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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2013/05 | 06
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4連休中の相場環境の急変を織り込み、5日ぶりに急反発。約5年ぶりに1万4000円の大台を回復
 米国FRBのQE、日銀の資産買い取り枠の大幅拡大、ECBのマイナス金利政策と先進国の緩和がそろい踏みになりました。また、インド、オーストラリアなど新興国も利下げを実施。世界中が景気刺激に舵を切り替え始めました。壮大な過剰流動性相場が始まっています。現在の最大のリスクは、米国FRBがQE政策を変更することですが、先週末の雇用統計結果を見ても、依然、失業率は7.5%と高止まりしたまま…。FRBが目標とする6.5%には、ほど遠い状態です。また、労働市場に踏みとどまって求職活動をしている人の割合(労働参加率)は63%と最低水準に低下。景気が改善してくると、求職活動をあきらめた人が戻ってきて失業率が上昇する…という懸念も抱えたまま…。米国株が、もたもたしていたのも、FRBのQE政策の縮小や停止の時期が近いのでは…という懸念があったためでしょう。

 そのため、米国市場で買われてきたのは、ヘルスケアや製薬、通信などディフェンシブ系が中心。ただ、決算発表を機に、意外と景気敏感企業の中身が良かったことや、このところ、FOMCメンバーからタカ派(QEの縮小・停止)的な発言が減少していたことも、市場の安心感を誘い、先週から景気敏感株が買われだしています。昨日の米国株ではこの動きが鮮明に出てきて、上昇率では景気敏感株が多いNASDAQがNYダウやS&P500の上昇率を上回るようになってきました。NYダウは安かったのですが、中身を見ると薬品や通信などディフェンシブ系が売られ、アルコアやキャタピラなど景気敏感株が買われるというパターン。お互いに相殺し合ってマイナスになった…というところでしょうか。実際、ニューヨーク市場だけを見ると、値上がり数は、値下がり数を600以上も上回っています。指数以上に強い相場だったことがわかりますね。

 5月に入って米国では「SELL IN MAY AND GO AWAY」の相場格言が気にされています。過去の統計では、5月から運用効率が落ち、9月に最悪になる…という時期に入ります。おまけに、どこかの週刊誌が持ち出してきてしきりと株売りを進めていた「ヒンデンブルグ・オーメン」という売りサインもでており、投資家もビビッているようです。この悪魔のような売りサインは今月24日まで有効なようですが、果たして思い通りになるか…。今月は、ヘッジファンドの中韓決算が多く、益出しの動きが強まることも、運用効率の悪化につながっているようです。ただ、これだけ世界の緩和傾向が強まり株価が上げ始めている時に、いったん手放してしまうと、高値を買うリスクが高まります。売るんでしょうかね~。

 例年、この時期になると欧州がおかしくなってくることもSELL IN MAYにつながっていたようですが、今年は今のところ、大きな問題は起こりそうもありません。おそらく、世界的な過剰流動性相場に入っていくんでしょう。米国で恐怖指数と言われるVIX指数は12ポイント台と07年以来の低水準にあります。市場はリスクを感じていませんから、これから起きることは、過剰流動性を背景にPERの上昇が始まるのではないでしょうか。今日の日本株みたいな上げを見てしまうと、どうしても弱気になってしまいますが、欧州が落ち着いたことで世界のリスクが低下していることを忘れてはいけません。当面、先進国に資金が集中してきますから、ドイツ、米国、日本の株は、まだまだ上げる…ということになりますが、果たしてどうか。

 ただ、円安になったからといっても、実際の世界の景気はさえませんから、円安=外需株という単純な図式も成り立たないはず。2005年~2007年の時は、米国の証券化バブルで世界の景気が押し上げられ、これと円安がマッチし輸出株の業績が急伸し、2007年に高値を付けに行った…という格好意です。でも、2006年1月のライブドアショックまで相場をリードしたのは、新興市場と中小型株…。今回も外需株が主導権をを握るには、世界的な景気回復による輸出の伸びが条件になります。正直、まだ先の話ですね。当面は、業績変化率の大きい中小型株が買われ、やがて、ボロ株漁りが始まり、これがつぶれた時の世界の景気状況によって、主力株が一斉に買われ高値を付けに行く…という流れでしょうか。こう見てくると、この相場の寿命は結構長いものになるのかもしれません。

 まあ、バカみたいな強気を書いてしまいましたが、日本の場合、内需を振興するという国際公約がありますので、やはり基本は内需…という流れになるんでしょう。特に、大都市圏を中心にしたフ不動産価格の上げが鮮明になると思いますが、2007年高値の時、もう抜けないだろうと思われていた主力不動産のバブル時の高値があっさり更新されています。今回も、2007年の高値が近づいてきて、ビビり始めていますが、バブル時の高値を前にした、2007年ころとよく似た状態かもしれませんね。この辺りは、レポートでもふれてきましたので会員さんはお分かりとは思いますが…。一番怖いと思うところが、一番設けやすいところだったりして…。

 今日は、相場の解説は無用だと思いますので、最近の流れについて、個人的な予想を書いてみました。ただ、当面は業績が前にでてきますので、これは忘れないようにしたいところです。レポートで注目したものは、二期連続増益を基本に選別してきましたが、小松ウォール工業、千代田インテグレード、タダノ、日本M&Aセンターなど想定通り増額修正を発表し急伸してきました。今日は、今週末の正式発表前に、タケエイ(前期予想EPS256円→331円)、やまびこ(同157円→237円)が上方修正を発表してきました。ともに、注目来、株価倍増に近づいていますが、タケエイの場合は、今期、来期とさらに収益が向上する可能性が強く、上場来高値18470円の半値位になってもいいと考えています。とにかく、将来性があると見越しタラ成長が鈍化するまで、徹底的に追いかけ、含み益を創ること…。特に、安倍首相の登場で、日本の構造転換がうながされようとしており、流れに載って、10バガー(10倍)クラスの株が出てくる可能性もあります。目先をバタバタ追っかけるのもいいですが、経済の変化そのものを買うやり方もあります。

 今日は、ちょっとアルコールが入っていて、あることないこと書いてしまいました。まあ、あほなこと書いてると、見過ぎしてください。無性に眠くなってきましたので、横になることにします。
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ディフェンシブ系と景気敏感株の綱引きでNYダウは小動き。株価目標の引き上げがあったアップルの上げでNASDAQは続伸。物色の成長志向が強まる
 おはようございます。 やっと長い休みが終わりました。次の連休は7月半ばまでありません。これで、落ち着いて市場を見ることができるようになります。

 さて、先週、ECBは10か月ぶりに利下げに踏み切りました。EUの主要先進国のPMIが軒並み判断の分かれ目になる50を割り込み、さらに悪化することが予想されるため、やむを得ない措置だったんでしょう。ドラギ総裁は、マイナス金利まで踏み込む可能性さえ示唆しています。これには、市場も驚き、あわててユーロを売りなおす一幕もありました。同総裁は6日のローマでの講演で追加緩和の可能性に言及しただけでなく、「マイナス金利の技術的な側面を詰めている…」と改めて発言。金融緩和の新たな方式として、マイナス金利を使う意図を明確にしています。通貨の量を増やすことにドイツが乗り気ではありませんので、機嫌を損ねず流動性を増やすには、この方法しかなかった。ということでしょうか。米国のQEに変わる流動性供給策として効果があるかどうか、日銀としても関心を高めざるを得ない所でしょう。

 一方、フランスが財政緊縮策を終わらせる方向で動き始めたほか、イタリアも成長優先へと舵を切り、財政再建圧力を受け続けているスペインもラホイ首相が「2015年まで所得税を引き下げる…」と発言。緊縮一辺倒の流れは、大きく変化してきました。今のところ、ドイツも、「緊縮策を続けながら、成長促進策を取るなら…」と静観する構えのようです。先週は、EU大統領が「加盟国や機関は、成長促進や雇用創出のため、直ちに行動する必要がある…」と発言。欧州委は、フランス、スペインの赤字削減期限の2年延長、オランダ、スロベニアの1年延長を29日の委員会で決定する方針を示していましたが、今週に入っても、財政緊縮から、成長・雇用創出重視の流れは変わっていないようです。総選挙を控えたドイツのメルケル首相が、この流れに水を差さない限り、市場にとってはフォローの風になりそうです。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4968ドル89セント -5ドル07セント(0.03%)

 NASDAQ綜合指数 3392.97ポイント +14.34ポイント(0.42%)

 S&P500 1617.50ポイント +3.08ポイント(0.19%)

 CME日経平均株価(円建て) 1万4195円 +485円

 米国10年物国債金利 1.771% +0.019

 ニューヨーク原油 96.16ドル +0.55ドル

 GOLD 1468.00ドル +3.80ドル

 ドルインデックス 82.33 +0.23


 週明けの米国株は、主要な経済指標の発表がなく、手掛かり材料難から利食い売りが先行。小幅反落して始まりました。ポジティブサプライズになった雇用統計結果を受けて押し目買い機運が強いものの、先週、1万5000ドルの大台に乗せた達成感から利食い売りが増加。ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の安値1万4941ドル(前週末比32ドル安)をつけました。しかし、雇用統計結果を受けた景気の先行きへの期待感から、住宅関連や素材、重工など景気敏感株に買いが増加。全体も上げに向かい、引け近くにはこの日の高値1万4988ドル(同15ドル高)をつけていました。結局、ニューヨークダウは引けにかけ利食いが増加3日ぶりに小反落したものの、NASDAQ総合指数、S&P500は3日続伸しています。ニューヨーク市場の出来高は前週末比9647万株減の6億1836万株。騰落状況は、値上がり1855、値下がり1226。VIX指数は、1.6%下げ12.66に低下しています。日本、イギリス市場が休場のため方向感がつかめず、NYダウの終日値幅は47ドルと小動きでした。

 ダウ30種は、値上がり14、値下がり16。モノライン(保証会社)大手MBIAと、住宅担保ローン保証に関する訴訟に関し、16億ドルの支払いで和解したバンクオブアメリカが5.2%上げ、指数銘柄中最大の上げ率になりました。これを受け、JPモルガンが1.3%上昇。アルコア、キャタピラ、エクソンなど景気敏感株も堅調。一方、ジョンソンアンドジョンソン、メルク、ベライゾンなど、ディフェンシブ系の製薬、通信の動きがさえず、指数の足を引っ張りました。
 NYダウは小幅反落。景気敏感株の上げとディフェンシブ系の下落が相殺し、小動きになりました。一方、アップルの株価目標引き上げやグーグルの過去最高値更新などから、この日もNASDAQ市場の堅調は続き、戻り高値を更新し続けています。資本金別の動きを見ても、ラッセル2000の上昇率は他を上回るなど、市場は、景気敏感株を買うなど、成長志向を強め始めたようです。物色の方向性がディフェンシブ系から景気敏感株にシフトした、という意味では、先週は分水嶺になったのかもしれません。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均株価は、4連休前の大証先物終値比485円高の1万4195円で帰ってきました。レンジは1万4155円~1万4235円。円は、景況感の改善から長期金利が上げたことを受け対ドルは99円30銭台に下落。ECBの追加利下げ思惑から対ユーロは129円90銭台に小幅下落。本日の日本株は、4連休中の環境変化を一気に織り込む格好で急伸してスタートしそうです。CME日経平均先物終値にさや寄せしようと先物買いがリード。裁定買いの増加から主力株中心に大きく窓を開けた始まりが予想されます。ただ、連休中もGLOBEXやシンガポール(SGX)の日経平均先物を使った売買がされており、高寄り後も一段高できるかどうかは、不透明。為替の動向がカギを握りそうです。今週末にはオプションSQを控えており、弱気筋の攻勢もありそう。ここは、引き続き業績発表を重視し、今期予想が増額修正されそうなものを待ち伏せ方針で…。円安メリットが大きい自動車、3Dプリンターへの政府支援を受けたローランドDG、キーエンス…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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