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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2013/05 | 06
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オプションSQを指揮した先物への仕掛け売りや韓国利下げを嫌気した外需株売りで、3日ぶりに反落して終了
 何が気に入らないのか知りませんが、中國は、とうとう沖縄まで自国の領土と言い始めました。国内で綱紀粛正に取り組んだ結果、接待用の高級料理が売れなくなり、換金用の高級酒(賄賂に使われた)も売れなくなるなど、従来の闇のお金が流れるルートが狭まり、あちこちで不満が高まっているため、憎悪の対象を日本に振り向ける必要があるのでしょうか。それにしても、沖縄まで自国の領土とは…。かつて属国だったという論理に従えば、朝鮮半島だって中国の領土、ということになるのですが、反日気分を煽り、中國市場から日本を追い出したいどこかの国は大丈夫でしょうか。この国は、対馬まで日本の領土だといい始めていますが、まったく、どうしようもない強欲の国ばかりですね。戦後のどさくさに紛れ、暴力やそれ以上のことをして、駅前の土地を不法に収奪したのはどこの国の人でしょうか。

 中国新政権は、ポーズとして綱紀粛正に取り組んでいるようです。ただ、高級酒を使った賄賂の授受など汚職のノウハウは三国志の時代以前から確立されたもの。当時を見ると、と権力側に私利私欲に走る「濁流」といわれる層が生まれ、一方で、地方の官僚や学者などから体制を改革しようという「清流」が生まれて両派が対立。権力を握る濁流派が弾圧を加え、清流派が地方に拡散。これが不満分子を糾合し、黄巾の乱など地方勢力の台頭を生み、やがて王朝が崩壊する…という歴史を繰り返してきました。

 今の中国の綱紀粛正の取り組みがポーズだけのものなのかどうかはわかりませんが、習体制が本気でやっているなら、いずれ、現代の「濁流派」から粛清され、これにあきれた民衆が糾合され決起。共産党政権が崩壊する…という流れになるのですが、中國にとって歴史の必然が繰り返されるのかどうか…。それにしても、前漢時代には、役職に就くためには位階に応じて賄賂の額が決まっていたといい、ない場合には、就任後に倍額にして支払うという特例もあったといいます。中国の賄賂政治は筋金入りみたいですね。共産党は体制を守るため、歴史を調べ上げているでしょうから、汚職だらけの実情が、やがて、王朝の後退につながるかもしれないという危機意識を持ったのかもしれません。これからの日本は大変ですね。中国国内の不満を一手に引き受けなければなりません。
 なまじ戦争に負けたために、やりたい放題のことをやられ、「お前は敗戦国なんだから、戦勝国の言うことを聞くのが当たり前…」みたいな論議が中国から出始めています。いやはや、いつまで敗戦の亡霊にとりつかれるんでしょうか。

 また、妄想を書いてしまいました。まあ、今回の米韓首脳会談でも、韓国大統領は日本の歴史認識をなんとかしてくれ…と泣きついたようですが、本音のところは、円安を是正してくれないと経済が持たない…といいたかったのでは…。これを裏付けるように、今日韓国は、政策金利を0.25%引き下げ2.50%としました。通貨安を狙ったものではなく、補正予算の効果を最大にする狙い…と、釈明していますが、ウォン安への誘導を意識したものであることは明らかでしょう。相当困っているみたいですね。さらにテコ入れするためには、まだ追加利下げが必要になるでしょう。韓国には海外から短期資金が流入していますから、もし一段の利下げの実施や、景気の悪化があれば、短期資金は一斉に韓国から流出する可能性が出てきます。特に、日本との通貨スワップを継続していませんので、投機筋が本気でウォン売りを始めると、通貨危機にもつながりかねません。その時は、中國に頭を下げるのでしょうか…。半島で怖いのは、北朝鮮だけではないと思うのですが…。

 本日の日本株は、欧米株高や対ユーロでの円安を好感。CME日経平均先物終値(1万4370円)にさや寄せしようと先物買いが先行。日経平均は前日比81円高の1万4366円と高寄りして始まりました。寄り後は、不動産などこれまで相場をリードしてきた業種が下落したのに対し、輸出関連が堅調に推移。指数は高値持ち合いになりました。ただ、裁定買いにリードされた指数銘柄に買いが入り、前引け近くにはこの日の高値1万4409円(前日比124円高)を付けました。しかし、後場になると、明日のオプションSQの清算値を下げようと思惑した仕掛け的な先物売りが入ったほか、「ウォン安=日本株売り」という構図をイメージした外需株への売りも増加。指数は下げ幅を拡大。1万4250円のオプション価格を割ると、さらに売り攻勢が強まり、裁定解消売りが増加。結局、日経平均は、前日比94円21線安の1万4191円48銭、TOPIXは12.51ポイント安の1181.83ポイントと、ともに反落して終わりました。TOPIXの下落率が1%を超えていますが、ザラバで1200ポイントの大台に乗せた目標達成感も利食い売りを誘ったのかもしれません。
 出来高は、前日比1億株近く減少した38億2268万株。騰落状況は、値上がり483、値下がり1148でした。

 今日の引け値での、日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)、RSIは73%、25日線かい離は+5.4%と警戒ゾーン一歩手前。騰落レシオは、1415に上昇。少々買われ過ぎのゾーンに入ってきました。今日の動きを見てもわかりますが、明日のオプションSQ清算値の決定は荒れ模様になるかもしれませんね。まあ、朝も買いたうように、今は、業績発表に焦点を当てておけば良し…。レポートでは、とにかく13年3月期、14年3月期見通しと2期連続増益にこだわって銘柄選定をしてきましたが、先日までのタケエイ、日本M&Aセンター、ツクイ、ナック、千代田インテグレード、サンゲツ、トプコンなどが次々に業績発表時の増額修正を受けて値を伸ばしています。今日もこの動きは続き、アイネットが95円高、東京応化工業が454円高、この欄でも案内したローランドDGが300円ストップ高になりました。また、4月21日号の日本コムシスが146円高したほか、溶接機メーカー、含み関連の広告会社、なども決算次第では、飛び出しそうな状態になっています。まさに刈取り…という感じになってきましたが、今後出てくる15年3月期にかけての見通し次第では、引き続き継続していくことになるかもしれません。
 
 指数に関しては、ヘッジファンドの中間決算に絡んだ動きや、ウォン安が日本の輸出株売りにつながる関係もあり、しばらくは波乱含み。当面、企業業績に個別に反応する動きが続きそうです。また、今週末のG7は、利下げに夜通貨安競争に釘をさす動きがsでるとともに、日本の政策について、再度、内需振興に向けたものであることの確約を取られるかもしれません。ちょっと、相場環境がもやもやした状態になるかもしれません。引き続き、政策テーマに沿ったところを丹念拾っていくことですね。
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ドイツ経済の底入れ機運や中国の予想を上回る(?)輸出増、好調な企業決算を好感し続伸して終了
 おはようございます。 

 世界中でリスクテイクの動きが強まってきたようです。低迷する金に対し、中国やインドで現物買い需要が増加。香港経由の中国の輸入は、3月に前月比倍増したようですし、インドの輸入は4月に100トンの大台に乗せ、5月も同程度の輸入が見込まれている、といいます。長期に低迷を続けてきた銅市況もどうやら2番底を確認したようです。もしかしたら、商品へ向けても一部投機的な資金が流れこんできたのかもしれません。原油価格も月足を見ると大きな三角持ち合いを形成しつつあります。まだ、景気の裏付けがないため大きな動きにはなっていませんが、世界的な金融緩和で世界中に金がだぶつき、有利な運用対象をもとめて資金が動き回っており、ちょっとしたきっかけで動き出す可能性が高まってきました。米国の状況を見ると、株価が史上最高値圏にあるほか、昨日はジャンク債市場で、初めて利回りが5%の大台を割り込み4%台に下落してきました。ジャンク債は、元利の支払いに懸念があるため高利回りになっているのですが、とにかく、運用利回りが高ければリスクの高いものでも構わない…という状態が醸成されつつあるようです。リスクに対して市場はどんどん寛容になってきました。リスクに対して寛容な状態は、株式市場では、PERの上昇になって現れます。エンジンはどんどん温まってきましたね。

 さて、今週末には、G7財務相・中央銀行総裁会議が開催されます。これに対し、米国の財務省高官(固有名は無し)は、「欧州の需要拡大に向けた取り組みを要請するとともに、日本の金融政策が内需振興に向けられたものかどうかの説明を受ける」ことが話し合われる、としています。サミットやG20で確認した日本の緩和策が為替誘導ではなく、内需振興に向けられたものであることを監視する方針を示しました。国内の構造改革なしに、円安で輸出だけが増えるようなことは許さない…という姿勢のようです。韓国や中国など日本と競合する国の米国議会へのロビイスト活動は年々エスカレートしており、韓国大統領の訪米に合わせるように、米議員が、「日本の歴史認識問題や従軍慰安婦問題を放置するなら重大なことになる…」などと脅し文句をだしていました。なんだか、何も言われたくなかったら、お前のところも金を使って、ロビイ活動をしろ…といわれているような気がしますが…。ところで、米国の議員には資質により格付けがあるようですが、こんな発言をした議員さんの格付けはどれくらいなんでしょうか? まあ、日本の政策には、この国際公約があることだけは頭に入れておいた方がいいですね。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5105ドル12セント +48ドル92セント(0.32%)

 NASDAQ総合指数 3413.27ポイント +16.64ポイント(0.49%)

 S&P500 1632.69ポイント +6.73ポイント(0.41%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4370円 +110円

 米国10年物国債金利 1.760% -0.023%

 ニューヨーク原油 96.62ドル +1.00ドル

 GOLD 1473.70ドル +24.90ドル

 ドルインデックス 81.94 -0.34 


 昨日の米国株は、連日の高値更新を受けた警戒的な利食い売りから反落してスタートしました。相場の上げをリードしてきた薬品や通信などディフェンシブ系銘柄が売られたほか、マクドナルドがさえない月間売上を出したことも嫌気され、ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の安値1万5021ドル(前日比35ドル安)をつけていました。ただ、この日発表された中国の輸出入が、ともに予想を上回ったことや、ドイツの鉱工業生産指数が前月水準を上回り、景気に底入れの兆しが見えたことなどを好感。次第に押し目買いが優勢となり上げ幅を拡大していきました。予想を上回る決算を発表した銘柄が買われたほか、著名ヘッジファンドが取得したことがわかったグーグルが買われたほか、素材や重工など景気敏感株にも買いが広がり引けにかけ上伸。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比9190万株増の7億2755万株。騰落状況は、値上がり2037、値下がり1048。VIX指数は、12.66と小幅低下。

 ダウ30種は、値上がり21、値下がり9。素材市況の上昇を受け、アルコアが2.7%近く上げたほか、GEやIBM、シスコシステムズなどが1%超えの上げになりました。一方、予想を下回る月間売り上げになったマクドナルドが1.3%下落、薬品のメルク、ファイザーもさえない動きでした。業種別では、金価格の上げを受けた金鉱山のほか鉱山、石炭、鉄鋼など景気敏感株が堅調。各種金融、素材なども上げました。一方、トラックやパイプライン運営、公共事業、医薬品などが下落しました。
 NYダウは続伸。二日続けて最高値を更新してきました。ただ、相場の先行きに対する見方が分かれ、終日値幅は85ドルと小動きでした。先日から書いていますように、ディフェンシブストックから景気敏感セクターへのシフトに伴い、動きが鈍っているものと思われます。指数の動きを見るとディフェンシブ系の公共株指数が下落しているのに対し、景気敏感の運輸株指数が上昇する…など好対照の動きをしており、物色対象の変化が進んでいることを示しています。サイコロや25日線かい離などテクニカル指標にやや警戒的な動きも出始めていますが、調整後の出直りでは、景気敏感セクターが主導権を握ることになりそうです。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、大証終値比110円高の1万4370円で帰ってきました。レンジは、1マン4255円~1マン4435円。円は、ドイツ景気指標の好転からユーロが強含み、対ユーロは130円20銭台に下落したものの、米金利の低下から対ドルは99円付近と、横ばいで帰ってきました。本日の日本株は、欧米株高を受け堅調に推移しそうです。CME終値にさや寄せし、高寄りしてスタートしそうですが、明日のオプションSQをめぐり、先物を使った駆け引きもありそうです。CMEレンジ上限が1万4435円となっており、オプション価格1万4500円へ向けた仕掛け的な動きもありそう。指数売買中心の動きになりそうですが、基本は業績。昨日発表された決算では、レポート継続注目のローランドDGの今期予想がアナリスト予想のEPS33円70銭が会社側では121円35銭へと4倍近くに引き上げられました。政府が、肝入りする3Dプリンター関連でもあり、今日の動きが注目されます。決算が嫌気され、下落している不動産関連ですが、前段で書いた内需振興が国際公約なら、ここが主役という流れは変わりません。引き続き、タイミングをとらえて仕込むところ…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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