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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2013/05 | 06
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円の102円乗せを好感した外需株買いで、2007年末以来の1万5000円大台を回復
 日経平均株価は、2007年末以来の1万5000円台を回復してきました。特に、債券価格が下落を始めた連休明けからの上げ方がすさまじくなっています。以前から、債券を持つリスクが言われてきましたが、運用面で横並び意識の強いファンドの運用者は、自分が下落の引き金は引きたくない…という意識が強く、持ち高を減らす動きが遅れていたようです。しかし、連休中に為替の状況が変化。米国は雇用状況の改善から金利が上昇をはじめ、いずれ日本にも波及してくる…との読みから、運用担当者は意を決して債券の持ち高減少に動き、他の運用担当者も追随したことから、このところの急落につながったんでしょう。そこに、海外投機筋が目をつけ、債券先物市場で売り仕掛けを実施。ビビったマネージャーが大慌てで売り物を出したことが、さらに下落幅を拡大することにつながってしまいました。今頃慌てて売るんなら、もっと前に売却しておけばよかった、と思うのですが、こういうところが、リスクに鈍感になっている債券市場関係者なんでしょうね。火の粉が目の前に飛んでこないと思い切れなかったんでしょう。

 新発10年物国債金利は4月5日には0.315%だったのですが、今日も投げが続き、とうとう0.9%台に入ってきました。約一か月で3倍近くに金利が上昇したわけです。国の利払いも3倍になるのですから、こんな状態が続けば、再び、日本売りを仕掛けるところが出てこないとも限りません。政府も、日銀に対し金利上昇を押さえるよう要請しています。日銀は、黒田総裁になって「とにかく、なんでもあり…」の世界に入っていますので、さらに国債の買い取りを増やすことをやるかもしれません。とにかく、債券市場には、リスク回避から逃げ込んだ資金が、袋がはちきれんばかりに入っていますから、日銀が金利上昇を抑制しようとすれば、とにかく、買って買って買いまくるしかなくなってくるかもしれません。または、金融庁あたりを通じ、銀行に「国債を売るな…」と行政指導してくるのかも知れません。とにかく、4連休以降、出来高が増加している点から見ても、債券から株式への資金の乗り換えが始まり、流動性の大きい大型株が買われる…というパターンに変化してきました。また、金利上昇を意識し、相場のリード役だった不動産など金利敏感株が売られ、円安メリットの外需大型株に資金がシフトするという現象も生まれています。

 ただ、これ以上の金利上昇は、政府がこれから進めようとしている成長戦略の障害になることは確か…。いずれ、FRB張りのサプライズな抑制手段がでてくることになるんでしょう。しばらくは、債券市場も見て置かねばなりませんね。

 さて今日の日本株は、円相場の102円乗せや、経営改革に対する株主提案があったソニーが米国で急伸した流れを受け、朝方から外需株を中心に買い物を集め、急伸して始まりました。前日の大証先物価格を265円上回り1万5065円で終わったCME先物価格にさや寄せする先物買いが増加。日経平均は、前日終値を204円上回る1万4962円で始まってきました。その後も円が102円台を維持したことから、好業績の自動車株に加え、円安で今期の利益が急増する電気機器などが買われ、指数は1万5000円台を回復。高値持ち合いの動きが続きました。また、本日も債券市場が下落したことから、「債券先物売り・株先物買い」の指数間裁定が入ったことで、裁定買いが入り指数を押し上げています。これを受け、ファーストリテーリングやソフトバンク、ファナックなど、値嵩指数採用銘柄が上昇。上位10銘柄だけで150円近く指数を持ち上げました。結局、高値で持ち合ったままこの日の取引を終了。日経平均は、337円61銭高の1万5096円03銭、TOPIXは、22.05ポイント高の1252.86ポイントと、ともに急反発して終わりました。自動車株や保険、電気機器など数量株が買われたことで、出来高は前日比13億株増の57億5284万株、売買代金は同1兆円増の4兆4701万株になりました。騰落状況は、値上がり635、値下がり1011でした。

 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)で変わらず。RSIは83%にわずかに上昇し警戒ゾーン。25日線かい離は+8.5%と警戒ゾーンの7%を上回ったまま。騰落レシオは127%に低下しています。騰落指数の状態から見て、銘柄を絞り込むような動きが出そう…としましたが、想定通り大型の流動性のあるものにシフトしてきました。直近レポートでも、3年間の因縁場を抜けそうとして日立製作所、業績増額修正を期待して注目しましたが、想定通り、今週にはいりともに急伸。今期減益予想が、増益に転換したいすゞ自動車は150円ストップ高し、872円で終わってきました。日立や大成建設などと同じように月足の需要な転換点を上回ってきたことや、震災被災地で稼働するトラックの需要増加などを手掛かりに、2月24日号から注目をはじめ、直近号でも取り上げましたが、想定通り今期の増額修正を受け上げてきました。まあ、政府の成長戦略にも関わってきますから息の長い相場を見ています。

 ただ、いずれ、政府の成長戦略を受けたテーマ株にシフトする方針は変わりません。戦略をスムーズに進めるためにも、金利を抑制することは日銀の命題になってきます。依然、本命は不動産をはじめとする含み、不動産リートの方向は変わりません。政府の成長戦略が打ち出され、首都圏商業ビルのテナント料が上がってくれば、おのずと不動産リートの利回りも上がり、買いなおされてきます。今日あたりから、「悋気売りや悋気買い」が出始めました。上げているものは売り場を下げているものは、買い場を…月足を見ながら判断する準備を始まます。
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主力株に好材料の発表が続いたことや、有力ヘッジファンドの強気予想などから、大型株が買われ上昇して終了
 おはようございます。

 米国では、熱狂無き史上最高値更新が続いています。底堅い景気、企業業績、過去の高値時と比べたPER水準の割安さ…など、ファンダメンタル面からは弱気する必要はないのですが、逆張り指標としても使われるプロのアドバイサーの状況を見ると、2011年秋をピークに買い推奨する割合が低下傾向をたどっているといいます。彼らの情報は投資家のマインド形成に影響しますから、今回の上げ相場に乗り切れなかった投資家も多く、まだ、多くの買い余力を残している…とも言われています。ちなみに、株を買っている個人投資家の率はリーマンショック前の62%から、最近は52%に低下しているといいます。ITバブル崩壊、リーマンショックと、2度の大きな下落を経験した投資家が、「羹に懲りてなますを踏む」状態になっているようです。結果、「市場もっとも投資家から嫌われる株価上昇」などといわれるようになってしまいました。

 プロの臆病なアドバイスのせいか、個人投資家も弱気になり、全米個人投資家協会の出しているセンチメントサーベイは4月11日段階では、強気が19.3%台まで落ち込んでいました。しかし、これをあざ笑うようにその後も株価は上昇。それとともに、強気は26.8%→28.5%→30.4%→40.7%と増加。増加律にも加速度が付き始めています。今晩、最新のデータが発表されますが、果たして、どこまで強気が増えているか…。個人投資家のメンタルが改善していることは好材料ではありますが、逆張り指標としてみれば、警戒信号…。何とも悩ましいことではあります。債券市場の下落が鮮明になり、運用先を失ったプロが、強気に転じる時期が近づいているような気もしますが…。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5215ドル25セント +123ドル57セント(0.82%)

 NASDAQ総合指数 3462.61ポイント +23.82ポイント(0.69%)
 
 S&P500 1650.34ポイント +16.57ポイント(1.01%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万5065円 +265円

 米国10年もの国債金利 1.952% +0.029%

 ニューヨーク原油 94.21ドル -0.96ドル

 GOLD 1424.50ドル -9.80ドル

 ドルインデックス 83.65 +0.43


 昨日の米国株は、ドイツの景気が足踏みに入っていることや、決算発表が一巡し手がかり材料難になることへの警戒感から、模様眺め気分の強い始まりになりました。ただ、企業決算発表で利益が予想を上回った企業が7割近くに達したことや、最近の底堅い景気指標を受け押し目買いが増加。ボーイングが生産が停止していた787の納入を始めたことや、マイクロソフトが新OS「ウィンドウズ8.1」の年内提供を発表し買われたことから、次第に上げ幅を拡大していました。その後は売り買いが交錯し、横ばいの動きが続いていましたが、引け近くに有力ヘッジファンドが米株に強気方針をだし、銀行株を注目したことから、金融株を中心に買われ引けにかけ急伸していました。結局、主力3指数とも上昇して終了。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億639万株増の6億9895万株。騰落状況は、値上がり2099、値下がり1017。VBIX指数はやや上げたものの、12.77と落ち着いた動き。

 NYダウは反発。この日は、バンクオブアメリカやボーイング、マイクロソフトなど主力大型株に買い物が集まったことから、S&P500の上昇率がもっとも大きくなりました。有力ヘッジファンドの強気見通しに反応した…といいますが、今週末にオプションなどのSQを控えており、これに絡んだ動きがあったのかもしれません。ただ、10年債金利が次第に2%台に近づき、債券保有リスクが高待っていることから、乗り換えの動きが始まっているのかもしれません。大型株に買いが集まった点に注目する必要がありそうです。

 米株は上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を265円上回る1万5065円で帰ってきました。レンジは1万4760円~1万5095円。円は、米株上昇や長期金利上昇を受け、対ドルは102円30銭台に下落、対ユーロは堅調なユーロ圏の景気指標を受け132円20銭台と小幅な下落で帰ってきました。本日の日本株は、米株上昇や円の102円台乗せを好感し、上昇。CME日経平均先物終値(1万5065円)にさや寄せし1万5000円大台乗せを達成してきそうです。米国で、大株主からエンターテインメント部門の分割提案があったソニーのADRが10%近い上げになっており、今日はソニーを中心とした主力株の上げが主導しそうです。日立の一段高、補正予算の成立を受けたゼネコン株、財投関連の側面も持ついすゞ自動車などが買われそうです。建設指標株として挙げた銘柄の動きが注目されます。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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