FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2013/05 | 06
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



予想を下回る景気指標が続き、QE縮小懸念が後退したことを好感し、小幅反発して終了
 おはようございます。 

 相変わらず世界の金融市場では、金利に敏感な動きが続いています。昨日の米国10年債金利の動きを見ると、朝方から発表された第1四半期のGDP改定値が速報段階から0.1ポイント下方修正されたことや、新規失業保険申請件数が予想を上回る増加になったことから、金利はやや低下してスタート。ただ、FRBの政策変更への懸念は強く、昼にかけ上昇に転じています。ただ、中古住宅販売の先行指数になる保留指数が、前月水準、予想を下回ると、変更懸念が遠のき、金利は2.13%台から、一気に2.09%台に低下するという荒い動きになっています。ただ、引けにかけては、再度、売りなおされ、前日水準と変わらずの2.124%で終わりました。米国市場では、FRBのQE政策縮小懸念と継続期待が交錯。FRBの政策が読み切れないことから、市場の混乱が続いています。

 6月19日・20日にFOMC(公開市場委員会)が開催されますが、一部、タカ派のメンバーから、6月開催会合で政策の手直しをすべき…との発言があったことから、市場は、次回会合に向けますます神経質になっていきそうです。ニューヨークダウはダブルトップ型を形成中、NASDAQは三角持ち合いを形成、S&P500はダイヤモンド型の持合いを形成するなど、米国株は、近々、均衡を離れそうな動きを示しています。どちらに離れるかはわかりませんが、方向によっては、FOMC前にバーナンキ議長が金融政策について言及する場面もありそうです。ただ、当面の金利の動きについては、昨日夕刊の十字路で中前国際経済研究所の中前忠代表が書いておられることに同感…。市場は先走り過ぎている感じがします。

 30日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5324ドル53セント +21ドル73セント(0.14%)

 NASDAQ総合指数 3491.30ポイント +23.78ポイント(0.69%)

 S&P500 1654.41ポイント +6.05ポイント(0.37%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万3810円 +200円

 米国10年物国債金利 2.124% 変わらず

 ニューヨーク原油 93.61ドル +0.48ドル

 GOLD 1412.00ドル +20.20ドル

 ドルインデックス 83.02 -0.60 


 この日発表されたGDP成長率の下方修正をはじめとした景気指標が、いずれも予想を下回ったことから、FRBの政策変更懸念が後退。朝方は、新規失業保険申請件数の増加を嫌気して、続落スタートになりました。しかし、続いて発表された景気指標がいずれも予想を下回ったほか、GDP統計に歳出強制カットの影響が出はじめたことから、現状でのQE政策の縮小は無理との観測が強まり、買いが増加。寄り後、間もなく上げに転じ、プラス圏に浮上しています。一部半導体関連企業が好決算を受け買われたことから、半導体関連株が上昇、ドル安を受けボーイングなど輸出関連も買われ指数の押し上げに寄与しました。買い一巡後は、強弱感が対立し、1万5300ドルを挟みもみ合う展開になりましたが、引け近くには、銀行株の上昇などを受け、NYダウはこの日の高値1万5398ドル(前日比96ドル高)を付けていました。引けにかけては、下落していた長期金利が再び前日水準まで戻したことなどを嫌気し、やや上げ幅を縮めていました。結局、主力3指数とも小幅に反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1213万株減の7億867万株。騰落状況は、値上がり1817、値下がり1225。VIX指数は、2%下げ14.53に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり17、値下がり13。金利上昇を好感し、バンクオブアメリカが2.6%、JPモルガンが1.7%それぞれ上昇。ユナイテッドヘルス(2.0%)、ボーイング(1.4%)、トラベラーズ(1.0%)、シスコシステムズ(1.0%)が1%超え上昇し、指数の押し上げに寄与しました。一方、食品のコカコーラ、マクドナルド、通信のATT、ベライゾンなどディフェンシブ系銘柄の下落が目立ちました。
 NYダウは小幅反発。前段で書きましたように、主要3指数が持合いパターンに入ってきました。NYダウは、ダブルトップが懸念されていますが、まだ直近安値を切っておらず、当面は、25日線が接近するまで高値圏でのレンジ形成の動きになりそうです。市場は、FRBから何らかのサインが出ることを待っているような印象を受けます。

 米国株は反発。円は、予想を下回る米景気指標を受け、対ドルは100円70銭台と円高方向。対ドルでユーロが買われた流れから、対ユーロは131円40銭台に軟化して帰ってきました。CME日経平均先物は、円高を嫌気して下振れる場面があったものの、ロイターが、日本の公的年金資金の運用を行うGRIFが、運用資産の見直しを検討している…と伝え、株式比率(現行11%)が上昇するとの思惑から買われ、大証先物終値を200円上回る1万3810円で帰ってきました。レンジは1万3540円~1万4090円。
 本日の日本株は、欧米株の反発を受け、堅調に始まりそうです。CME日経平均先物終値にさや寄せし、高よりしそうですが、GRIFの運用資産見直しは国債にとってはマイナス要因。投機筋は、これを材料に国債売りを強める可能性もあり、引き続き債券にらみの展開になりそうです。月末でもあり、引けに賭けては、ドレッシングの買いや、先物の手じまいの買戻しなどから堅調な終わりになりそうですが、それもこれも、先物筋の動向次第…。あまり予断を持ってポジションを作りにいかないほうがよさそうです。まあ、すべては6月相場に入ってから…でいいのではないでしょうか。でも、3Dプリンター、日本版GPS、従来の2倍の油分を持つミドリムシの育成法の確立、政治主導による鉄道、原発輸出…など、いろんな動きが出ていますが、先物筋の短期的な動きに振り回されて、完全に織り込むにはいっていないようです。6月になれば、参院選が意識されてきますから、刺激テーマには事欠かなくなるのではないでしょうか。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト





プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ