてくるものですが、もう、から雑巾から水が絞れない状態になっていたのか、それとも、震災の復興需要のおかげで、損益分岐点の引き下げ努力を怠っていたのでしょうか…。やや、不満の残る決算内容でした。今期については、輸出企業の採算レートは、まだ90円付近に設定してあり、会社側予想にはまだ伸びしろがあると考えておいていいでしょう。その分、PERは上昇してくることになりそうです。

 とりあえず、決算発表は一巡しましたが、先行きが強気できる経営環境になったことから、この際、懸案になっていた損失を出しておこうということで、当初予想が大きく狂う企業も多くあり、その面からいえばアナリスト泣かせの決算だったといえなくもありません。ただ、受注環境は良いのに、あえて、マイナス面だけを出してきた企業もありますので、こういうのは、決算で売られた今がいい買い場になるはずです。

 さて、本日の日本株ですが、米株安やCME日経平均先物安を受け、先日まで上げた輸出株中心に売られ、反落スタートになりました。週末にともなう手じまい売りも絡み、日経平均は寄り後まもなく、この日の安値1万4902円(前日比135円安)をつけています。ただ、債券市場が日銀のテコ入れもあり落ち着いた動きになると、先物筋に買いを入れるものが増えたほか、金利上昇を嫌気して売られていた不動産や含み資産株、建設株などが上昇。朝方書いたように、安倍政権の成長戦略を報じた大手紙の記事をうけ、リース会社や農業関連が急伸。後場に入って、円がじり安すると、輸出株にも買いが入り、引けにかけ上げ幅を拡大。引け近くに、日経平均は前日更新した戻り高値(1万5155円)をわずかに上回る1万5157円を付けています。結局、日経平均は100円88銭高の1万5138円12銭、TOPIXは8.01ポイント高の1253.24ポイントと、ともに反発して終わりました。週末要因や今晩米国でバーナンキFRB議長の講演を控えていることから、手控え気分が強く、出来高は、前日比7億株減少し、44億519万株、売買代金も6000億円近く減少した3兆4018億円になりました。騰落状況は、値上がり1286、値下がり380。

 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)、RSIは80%、25日線かい離は+7.8%と、サイコロを除き警戒ゾーン。物色の強さを見る、騰落レシオは120%と前日から上昇しています。先物の影響が強まっているのか、今週に入って、上昇する日と下落する日が交互に繰り返すようになってきました。今晩の米国の動きにもよりますが、週明けは先物の売りから入りやすくなる順番ということでしょうか。まあ、そんな単純ものではないと思いますが…。日経平均は、テクニカルな分析ででてくる目標値を次から次に突破してきます。典型的な金融相場の特徴を呈してきました。投信や年金などに個人資金がどんどん入ってきて、仕方なしに買わなければならず、さらに上昇する…というパターンになっています。今週のレポートでは、3万8915円をつけた1989年以来の足を使い、中期目標を設定しましたが、その際に計算していた、2003年底をから2007年高値までの倍返しポイントも近づいてきています。とにかく、一日でも早く、下降トレンドから抜け出し、日本経済の成長トレンドを取り戻してほしいものですね。

 今週は、日立やいすゞ自動車、大成建設などが、高値を更新してきました。大気社も、引け新値で終わってきました。とりあえず、無難に終わった…と言うところです。ただ、今日は、不動産株や含み資産株が切り返しに入ってきました。債券市場の安定に助けられた所はありますが、もう終わった…などといわれた不動産リートに海外投資家の資金が入ったり、アジア系の資金が日本の不動産取得に動いている…とも言われています。切り返すには、まだ調整の日柄が足りないような気がしますが、25日線を下回るなどテクニカル的に悪化した状況から一気に抜け出せるかどうか…。来週の動きが注目されます。
 どちらにしても、来週からは決算を気にせず、また循環かさ上げ相場に復帰することができますね。
詳しくは、日曜日発信のレポートで解説します。
 昨日は、病院に行きそこない、今日も行けずじまいでした。血圧が上がりすぎて、頭がボーッとしています。明日こそは、行かなくては…。

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QE政策への見方が対立し神経質な動きが続いたあと、連銀関係者のタカ派発言(QE縮小・停止)を嫌気し、引け間際に売られ、反落して終了
 おはようございます。

 米国では、FRBの異例の金融緩和の行方をめぐって神経質な動きが続いています。このところ、各地区連銀総裁の講演や発言が多くなっていますが、先ごろからは、タカ派のフィラデルフィア連銀総裁の、「次回会合(6月18日・19日)で、QE(資産買い取り)政策を縮小。年内に停止すべき…」との発言が話題になりました。同総裁は昨日も、同様の発言を繰り返しています。また、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁も「夏にかけ減少させ、年内に停止すべき…」と昨日発言。ダラス連銀のフィッシャー総裁も「住宅市場は回復しており、MBS=不動産担保ローン証券=の購入を減らすべき…」と発言。FRB内で、QE縮小論が急速に高まっている印象がもたれます。ただ、いずれも、以前からQE政策に反対している人や、FOMC(米連邦公開市場委員会)で投票権が無く、自由にものが言える立場にありますので、市場は、発言に過剰に反応していない感じがあります。

 一方、昨日は、FRBのラスキン理事が「現在の緩和策は適切…」と発言。市場の懸念を抑えるような動きをしていました。また、ハト派のボストン連銀のローゼングレン総裁も「緩和策は適切…」と反対の発言をしています。また、最近の物価がFRBが目標とする2%を下回っていることから、投票権をもつシカゴ連銀のエバンス総裁は「デフレを懸念。QE縮小は時期尚早」と発言。同じく投票権を持つセントルイス連銀のブラード総裁は「デフレ懸念があり、QE策を強化する必要がある…」と発言しています。大まかにみると、QE政策の物価への影響で意見が分かれているようです。一方はインフレを懸念し、一方は、デフレを懸念する…と正反対の見方になっています。一連の後援会の締めくくりで18日にバーナンキFRB議長が講演を行いますが、これまで避けてきた金融政策への言及をするのかどうか…、22日の上下両院の合同委員会での経済に関する議会証言まで引っ張るのか…。

 昨日発表された4月の消費者物価指数は市場予想を上回る0.4%の下落。新規失業保険申請件数は、前週から3万2000件も増加。住宅着工件数は-16.5%と二けたの減少。フィラデルフィア連銀製造業景況指数は、前月の+1.3から、-5.2に急落。この数字を受け、果たしてQE政策を縮小できるものかどうか…。バーナンキ議長講演への関心は否が応でも高まります。

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5233ドル22セント -42ドル47セント(0.28%)

 NASDAQ総合指数 3465.24ポイント -6.37ポイント(0.18%)

 S&P500 1650.47ポイント -8.31ポイント(0.50%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4955円 -115円

 米国10年物国債金利 1.865% -0.078%

 ニューヨーク原油 95.16ドル +0.86ドル

 GOLD 1386.90ドル -8.30ドル

 ドルインデックス 83.78 -0.24


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回る大幅な増加になったことを嫌気し、売りが先行。反落してスタートしました。ただ、前日引け後に発表されたシスコシステムズの決算が予想を上回ったほか、IT投資が増加傾向にあるとしたことから、IT関連が買われニューヨークダウは上昇に転換。寄り後まもなく、この日の高値1万5302ドル(前日比27ドル高)し、小幅ながら史上最高値を更新していました。しかし、予想を下回る景気指標が立て続けにでたことから、再び、マイナス圏に下落。CPIがマイナスになったことや、冴えない景気指標はQE継続の理由になるとの観測から再び買いが増加し、プラス圏に浮上するなど、神経質な動きを繰り返したあと、引け近くにサンフランシスコ連銀総裁のQE縮小・停止発言が伝わり、下落幅を拡大。結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5724万株減の6億8259万株。騰落状況は、値上がり1231、値下がり1859。市場への懸念がやや強まったことでVIX指数は、小幅に上昇13.07と大台を変えてきました。

 ダウ30種は、値上がり7、値下がり22、変わらず1(アルコア)。予想を上回る好決算のシスコシステムズが12.6%上昇。ダウ指数の下支えに貢献しました。また、IT投資増への期待感から、関連のヒューレッドパッカード、IBM、マイクロソフトが上げています。一方、引け後にさえない決算を発表したウォルマートが1.7%下落。住宅着工件数の減少をうけホームデポが1.4%下落していたのが目立ちました。
 NYダウは反落。QE政策への見方により売買が交錯。NYダウの終日値幅は87ドルと小幅にとどまっています。昨日も、RSIや25日線かい離の拡大などから、短期的に横ばいの動きになりそう…としましたが、ほぼ想定通りの動きになっています。また、明日、オプションなどのSQを控えていることも、市場をナーバスにさせているようです。上昇トレンドに変化はないものの、明日の以降のバーナンキ議長の発言がポイントになりそうです。

 米国株は、連銀関係者のタカ派発言を受け反落。CME日経平均先物は、大証終値を115円下回る1万4955円と、大台を割り込んで帰ってきました。レンジは、1万4890円~1万5200円。円は、冴えない米景気指標を受けた金利の低下があったものの、QE縮小発言があったことが影響を相殺し、対ドルは102円20銭台と横ばい。対ユーロも131円70銭台と横ばいで帰ってきました。本日の日本株は、週末要因もからみ軟調に推移しそうです。朝方は、CME日経平均先物の終値にさや寄せし、軟調な始まりになりそうです。その後は為替の方向感がつかめないことや、債券市場の動き次第で先物筋の仕掛け的な商いから波乱することもありそうです。CMEレンジ下限が1万4890円をつけており、売り目標にされる懸念があります大手紙が成長戦略の一環として農業や企業向けの強化戦略を発表する…と伝えており、関連株がにぎわう可能性もあります。指数と個別株の動きが相反する動きもありそう。データセンター運営のネックになってきた電力消費の軽減策を開発したNEC…。
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目標達成感や小幅な円高を嫌気した売りで反落して終了…債券先物との裁定取引が相場をかく乱
 マグロやサメではありませんが、止まったら終わり…なんて相場にはならないでほしいものです。朝の書き込みでも、海外から日本株の上げのモメンタムが大きいから、という理由だけで買いにきている投資家が多いとしました。彼らは、割安や割高などファンダメンタルにかかわりなく、とにかく、パフォーマンスのいいところに賭けていく、というやり方をしてくるようです。海外投資家の買いは、5月の第一週に28億円の売り越しになりましたが、同じ週に先物は1883億円という、大きな額の買い越しになっていました。5月第二週も490億円の買い越し…。4月月間は3140億円の買い越し…。3月は月間で4178億円の買い越し…。トータルで1兆円近い買い越し玉がたまりこんでいます。これが、為替や債券先物、現物株との裁定取引など商品間との裁定取引と関係していますから、一方が変化すると、裁定解消の動きが出てきて、他の商品が影響を受けるということになってきます。

 先物取引は、6月に決済期を迎えますから、ここから相場全体は波乱しやすくなってきます。相場の動きが鈍り、彼らが使っているモメンタム系の指標が一定の水準を下回ると、自動的に先物の売りが出てきて、先物が下げると、今度は、「株先物売り・指数現物買い」の反対売買が行われ、指数が下落。市場の状況によっては、スパイラルな下げにつながる可能性も出てきます。いまのところ、市場が厚みを増していますので、そんな心配はありませんが、今日のように、昨日売られた債券先物が買い戻されてくると、反対に株の先物が売られ、裁定解消売りから指数が下落。ただでさえ、高所恐怖症になっている投資家は、あわてて利食い売りを出してくる…ということになります。裁定買い残は、4兆円を超えてきていますから、それなりの下落圧力を持っていることになります。こんな動きが背景にありますから、「止まったら、終わり…」という話になってくるんですね。とにかく、先高観を持続して、6月のメジャーSQを乗り切る…これしかないような気がします。ただ、指数採用銘柄はこんなアキレス腱を抱えているわけですから、よほど強い材料を持っているもの以外は、避けたいところですね。

 さて、今日の日本株は、上のパターンをなぞったような展開になりました。昨日は、米国株が続伸し、CME日経平均先物も、100円近く上げて帰ってきていたのですが、欧米景気への懸念から円が小幅上昇。朝方は、CME日経平均先物終値にさや寄せする買いが入り、日経平均は、前日比50円高の1万5146円と続伸して始まりました。ただ、前日1万5000円という大きな節値をとったことで、反落警戒の動きが出ていたところに、昨日売られていた債券先物が反発してスタート。昼にかけ上げ幅を拡大するとともに、「債券先物売り・株先物買い」の商品間裁定の解消がでたことが、現物株の解消売りを誘発。日経平均は、一時、前日比217円安の1万4789円まで下落する場面もありました。しかし、一時過ぎに、債券先物が一転して下落に転じると、今度は、株先物に買いが入り、裁定買いから引けにかけ急速に下落幅を縮めています。結局、日経平均は、前日比58円79銭安の1万5037円24銭、TOPIXは7.62ポイント安の1245.23ポイントと、rともに反落して終わりました。出来高は、前日比6億株減の51億3823万株、売買代金は4000億円減の4兆835億円と高水準の商いを維持しています。騰落状況は、値上がり379、値下がり1290と、幅広く利食い売りが出ていました。

 今日の終値での、日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは82%、25日線かい離は+7.7%と前日からやや低下。騰落レシオは113%に低下。直近ピークの10日(152%)から、順調に低下(物色銘柄の絞り込み)しています。まあ、想定通りの動きですね。円安だけを好感して買われた銘柄は、一斉に値を崩しています。一方、しっかりした材料を持ったものや、市場基盤を米国に持つものは堅調に推移。富士重工業は本日も新値を更新していました。以前から、「LOOK EAST」と主張。欧州や中国よりも、米国市場に基盤を持つものを買うべき…と、レポートでもこのブログでも書いてきました。その考えのもとで、タダノやスバル、やまびこなどを注目してきましたが、いずれも大幅高しています。今日発表された1~3月期のGDPでも輸出の伸びが貢献しましたが、中心は米国向けでした。この傾向はしばらく続くことになりそうですね。また、全体が崩れるなかでも、日立は上昇。ITインフラ関連の会社に変貌しつつあるNECもしっかり。いすゞ自動車、マツダはこの悪地合いのなかでも、プラスで終わっています。

 また、相場の方向感を間違ってはいけませんよ…としてきましたが、今日は、主力輸出株の動きが止まると、早速、不動産やサラ金株が切り返しに入っていました。まだ、弱気のふるい落としが終わっていませんので、動いてもらいたくはありませんが、6月に出てくる、成長戦略が輸出振興でないことだけは確か…。また、外需株が大きい相場になるのは、中國や欧州の景気が上向くことが大前提…。決算発表一巡後は、再度、成長戦略を前提にしたテーマ相場に向かうものと考えています。もちろん、直近レポートでも取り上げていますように、対米依存の強い外需株は引き続き強気していきますが…。継続注目してきたタケエイも今日は反発に転じてきましたが、なと1対3の株式分割を発表してきました。このところ、注目してきましたツクイ、ナックも立て続けに株式分割を発表。その後上げ足を速めただけに、これからの動きが注目されます。業績面では今季減益を予想していますが、インフラ補修の増加などを考えると、期中に増額修正され、期末には、二けた以上の増益に転じているのではないでしょうか。政策テーマに沿う株は、まだまだこれからのほうが相場は大きい…。まあ、とにかく指数は大きく崩れなければそれでいい、として、まず成長性に注目することが大事です。

 今日は、血圧の薬が切れて頭がボーッとした状態で書いています。文脈がおかしいようですが、言いたいことをくみ取っていただけたら…と思います。これから、処方箋をもらいに病院へ行きます。
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製造業の弱い指標や予想を下回る卸売物価の下落から、QE出口策の先延ばしを期待。大型株中心に買われ続伸して終了
 おはようございます。 

 昨日発表されたユーロ圏の第1・四半期GDP成長率は-0.2%となり6四半期連続でマイナス成長になりました。1995年に統計をとりはじめて以来の最長記録になります。フランス、スペイン、イタリアなどが軒並みマイナスに…。また強固な経済を誇るドイツも+0.1%成長にとどまっています。年率では-1.0%で前回の-0.9%から減速幅が拡大してきました。どうやら本格的なリセッション(景気後退)に入ってきたようです。このような状態に陥っても、ドイツなどのリーダー国は、財政緊縮にこだわっており、放置すれば日本型のデフレ経済に突入するリスクも出てきました。先日、ECB(欧州中央銀行)は10か月ぶりに利下げに踏み切りましたが、即効性のない政策金利の下げでは、この景気後退には対処できず、本格的な景気対策が必要になってきそうです。ドラギ総裁は総選挙を控えたドイツメルケル首相に配慮し、過激な対策は押さえているようですが、時間の方は待ってくれません。米国と同様にMBS(資産担保証券)の買い取りによる資金供給を行う案などが浮上していますが、どこで、同総裁がドイツへの遠慮をやめるか…。いざとなれば、多数決のECB理事会で緊縮財政国を押しやる手も…。EUの追加の流動性供給策もカウントダウンに入ってきた感じです。

 また、米国では、昨日発表された卸売物価指数(4月)は0.7%の落ち込みになりました。予想の0.6%の低下を上回り、2010年2月以来の落ち込みになりました。ガソリン価格の6%低下などが、指数の足を引っ張ったようですが、先行きの物価に一段と低下圧力がかかってきそうです。一方、鉱工業生産指数、ニューヨーク連銀製造業景況指数とも前月水準、予想をともに下回り、企業生産の先行きにも懸念が出始めました。特に物価の先行きに下落圧力がかかり始めたことは、物価上昇率2%を目標とするFRBのQE(資産買い取り)策の縮小に少なからぬ影響を与えてきそうです。昨日の米国株は、景気指標の弱さが、QEの延長につながるとして、引け近くに上昇に転じています。先進国の株価は、いずれも中銀の資金供給頼みになってきました。中銀ががんばっている間に景気が改善し、株高を正当化できる企業業績が達成できるのか…。次は、EUの景気対策、実質金利の高さが景気を圧迫している中国が、何時、刺激策に動いてくるのか…。当面は、リスク回避から膨大な資金が逃げ込んでいる債券市場からの資金供給も株価を支えて行くことになります。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5275ドル69セント +60ドル44セント(0.40%)

 NASDAQ総合指数 3471.62ポイント +9.01ポイント(0.26%)

 S&P500 1658.78ポイント +8.44ポイント(0.51%)

 CME日経平均株価(円建て) 1万5185円 +95円

 米国10年物国債金利 1.943% -0.009%

 ニューヨーク原油 94.30ドル +0.90ドル

 GOLD 1396.30 -28.30ドル

 ドルインデックス 83.77 +0.17


 昨日の米国株は、ユーロ圏のリセッション入りが確実になったことを嫌気し、朝方は売りが先行。反落してのスタートになりました。景況感の悪化からユーロが売られドルが上昇したことから、原油、金など資源価格が下落。関連株が売られ、ニューヨークダウは寄り付き後まもなく、この日の安値1万5175ドル(前日比40ドル安)をつける場面もありました。その後発表の住宅建設業者指数が前月水準、予想をともに上回ると、改めて景気の底堅さが確認された、として押し目買いが増加。次第に上げ幅をかくだいし、昼過ぎには最高値を更新する1万5301ドル(同86ドル高)を付ける場面もありました。その後、高値を更新したことによる利食い売りの増加や、弱い製造業指標を嫌気して前日引け値付近まで下落する場面がありましたが、引けにかけ弱い経済指標や物価関連指標が、QEからの撤退時期を先延ばしする…との観測から、引けにかけ値を戻し、結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4088万株増の7億3983万株。騰落状況は、値上がり1710、値下がり1420。VIX指数は、ほぼ横ばいの12.81。

 ダウ30種は値上がり23、値下がり7。複数のヘッジファンドが持ち株を売却したことが嫌気されアップルが下落した影響でヒューレッドパッカードが2.5%超え下落したのが目立ちました。業種別では、空運、ネット関連、タイヤ、自動車、輸送サービス、銀行などが上昇。一方、金鉱山、コンピュータハード、鉱山、貴金属、バイオテクノロジー関連などが下落しました。
 NYダウは続伸。債券からの乗り換えから流動性のある大型株に資金が向かい、NYダウの上昇率がNASDAQ指数の上げを上回るようになってきました。ただ、25日線かい離率が、過去相場が横ばいに入った2.9%に近づいているほか、RSIなどテクニカル指標にも注意信号がともっています。今の市場は、モメンタムだけを頼りに買いに入っている投資家も多く、モメンタムが低下すれば、一時的に小反落する恐れも出てきます。そろそろ横ばいにはいることも想定しておいてよさそうです。

 米株は続伸。CME日経平均先物は、大証先物終値を95円上回る1万5185円で帰ってきました。レンジは1万5005円~1万5230円。円は、米景気指標の悪化やユーロ圏経済のリセッション入りの可能性を受け、対ドルは102円20銭台に小幅上昇。対ユーロは131円70銭台に上昇して帰ってきました。本日の日本株は、米株高を受け続伸することが予想されます。CME日経平均先物終値にさや寄せし、高寄りしそうですが、円相場がやや上昇しており、やや方向感を見失った展開になるか…。このところ海外から入っている投資家は、日本株の上げモメンタムに賭けて、先物買いしている投資家が多く、動きが止まれば売り物を出してくることも考慮しておく必要がありそうです。6月に発表される成長戦略に乗る準備を始めては…。米国で自動車株が買われた流れを受け、マツダ、そろそろ見直しが始まりそうなNEC…。
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円の102円乗せを好感した外需株買いで、2007年末以来の1万5000円大台を回復
 日経平均株価は、2007年末以来の1万5000円台を回復してきました。特に、債券価格が下落を始めた連休明けからの上げ方がすさまじくなっています。以前から、債券を持つリスクが言われてきましたが、運用面で横並び意識の強いファンドの運用者は、自分が下落の引き金は引きたくない…という意識が強く、持ち高を減らす動きが遅れていたようです。しかし、連休中に為替の状況が変化。米国は雇用状況の改善から金利が上昇をはじめ、いずれ日本にも波及してくる…との読みから、運用担当者は意を決して債券の持ち高減少に動き、他の運用担当者も追随したことから、このところの急落につながったんでしょう。そこに、海外投機筋が目をつけ、債券先物市場で売り仕掛けを実施。ビビったマネージャーが大慌てで売り物を出したことが、さらに下落幅を拡大することにつながってしまいました。今頃慌てて売るんなら、もっと前に売却しておけばよかった、と思うのですが、こういうところが、リスクに鈍感になっている債券市場関係者なんでしょうね。火の粉が目の前に飛んでこないと思い切れなかったんでしょう。

 新発10年物国債金利は4月5日には0.315%だったのですが、今日も投げが続き、とうとう0.9%台に入ってきました。約一か月で3倍近くに金利が上昇したわけです。国の利払いも3倍になるのですから、こんな状態が続けば、再び、日本売りを仕掛けるところが出てこないとも限りません。政府も、日銀に対し金利上昇を押さえるよう要請しています。日銀は、黒田総裁になって「とにかく、なんでもあり…」の世界に入っていますので、さらに国債の買い取りを増やすことをやるかもしれません。とにかく、債券市場には、リスク回避から逃げ込んだ資金が、袋がはちきれんばかりに入っていますから、日銀が金利上昇を抑制しようとすれば、とにかく、買って買って買いまくるしかなくなってくるかもしれません。または、金融庁あたりを通じ、銀行に「国債を売るな…」と行政指導してくるのかも知れません。とにかく、4連休以降、出来高が増加している点から見ても、債券から株式への資金の乗り換えが始まり、流動性の大きい大型株が買われる…というパターンに変化してきました。また、金利上昇を意識し、相場のリード役だった不動産など金利敏感株が売られ、円安メリットの外需大型株に資金がシフトするという現象も生まれています。

 ただ、これ以上の金利上昇は、政府がこれから進めようとしている成長戦略の障害になることは確か…。いずれ、FRB張りのサプライズな抑制手段がでてくることになるんでしょう。しばらくは、債券市場も見て置かねばなりませんね。

 さて今日の日本株は、円相場の102円乗せや、経営改革に対する株主提案があったソニーが米国で急伸した流れを受け、朝方から外需株を中心に買い物を集め、急伸して始まりました。前日の大証先物価格を265円上回り1万5065円で終わったCME先物価格にさや寄せする先物買いが増加。日経平均は、前日終値を204円上回る1万4962円で始まってきました。その後も円が102円台を維持したことから、好業績の自動車株に加え、円安で今期の利益が急増する電気機器などが買われ、指数は1万5000円台を回復。高値持ち合いの動きが続きました。また、本日も債券市場が下落したことから、「債券先物売り・株先物買い」の指数間裁定が入ったことで、裁定買いが入り指数を押し上げています。これを受け、ファーストリテーリングやソフトバンク、ファナックなど、値嵩指数採用銘柄が上昇。上位10銘柄だけで150円近く指数を持ち上げました。結局、高値で持ち合ったままこの日の取引を終了。日経平均は、337円61銭高の1万5096円03銭、TOPIXは、22.05ポイント高の1252.86ポイントと、ともに急反発して終わりました。自動車株や保険、電気機器など数量株が買われたことで、出来高は前日比13億株増の57億5284万株、売買代金は同1兆円増の4兆4701万株になりました。騰落状況は、値上がり635、値下がり1011でした。

 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)で変わらず。RSIは83%にわずかに上昇し警戒ゾーン。25日線かい離は+8.5%と警戒ゾーンの7%を上回ったまま。騰落レシオは127%に低下しています。騰落指数の状態から見て、銘柄を絞り込むような動きが出そう…としましたが、想定通り大型の流動性のあるものにシフトしてきました。直近レポートでも、3年間の因縁場を抜けそうとして日立製作所、業績増額修正を期待して注目しましたが、想定通り、今週にはいりともに急伸。今期減益予想が、増益に転換したいすゞ自動車は150円ストップ高し、872円で終わってきました。日立や大成建設などと同じように月足の需要な転換点を上回ってきたことや、震災被災地で稼働するトラックの需要増加などを手掛かりに、2月24日号から注目をはじめ、直近号でも取り上げましたが、想定通り今期の増額修正を受け上げてきました。まあ、政府の成長戦略にも関わってきますから息の長い相場を見ています。

 ただ、いずれ、政府の成長戦略を受けたテーマ株にシフトする方針は変わりません。戦略をスムーズに進めるためにも、金利を抑制することは日銀の命題になってきます。依然、本命は不動産をはじめとする含み、不動産リートの方向は変わりません。政府の成長戦略が打ち出され、首都圏商業ビルのテナント料が上がってくれば、おのずと不動産リートの利回りも上がり、買いなおされてきます。今日あたりから、「悋気売りや悋気買い」が出始めました。上げているものは売り場を下げているものは、買い場を…月足を見ながら判断する準備を始まます。
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主力株に好材料の発表が続いたことや、有力ヘッジファンドの強気予想などから、大型株が買われ上昇して終了
 おはようございます。

 米国では、熱狂無き史上最高値更新が続いています。底堅い景気、企業業績、過去の高値時と比べたPER水準の割安さ…など、ファンダメンタル面からは弱気する必要はないのですが、逆張り指標としても使われるプロのアドバイサーの状況を見ると、2011年秋をピークに買い推奨する割合が低下傾向をたどっているといいます。彼らの情報は投資家のマインド形成に影響しますから、今回の上げ相場に乗り切れなかった投資家も多く、まだ、多くの買い余力を残している…とも言われています。ちなみに、株を買っている個人投資家の率はリーマンショック前の62%から、最近は52%に低下しているといいます。ITバブル崩壊、リーマンショックと、2度の大きな下落を経験した投資家が、「羹に懲りてなますを踏む」状態になっているようです。結果、「市場もっとも投資家から嫌われる株価上昇」などといわれるようになってしまいました。

 プロの臆病なアドバイスのせいか、個人投資家も弱気になり、全米個人投資家協会の出しているセンチメントサーベイは4月11日段階では、強気が19.3%台まで落ち込んでいました。しかし、これをあざ笑うようにその後も株価は上昇。それとともに、強気は26.8%→28.5%→30.4%→40.7%と増加。増加律にも加速度が付き始めています。今晩、最新のデータが発表されますが、果たして、どこまで強気が増えているか…。個人投資家のメンタルが改善していることは好材料ではありますが、逆張り指標としてみれば、警戒信号…。何とも悩ましいことではあります。債券市場の下落が鮮明になり、運用先を失ったプロが、強気に転じる時期が近づいているような気もしますが…。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5215ドル25セント +123ドル57セント(0.82%)

 NASDAQ総合指数 3462.61ポイント +23.82ポイント(0.69%)
 
 S&P500 1650.34ポイント +16.57ポイント(1.01%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万5065円 +265円

 米国10年もの国債金利 1.952% +0.029%

 ニューヨーク原油 94.21ドル -0.96ドル

 GOLD 1424.50ドル -9.80ドル

 ドルインデックス 83.65 +0.43


 昨日の米国株は、ドイツの景気が足踏みに入っていることや、決算発表が一巡し手がかり材料難になることへの警戒感から、模様眺め気分の強い始まりになりました。ただ、企業決算発表で利益が予想を上回った企業が7割近くに達したことや、最近の底堅い景気指標を受け押し目買いが増加。ボーイングが生産が停止していた787の納入を始めたことや、マイクロソフトが新OS「ウィンドウズ8.1」の年内提供を発表し買われたことから、次第に上げ幅を拡大していました。その後は売り買いが交錯し、横ばいの動きが続いていましたが、引け近くに有力ヘッジファンドが米株に強気方針をだし、銀行株を注目したことから、金融株を中心に買われ引けにかけ急伸していました。結局、主力3指数とも上昇して終了。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億639万株増の6億9895万株。騰落状況は、値上がり2099、値下がり1017。VBIX指数はやや上げたものの、12.77と落ち着いた動き。

 NYダウは反発。この日は、バンクオブアメリカやボーイング、マイクロソフトなど主力大型株に買い物が集まったことから、S&P500の上昇率がもっとも大きくなりました。有力ヘッジファンドの強気見通しに反応した…といいますが、今週末にオプションなどのSQを控えており、これに絡んだ動きがあったのかもしれません。ただ、10年債金利が次第に2%台に近づき、債券保有リスクが高待っていることから、乗り換えの動きが始まっているのかもしれません。大型株に買いが集まった点に注目する必要がありそうです。

 米株は上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を265円上回る1万5065円で帰ってきました。レンジは1万4760円~1万5095円。円は、米株上昇や長期金利上昇を受け、対ドルは102円30銭台に下落、対ユーロは堅調なユーロ圏の景気指標を受け132円20銭台と小幅な下落で帰ってきました。本日の日本株は、米株上昇や円の102円台乗せを好感し、上昇。CME日経平均先物終値(1万5065円)にさや寄せし1万5000円大台乗せを達成してきそうです。米国で、大株主からエンターテインメント部門の分割提案があったソニーのADRが10%近い上げになっており、今日はソニーを中心とした主力株の上げが主導しそうです。日立の一段高、補正予算の成立を受けたゼネコン株、財投関連の側面も持ついすゞ自動車などが買われそうです。建設指標株として挙げた銘柄の動きが注目されます。
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ドル・ユーロの下落から円買いが進んだことや、債券市場への仕掛け的な動きからの金利上昇を嫌気し、3日ぶりに反落して終了
 民間企業がやっと安倍政権の本気度を信頼し動き始めてきたようです。設備投資が動き始めてきたほか、今日の日経夕刊によると、高精度GPSの産業利用へ向け、産官学の連携組織を発足させることになりました。政府は、さらに3基を打ち上げて、運用時間を24時間体制とすることを計画。実現すると、従来よりも精度をました位置決めができるようになり、自動車の自動運転や農地利用における作付けの最適化など、幅広い産業分野で新事業が生まれるものと期待されています。

 日本の民間企業は、200兆円にのぼる流動性を持っているといわれてきましたが、デフレの影響で発生した円高や株安・不動産価格の下落から、毎期損失が発生。損失補てんに備え、流動性を保持していなければならない…という縛りから、資金を動かしたくても動かせない、という状況が続いてきました。その状況が、安倍政権に変わり改善され、株価の上昇は含み益の増加につながり、円安により差益を計上できる…と、まさに180度の経営環境の変化を迎えることになりました。これにより、毎期、毎期の損失発生を気にせず流動性の活用ができるようになってきました。マスコミは、海外への投資が増える、と懸念しますが、その一方で、政府は、今回の日本版高精度GPSの活用や3Dプリンター関連産業育成など、新しいビジネスシーズを国内で生み出そうとしています。政策を信頼して民間が1%の資金を振り向けるだけで、2兆円の資金が動き出すことになります。今回の日本株の底値からの立ち上がり角度がきついのは、このようなもろもろの変化を映しているものと思われます。

 また、今回の日本のGPS活用は、日本の防衛の面でも大きな意味を持ってきます。現在の自衛隊の機器は米国のGPSと直結されており、万が一、この運用が遮断された場合、現在自衛隊が持つ兵器は、一切、使えなくなる…という脆弱性を持っている、といいます。日本に独自の防衛行動をさせたくない米国は、抑え込みにかかるでしょうが、米国の思惑がなければ動けない今の自衛隊そのものが国防上大きな問題を抱えているわけで、この是正も今後の大きな課題になります。隣に暴力をちらつかせながら物乞いする国や、なんでも自分のものにしたがる危険極まりない国がいるというのに…。これまでは、米国に守ってもらわなくては…という弱みがあり、ポチとさげすまれ、財布代わりに使われてきましたが、そろそろ日本も、本当の独立をする時期が来たのではないでしょうか。今回のGPSの利用を自衛隊が行ううようになるのかどうか、日本独立の指標として見ていきたい…ですね。まあ、成長戦略は、具体性を持っているだけに、企業も話に乗りやすいという面白さもあります。その前に、各分野で多すぎる企業の整理統合をして、海外と競争できる体力を創らねばなりませんが…。税金を吸い上げることしか考えていない財務省が最大の抵抗勢力か…?

 さて、本日も日本株は、コアストックが買われた前日の流れを引き継ぎ輸出主力株が買われ、続伸してスタートしました。CME日経平均先物終値(1万4865円)にさや寄せする先物買いがリード。現物との裁定買いも入り、日経平均は寄り付き後まもなく、1万4839円(前日比57円高)を付けました。ただ、中国株が軟調に推移したことや、英有力経済紙フィナンシャルタイムズが、米有力ヘッジファンドがユーロ買いに方針を転換した…と伝えると、円が上昇。これを嫌気して上げ幅を縮めマイナス圏に沈む場面もありました。押し目待ちの買いから、再び寄り付き付近まで値を戻したものの、債券先物市場で仕掛け的な売りが入り価格が急落すると、現物市場も下落(利回りは上昇)。これを嫌気して不動産株や銀行株など金利敏感株が下げに転じ、引けにかけ下げ幅を拡大。結局、日経平均が前日比23円79銭安の1万4758円、TOPIXは1.40ポイント安の1230.80ポイントと、ともに3日ぶりに反落して終わりました。出来高は、後場にかけて見送り気分が強まったことで、前日から8.7億株減り、44億3542万株。売買代金も7000億円減り、3兆4047万株とそれぞれボリュームダウンしました。騰落状況は、指数は下落したものの、値上がり837、値下がり782と、値上がり数が上回りました。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)で変わらず。RSIは82%に低下。25日線かい離は+7.1%に縮小したものの、依然、警戒ゾーンの7%は上回ったまま。騰落指数は前日の144%から132%に低下。物色を絞り込むような動きが続いています。
 今週は、直近レポートでと案内文とで解説した大成建設と日立製作所が順当な上げになっています。また、地域医療でのカルテの共通化方針を受け、BMLやエムスリーも上昇していました。今日は、継続注目中のいすゞ自動車が決算を発表。実績、予想とも当初予想を上回っていました。明日の動きが楽しみですね。

 まあ、今のところ、注目株は堅調ですが、問題は、金利上昇や銘柄の乗り換えで売られている不動産など先行グループ。いまのところ、6月の成長戦略待ち…というところ。主力不動産株は07年高値に接近したことによる警戒感が作用しているようです。ただ、思ったように下げませんね。目先、全然毛色の変わった所が動きていますから、乗り換えの動きも活発になっていますが、どこかが買っているのか思ったところまで下げてくれません。6月に発表される成長戦略では、東京、大阪、愛知の大都市圏の特区構想が浮上する可能性が高く、この圏内に不動産を所有するところは、引き続き注目されてくるはずです。月足を見て、07年高値からの下落過程でつけた戻り高値をめどとして、押し目を狙ってみるといいでしょう。200円台で注目した大成建設も今日は400円台に乗っけてきました。建設株の指標株として注目した銘柄も今日は上昇。年初来高値に、あと10円のところまで来ていました。昨日も書いたように、日本は内需振興をG20での国際公約として、現在の異例の緩和政策を認めてもらっています。まさか、成長戦略で輸出を増やします…なんて言ったら、ただでさえ「日本の野郎、うまいことやりやがって…」という国が多くありますので、袋叩きに会うことは必至。とにかく、決算発表後は、政権が発表する「成長戦略」の内容をめぐるテーマ株相場に移行します。まあ、ここからは月足を見て個別銘柄の売買の判断をするのが大事になってきます。行きあたりばったりのやり方は、そろそろ通用しなくなるかもしれません。
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予想を上回る経済指標を好感するも、QE撤退懸念から高安まちまちの終わり
 おはようございます。

 米国でQE(資産買い取り)政策の先行きに靄が立ち込めはじめたようです。昨日発表された小売売上高は、0.1%の増加となりました。市場予想は0.3%の減少でしたから、ポジティブサプライズの結果になりました。好調な住宅建設やリフォーム需要を受け建築用資材やリフォーム用に建築用資材が1.5%伸びたことや、自動車・同部品の売り上げが1.0%増加したことなどが影響したようです。一方、ガソリン販売が4.7%と大幅な減少になりましたが、車利用度が高い米消費者にとって、ガソリン価格は税金と同じ性質のもの。この価格が落ち着いていることが、売上高の減少につながったものと思われます。米国では、給与税の引き上げや歳出強制カットの影響が、消費に影響することが懸念されていますが、今回の、小売売上高の結果を見る限り影響がでていないことが確認された格好です。ガソリン価格が低下傾向にあることが、給与税引き上げのマイナス効果を相殺している側面もありそうです。

 給与税引き上げや歳出強制カットの影響が出ていないことに加え、雇用状況の急速な改善を受け、市場はFRBの資産買い取り政策が修正されるのでは…と真剣に考え始めています。先週末、ウォールストリートジャーナルが、FRBウォッチャーとして著名な記者の「FRBがQE3からの撤退の準備を進めている…」との記事を掲載したことから、ますます警戒的になっています。昨年後半にも、一時、縮小が検討されたようですが、景気に変調が出たことから、QE3に追い込まれる結果になりました。日銀が「偽りの夜明け」にだまされ金融引き締めに動き、結果的にデフレを深刻化させた失敗を意識しており、今回も、なかなか変更に踏み切れないようです。財政緊縮の影響もまだ読み切れていないこともあるようです。実際に踏み切るまでには、時間が必要と思われます。また変更するにしても、規模を少しずつ減らすなど、市場に配慮すると思われますので、世界景気が上向けば、影響は相殺されるのではないでしょうか。要するに今の段階では、変更があるかどうかはわからないが、将来的には間違いなくあるだろう…という観測で市場は織り込みを始めています。カギは「何時」ですが、この決定権を持つのはバーナンキFRB議長…。このところ、音なしの構えですが、市場は、18日の講演、22日の両院合同委員会での経済見通し証言などから、「何時」を探り出そうと必死になっているようです。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5091ドル68セント -26ドル81セント(0.18%)

 NASDAQ総合指数 3438.79ポイント +2.21ポイント(0.06%)

 S&P500 1633.77ポイント +0.07ポイント(0.0%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4865円 +45円

 米国10年物国債金利 1.923% +0.023%

 ニューヨーク原油 95.17ドル -0.87ドル

 GOLD 1434.30ドル -2.3ドル

 ドルインデックス 83.27 +0.17


 昨日の米国株は、前週高値を更新したことや週末に報道されたQE3撤退報道などから、利食い売りが先行。反落してのスタートになりました。金融政策の変更思惑に加え、この日発表された小売売上高が予想を上回ったことから長期金利が上昇。これを受けドルが上昇したことを受け、資源価格が下落したことが資源・エネルギー株を押し下げ、指数の足を引っ張りました。一方で、このところ売られていた、医薬品やヘルスケア、バイオ関連などディフェンシブ系業種に買いが入り、指数を下支え。ニューヨークダウは、売り買いが交錯するなか、前週末引け値を下回った水準で小動きに推移。終日値幅は、60ドルにとどまりました。結局、ニューヨークダウは小幅反落したものの、アップルなど指数寄与度の高い銘柄の上げから、NASDAQ綜合指数、S&P500は続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比3731万株減の5億9256万株。騰落状況は、値上がり1225、値下がり1867。VIX指数は12.55に低下。

 ダウ30種は、値上がり13、値下がり17。薬品大手ファイザーが2.2%上昇したほか、JPモルガン、マイクロソフトがそれぞれ1%超えの上昇。一方、アルコアやデュポン、キャタピラなど景気敏感株が下落したほか、インテル、IBMなどIT関連の動きがさえませんでした。
 NYダウは反落。業績発表の一巡による手がかり材料難やドル高による輸出株への警戒から弱含みの鵜動きになりました。引き続きNASDAQ市場の堅調ぶりが目立ちますが、昨日の上げは、一部指数寄与度の高い銘柄の影響が強く、騰落状況は、上昇1159に対し値下がり1363と、下落数が上回っています。当面、新たな手掛かり材料待ちから高値持ち合いの動きに移行しそうです。今週末のオプションなどのSQも懸念材料。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証先物終値を45円上回る1万4865円で帰ってきました。レンジは、1万4730円~1万4895円。円は、米金利上昇を受け対ドルで101円80銭台にやや軟化。対ユーロは、ECB理事がマイナス金利に言及したこともあり132円台と横ばいで帰ってきました。本日の日本株も堅調に推移しそうです。円安効果で日本企業の業績に伸びしろが出てきたことから、内外投資家に組み入れを増やす動きがでており、引き続き、コアストックが中心の展開になりそうです。大きな抵抗線を突破してきた日立製作所の動きが注目されます。不動産や含みからの乗り換えが始まっているようですが、ポスト業績発表の焦点は、6月の成長戦略の発表。内需振興を国際公約としている以上、円安を利用した輸出振興策は公約違反。修正する方向を間違えないようにしなければいけません。
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円安の景気刺激効果を期待した内外投資家のコアストック買いから、続伸して終了…高まる債券保有リスク
 暑い一日でした。一駅向こうのスーパーまで、自転車に乗って買い物に出かけましたが、自宅近くの急な坂道を上っていると汗が噴き出してきました。汗が引かないので、扇風機を引っ張り出してきたのですが、足元にはまだヒーターが置いてあります。なんだか、変な風景です。やはり、天候がおかしくなっているんでしょうか。

 さて、週末のG7は、日本の政策への批判もなく、至極平穏に終わった…といわれています。果たして、本当にそうなんでしょうか。今月に入って、2日のECB(欧州中央銀行)の利下げに続き、直近のベトナムまで、7カ国が利下げを実施。なんとか通貨高を食い止めようという動きが強まっています。日本だけに良い思いをせておくわけにはいかない…というのが本音なんでしょう。世界的に金融緩和意欲が強まる中、米国は、4月の予想を上回る雇用統計結果に続き、先週の新規失業保険申請件数は08年1月以来のレベルまで低下。失業率はFRBが目標とする6.5%に、あと1%に近づいてきました。一時、トーンダウンしていたQE3からの出口論が再び、高まり始めています。世界中が緩和方向にあるなか、米国だけが緩和策からの方向転換への思惑が高まっているのですから、ドルが独歩高になるのも無理はありません。

 先週の動きを見ると、新規失業保険申請が5年ぶりの低下になった段階では、円はまだ100円をつけていなかったようです。しかし、債券市場ではカリスマ視されているPIMCOのビルグロス氏が「債券価格は4月29日に天井を付けたかもしれない…」と予想。これを受け、債券が下落し1.9%に乗せたころから、一気に100円大台を突破してきた、といいます。日米金利差の拡大を読んで、ドル買い・円売りが急増したんでしょう。今日、日本でも10年債金利が急伸(価格は下落)しましたが、米国金利の上昇を受け、日本の国債も売り圧力を受けるとして、これまで、我慢していた債券投資家がまとまった売りを出したのではないでしょうか。これにより、金利差が縮小するとして、後場から、円買い・ドル売りがあり、これを嫌気して、株価が上げ幅を縮めた…というところでしょう。円相場は、日本の国内要因から、明らかに米国次第の動きになってきました。日銀だって、このまま国内の金利上昇を看過することはできず、金利低下を促すような手を打ってくるかもしれません。戦争みたいな駆け引きが始まってきそうですね。

 さて、この円安を受け、今日の日本株は、朝方から外需株を中心に買いが先行。先週末のオプションSQに絡む先物売り玉の買戻しなどもあり、日経平均は先週末終値比152円高の1万4579円と大幅続伸して始まりました。円相場が対ドル、対ユーロで安くなったことから、日本の景気が好転するとして、持たざるリスクを意識した内外の機関投資家が日本株のコアストックを中心に買い物を入れたことから主力株中心に急伸するものが増加。前引け近くにこの日の高値1万4809円(前週末比242円高)をつける場面もありました。後場になると、債券市場の急落を嫌気し、上げ幅を縮める場面もありましたが、債券市場が落ち着きを取り戻すとともに、引けにかけ上げ幅を回復。結局、日経平均は前週末比174円67銭高の1万4782円67銭、TOPIXは、21.20ポイント高の1232.20ポイントと、ともに続伸して終わりました。コアストックへの買いが入ったことや、値動きのさえないディフェンシブ系株からの乗り換えもあり、出来高は53億85万株と今年最大の商いになりました。騰落状況は、値上がり945、値下がり682。

 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)と変わらず。RSIは84%と警戒ラインを突破。25日線かい離も+7.8%に拡大。反落警戒ゾーンの7%を上回ったままです。騰落レシオは前週末の152%から、やや低下し144%になりました。先週の騰落指数をみて、物色対象を絞り込むような動きが出るかもしれない…としましたが、今日の動きを見る限り、食品や医薬品、紙パなどディフェンシブ系から、輸出や景気敏感株にシフトした…という感じを受けました。
 まあ、為替が100円台に入ってきたことで、外需株は為替差益が増加するようになってきました。ただ、以前から書いてきているように、外需株が一段高するには、海外景気が上向くことが条件になります。まだ、中國や欧州の状況が良くありませんし、競合国も大量生産によるコスト低下能力は日本より上ですから、円安メリットが生かせるのは、製品や技術でもともと競争力を持っているところ…。ここが07年相場とは異なるところです。いずれ、選別する動きが始まることは頭に入れておく必要がありそうですね。

 業績発表も後半線に入っていますが、どうも今回はアナリスト泣かせのものが多いようです。アナリスト予想を上回る売り上げや営業利益を出しながら、決算に余裕がある時だから…と、不動産の含み損や系列会社に関する損失や経費を特別損失として計上するケースが増えています。また、今期に関しても弱気の経営者が多く、増収を予想しながら、利益に関しては、アナリスとの予想を下回る弱気の見通しを出すところが多いようです。ある会社は、官公庁からの大口の契約が終了期を迎えているため、それに代替する受注を確保する営業をしていますが、かなり話が煮詰まっているのに、これを計上せず、大幅な減収減益を発表。今日は、急落していました。ただ、決算短信では、受注獲得にかなり自信を見せており、いずれ、増額修正される可能性が強まります。数字だけ見て売っていると大きな間違いを犯すことになりますね。こんなのが結構ありますから、決算短信くらいは目を通しておいた方がいいと思います。
 
 さて、4月後半から、レポートで日立を注目するようになりましたが、その時に、底打ち以来のバンドからぬけだしてくるかもしれない…としました。直近号でも、再びチャートをつけて注目しましたが、今日の丸3年ぶりに、このバンドを抜け出してきました。6月に発表される成長戦略は、首都圏の社会インフラ整備など都市力の強化策が盛り込まれるものと思いますが、同社はこの面ではリーダー的な存在。受けるメリットも大きくなってきます。バンドを抜け出して、大相場に発展したのは、三菱重工業と同じパターン。息の長い上げ相場になるかもしれませんね。また、前週のレポート送信文でも案内しておいたローランドDGが、昨晩のNHKの3Dプリンターの放送や、強烈な業績変化率を背景に急伸し2700円台に入りました。3Dプリンターがテーマになるとして、注目をはじめたのが2月3日号の1200円ですから、今日の高値2718円で倍増を達成しました。この分野は、IPS細胞とならんで、国家の強化プロジェクトにも入っており、まだまだ面白くなりそうです。次は、プリンターで形成する製品の素材が注目されてくるかもしれません。
 決算発表が終われば、次は来月発表される成長戦略に移ります。昨日の、日経でも、ルース駐日大使が米国の有力政治家向けに「今度出てくる成長戦力はダイナミックなものになる…」と報告した、といいますよ。視点を間違えないようにしなければ…ね。
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財政収支の改善やバーナンキ講演で金融政策への言及がなかったことを好感し小幅反発して終了
 おはようございます。 昨晩は、小用で奈良市内まで出かけていましたので、書き込みができませんでした。ご容赦。

 さて、注目の、バーナンキ議長の講演は、ニューヨーク証券取引所が開く日本時間の午後10時半から始まりました。株式番組も実況を交えて放送していましたが、結局、当面の金融政策への言及はありませんでした。QE(資産買い取り)政策の縮小への言及があるのでは…と懸念していた市場は、安心から引けにかけ上昇して取引を終えています。ただ、4月20日ごろに1.6%台だった米国10年債金利は、昨日、1.9%台に上昇。市場は、QE政策の縮小を織り込み始めたようです。債券市場では「神様」との異名をとるビルグロス氏も「4月29日に債券の上昇相場は終わったかもしれない…」と発言。もしかしたら、リスク回避で膨大な資金が逃げ込んでいた債券市場からの資金流出が本格化し、株式市場は、ますます、金融相場色彩を強めてくるかもしれません。

 昨日の日本株は、1ドル100円を突破したことを受け、朝方から輸出株を中心に買い物が増加。CME日経平均先物が、1万4500円台半ばで終わっていたことから、これにさや寄せしよいとする先物買いが急増。先物との裁定買いも入ったことから、日経平均は、前日比258円高の1万4449円と急反発して始まりました。円安メリットが大きい自動車や精密機器など輸出関連が買われたほか、証券市場の活況を受けた証券株も上昇。マイナンバー制度導入に伴うIT関連など政策テーマ関連も買われ、ほぼ全面高商状になりました。寄り付きの買い一巡後は業績による銘柄選別も進み、業績面で見劣りする薬品株などがうられましたが、その一方で、自動車株への買いが強まるなどし、後場中ごろにはこの日の高値1万4636円(前日比445円高)をつけ、1万5000円大台に迫る場面もありました。引けにかけては、やや手控え気分が強まったものの、結局、日経平均は、416円06銭高の1万4607円54銭、TOPIXは28.77ポイント高の1210.60ポイントと、ともに急反発して終わりました。出来高は、前日比約6億株増加し44億3796万株。売買代金は3兆9592万株と4兆円の大台に近づきました。騰落状況は、値上がり1160、値下がり450。

 この日の終わり値での日経平均サイコロは、6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)で変わらず。RSIは76%(80%以上は警戒)、25日線かい離は7.4%(7%以上は警戒)と、サイコロを除き、短期的な加熱感がでてきました。物色意欲の強さをみる騰落レシオは152%と1月15日以来の水準に上昇。今後、物色対象を絞り込むような動きが出てくるかもしれません。今週は、円安を好感し、週間で913円も上昇する離れ業をやってのけました。先週、海外投資家が28億円の売り越しになったことが話題になりましたが、その一方で、先物は1883億円の買い越しになっており、基本的な買い越し姿勢には変化はないように思われます。ただ、1万5000円という心理的な節値が近づいているほか、2008年の戻り高値を更新したことから、目標達成感が出やすいポイントでもあります。詳しくは、明日発信のレポートで考えてみたいと思います。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5118ドル49セント +35ドル87セント(0.24%)

 NASDAQ総合指数 3436.58ポイント +27.41ポイント(0.80%)

 S&P500 1633.70ポイント +7.03ポイント(0.43%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4765円 +105円

 米国10年物国債金利 1.900% +0.087%

 ニューヨーク原油 96.04ドル -0.35ドル

 GOLD 1436.6ドル -32.0ドル

 ドルインデックス 83.10 +0.40


 昨日の米国株は、ドイツの輸出の増加を受け欧州株が堅調に推移したことや、米国の財政収支が予想を上回る改善を見せたことを好感。朝方から反発してスタートしました。ただ、寄り付きと同時に始まったFRBのバーナンキ議長講演に注目が集まり、寄り付き後は前日引け値を挟んだ神経質な動きになっていました。財政収支の改善やQE縮小懸念からドルが上昇。原油や金など資源価格が下落したことから、エネルギーや素材が売られる一方、インフレ懸念の後退から、ITを中心にしたハイテク株に買いが集まるなど2極化の動きを強めました。バーナンキ議長講演では、結局、金融政策への言及が無かったことから、引けにかけ買いが増加。主力3指数とも反発し、ほぼ高値圏で終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3903万株減の6億2987万株。騰落状況は、値上がり1959、値下がり1139。VIX指数は、4.1%下げ、12.59に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり23、値下がり7。ヒューレッドパッカードやIBM、インテルなどIT関連が堅調に推移する一方、ドル高によるエネルギー・素材価格の低下を受け、アルコア、エクソン、シェブロンなどが下落したほか、ドル高を嫌気し、キャタピラやボーイングなど外需比率の高い企業が下落し、指数の足を引っ張りました。
 NYダウは小反発。終日値幅は80ドルと小幅にとどまっています。以前から書いているように、ドル高が輸出依存の高いダウ30種採用銘柄に多いことが影響しているようです。一方、この日もNYダウの0.24%上昇に対し、NASDAQ総合指数は0.8%上昇と、三倍を超える上昇率になっています。ドル高に対する抵抗力が株価上昇の格差になって出てきているようです。米国も内需志向を強め始めたようです。

 ダウは反発。CME日経平均先物は、大証先物終値を105円上回る1万4765円で帰ってきました。レンジは、1万4480円~1万4795円。円は、財政収支の改善やドイツの輸出改善を受け、対ドルで101円60銭台、対ユーロは132円台に下落して帰ってきました。今開催中のG7財務相・中央銀行総裁会議では、今のところ、対日批判は出ていないようですが、このまま無事に終了すれば、週明けの相場は続伸してスタート。1万5000円大台へ向けてのステッピングボードを形成してくるかもしれません。銀行やゼネコンなど内需系企業の決算発表が焦点になりそうです。
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好調の景気指標を受け最高値更新も、連銀関係者のQE縮小発言を懸念し小幅反落して終了
 おはようございます。

 その日は突然やってきた…という感じでしょうか。「1ドル=100円は単なる通過点」などと、円への弱気が多かったにも関わらず、輸出企業の円売りや通貨オプションにともなうドル売り、地政学要因による逃避通貨としての円買いなどの要因が重なり、足踏み状態が続いてきました。昨日は、米国新規失業保険申請件数が、リーマンショック前の2008年1月(32万1000件)以来の32万3000件に減少。前週の雇用統計結果とあわせ、米国経済が堅調に推移していることを改めて確認されたことから、円は99円台半ばに下落。ただ、100円の壁は厚くもたもたした状態が続いていました。しかし、フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁が、ニューヨークで行われた講演で、「年末までに失業率は7%付近に低下する。次回6月のFOMCでQEを縮小すべき…」と述べたことから、市場の警戒感が上昇。米国10年国債金利が1.8%台に乗せ、日米金利差が拡大。これを受け「ドル買い・円売り」が強まり、ついに100円の大台乗せを達成したものです。日本の金融政策や円安誘導ではなく、米国側の事情で進んだ円安ですから、批判的な動きも出てきにくいものと思われます。

 ただ、今回の決算でも明らかになったように、ドル高の影響が、IBMやマクドナルドなど海外比率の高い企業の収益を圧迫しており、経済界からのドル高抑制圧力が高まってくるかもしれません。また、7か月ぶりに利下げし、ウォン安抑制に動いた韓国にとってもドルの上昇は痛手。さらに追加的な緩和に動けば、外貨流出という危機も招きかねません。安全弁が弱っているだけに、ちょっと気になります。まあ、プロッサー総裁はもともとQE政策には反対の立場の人。市場は気にし過ぎだと思いますが、今晩には、市場が最も注目するバーナンキFRB議長の講演を控えています。もし、「縮小…」といわれたら…と市場が警戒するのも仕方がないところでしょう。歳出強制カットの影響がこれから出てくるかもしれない、というときに、まさか、縮小ということはないでしょうが…。株価が過去最高値圏にいるだけに、投資家のメンタルは、水鳥の羽音にも驚く…という神経質な状態になっているようです。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5082ドル62セント -22ドル50セント(0.15%)

 NASDAQ総合指数 3409.17ポイント -4.10ポイント(0.12%)

 S&P500 3409.17ポイント -6.02ポイント(0.37%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4545円 +315円

 米国10年物国債金利 1.813% +0.053%

 ニューヨーク原油 95.89ドル -0.73ドル

 GOLD 1468.50ドル -5.1ドル

 ドルインデックス 82.68 +0.77 


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が、リーマンショック以前の水準に減少したものの、バーナンキ議長講演を控えていることから利食い売りが先行。軟調な始まりになりました。テスラモーターの黒字化など、堅調な企業業績の発表が続いたことからの押し目買いとイベントリスクを懸念した利食い売りが交錯。昼過ぎまで前日引け値を挟んだ神経質な動きが続きました。しかし、3月の卸売在庫が予想を上回り、景気の上方修正期待が高まると買い物が増加。ニューヨークダウは、昼過ぎに史上最高値1万5144ドル(前日比39ドル高)をつけていました。ただ、フィラデルフィア連銀総裁のQE縮小発言があると、今晩のバーナンキ議長の講演への警戒感が高まり、利食い売りが増加。引けにかけ下落し、引け近くにはこの日の安値1万5045ドル(前日比60ドル安)をつけました。引けにかけやや値を戻したものの、下落分を埋めきれず、結局、主力3指数とも小幅反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5865万株減の6億6890万株。騰落状況は、値上がり1119、値下がり1985。VIX指数は、FRB議長講演へのヘッジ的な動きが強まり、前日比3.7%上げ、13.13に上昇しています。

 ダウ30種は、値上がり12、値下がり18。スリーエムやデュポンなど景気敏感株が1%超えの上げになったほか、月間7機ベースで787ドリームライナーの生産を再開することになったボーイングが0.65上昇。一方、通信のATT、ベライゾン、ヘルスケアのユナイテッドヘルスグループなどディフェンシブ系の下げが目立ちました。
 NYダウは3日ぶりに小反落。25日線とのかい離拡大などテクニカルな警戒感にくわえ、過去最高値を更新したことなどが、利食い売りを誘発したようです。また、S&P500の日足は上昇バンド内を動いてきましたが、前日このバンド上限に到達。テクニカルな反落警戒が強まっていたことも影響したようです。当面、もたついた動きが続きそうですが、バーナンキ議長講演で、QE継続が確認されれば上げ足を速める可能性もでてきます。ちょっと手がかり材料難になってきたみたいですね。

 米国株は小反落。CME日経平均先物は、大証終値を315円上回る1万4545円と大幅高で帰ってきました。レンジは、1万4185円~1万4590円。円は、堅調な雇用指標やQE縮小懸念を受けた金利上昇からドルが独歩高したことを受け、対ドルは100円60銭台、対ユーロも131円10銭台に軟化して帰ってきました。本日の日本株は、SQ清算値決定を意識した寄り付きの波乱懸念はあるものの、CME先物終値にさや寄せした先物買いや、昨日売り仕掛けに動いた弱気筋の先門買戻しなどから、急伸して始まりそうです。先物との裁定買いや円安を受けた輸出株かいなどから、主力株中心に買われそうですが、今晩のバーナンキ議長講演やG7財務相・中央銀行総裁会議を控えたイベントリスクから、買い一巡後も一段高するかどうかが注目されます。主力株も政策テーマに沿ったもの、また個別は引き続き、業績中心に…。今日の日経が、レポートで注目してきたAOIプロについて増額修正記事を載せてきました。反応が注目されます。種まきは、一つずつ成果を収めているようです。
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オプションSQを指揮した先物への仕掛け売りや韓国利下げを嫌気した外需株売りで、3日ぶりに反落して終了
 何が気に入らないのか知りませんが、中國は、とうとう沖縄まで自国の領土と言い始めました。国内で綱紀粛正に取り組んだ結果、接待用の高級料理が売れなくなり、換金用の高級酒(賄賂に使われた)も売れなくなるなど、従来の闇のお金が流れるルートが狭まり、あちこちで不満が高まっているため、憎悪の対象を日本に振り向ける必要があるのでしょうか。それにしても、沖縄まで自国の領土とは…。かつて属国だったという論理に従えば、朝鮮半島だって中国の領土、ということになるのですが、反日気分を煽り、中國市場から日本を追い出したいどこかの国は大丈夫でしょうか。この国は、対馬まで日本の領土だといい始めていますが、まったく、どうしようもない強欲の国ばかりですね。戦後のどさくさに紛れ、暴力やそれ以上のことをして、駅前の土地を不法に収奪したのはどこの国の人でしょうか。

 中国新政権は、ポーズとして綱紀粛正に取り組んでいるようです。ただ、高級酒を使った賄賂の授受など汚職のノウハウは三国志の時代以前から確立されたもの。当時を見ると、と権力側に私利私欲に走る「濁流」といわれる層が生まれ、一方で、地方の官僚や学者などから体制を改革しようという「清流」が生まれて両派が対立。権力を握る濁流派が弾圧を加え、清流派が地方に拡散。これが不満分子を糾合し、黄巾の乱など地方勢力の台頭を生み、やがて王朝が崩壊する…という歴史を繰り返してきました。

 今の中国の綱紀粛正の取り組みがポーズだけのものなのかどうかはわかりませんが、習体制が本気でやっているなら、いずれ、現代の「濁流派」から粛清され、これにあきれた民衆が糾合され決起。共産党政権が崩壊する…という流れになるのですが、中國にとって歴史の必然が繰り返されるのかどうか…。それにしても、前漢時代には、役職に就くためには位階に応じて賄賂の額が決まっていたといい、ない場合には、就任後に倍額にして支払うという特例もあったといいます。中国の賄賂政治は筋金入りみたいですね。共産党は体制を守るため、歴史を調べ上げているでしょうから、汚職だらけの実情が、やがて、王朝の後退につながるかもしれないという危機意識を持ったのかもしれません。これからの日本は大変ですね。中国国内の不満を一手に引き受けなければなりません。
 なまじ戦争に負けたために、やりたい放題のことをやられ、「お前は敗戦国なんだから、戦勝国の言うことを聞くのが当たり前…」みたいな論議が中国から出始めています。いやはや、いつまで敗戦の亡霊にとりつかれるんでしょうか。

 また、妄想を書いてしまいました。まあ、今回の米韓首脳会談でも、韓国大統領は日本の歴史認識をなんとかしてくれ…と泣きついたようですが、本音のところは、円安を是正してくれないと経済が持たない…といいたかったのでは…。これを裏付けるように、今日韓国は、政策金利を0.25%引き下げ2.50%としました。通貨安を狙ったものではなく、補正予算の効果を最大にする狙い…と、釈明していますが、ウォン安への誘導を意識したものであることは明らかでしょう。相当困っているみたいですね。さらにテコ入れするためには、まだ追加利下げが必要になるでしょう。韓国には海外から短期資金が流入していますから、もし一段の利下げの実施や、景気の悪化があれば、短期資金は一斉に韓国から流出する可能性が出てきます。特に、日本との通貨スワップを継続していませんので、投機筋が本気でウォン売りを始めると、通貨危機にもつながりかねません。その時は、中國に頭を下げるのでしょうか…。半島で怖いのは、北朝鮮だけではないと思うのですが…。

 本日の日本株は、欧米株高や対ユーロでの円安を好感。CME日経平均先物終値(1万4370円)にさや寄せしようと先物買いが先行。日経平均は前日比81円高の1万4366円と高寄りして始まりました。寄り後は、不動産などこれまで相場をリードしてきた業種が下落したのに対し、輸出関連が堅調に推移。指数は高値持ち合いになりました。ただ、裁定買いにリードされた指数銘柄に買いが入り、前引け近くにはこの日の高値1万4409円(前日比124円高)を付けました。しかし、後場になると、明日のオプションSQの清算値を下げようと思惑した仕掛け的な先物売りが入ったほか、「ウォン安=日本株売り」という構図をイメージした外需株への売りも増加。指数は下げ幅を拡大。1万4250円のオプション価格を割ると、さらに売り攻勢が強まり、裁定解消売りが増加。結局、日経平均は、前日比94円21線安の1万4191円48銭、TOPIXは12.51ポイント安の1181.83ポイントと、ともに反落して終わりました。TOPIXの下落率が1%を超えていますが、ザラバで1200ポイントの大台に乗せた目標達成感も利食い売りを誘ったのかもしれません。
 出来高は、前日比1億株近く減少した38億2268万株。騰落状況は、値上がり483、値下がり1148でした。

 今日の引け値での、日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)、RSIは73%、25日線かい離は+5.4%と警戒ゾーン一歩手前。騰落レシオは、1415に上昇。少々買われ過ぎのゾーンに入ってきました。今日の動きを見てもわかりますが、明日のオプションSQ清算値の決定は荒れ模様になるかもしれませんね。まあ、朝も買いたうように、今は、業績発表に焦点を当てておけば良し…。レポートでは、とにかく13年3月期、14年3月期見通しと2期連続増益にこだわって銘柄選定をしてきましたが、先日までのタケエイ、日本M&Aセンター、ツクイ、ナック、千代田インテグレード、サンゲツ、トプコンなどが次々に業績発表時の増額修正を受けて値を伸ばしています。今日もこの動きは続き、アイネットが95円高、東京応化工業が454円高、この欄でも案内したローランドDGが300円ストップ高になりました。また、4月21日号の日本コムシスが146円高したほか、溶接機メーカー、含み関連の広告会社、なども決算次第では、飛び出しそうな状態になっています。まさに刈取り…という感じになってきましたが、今後出てくる15年3月期にかけての見通し次第では、引き続き継続していくことになるかもしれません。
 
 指数に関しては、ヘッジファンドの中間決算に絡んだ動きや、ウォン安が日本の輸出株売りにつながる関係もあり、しばらくは波乱含み。当面、企業業績に個別に反応する動きが続きそうです。また、今週末のG7は、利下げに夜通貨安競争に釘をさす動きがsでるとともに、日本の政策について、再度、内需振興に向けたものであることの確約を取られるかもしれません。ちょっと、相場環境がもやもやした状態になるかもしれません。引き続き、政策テーマに沿ったところを丹念拾っていくことですね。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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