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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2013/05 | 06
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世界同時株高の流れに乗り続伸するも、高値圏ではオプションSQをにらんだ攻防から、日経平均は上げ幅を縮めて終了
 今日、水曜日は関西テレビのアンカーで青山氏の話を聞く日。相変わらず切れ味のいい話をしていますが、今日は、7月21日の衆参同日選挙がテーマに取り上げられていました。以前から、違憲状態の選挙で成立した内閣なので、議員定数を是正した後、改めて、国民の信を問うべき…というのが同氏の意見でした。このところ、裁判所から意見一票の格差について意見判決が出ているだけでなく、一部では当選無効の判断さえ出てきており、このままでは、最高裁から、昨年の総選挙そのものが「無効」という判断が出かねない状態になってきました。一方で、96条をはじめとする改憲論議が熱を帯び始めており、政権の正統性を担保し、改憲に対する国民の意見を集約するためにも、解散・総選挙が必要になってきた…という事情があるようです。連休最終日に、麻生副総理が安倍氏の私邸を訪問するところが、報道されていましたが、同氏によると、この会談で麻生氏が、首相に解散を迫った…といい、首相も前向きに検討することを伝えた…といいます。自民党の石破茂幹事長も、これまでの反対の態度を翻し、具体的な作業に入ることになった…と、話していました。

 実際のところは闇の中ですが、実際に関係者に取材してのことでしょうから、公にすることも何等かの合意を取り付けているはず…。川口環境委員長の中国外遊で、同国国務員との会議日程が変更になり、これを優先したために委員会が開催できなかったことを重大な瑕疵とし、野党連合が解任決議案を提出してかく乱しています。日中間で緊張が高まり、両国の幹部が会談する機会が少ないなか、仕方がなかった…と思いますが、もし、野党に委員会の順延を要請して、果たして合意が得られたかどうか。図らずも、状況により外交日程が変わるものであることへの野党の理解がないことが明らかになってしまいました。この状態で総選挙が実施されたら…。維新の党議員団が、慌てふためいて橋下大阪市長に出馬を要請していることを見ても、案外今日の青山氏の衆参同日選挙論は、当たらずとも遠からずなのかもしれませんね。結果は、別にして、改憲をテーマに国民の信を問うことは理にかなっているような気がしますが…。

 さて、今日の日本株も世界同時株高のうねりに乗り続伸して終わりました。朝方から、CME日経平均先物終値にさや寄せし先物買いが先行したものの、前日大きく上げた反動から利食い売りも増加。日経平均は、前日比16円高の1万4196円と、小幅高で始まりました。その後、いったん、前日高値を下回る1万4186円まで下落。寄り付きに開けた窓を閉めると、次第に買いが優勢となり上げ幅を拡大する展開になりました。前場終了後に中国の貿易収支が発表され、輸出入ともに拡大したことがわかるとさらに買いが優勢となり、後場寄り後まもなく、この日の高値1万4421円(前日比241円高)をつける場面もありました。ただ、米系証券が、円買いを推奨するレポートをだしたことが伝わり、対ドルで98円台前半まで円が上昇すると、先物売りが急増。裁定解消売りもかさみ上げ幅を圧縮。結局、日経平均は105円45銭高の1万4285円69銭、TOPIXは5.77ポイント高の1194.34ポイントと、ともに続伸して終わりました。出来高は、主力株がにぎわったことから、前日比7億5000万株多い39億1828万株、売買代金は5000億円強増加し、3兆3258億円にボリュームアップしました。騰落状況は、値上がり877、値下がり722と、前日急伸した反動で利食い売りも増加しました。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)と変わらず。RSIは75%、25日線かい離は+6.6%と、指数系はサイコロを除き、黄色信号に近づきました。物色意欲の強さを見る騰落レシオは134%に拡大。そろそろ、銘柄の絞り込みが始まるかもしれません。
 まあ、朝方も昨日大幅に買い越した欧州系証券(CTA機関店)の動きが焦点としましたが、やはり後場から波乱しました。オプションSQを控え、弱気筋は総やられの状態ですが、今日は一時。1万4500円のストライク価格まで狙うような動きがでていました。これでは売り方もたまりませんから、先物を使って売り崩しに出てきたんでしょう。弱気と強気が交錯するなか、円上昇を見た欧州系証券が売りにまわった(2770枚と最大の売り)ことから、急速に上げ幅を縮めたようです。今のところ、1万4250円のオプション価格は上回っていますが、明日もこれをめぐって攻防戦が続きそうです。まあ、指数は派手に上下していますが、結局、先物筋がバタバタして、それにつれた裁定取引で指数が波乱しているということでしょうか。まあ、とにかく、今週いっぱいは業績にベースを置いておいた方が無難。今日は、レポートでも含み資産株として注目しているTBSHDが前期決算の修正を発表していましたが、予想通り広告料の増加や三井不動産などの持ち株の評価益の繰り入れから30%以上、上方修正。4円の増配も発表してきました。明日の反応が注目されます。

 まあ、昨日のなんでもかんでも上がる相場から、今日は、やや落ち着きを取り戻してきました。朝も書きましたように、世界の投資家は「SELL IN MAY」を警戒していますが、ここ一週間の欧州、新興市場の金融政策の変化に加え、今日は中国が資本自由化へ一歩踏み出す対策を出してきました。そのうち、韓国も円安への対抗策をだしてくるでしょう。欧州リスクも低下し、これだけ資金がだぶついているときに、「SELL IN MAY」でもないような気がするのですが…。いったん、手放してしまうと、高いところで買わなければならなくなりますから…。運用する人も大変ですね。当面は、10日に決算発表を予定しているものが多いですから、まいた種が刈り取れるかどうか、楽しみにして待ちましょう。
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ドイツの景気指標改善や予想を上回る企業業績を受け上昇。NYダウは引け値ベースでも初の1万5000ドル大台乗せへ
 おはようございます。 寒い朝です。もう5月ですが、足元ではまだヒーターが動いています。北海道と宮崎の温度差は30度を超えたといいます。どうなっているんでしょうね。天候不順で野菜の生育が遅れ、入荷不足から価格も上げ始めたようです。

 さて、世界中の投資家がカネ余りを意識し始めたようです。昨日は、米国に続きドイツのDAX指数が過去最高値を更新してきました。製造業受注指数(3月)の伸び率(+2.2%)が予想(-0.5%)を上回ったことが好感された…といいますが、欧州全体の景況感は悪化しており、不景気の中の株高…という典型的な金融相場の色彩を強めています。一方、カネ余りにも関わらず、世界的な景況感の悪化を映し、国際商品の価格は低迷したまま…。EUの債務国リスクの後退やQE政策の変化が意識され始めドルが強含見始めたことから金も安全資産の役割を終えようとしています。

 また、国際商品の下落は資源輸出に依存する新興国経済の足元を揺さぶり、投資リスクを高めています。日独米の株価上昇は、行き場を失った投資資金が、流動性の大きい市場をを求めて先進国の株式市場に向ってきた…といえそうです。欧州で、イタリアやスペイン国債の金利低下がしていることも、投資リスクの低下から、少しでも有利な利回りを求めて債券投資家が買いを入れているのでしょう。EUでは、金融リスク回避手段としての銀行同盟の設立がドイツの反対で足踏みしていましたが、昨日、最強硬派のドイツ・ショイブレ財務相が「EU規約の改定をしなくても、設立する道はある…」と軟化する姿勢を示したことも、欧州株価の上昇につながりました。これまでもカネ余り状態はあったものの、欧州リスクを意識して動けなかったのが実態。EUが安定へ向け動き出せば、投資資金もリスク許容度が増してきます。昨晩も書いたように、米国市場では、物色動向が安全重視のディフェンシブストックから、景気敏感株へのシフトしています。なんだか、世界の余剰資金の流れの縮図を見ているような感じです。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5056ドル20セント +87ドル31セント(0.58%)

 NASDAQ総合指数 3396.63ポイント +3.66ポイント(0.11%)

 S&P500 1625.96ポイント +8.46ポイント(0.52%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4230円 +70円

 米国10年物国債金利 1.783% +0.012%

 ニューヨーク原油 95.62ドル -0.54ドル

 GOLD 1448.80ドル -20.0ドル

 ドルインデックス 82.29 -0.05


 昨日の米国株は、日本株の急伸やドイツ製造業受注の改善を好感して欧州株が全面高になった流れを受け継ぎ、買いが先行。ニューヨークダウは反発して始まりました。この日は主要な景気指標の発表もなく手掛かり材料難でしたが、ウォルトディズニーが予想を上回る決算を発表して買われるなど、予想を上回る決算への期待感から、買い物が増加。小動きながら終日上げる展開になりました。NASDAQ市場で、昨日最高値を更新したグーグルが利食い売りから反落したほか、アップルも下落したことから、ハイテク株がさえなかった一方、やや出遅れ感が出た薬品や通信などディフェンシブ系が買われました。また、キャタピラやデュポンなど景気敏感株も堅調に推移したことから、指数の押し上げに寄与。ニューヨークダウは、他の指数を上回る上昇率になりました。結局、ニューヨークダウは反発。NASDAQ綜合指数とS&OP500は小幅ながら4日続伸しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1725万株増の6億3563万株。騰落状況は、値上がり2330、値下がり801。VIX指数は、やや上昇し12.85。

 ダウ30種は、値上がり23、値下がり6、変わらず1(ウォルマート)。景気敏感のキャタピラが2.5%、デュポン1.4%それぞれ上昇したほか、経営トップの権限分離を求められたJPモルガンが約2%上昇したのが目立ちました。また、ファイザーやJ&Jの製薬関連、通信のATT、ベライゾンも上げるなど、ディフェンシブ系もしっかり。
 NYダウは反発。引け値ベースでも史上初の1万5000ドル大台を達成して終わりました。主要3指標とも、予想を上回る企業業績や世界的な過剰流動性を意識して、じり高歩調をたどっています。ただ、「SELL IN MAY」を意識していることから、売り買いが交錯し、じり高にとどまっています。目先はこの状態が続きそうですが、焦点は10日に行われる講演でバーナンキFRB議長がQEについてどのような見解を示してくるか…。前回FOMC後に同議長の記者会見がなかっただけに、声明文の変更についての発言に関心が集まりそうです。

 米国株は上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を70円上回る1万4230円で帰ってきました。レンジは1万4065円~1万4255円。円は、ドイツの景況感の改善、米株上昇など通貨高要因はあったものの、シリア、イラン情勢の悪化など地政学要因から、リスク回避の円買いが強まり、対ユーロは129円40銭台、対ドルは99円台と、ともにやや円高に振れて帰ってきました。本日の、日本株は、欧米株高に支えられ、堅調に推移しそうです。朝方は、CMEレンジ終値にさや寄せし、高寄りスタートしそうですが、週末にオプションSQを控えておりストライク価格の1万4250円をめぐっての攻防から波乱することも予想されます。昨日、先物を大量に買い越した欧州系証券(CTA機関店?)の出方が注目されます。個別は、引き続き、業績感応の動きが続きそうです。今週号で注目した企業に関し、前期の増益幅が予想に届かなかったとの観測記事がありました。今日は売られそうですが、焦点は、10日に発表される今期の予想。押し目は、レポートで示した下値支持線までと思いますので、とりあえず、様子を見たいと思います。不動産、含み…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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