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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2013/05 | 06
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安倍政権の成長戦略関連が買われたことや債券の安定から含み資産株が復活したことを受け反発して終了
 決算発表が終わり、いよいよ、安倍政権の三本の矢の最後である成長戦略を織り込む相場に入っていきます。16日までに発表されたところ(全体の95%近くをカバー)におよると、今期は、売上高が7%増、経常利益23.6%増、最終利益55.2%増と増収増益を予定しているようです。前期は売上増加幅が、3%の増加で下から、今期は倍以上の伸び率を見込んでいることになります。ただ、売り上げの増加幅に加えて、経常利益の伸び率が少ないような気がします。バブル後の安値からの立ち直り時期は、減収でも二けた増益することがありましたが、今回は、以前ほどのコスト削減努力をしていなかったのでしょうか。真剣に損益分岐点の引き下げの努力していれば、1%の売り上げ増で、経常利益が二けた以上は伸びてくるものですが、もう、から雑巾から水が絞れない状態になっていたのか、それとも、震災の復興需要のおかげで、損益分岐点の引き下げ努力を怠っていたのでしょうか…。やや、不満の残る決算内容でした。今期については、輸出企業の採算レートは、まだ90円付近に設定してあり、会社側予想にはまだ伸びしろがあると考えておいていいでしょう。その分、PERは上昇してくることになりそうです。

 とりあえず、決算発表は一巡しましたが、先行きが強気できる経営環境になったことから、この際、懸案になっていた損失を出しておこうということで、当初予想が大きく狂う企業も多くあり、その面からいえばアナリスト泣かせの決算だったといえなくもありません。ただ、受注環境は良いのに、あえて、マイナス面だけを出してきた企業もありますので、こういうのは、決算で売られた今がいい買い場になるはずです。

 さて、本日の日本株ですが、米株安やCME日経平均先物安を受け、先日まで上げた輸出株中心に売られ、反落スタートになりました。週末にともなう手じまい売りも絡み、日経平均は寄り後まもなく、この日の安値1万4902円(前日比135円安)をつけています。ただ、債券市場が日銀のテコ入れもあり落ち着いた動きになると、先物筋に買いを入れるものが増えたほか、金利上昇を嫌気して売られていた不動産や含み資産株、建設株などが上昇。朝方書いたように、安倍政権の成長戦略を報じた大手紙の記事をうけ、リース会社や農業関連が急伸。後場に入って、円がじり安すると、輸出株にも買いが入り、引けにかけ上げ幅を拡大。引け近くに、日経平均は前日更新した戻り高値(1万5155円)をわずかに上回る1万5157円を付けています。結局、日経平均は100円88銭高の1万5138円12銭、TOPIXは8.01ポイント高の1253.24ポイントと、ともに反発して終わりました。週末要因や今晩米国でバーナンキFRB議長の講演を控えていることから、手控え気分が強く、出来高は、前日比7億株減少し、44億519万株、売買代金も6000億円近く減少した3兆4018億円になりました。騰落状況は、値上がり1286、値下がり380。

 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)、RSIは80%、25日線かい離は+7.8%と、サイコロを除き警戒ゾーン。物色の強さを見る、騰落レシオは120%と前日から上昇しています。先物の影響が強まっているのか、今週に入って、上昇する日と下落する日が交互に繰り返すようになってきました。今晩の米国の動きにもよりますが、週明けは先物の売りから入りやすくなる順番ということでしょうか。まあ、そんな単純ものではないと思いますが…。日経平均は、テクニカルな分析ででてくる目標値を次から次に突破してきます。典型的な金融相場の特徴を呈してきました。投信や年金などに個人資金がどんどん入ってきて、仕方なしに買わなければならず、さらに上昇する…というパターンになっています。今週のレポートでは、3万8915円をつけた1989年以来の足を使い、中期目標を設定しましたが、その際に計算していた、2003年底をから2007年高値までの倍返しポイントも近づいてきています。とにかく、一日でも早く、下降トレンドから抜け出し、日本経済の成長トレンドを取り戻してほしいものですね。

 今週は、日立やいすゞ自動車、大成建設などが、高値を更新してきました。大気社も、引け新値で終わってきました。とりあえず、無難に終わった…と言うところです。ただ、今日は、不動産株や含み資産株が切り返しに入ってきました。債券市場の安定に助けられた所はありますが、もう終わった…などといわれた不動産リートに海外投資家の資金が入ったり、アジア系の資金が日本の不動産取得に動いている…とも言われています。切り返すには、まだ調整の日柄が足りないような気がしますが、25日線を下回るなどテクニカル的に悪化した状況から一気に抜け出せるかどうか…。来週の動きが注目されます。
 どちらにしても、来週からは決算を気にせず、また循環かさ上げ相場に復帰することができますね。
詳しくは、日曜日発信のレポートで解説します。
 昨日は、病院に行きそこない、今日も行けずじまいでした。血圧が上がりすぎて、頭がボーッとしています。明日こそは、行かなくては…。

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QE政策への見方が対立し神経質な動きが続いたあと、連銀関係者のタカ派発言(QE縮小・停止)を嫌気し、引け間際に売られ、反落して終了
 おはようございます。

 米国では、FRBの異例の金融緩和の行方をめぐって神経質な動きが続いています。このところ、各地区連銀総裁の講演や発言が多くなっていますが、先ごろからは、タカ派のフィラデルフィア連銀総裁の、「次回会合(6月18日・19日)で、QE(資産買い取り)政策を縮小。年内に停止すべき…」との発言が話題になりました。同総裁は昨日も、同様の発言を繰り返しています。また、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁も「夏にかけ減少させ、年内に停止すべき…」と昨日発言。ダラス連銀のフィッシャー総裁も「住宅市場は回復しており、MBS=不動産担保ローン証券=の購入を減らすべき…」と発言。FRB内で、QE縮小論が急速に高まっている印象がもたれます。ただ、いずれも、以前からQE政策に反対している人や、FOMC(米連邦公開市場委員会)で投票権が無く、自由にものが言える立場にありますので、市場は、発言に過剰に反応していない感じがあります。

 一方、昨日は、FRBのラスキン理事が「現在の緩和策は適切…」と発言。市場の懸念を抑えるような動きをしていました。また、ハト派のボストン連銀のローゼングレン総裁も「緩和策は適切…」と反対の発言をしています。また、最近の物価がFRBが目標とする2%を下回っていることから、投票権をもつシカゴ連銀のエバンス総裁は「デフレを懸念。QE縮小は時期尚早」と発言。同じく投票権を持つセントルイス連銀のブラード総裁は「デフレ懸念があり、QE策を強化する必要がある…」と発言しています。大まかにみると、QE政策の物価への影響で意見が分かれているようです。一方はインフレを懸念し、一方は、デフレを懸念する…と正反対の見方になっています。一連の後援会の締めくくりで18日にバーナンキFRB議長が講演を行いますが、これまで避けてきた金融政策への言及をするのかどうか…、22日の上下両院の合同委員会での経済に関する議会証言まで引っ張るのか…。

 昨日発表された4月の消費者物価指数は市場予想を上回る0.4%の下落。新規失業保険申請件数は、前週から3万2000件も増加。住宅着工件数は-16.5%と二けたの減少。フィラデルフィア連銀製造業景況指数は、前月の+1.3から、-5.2に急落。この数字を受け、果たしてQE政策を縮小できるものかどうか…。バーナンキ議長講演への関心は否が応でも高まります。

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5233ドル22セント -42ドル47セント(0.28%)

 NASDAQ総合指数 3465.24ポイント -6.37ポイント(0.18%)

 S&P500 1650.47ポイント -8.31ポイント(0.50%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4955円 -115円

 米国10年物国債金利 1.865% -0.078%

 ニューヨーク原油 95.16ドル +0.86ドル

 GOLD 1386.90ドル -8.30ドル

 ドルインデックス 83.78 -0.24


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回る大幅な増加になったことを嫌気し、売りが先行。反落してスタートしました。ただ、前日引け後に発表されたシスコシステムズの決算が予想を上回ったほか、IT投資が増加傾向にあるとしたことから、IT関連が買われニューヨークダウは上昇に転換。寄り後まもなく、この日の高値1万5302ドル(前日比27ドル高)し、小幅ながら史上最高値を更新していました。しかし、予想を下回る景気指標が立て続けにでたことから、再び、マイナス圏に下落。CPIがマイナスになったことや、冴えない景気指標はQE継続の理由になるとの観測から再び買いが増加し、プラス圏に浮上するなど、神経質な動きを繰り返したあと、引け近くにサンフランシスコ連銀総裁のQE縮小・停止発言が伝わり、下落幅を拡大。結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5724万株減の6億8259万株。騰落状況は、値上がり1231、値下がり1859。市場への懸念がやや強まったことでVIX指数は、小幅に上昇13.07と大台を変えてきました。

 ダウ30種は、値上がり7、値下がり22、変わらず1(アルコア)。予想を上回る好決算のシスコシステムズが12.6%上昇。ダウ指数の下支えに貢献しました。また、IT投資増への期待感から、関連のヒューレッドパッカード、IBM、マイクロソフトが上げています。一方、引け後にさえない決算を発表したウォルマートが1.7%下落。住宅着工件数の減少をうけホームデポが1.4%下落していたのが目立ちました。
 NYダウは反落。QE政策への見方により売買が交錯。NYダウの終日値幅は87ドルと小幅にとどまっています。昨日も、RSIや25日線かい離の拡大などから、短期的に横ばいの動きになりそう…としましたが、ほぼ想定通りの動きになっています。また、明日、オプションなどのSQを控えていることも、市場をナーバスにさせているようです。上昇トレンドに変化はないものの、明日の以降のバーナンキ議長の発言がポイントになりそうです。

 米国株は、連銀関係者のタカ派発言を受け反落。CME日経平均先物は、大証終値を115円下回る1万4955円と、大台を割り込んで帰ってきました。レンジは、1万4890円~1万5200円。円は、冴えない米景気指標を受けた金利の低下があったものの、QE縮小発言があったことが影響を相殺し、対ドルは102円20銭台と横ばい。対ユーロも131円70銭台と横ばいで帰ってきました。本日の日本株は、週末要因もからみ軟調に推移しそうです。朝方は、CME日経平均先物の終値にさや寄せし、軟調な始まりになりそうです。その後は為替の方向感がつかめないことや、債券市場の動き次第で先物筋の仕掛け的な商いから波乱することもありそうです。CMEレンジ下限が1万4890円をつけており、売り目標にされる懸念があります大手紙が成長戦略の一環として農業や企業向けの強化戦略を発表する…と伝えており、関連株がにぎわう可能性もあります。指数と個別株の動きが相反する動きもありそう。データセンター運営のネックになってきた電力消費の軽減策を開発したNEC…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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