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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2013/05 | 06
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目標達成感や小幅な円高を嫌気した売りで反落して終了…債券先物との裁定取引が相場をかく乱
 マグロやサメではありませんが、止まったら終わり…なんて相場にはならないでほしいものです。朝の書き込みでも、海外から日本株の上げのモメンタムが大きいから、という理由だけで買いにきている投資家が多いとしました。彼らは、割安や割高などファンダメンタルにかかわりなく、とにかく、パフォーマンスのいいところに賭けていく、というやり方をしてくるようです。海外投資家の買いは、5月の第一週に28億円の売り越しになりましたが、同じ週に先物は1883億円という、大きな額の買い越しになっていました。5月第二週も490億円の買い越し…。4月月間は3140億円の買い越し…。3月は月間で4178億円の買い越し…。トータルで1兆円近い買い越し玉がたまりこんでいます。これが、為替や債券先物、現物株との裁定取引など商品間との裁定取引と関係していますから、一方が変化すると、裁定解消の動きが出てきて、他の商品が影響を受けるということになってきます。

 先物取引は、6月に決済期を迎えますから、ここから相場全体は波乱しやすくなってきます。相場の動きが鈍り、彼らが使っているモメンタム系の指標が一定の水準を下回ると、自動的に先物の売りが出てきて、先物が下げると、今度は、「株先物売り・指数現物買い」の反対売買が行われ、指数が下落。市場の状況によっては、スパイラルな下げにつながる可能性も出てきます。いまのところ、市場が厚みを増していますので、そんな心配はありませんが、今日のように、昨日売られた債券先物が買い戻されてくると、反対に株の先物が売られ、裁定解消売りから指数が下落。ただでさえ、高所恐怖症になっている投資家は、あわてて利食い売りを出してくる…ということになります。裁定買い残は、4兆円を超えてきていますから、それなりの下落圧力を持っていることになります。こんな動きが背景にありますから、「止まったら、終わり…」という話になってくるんですね。とにかく、先高観を持続して、6月のメジャーSQを乗り切る…これしかないような気がします。ただ、指数採用銘柄はこんなアキレス腱を抱えているわけですから、よほど強い材料を持っているもの以外は、避けたいところですね。

 さて、今日の日本株は、上のパターンをなぞったような展開になりました。昨日は、米国株が続伸し、CME日経平均先物も、100円近く上げて帰ってきていたのですが、欧米景気への懸念から円が小幅上昇。朝方は、CME日経平均先物終値にさや寄せする買いが入り、日経平均は、前日比50円高の1万5146円と続伸して始まりました。ただ、前日1万5000円という大きな節値をとったことで、反落警戒の動きが出ていたところに、昨日売られていた債券先物が反発してスタート。昼にかけ上げ幅を拡大するとともに、「債券先物売り・株先物買い」の商品間裁定の解消がでたことが、現物株の解消売りを誘発。日経平均は、一時、前日比217円安の1万4789円まで下落する場面もありました。しかし、一時過ぎに、債券先物が一転して下落に転じると、今度は、株先物に買いが入り、裁定買いから引けにかけ急速に下落幅を縮めています。結局、日経平均は、前日比58円79銭安の1万5037円24銭、TOPIXは7.62ポイント安の1245.23ポイントと、rともに反落して終わりました。出来高は、前日比6億株減の51億3823万株、売買代金は4000億円減の4兆835億円と高水準の商いを維持しています。騰落状況は、値上がり379、値下がり1290と、幅広く利食い売りが出ていました。

 今日の終値での、日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは82%、25日線かい離は+7.7%と前日からやや低下。騰落レシオは113%に低下。直近ピークの10日(152%)から、順調に低下(物色銘柄の絞り込み)しています。まあ、想定通りの動きですね。円安だけを好感して買われた銘柄は、一斉に値を崩しています。一方、しっかりした材料を持ったものや、市場基盤を米国に持つものは堅調に推移。富士重工業は本日も新値を更新していました。以前から、「LOOK EAST」と主張。欧州や中国よりも、米国市場に基盤を持つものを買うべき…と、レポートでもこのブログでも書いてきました。その考えのもとで、タダノやスバル、やまびこなどを注目してきましたが、いずれも大幅高しています。今日発表された1~3月期のGDPでも輸出の伸びが貢献しましたが、中心は米国向けでした。この傾向はしばらく続くことになりそうですね。また、全体が崩れるなかでも、日立は上昇。ITインフラ関連の会社に変貌しつつあるNECもしっかり。いすゞ自動車、マツダはこの悪地合いのなかでも、プラスで終わっています。

 また、相場の方向感を間違ってはいけませんよ…としてきましたが、今日は、主力輸出株の動きが止まると、早速、不動産やサラ金株が切り返しに入っていました。まだ、弱気のふるい落としが終わっていませんので、動いてもらいたくはありませんが、6月に出てくる、成長戦略が輸出振興でないことだけは確か…。また、外需株が大きい相場になるのは、中國や欧州の景気が上向くことが大前提…。決算発表一巡後は、再度、成長戦略を前提にしたテーマ相場に向かうものと考えています。もちろん、直近レポートでも取り上げていますように、対米依存の強い外需株は引き続き強気していきますが…。継続注目してきたタケエイも今日は反発に転じてきましたが、なと1対3の株式分割を発表してきました。このところ、注目してきましたツクイ、ナックも立て続けに株式分割を発表。その後上げ足を速めただけに、これからの動きが注目されます。業績面では今季減益を予想していますが、インフラ補修の増加などを考えると、期中に増額修正され、期末には、二けた以上の増益に転じているのではないでしょうか。政策テーマに沿う株は、まだまだこれからのほうが相場は大きい…。まあ、とにかく指数は大きく崩れなければそれでいい、として、まず成長性に注目することが大事です。

 今日は、血圧の薬が切れて頭がボーッとした状態で書いています。文脈がおかしいようですが、言いたいことをくみ取っていただけたら…と思います。これから、処方箋をもらいに病院へ行きます。
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製造業の弱い指標や予想を下回る卸売物価の下落から、QE出口策の先延ばしを期待。大型株中心に買われ続伸して終了
 おはようございます。 

 昨日発表されたユーロ圏の第1・四半期GDP成長率は-0.2%となり6四半期連続でマイナス成長になりました。1995年に統計をとりはじめて以来の最長記録になります。フランス、スペイン、イタリアなどが軒並みマイナスに…。また強固な経済を誇るドイツも+0.1%成長にとどまっています。年率では-1.0%で前回の-0.9%から減速幅が拡大してきました。どうやら本格的なリセッション(景気後退)に入ってきたようです。このような状態に陥っても、ドイツなどのリーダー国は、財政緊縮にこだわっており、放置すれば日本型のデフレ経済に突入するリスクも出てきました。先日、ECB(欧州中央銀行)は10か月ぶりに利下げに踏み切りましたが、即効性のない政策金利の下げでは、この景気後退には対処できず、本格的な景気対策が必要になってきそうです。ドラギ総裁は総選挙を控えたドイツメルケル首相に配慮し、過激な対策は押さえているようですが、時間の方は待ってくれません。米国と同様にMBS(資産担保証券)の買い取りによる資金供給を行う案などが浮上していますが、どこで、同総裁がドイツへの遠慮をやめるか…。いざとなれば、多数決のECB理事会で緊縮財政国を押しやる手も…。EUの追加の流動性供給策もカウントダウンに入ってきた感じです。

 また、米国では、昨日発表された卸売物価指数(4月)は0.7%の落ち込みになりました。予想の0.6%の低下を上回り、2010年2月以来の落ち込みになりました。ガソリン価格の6%低下などが、指数の足を引っ張ったようですが、先行きの物価に一段と低下圧力がかかってきそうです。一方、鉱工業生産指数、ニューヨーク連銀製造業景況指数とも前月水準、予想をともに下回り、企業生産の先行きにも懸念が出始めました。特に物価の先行きに下落圧力がかかり始めたことは、物価上昇率2%を目標とするFRBのQE(資産買い取り)策の縮小に少なからぬ影響を与えてきそうです。昨日の米国株は、景気指標の弱さが、QEの延長につながるとして、引け近くに上昇に転じています。先進国の株価は、いずれも中銀の資金供給頼みになってきました。中銀ががんばっている間に景気が改善し、株高を正当化できる企業業績が達成できるのか…。次は、EUの景気対策、実質金利の高さが景気を圧迫している中国が、何時、刺激策に動いてくるのか…。当面は、リスク回避から膨大な資金が逃げ込んでいる債券市場からの資金供給も株価を支えて行くことになります。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5275ドル69セント +60ドル44セント(0.40%)

 NASDAQ総合指数 3471.62ポイント +9.01ポイント(0.26%)

 S&P500 1658.78ポイント +8.44ポイント(0.51%)

 CME日経平均株価(円建て) 1万5185円 +95円

 米国10年物国債金利 1.943% -0.009%

 ニューヨーク原油 94.30ドル +0.90ドル

 GOLD 1396.30 -28.30ドル

 ドルインデックス 83.77 +0.17


 昨日の米国株は、ユーロ圏のリセッション入りが確実になったことを嫌気し、朝方は売りが先行。反落してのスタートになりました。景況感の悪化からユーロが売られドルが上昇したことから、原油、金など資源価格が下落。関連株が売られ、ニューヨークダウは寄り付き後まもなく、この日の安値1万5175ドル(前日比40ドル安)をつける場面もありました。その後発表の住宅建設業者指数が前月水準、予想をともに上回ると、改めて景気の底堅さが確認された、として押し目買いが増加。次第に上げ幅をかくだいし、昼過ぎには最高値を更新する1万5301ドル(同86ドル高)を付ける場面もありました。その後、高値を更新したことによる利食い売りの増加や、弱い製造業指標を嫌気して前日引け値付近まで下落する場面がありましたが、引けにかけ弱い経済指標や物価関連指標が、QEからの撤退時期を先延ばしする…との観測から、引けにかけ値を戻し、結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4088万株増の7億3983万株。騰落状況は、値上がり1710、値下がり1420。VIX指数は、ほぼ横ばいの12.81。

 ダウ30種は値上がり23、値下がり7。複数のヘッジファンドが持ち株を売却したことが嫌気されアップルが下落した影響でヒューレッドパッカードが2.5%超え下落したのが目立ちました。業種別では、空運、ネット関連、タイヤ、自動車、輸送サービス、銀行などが上昇。一方、金鉱山、コンピュータハード、鉱山、貴金属、バイオテクノロジー関連などが下落しました。
 NYダウは続伸。債券からの乗り換えから流動性のある大型株に資金が向かい、NYダウの上昇率がNASDAQ指数の上げを上回るようになってきました。ただ、25日線かい離率が、過去相場が横ばいに入った2.9%に近づいているほか、RSIなどテクニカル指標にも注意信号がともっています。今の市場は、モメンタムだけを頼りに買いに入っている投資家も多く、モメンタムが低下すれば、一時的に小反落する恐れも出てきます。そろそろ横ばいにはいることも想定しておいてよさそうです。

 米株は続伸。CME日経平均先物は、大証先物終値を95円上回る1万5185円で帰ってきました。レンジは1万5005円~1万5230円。円は、米景気指標の悪化やユーロ圏経済のリセッション入りの可能性を受け、対ドルは102円20銭台に小幅上昇。対ユーロは131円70銭台に上昇して帰ってきました。本日の日本株は、米株高を受け続伸することが予想されます。CME日経平均先物終値にさや寄せし、高寄りしそうですが、円相場がやや上昇しており、やや方向感を見失った展開になるか…。このところ海外から入っている投資家は、日本株の上げモメンタムに賭けて、先物買いしている投資家が多く、動きが止まれば売り物を出してくることも考慮しておく必要がありそうです。6月に発表される成長戦略に乗る準備を始めては…。米国で自動車株が買われた流れを受け、マツダ、そろそろ見直しが始まりそうなNEC…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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