大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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FRB関係者のタカ派発言に加え、中間期末、月末、週末、と需給要因がかさなりNYダウは4日ぶりに反落して終了
 おはようございます。 昨日は小用で市内まで出かけましたが、帰りが遅くなり書き込みができませんでした。食事だけのはずなのに、なんでぞろぞろ人が集まってきて、講演会みたいになるの…?

 さて、日本株のことは明日発信のレポートで解説しますが、米国の方は相変わらずFRB関係者の硬軟どちらともとれる発言が続いています。まあ、冷静に考えても経済実態からみて低すぎた金利が是正されることは当たり前ですし、もし、景気が悪くなるようだったら、緩和しなければならないことも当然のこと…。ぬるま湯につかり切っていた市場関係者に、現在の経済実態に見合った金融環境とはどういうものか…を意識させることがバーナンキ議長の狙いだったのかもしれませんね。債券市場では、10年国債が2.667%まで上昇しましたが、これを機会に、現在の実態に見合った金利水準は2.2%台(PIMCO)など、行き過ぎを指摘する動きも始まり、現在は2.4%台に低下。次第に、適正な金利水準を探る動きになってきました。金利の適正水準が決まれば、配当利回りから見た株価の妥当な水準も決まってきます。まあ、FRBにとっては、新興国市場を含めた海外まで影響が及ぶとは考えていなかったようですが…。

 ただ、為替市場では引き続き米国のQE縮小を織り込む動きが続いています。6月FOMCごろ80台だったドルインデックスは昨日83.18まで上昇。FOMC後の高値を更新してきました。レポートでも、ドルインデックスが「逆ペナント型」のパターンから、さらにドル高方向に向かおうとしている…とし、円安が再開しそう…と書きましたが、想定以上のスピードになっています。株式、債券市場は沈静化しているものの、米国にドルが還流する流れは続いています。ドルリンクの新興国や、資金調達をドル資金に依存する欧州の銀行にとっては今後も厳しい状況が続くことになりそうです。

 米国では、リッチモンド連銀のラッカー総裁が「経済情勢次第だが、9月のFOMCで資産買い入れ策(QE)を縮小する可能性がある…」と発言。また、FRBのスタイン理事が「縮小を検討する際、9月の直近の雇用関連統計よりも、QE3以降の流れを踏まえ改善していることが確認されれば縮小を判断すべき…」とし「7%付近で購入策を終了することもありうる」とタカ派発言が続きました。これを受け、危機が噂された中国が中間期末を乗り切ったことへの安心感から買われていた欧州株は、腰を折られ反落して終わっています。米国内は、落ち着きを取り戻しつつありますが、ドルの米国還流によるドル調達懸念が続く新興国や欧州の悩みは始まったばかり…といえそうです。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4909ドル60セント -114ドル89セント(0.76%)

 NASDAQ総合指数 3403.25ポイント +1.38ポイント(0.04%)

 S&P500 1606.28ポイント -6.92ポイント(0.43%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万3700円 +60円

 米国10年物国債金利 2.478% -0.005%

 ニューヨーク原油 96.56ドル -0.49ドル

 GOLD 1223.7ドル +12.1ドル

 ドルインデックス 83.18 +0.23


 昨日の米国株は、3日続伸したことに加え、月末、中間期末、週末が重なったことによる需給要因も加わり、売りが先行。反落してスタートしました。FRBのQE縮小懸念が強く、寄り後も売り物が増加。ニューヨークダウは、まもなくこの日の安値1万4884ドル(前日比140ドル安)をつけています。ただ、その後発表されたミシガン大消費者信頼感指数(6月)確定値が、速報や予想を上回ったことが好感され、下落幅を縮める場面がありましたが、前日水準まで戻したところで、FRB関係者のタカ派発言が伝わり、再び押し戻される展開になっています。その後、引けにかけ何度か1万5000ドル大台にトライする場面があったものの、中間期末にともなう益出しの売りなどに押され、結局、ニューヨークダウとS&P500は4日ぶりに反落。NASDAQ綜合指数は4日続伸して終わりました。ニューヨーク市場は、期末要因も加わり、前日比10億1662万株増の17億5371万株。騰落状況は、値上がり1552、値下がり1496。VIX指数は、前日比変わらずの16.86でした。

 ダウ30種は、値上がり4、値下がり26。住宅リフォーム関連のホームデポが1.6%弱あげたほか、インテル、エクソン、ヒューレッドパッカードが上げましたが、いずれも指数の上げ率を下回るものでした。一方、IBM、デュポンが各2%超え下落。メルク、ベライゾン、バンクオブアメリカなどが1%超えの下落になりました。業種別は、金の反発を受け、金山、貴金属、鉱山などが上昇。履物、タイヤ、半導体関連などが堅調。一方、人材派遣、住宅建設、コンピュータ周辺サービス、医薬品、証券などが下落しました。 
 NYダウは4日ぶりに反落。昨日の書き込みで、下落中の25日線や横ばいの50日線が頭押さえになっていること、長大陰線の上限付近にくるなどテクニカルな抵抗帯にきていることで、弱含みの動きになるかもしれない…としましたが、想定通りの動きになりました。依然、5月22日をピークとする下降トレンド内にありますが、週単位でみると、上昇中の26週線と、13週線の間に挟み込まれたパターンになっており、当面、こう着した動きを余儀なくされそうです。75日線の上昇力にのれるかどうかがカギに…。

 米国株は反落。円は、ユーロに対するドル高や日本株上昇による円売りの動きから、対ドルは99円10銭台、対ユーロは129円付近にそれぞれ下落しています。CME日経平均先物は、米株の反落はあったものの、円の下落を好感。大証先物終値を60円上回る1万3700円で帰ってきました。レンジは1万3335円~1万3780円。依然、変動幅が450円近くあり、荒れた展開。出来高は、4万9000枚と薄商いが続いています。
 週明けの日本株は、CME高や円安に支えられ、堅調に始まりそうです。ただ、上げの要因が、四半期末、中間期末(海外)のドレッシングに伴うものなら、昨年7月初旬と同じようなパターンになることも予想されます。詳しくは、注目株を含め、明日のレポートで解説します。
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FRB関係者の市場鎮静化発言や景気の底堅さを示す経済指標を好感し、3日続伸して終了
 おはようございます。 

 米国では、FRB関係者による必死の市場鎮静化作業が続いています。バーナンキ議長が会見で、条件付きながら、「年内に緩和縮小に着手、来年半ばにQEを停止したい…」と具体的なタイムスケジュールに言及したことに反応。前提条件とした「景気や雇用、物価の状況が、FRBの想定するように推移した場合…」という前提条件はすっかり忘れ去られた格好。市場は先走り、金利先物市場では14年末にもFFレートの引き上げが始まる…と織り込み始めました。その後、債券市場では金利が急上昇。住宅ローン金利も上昇し、順調に回復してきた住宅産業に水を差しそうな懸念が出てきました。これまで、タカ派発言をしてきた連銀総裁たちの発言が一気にトーンダウンしたことをみても、FRBが過剰な市場の反応に警戒感を強めたことは明らかです。

 昨日もニューヨーク連銀のダドリー総裁が「市場の早期利上げ観測は、FOMC声明やメンバーの見通しからかい離している…」と発言。市場の過剰反応をけん制しています。また、FRBのパウエル理事も「市場の利上げ時期にかんする予想は前倒しされ過ぎている…」とし、「(バーナンキ会見にあった)日程よりも、各種のデータのほうが重要」と発言。政策変更の前提としている、雇用や物価などの景気指標を重視するよう促しています。債券投資のリーダー的な存在のPIMCO社も、「景気の現状からみた10年債の適正金利水準は2.2%台…。現在の水準は売られ過ぎ」と、市場が過剰に反応しているとしています。

 まあ、リーマンショック以来続いてきた、完全看護状態から、そろそろ、ベッドの上に起き上がってみませんか…といわれたことに、患者が動揺している…という状態ですか。よく症状を見てみると、確かに病気になった時よりはよくなっているし、主治医の先生も「起きてみて、悪くなるようだったら、また、輸血してあげるから…」といってくれてる…。起き上がって様子を見てみようかと、ちょっと前向きの気分になり始めた、というところでしょうか。まあ、バーナンキ議長も、誰かから「後始末してからやめろ」なんていわれたのかどうかわかりませんが、今回に関しては、いつもの市場に配慮した繊細な表現にくらべ、言葉足らずだった感じもありますね。そういえば、FRBウオッチャーのヒルゼンラス記者が「ホワイトハウスが議長の後任探しを始めた…」と記事を書いたようですが、昨日も書いたように、来月中には人選しなければ来年1月の任期切れに間に合わなくなる、という話もあります。市場は、イェレン副総裁の内部昇格を想定しているようですが、オバマ大統領が仲良しクラブの人事をおこない、ガイトナーやサマーズなど外部からの任用をした場合、また市場の懸念を招くのではないかと心配になってきます。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5024ドル49セント +114ドル35セント(0.77%)

 NASDAQ総合指数 3401.86ポイント +25.64ポイント(0.76%)
 
 S&P500  1613.20ポイント +9.94ポイント(0.62%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万3395円 +125円

 米国10年物国債金利 2.483% -0.056%

 ニューヨーク原油 97.05ドル +1.55ドル

 GOLD 1211.60ドル -18.2ドル

 ドルインデックス 82.97 +0.02
 

 昨日の米国株は、アジア、欧州市場が続伸したことを好感。このところの連銀関係者のQE縮小に関するハト派的な発言も支えとなり買いが先行。朝方発表された新規失業保険申請件数が前週から減少したことも好感され、続伸してのスタートになりました。その後、発表された個人消費支出や中古住宅販売保留指数がいずれ模型機の底堅さを示したことから一段と買い進まれ、寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万5075ドル(前日比165ドル高)を付けました。ただ、3日続伸したことから、戻り売りも多く、引けにかけては、1万5000ドル大台を挟んだ小動きの展開になりました。業種に関係なく幅広く買われ、騰落状況は値上がり2633、値下がり485と、ほぼ全面高商状。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3614万株減の7億3708万株と商い面は盛り上がりを欠いたものになっていました。VIX指数は25下げ16.86に低下。市場の懸念は和らいできたようです。

 ダウ30種は、値上がり28、値下がり2(J&J,コカコーラ)。ヒューレッドパッカードが3.1%、ボーイングが2.4%、ユナイテッドヘルスグループが2%それぞれ上昇。指数の上げを支えました。このほか、大手銀行のバンクオブアメリカやJPモルガンも各1%超え上昇。業種別は、家電、住宅建設、家具、貴金属バイオテクノロジーなどが上昇。紙パ、特殊化学品などが下落。
 NYダウは3日続伸。日本流罫線の「赤三兵」の買い線を付けました。ただ、依然5月22日をピークにする下降トレンド内にあるほか、目先的には、50日線、25日線が頭押さえになってきました。特に、今月20日に付けた日足長大陰線の寄り付き(1万5105ドル)付近に接近して、上げの勢いをなくしていることも気になります。日本と同様に、中間期末を意識した動きも絡んでおり、一気に下落トレンドを抜け、上げに転換できるか…。相場の真の強さが試される局面になります。

 米国株は続伸。円は、米長期金利が低下したものの、株高や強い景気指標を受け対ドルは98円40銭台、対ユーロも128円30銭台に、それぞれ軟化して帰ってきました。CME日経平均先物は大証先物終値を125円上回る1万3395円で帰ってきました。レンジは1万2865円~1万3445円。この日もレンジは580円台に拡大しています。先週20日に比べると出来高は半減。4万枚に減少しており薄商いから値幅が変動しやすくなっています。本日の日本株は、海外株高や円安を受けて堅調に推移しそうです。朝方は、CME日経平均先物終値にさや寄せする先物買いから高よりスタートしそうですが、CMEレンジ上限まで値幅が少ないことから、上値の重い展開になるかもしれません。週末控えであることやドレッシング的な動きも予想され、高値追いは避けたいところ。中国株の動きに注目。引き続き、割安株の逆張り買い方針で…。
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海外株高を好感した先物買いにリードされ4日ぶりに反発して終了…中間決算の評価上げを狙った動きも
 昨晩のCME日経平均先物の終日レンジは、1万2760円~1万3240円でした。なぜこんなにアップダウンがあるのかわかりませんが、このところ、海外に入ると荒れ模様になり、翌日の日本で、それをなぞる動きになっています。景気の状況に大きな変化はありませんし、ドル、円を見ても最近は97円台でこう着していますから、誰かが意図的にボラティリティを拡大するような動きをしているとしか思えません。今日の、大証先物のレンジは、1万2890円~1万3270円でしたが、CMEのレンジ下限には届かなかったものの、引けにかけ買いあがり、1万3270円高値引けし、しっかりとCMEの上限を押さえています。今日の朝の書き込みでも、CMEの終日値幅が480円もあるから、波乱するかもしれない…としましたが、今日は、上の方に振れることになりました。材料もなしに揺れ動いているわけですから、誰かが意図的にやっているとしか思えませんね。

 まあ、先物のことを批判しても、現実にあるものですから、何ともなりません。とにかく全体の足さえ引っ張らなければいいと思ってやるしかありません。ただ、なにもわからないマスコミが、日経平均が上がった、下がったといって大騒ぎしますから、個人投資家の気持ちが、振り回されて、投げなくてもいい株まで、恐怖心にかられて売ってしまうようなことが続きます。まあ愚痴ってもしかたがありませんが参院選の勢力図は投票日まで待たなくても出てくるでしょうから、来週からはスタートのタイミングを計ることに重点を置かなくてはなりませんね。

 さて、今日の日本株は、欧米株高を受け、買いが先行。CME日経平均先物が1万3010円で終わっていましたので、それにさや寄せする先物買いが入ったものの、円が小幅に上昇したことから売りも入り、日経平均はCME終値を下回る1万2986円(前日比152円高)でスタートしました。その後、CMEレンジ下限を意識した売りから、上げ幅を縮める場面がありましたが、売り一巡義は散発的に先物を買う動きから裁定買いが入ったほか、不動産や建設など内需系主力株が買われたことから前引けにかけ上げ幅を拡大していました。後場に入ってもアジア株が堅調に推移したことや、GLOBEX市場の米国株も堅調に推移したことから、先物を散発的に買う動きが続き、裁定買いから指数も上げ幅を拡大。この動きをみて、出遅れ感のある銘柄を幅広く買う動きが強まり、引けにかけ一段高。結局、日経平均は379円54銭高の1万3213円55銭、TOPIXは29.65ポイント高の1098.83ポイントと、ともに4日ぶりに反発して終わりました。出来高は26億9371万株(前日比約2億株増)、売買代金は2兆1105億円大台を回復してました。騰落状況は、値上がり1495、値下がり165と、ほぼ全面高…。

 本日の引け値での日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは53%に急伸。25日線は-0.9%と、いよいよ急所に接近してきました。騰落レシオは79%に上昇。物色範囲が拡大する兆候が出てきました。まあ、先物が演出した相場に投資家が乗っかった…という格好でしょうか。月末接近で、売り買いが手控えられるなか、無理して先物を買い上げて指数の引き上げにかかったということです。今日のTOPIXと日経平均の上昇率は2.76%と2.96%と、ほぼ拮抗した状態。いつもの先物遊びなら、日経平均の上昇率が上回るのですが、ほぼ同じということは、ヘッジファンドや海外投信などが中間期末の評価上げを狙った買いを入れた…ということでしょうか。なんとか1万3000円台を確保したいようです。明日は、国内金融機関などのドレッシングが入る可能性もありそうです。

 まあ、何かファンダメンタルが変わった…というわけではなく、関係者の皆様方のご都合により先物をつかった…とくに、TOPIX型先物にまとめて買いが入ったようで、大手不動産株が急伸したのも、裁定買いによるものが大きいようです。まあ、急伸したといっても、やっと3日前の水準に戻っただけ。依然、レンジ内の動きに変わりはありません。まあ、今日の動きは割り引いて考えておいたほうがよさそうですが、7月に入ると、いったん新興国などに浮気していた資金が、また国内に還流してくる可能性があります。海外の足の長い資金は、安定政権を望んでいますから、ねじれが解消されれば、馬鹿みたいにどたばたする資金ではなく、どっしりと腰を落とした資金がはぃって来るはずです。まあ、今は満ちつつある日柄を待つ場面…ですが、レポートでも解説していますように、日経平均はソーサー型、TOPIXは三角持ち合いを形成しつつあり、日柄が満ちるのは想定よりも早くなる可能性があります。いまは、何にターゲットを絞るかを見定めるところ。昨日、病院に行きそびれましたので、これから急いで行ってきます。
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中国市場の落ち着きに加え、欧米の緩和継続期待から続伸して終了…ディフェンシブ系の強さが目立つ
 おはようございます。久しぶりに朝日が差し込み、気分のいい朝になりました。気象予報では、絶好の洗濯日和とのこと…。今日はたまった洗濯物と格闘です。

 さて、米国では、薬が効きすぎた…として、連銀関係者の火消し発言が相次いでいます。言いたい放題言っていたタカ派の発言はすっかり影をひそめてしまいました。長期金利は跳ね上がるは、ドルが上昇し、輸出に陰りが出るは、新興国から資金が引き揚げられ経済運営に支障が出るは…で、おそらく、世界各国から「何やってくれるんだ…」とクレームが持ち込まれているんでしょう。だいたい、日本のバブル発生と崩壊の研究を積んできたバーナンキ議長が、日銀が罠にはまった「偽りの夜明け」のリスクを意識しないわけはありません。これから歳出強制カットや給与税引き上げの影響が出てくるときに、なぜ、緩和縮小を持ち出してきたのか、疑問に思いますが、どうやら、来年1月で人気が終わるバーナンキ議長に対し、「後始末をつけてからやめたらどうだ…」と誰かが迫ったのかもしれませんね。以前から、同議長に対する冷たい発言が目立つ方がいましたが、そろそろ次期議長を選ぶ時期に来ており、大掃除しておいてくれ、ということでしょう。市場の予想は、イェレン副議長が有力のようですが、オバマ大統領は、仲良しクラブのガイトナー前財務長官やサマーズ元財務長官を据える意向がある…としています。来月になると、バーナンキ議長が去就を表明。大統領が次期議長候補を選任し、議会の承認を得ることになるようですが、今が「偽りの夜明け」なのか、すでに夜が明けているのか…次期総裁の判断は、世界の金融に影響を及ぼしそうです。

 まあ、銀行間貸出金利の急上昇の影響は読み切れなかった…と、中国人民銀行の反省の弁があったことや、ECBドラギ総裁が「出口は遠い。行動をとる用意がある…」と追加緩和を臭わせる発言があったことに、とりあえず市場には安心感が戻ったようです。また、米国の第一四半期のGDP確定値が改定段階の2.4%から、1.8%成長に下方修正されたことを好感。長期金利が低下しています。サービス業に対する個人消費や設備投資、輸出などこれまで成長を支えてきたけん引役が下方修正になったことから、市場はQE縮小時期は、遠のくのでは…とし、株価は上昇しています。ただ、この日、金価格は1オンス45ドル下落していますが、QE縮小懸念が依然強いことへの警戒感としており、市場によって温度差があることを示しています。まだまだ、方向感のつかめない動きが続きそうです。

 それにしても、今日の日経をよむと、習政権は、本気で汚職の摘発をやるようですが、中国の歴史を振り返ってみると、清浄化に取り組んだ政治家は、利権を話したくない連中に引きづりおろされて失脚。ますます、不正が横行するようになって不満を持つ民衆が反乱を起こし、新しい政権が誕生する…ということを繰り返していますが、習さん、大丈夫なんでしょうか?

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4910ドル14セント +149ドル83セント(1.02%)

 NASDAQ総合指数 3376.22ポイント +28.34ポイント(0.86%)

 S&P500 1603.22ポイント +15.23ポイント(0.96%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万3010円 +230円

 米国10年物国債金利 2.539% -0.05%

 ニューヨーク原油 95.50ドル +0.18ドル

 GOLD 1229.80ドル -45.3ドル

 ドルインデックス 82.92 +0.24 


 昨日の米国株は、ドラギECB総裁の緩和継続や追加緩和を示唆する発言を好感し、欧州株が全面高になった流れを受け、買いが先行。続伸してスタートしました。朝方発表された米国第一四半期GDP確定値が改定段階から下方修正されたことから、QE縮小時期は先延ばしされるのでは…との思惑が台頭。長期金利が低下したことも好感され、医薬品や食品、ヘルスケアなどディフェンシブ系の銘柄に買いが入り、買い一巡後も上昇。大台付近で利食い売りが入り上げ幅を縮める場面があったものの、連銀関係者の、QE継続発言や市場の過剰反応発言を受け、引けにかけ一段高。大引け近くにはこの日の高値1万4938ドル(前日比178ドル高)をつける場面もありました。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比3597万株減の7億7322万株。騰落状況は、値上がり2357、値下がり766。VIX指数は、6.8%下げ17.21に低下しました。

 ダウ30種は、値上がり27、値下がり3。中国景気の減速懸念などを受けアルミ大手アルコアが2.1%下落。一方で、モルガンスタンレーが投資判断を引き上げたマイクロソフトが2%上昇。ボーイング、ホームデポが各2%超え上昇したのが目立ちました。
 NYダウは続伸。100日線を下値支持として底堅い動きになっています。すでに5月22日を高値にする下落バンドを形成。現在はこのバンド内での反発局面にあります。日経平均と同様に、上昇中の26週線と頭打ち感のある13週線に挟まれており、しばらくはレンジ内の動きが続きそうです。今晩も上昇し「赤三兵」の底打ちサインが出るか…。三本新値の陽転など明確な強気転換のサインがほしいところです。

 米国株は上昇。円は、米長期金利の低下やECBの緩和策継続方針を受け、対ドルは97円20銭台、対ユーロは127円20銭台にそれぞれ上昇。CME日経平均先物終値は、大証先物終値を230円上回る1万3010円で帰ってきました。レンジは1万2760円~1万3240円。この日も、終日レンジは480円と変動の大きい取引でした。本日の日本株は、欧米株高をうけ買いが先行。CME終値にさや寄せし、高寄りスタートしそうです。ただ、欧米で緩和継続期待が高まったことで、円への上昇圧力が高まっていることから、今日も先物筋の仕掛け的な動きが相場を波乱させることになりそうです。昨日も書いたように、「短期的」に売られ過ぎ状態にある市場への資金移動の動きがあることから、買い一巡後には、中国市場、債券先物市場の動きが注目されます。参院選モードに突入しますから、当分、低位小型株や信用好取組株、バイオ関連など目先の値幅どりの日替わり相場が続きそうです。選挙関連株も買われるか…。

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中国市場の落ち着きからアジア株が上げるなか、円高や先物筋の売り仕掛け、裁定解消売りを嫌気し3日続落して終了
 相変わらず、先物筋のいたずらが続いていますね。今日は、中国株は小反落でしたが、アジア株はほぼ全面高…。日本株は、日経平均株価が135円33銭(1.03%)安の1万2834円01銭、TOPIXは9.38ポイント(0.87%)安の1069.28ポイントと、3日続落して終わりました。専門家の解説では、中国株の下落を嫌気して…とありましたが、他のアジア株は高いのに、ちょっと矛盾する解説ですね。先週21日の大手経済紙の一面トップの「ねじれ…」の記事もわけがわかりませんでしたが、今日の解説も…。まあ、先物筋が、ボラティリィティが高いのを良いことにやりたい放題やっているなんて書けませんからね。

 ちょっと、短期筋の動きが変わってきたように感じます。昨年末からの政権交代によるアベノミクスを先取りする格好で、12月から始まったヘッジファンドの新年度入りの運用を開始。米国の金利が上げ始めた4月下旬からは、新興国に回していた資金も引き上げ、「円売り・日本株買い」を実施。大きな利益を上げました。ただ、6月から後半の運用体制に入りますが、日本は7月に参院選を控え、政策的に停滞してきますから、いったんはポジションを外して、新しい投資対象に乗せ換えるところも出てきたんではないでしょうか。特に、「日本株買い・新興国売り」みたいなことをやってきましたから、新興国株が割安になっており、短期的にリバウンドが狙える状態になっています。そこで、アベノミクス買いをやっていたポジションをいったん閉じて、新興国に資金を移し替えているのかもしれません。昨日、今日の動きはそれを感じさせます。為替についても、輸出企業の月末の手持ちのドル換金売りが円の下落を妨げているようです。ただ、日米の金利差は拡大方向にありますから、本来なら、もっと円安になってもいいはず…。

 おそらく、短期筋が後半の運用に備え、日本株投資で作ったポジションの整理をしているのではないかとみることもできます。先月22日以降の株価の調整に比べ、円安の調整幅が少なかったようですが、シカゴIMMの円売り越しポジションを見ると、ピークの5月28日の98768枚から6月18日現在で61890枚と36878枚(37%)減少していますが、依然、まとまった売り残が残っていました。おそらく、ヘッジファンドのポジション整理でこの売り玉が買い戻されていることが、円安の進行を妨げているんでしょう。円の買戻しには、商品間裁定で株先物売りがついてきますから、どうしても、先物売りが出やすいということになって鵜いるんではないでしょうか。また、ボラティリティの大きさに注目して、債券先物を使って売り仕掛けする先物筋もいるようです。このところ、CMEのレンジを注目するようにしていますが、昨晩のCMEレンジ下限が1万2750円でしたから、今日も売り仕掛けがあるのでは…と懸念していましたら、案の定、中国市場が「どうの、こうの」と言って売り崩しに入り、引けにかけ先物が売られ、引けは1万2780円…。しっかり、CMEのレンジ下限に近づいていましたね。今日は、欧米株高やCME高から、先物買い先行で始まっていましたから、寄り後の売り仕掛けで、朝方買った筋の投げも誘ったんでしょう。また、この株先物の売りが円買いを誘ったという側面もあるかもしれません。

 まあ、短期的には、新興国のリバウンド、日本株の膠着状態…という動きになるのかもしれません。しかし、参院選後にねじれが解消され、安倍政権の選挙を意識した安全運転が終われば、財政問題や規制改革への切り込みなど、選挙前には票を懸念していえなかった問題を持ち出してくる可能性があります。それこそ、年金資金など足の長い資金が日本株投資の前提にしていたこと…。その政策が出てきて、初めて日本が変わる…ということが実感できるわけです。まあ、実際選挙戦が始まれば、結果はおのずとわかってきますから、相場のほうは投票前に動き出してくるものと思われますが…。

 日経平均日足の「雲」のねじれが7月中旬にありますが、それくらいまでもんでくれれば、日柄的にも十分足りてきますが…。先物筋の売り仕掛けによる相場の下押しが懸念されますが、日経平均は26週線と13週線に挟まれたレンジ内の動きになっていますし、日足、週足ともボリンジャーバンドは±σがお互いに接近中で、ボラティリティは低下傾向にあります。ちょっと仕掛けづらくなってきますね。まあ、しばらくは日柄薬にかかることになるんでしょうね。今日の参議院開会最終日で、重要法案の採決をほったらかしにして、安倍首相の問責決議案を提出。当初は、法案成立を優先し、問責決議には反対だった民主党は、土壇場で問責決議に賛成してしまいました。野党のみなさん、問責決議を通し、してやったり…と思っているようですが、おそらく、今日の一時で、参院選での自民党の地滑り的勝利が決まったんではないでしょうか…。こんな簡単なことにも気を回せない民主党…落ち目にはなりたくないですね。

 これから病院に処方箋をもらいに行きますので、この辺でやめときます。まあ、新興国が上がっても所詮はリバウンド。米国の金利が上げれば命取りになる国も出てきますよ。
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中国人民銀行の金融市場混乱収束策や予想を上回る景気指標を好感し、反発して終了
 おはようございます。 昨日から体力回復を目標に散歩を始めましたが、朝・夕2回を目標にしていたのに、今日目が覚めると雨…。なんだか、3日坊主にも満たないで終わってしまう予感…。

 中国金融市場の混乱をうけ、いろんな噂が飛び交っていましたが、昨日、中国人民銀行の幹部は、資金不足に陥っている銀行に対し、必要なら資金を供給する用意があるとし、すでに一部の銀行に供給を実施したことを明らかにしました。このなかで、「政策に沿って慎重な量とベースで融資を実行。実体経済を支えてきたものの、一時的な資金不足に陥った金融機関に流動性支援を実施する…」とのべ、野放図に融資を拡大してきたところへの支援が除外される可能性を示しています。

 「短期金融市場の安定の安定維持で行っている流動性管理で、困難に陥っている機関を支援するため必要な措置をとる…」とも述べており、市場金利を妥当な水準まで引き下げ、資金調達が容易になるよう誘導していく方針を示しています。ただ、すでに(銀行の中間期決算にともなう)季節的な資金需要期は過ぎており、市場金利はじょじょに沈静化していく…との楽観的な見通しも示しています。

 ただ、銀行の融資が国有企業に偏り、民間企業が慢性的な資金不足状態にあり、そのことがシャドーバンキングの温床になっていることへの根本的な対応策への言及はなく、あくまでの短期的な危機収束へ向けての一時的な対策の印象はぬぐえません。まあ、市場が好感したからいいようなものですが…。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4760ドル31セント +100ドル75セント(0.69%)

 NASDAQ総合指数 3347.89ポイント +27.13ポイント(0.82%)

 S&P500 1588.03ポイント +14.54ポイント(0.82%

 CME日経平均先物(円建て) 1万3170円 +230円 

 米国10年物国債金利 2.589% +0.041%

 ニューヨーク原油 95.32ドル +0.14ドル

 GOLD 1275.10ドル -2.00ドル

 ドルインデックス 82.61 +0.17
 

 昨日の米国株は、中国人民銀行の金融市場混乱収束策を受け欧州株が全面高になったことを好感。買いが先行し反発してスタートしました。この日発表された耐久財受注、戸建て新築住宅販売、コンファレンスボード消費者信頼感指数がいずれも予想を上回り、米国景気が底堅く推移していることや、FRB関係者が急速な金融引き締めの可能性を否定したことなども好感され、景気敏感株などに幅広く買い物が集まり上げ幅を拡大。終日堅調に推移し、引け近くに、ニューヨークダウはこの日の高値1万4812ドル(前日比153ドル高)を付けています。予想を上回る新築住宅販売件数に加え、この日第2四半期決算を発表した住宅建設大手レナーの売り上げ、利益がともに予想を上回ったことも好感され住宅関連株が買われたほか、長期金利の上昇に一服感が出たことから銀行株が買われたことも指数の上げに寄与。結局、主力3指数とも反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億5746万株減の8億919万株。騰落状況は、値上がり2493、値下がり620。VIX指数は8.1%下げ、18.4に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり26、値下がり4。金利の落ち着きや堅調な景気指標を受けバンクオブアメリカが3%、JPモルガンが2.3%各上昇したほか、アルコア、インテルなど景気敏感株も1%超えの上昇。一方、ユナイテッドヘルスグループが1.4%下落しました。業種別は、貴金属、レジャーサービス、不動産サービス、空運、鉄道、半導体、証券などが上昇。ドラッグストア、金山、ヘルスケアなどが下落しました。
 NYダウは反発。引き続き上昇中の100日線を下値支持とする動きが続いています。ただ、中國やFRBの金融政策への懸念は強く、この日の出来高も減少。投資家の見送り姿勢から引き続き不安定な動きが続いています。日本と同様に26週線と13週線との間に挟まれたレンジ内の動きに移行しそうです。

 米国株は反発。堅調な景気指標や株高を受け長期金利が上げたことを受け、対ドルの円相場は97円80銭台に小幅に軟化。対ユーロは、128円付近と小幅な上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値(1万2940円)を230円上回る1万3170円で帰ってきました。レンジは1万750円~1万3230円。本日の日本株は、海外株高や中国の混乱収束策を好感。CME日経平均先物終値にさや寄せする先物買いにリードされ、高寄りスタートが予想されます。ただ、依然、CMEレンジが480円と変動幅が広く、中国市場の動向によっては不安定な動きになることも予想されます。昨晩も書きましたように、中国市場が開くまでは、債券先物市場の動向次第の展開…。引き続き、低位小型株や信用好取組株の循環買い。徹底した逆張りでの割安成長株の押し目買い…。

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中国株の波乱を受け、一時大幅安したものの、中国金融当局の会見報道を受け下落幅を縮め終了…先物筋の仕掛け的な商いが続く
 米国経済紙バロンズ、欧州大手証券が、中國が米国のリーマンショック前夜のような状況にある、と報じたことで、中國の金融情勢への注目度が高まっていましたが、銀行間貸出金利が高止まりしていたことで、投資家は銀行が資金取り入れを急いでいると予想。株を売る動きが強まり、今日も3%を超える下落になり2009年以来の1849ポイントまで低下していました。金融機関の資金ひっ迫度が高まっているにも関わらず、中国人民銀行は市場に流動性を供給する措置を取らないばかりでなく、理財商品などの利払い懸念に関しても、自己責任で問題解決に当たれ…と冷淡な態度をとり続け、投資家の不満が高まっていました。金融市場が波乱してくると、かならず、政府がなんとかしてくれるだろうという依頼心が強まってくるものですが、今日は、昼過ぎに金融当局が記者会見して、何らかの対策を打ち出す…と新聞が報道。これを受け、上海総合指数は安値から110ポイント(約6%)戻して終わっています。強烈な下ひげをつけましたので、普通なら、目先の底が入るところですが…。

 その後流れてきた話では、中國人民銀行が「市場金利を妥当な水準に誘導する方針」を示したほか、「銀行間の貸借市場(インターバンク)金利の上昇につながった季節要因はじょじょに解消していく…」との見通しを示しています。また、経済紙は、上海で開催されている金融フォーラム(27日~29日)の時に、中国人民銀行と証券、銀行、保険の監督トップが会見を行うと伝えていますが、これが、フォーラム後の通常の会見なのか、金融市場の混乱を収めるための会見なのか、はっきりしません。今日行われた人民銀行のコメント発表も、市場の混乱を収めるには、お粗末…。フォーラムの会見は多分最終日になるんでしょうが、まだ、日にちがあるため、何か匂わせておかないと、市場から催促されることにもなりかねません。まあ、政府が本腰を入れて救済に当たれば、必要な資金は外貨準備高(約3兆ドル)規模になるとも言われますが、そうなると、外貨準備の3分の1を占める米国債を売却する可能性も強まってきます。政府が救済に乗り出したら乗り出したで、また新しい悩みが発生します。しかし、中国金融の本当のところは、どうなっているんでしょうかね。経済統計はあてにならないし、企業は平気で粉飾決算をするなど、国際ルールを守る気が全くない国だけに、現実をみるのが怖い気もします。

 本日の日本株は、昨日の米国株が世界連鎖株安を受けて、一時大幅安したものの、連銀関係者のQEへのハト派的な発言を受け、下落幅を縮めた流れをうけ、堅調な始まりになりました。CME日経平均先物が、前日の大証先物の終値を10円上回って帰ってきていたことから、日経平均は、ほぼ前日と変わらずの水準で寄り付いてきました。寄り後に、債券先物市場が売られたことから、商品間裁定で株先物に買いが入り債券先物が安値を付けるころに、日経平均はこの日の高値1万3234円(前日比152円高)を付けています。しかし、後場にはいると、中国上海市場の下落幅が拡大。中国関連株が売られたほか、株先物にも売りが増加。裁定解消売りがでたことから、指数は下落幅を拡大。一時、324円以上下落し、この日の安値1万2758円をつけています。引けにかけては、中国株が急速に下落幅を縮めてことをうけ、値を戻し、結局、日経平均は前日比93円44銭安の1万2969円34銭、TOPIXは10.98ポイント安の1078.66ポイントと、ともに続落しています。出来高は、27億1281万株、売買代金は2兆2803億円と、前日比ではやや増加したものの、手控え気分が強く、裁定取引の影響が強く出て、この日も指数の振幅は477円と変動幅の大きい一日でした。騰落状況は、値上がり368、値下がり1266でした。

 今日の引け値での、日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは前日からやや上昇し48%、25日線かい離は-4.0%、騰落レシオは71%…。まだ明確な底入れを暗示する数字にはなっていません。まあ、相変わらず先物筋の跳梁跋扈が続いています。今日の債券先物市場は、日本市場が開く前には、前日引け値水準を下回って取引されていましたが、市場が開くと、いきなり前日の引け値を大幅に上回るプラス圏でスタート。その後一気に下落に入ると、反動で株先物に買いが入り、寄り後の指数の上昇につながっています。相変わらず商品間裁定を使って市場をかく乱しています。債券市場が落ち着けば、株との裁定機会が減少し、もう少し落ち着いた相場になるんでしょうが、米国の債券の変装率が上がっているため、しばらくは変動の大きい相場が続くんでしょう。今日の朝も、CMEのレンジ下限が1マン2800円になっており、売り目標にされやすいとしましたが、やはり、せめてきましたね。市場の変動が大きく、長期性の資金が入ってきませんので、裁定解消売りを吸収できず下落幅が大きくなってしまいます。まあ、にほんこそ、当局が何とかしろ…といいたいところですが、ボラティリティが40を超え、米国の倍もあるし、流動性も大きい…こんなオイシイ市場から、ばくち打ちが離れていくはずはありませんね。

 今日の先物手口でも、CTA(商品投資顧問)の機関店の欧州証券、ヘッジファンドの玉を扱う米系証券の売り手口が目立っていました。まあ、日銀が債券の変動率を上げてしまいましたから、市場が荒っぽくなることは仕方がありませんが…。今のところ、中国の当極局の会見があるということで、欧州市場は、全面高ですし、GLOBEXのニューヨークダウ先物も90ドル近く上昇。会見報道を好感しているようです。まあ、会見報道の信憑性と混乱を収める具体策があるのかどうか…まだまだ、不透明感は続きそうです。日本株は、下値支持線付近での値固めに入っていますが、海外の波乱にもかかわらず、意外な腰の強さを示していますね。

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週明け相場は、世界的な連鎖株安を懸念し急反落してスタート…債券市場はそろそろ強弱感が対立する動きも出始めた?
 おはようございます。

 FRBのQE縮小への道程が示されたことによるショック症状が続いています。現在の景気状況に見合う金利水準を模索して金利上昇が続き、昨日の米国10年金利は、昨日、2.657%まで上昇してきました。連銀関係者から、「QEを縮小しても、まだ緩和的な政策は続く…」との発言があったことを受け、この水準なら利回り的に魅力があるとみた投資家が買いを入れ、引けでは2.548%にややレベルを切り下げ終わっています。第一四半期のGDPが前年同期比2.5%増ですから、適正な金利は3%~3.5%といわれますが、しばらくは適正金利の水準を探りながら、じり高の動きが続きそうです。一方、長期債を売却した資金は、他の資産にはいかず、短期の財務省証券で運用され、期間1か月ものはバーナンキショック後0.04%から0.01%付近まで低下しています。投資家は様子見姿勢を強めているようです。

 また、昨晩、資金調達を市場性資金特にドル資金に依存している欧州銀行への影響を懸念しましたが、昨日、欧州銀行間貸出金利(EURIBOR)1か月ものの金利が昨年8月以来の0.128%に上昇。米国のQE縮小(ドル資金の本国還流)から、資金調達コストが上昇するとして、取入れを急ぐ動きが出始めたようです。まだ、懸念するほどのことではないかもしれませんが、欧州の銀行は米国などから調達した資金を新興国向けの融資に振り向けており、さらに調達コストがあがるようなら、資金の引き上げに発展。新興国の経済を圧迫する(すでに始まっている…?)ことにもなりかねません。海外資金に依存している国のなかで、外貨準備が少ない国などは、投機筋に狙われる可能性も…。

 中国に関する懸念は昨日もかきましたが、資金繰りに苦しむ銀行は香港に調達の場を求めているようです。昨日の人民元調達コストは、1か月前の0.5%付近から、直近では過去最高の4%台に急騰。中国本土からの資金の取り入れが急増していることを予想させます。デフォルト(債務不履行)のリスクを売買するCDS市場で、中國5年国債一週間で35bpあげ、警戒ゾーンの100を超える129bpの上昇しているそうです。中国の理財商品が危機的な状況にあることは、先週末に発売されたバロンズが特集を組んだほか、欧州の証券会社も民間部門の債務の増大を懸念。デフレの懸念が強まっていることを警戒しています。最近の香港の金利の動きは、中国の現状が与太話ではないことを示しているような気がするのですが…。

 24日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4659ドル56セント -139ドル84セント(0.94%)

 NASDAQ総合指数 3320.76ポイント -36.49ポイント(1.09%)

 S&P500 1573.09ポイント -19.34ポイント(1.21%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万3020円 +10円

 米国10年債金利 2.548% +0.034%
 
 ニューヨーク原油 95.18ドル +1.49ドル

 GOLD 1277.10ドル -14.9ドル

 ドルインデックス 82.42 +0.01


 昨日の米国株は、金融の引き締め過ぎを懸念して中国株が急落したことや、QE縮小の影響を懸念し欧州株が全面安するなど、世界的な株安連鎖に歯止めがかからないことを嫌気し、売りが先行。反落スタートになりました。金利上昇を嫌気して、住宅建設株が売られたほか、債券の評価損の拡大を懸念して銀行株も売られるなど、ほぼ、全面安。ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の安値1万4551ドル(前週末比248ドル安)をつけました。しかし、FRB関係者がQE縮小についてハト派的な発言をすると、ヘルスケアや生活必需品などディフェンシブ系に買いが入り、引けにかけ下落幅を圧縮したものの下落分を埋めきれず、結局、ニューヨークダウとS&P500は反落。NASDAQ総合指数は、4日続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比10億4191万株減の9億6665万株。騰落状況は値上がり418、値下がり2705。VIX指数は6.4%上げ、20.11に上昇。再び警戒ラインの20を上回っています。

 ダウ30種は、値上がり5、値下がり25。アップルなどのスマホ向けゲーム配信が決まったマイクロソフトが1.3%上昇したほか、生活用品のJ&Jが1.7%、ユナイテッドヘルスが1.2%弱上昇。一方、債券下落の業績への影響を懸念しバンクオブアメリカが3.3%、JPモルガンが2%下落。景気敏感のアルコア、スリーエム、キャタピラなどが各2%近く下落し指数の足を引っ張りました。
 NYダウは、反落。100日線を意識して持ち直したものの、アップルが投資判断の下げを受け400ドル大台を割り込むなど、ハイテク株の弱さが目立つなど上値の重さが目立ちました。直近レポートでも各QE終了後の下落率比較やテクニカルな状況から、下値リスクが大きいとして、下値めどを示しましたが、想定通りの動きになってきました。NYダウのサイコロは5勝7敗と、まだ整理不足を暗示。他のテクニカル指標もまだ下げ余地を残していることを示しており、しばらくは、もたもたした動きになりそうです。金利が景気状態に見合う水準で安定することが出直りの条件…か。

 米国株は反落。円は、米金利上昇を受け98円台に軟化したものの、株安や長期金利がピークからやや低下したことを受け、対ドルで97円70銭台、対ユーロはリスク回避の動きから128円20銭台に、それぞれ小幅に上昇。CME日経平均先物は、大証終値を10円上回る1万3020円で帰ってきました。レンジは1万2800円~1万3500円。本日の日本株は、CME先物が落ち着いた動きになったことから、しっかりにスタートしそうですが、中国市場の動向いかんでは、CMEレンジ下限の1万2800円を試す展開も…。中国とブラジル首脳が電話会談し、市場を注視することで合意。G20で何らかの声明をだすことを要望している…と伝わりましたが、焦点は今月末に理財商品の利払いを控える中国金融の動き…。政府から何等かの発言が出る可能性もあり、一方向のポジションを取るのはまだ早いか…。引き続き、逆張りで2期連続増益が自力で達成できる企業の押し目買い…。言っときますが、弱気ではありませんよ。息継ぎしたら、また上げ相場が待っているとの見通しは変えていませんので…。
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都議選の与党大勝利を好感して高よりするも、中国株の急落を嫌気し反落して終了
 東京都議選は、低投票率にも助けられて、自公の候補者が全員当選するという大勝利になりました。野党が、舌禍などで自滅してしまいました。これで、参院選でも勝利し、ねじれ解消ができると、相場のほうは勢い込んで買いに行きましたが、完全に足払いをかけられた格好ですね。

 まあ、昨日のレポートでも国内要因的には順風が吹いていますが、問題は、中国と米国の金利上昇でダメージを受ける欧州、新興国と書きました。いくら内部要因が良くても外的要因が混乱したのでは、大きくは動けない、としました。欧州や新興国については、米国の金利が、景気の現状に見合う規模まで上昇しきってしまわないと、もやもやした状態が続きますし、その前に資金調達の問題になって銀行の経営や企業の借り入れを直撃してきます。まあ、アジア通貨危機で学んでいますから、対策は取っているんでしょうが、経常収支の赤字国で最近短期資金が流れ込んだところは、投機筋に狙われないよう警戒しておく必要がありそうです。

 焦眉の急になっているのが、中國です。レポートでもページを割きましたが、ちょっと危ない状態になっているようです。習政権は不動産投機を徹底的に封じ込めるつもりのようで、銀行の貸し出し抑制を指導。国有企業には融資が流れるものの、私企業や中小企業に資金が流れず、小売りの闇金に依存するという状態のようです。あまりの暴利のために、中小企業主が闇金に出資したり、自信が闇金融業者になる経営者もあるといいます。金利や返済負担に耐えられず、夜逃げする企業経営者も急増しているそうです。暴利が得られるため国有企業からも資金が流れているといいますが、その流れのなかに、地方政府など向けの不良債権を証券化した理財商品がありますが、確定利付きをうたっているため、巨額の資金が流れ込み、銀行の有力な資金調達源となり、不動産融資などに回されているようです。

 このところ、この利払いや元本償還負担から、新たに理財商品を発行する自転車操業状態に陥っているところがあるといいますが、この利払いが今月末に接近。今月に入り、銀行間金利が上昇をはじめ、最近にない7%台まで上昇(銀行の資金需要が高まっている…)していましたが、先週20日には突如13%台まで急騰しています。おそらく資金繰りに困った銀行が、どれだけ金利を払っても資金を取り入れたかったんでしょう。実際、人民銀行が特定の銀行に7500億円規模の資金を供給。金利が7%に落ち着いた…ということがありました。もし、資金繰りに困っている銀行が本当にあったんだったら問題ですね。それも、今月末に利払いを控えていますから、いやでも、連想してしまいます。銀行間金利は高止まりしたままですから、おそらく、ほかの銀行のなかにも危ないのが多いと思われます。おそらく、中央政府に何とかしてもらいたいと、考えていると思いますが、政府は、自己責任で処理しろ…といってますし、今日は、「中国本土の流動性は全般的に妥当な水準…」と声明を出しており、危機が表面化しても介入しないような姿勢を示しています。

 今日中国が5%を超える下落になったのも、金融が危機的な状況にきているのに、流動性を供給しないことに「危機」を感じているのかもしれません。すでに理財商品については、配当を受け取れない人がでるなどトラブルが多発しており、これ以上エスカレートすると社会不安化してくるかもしれません。高利を求めて個人や企業が巨額の投資を行っているといわれますし、銀行の融資を受けやすい国有企業も融資資金を理財商品に回しているところもあるといいます。まあどんなことになるのか、相手が中国だけに先が読めないことが、今後、市場を疑心暗鬼においこむことになりそうです。中国と関係の深い欧州市場も、今日は朝方から売られ、軒並み1%近く下落しているようですが、米国の金利上昇は、ドルに依存する国に影響を及ぼし始めたようです。とりあえず、日本は蚊帳の外ですが、危機が表面化すればリスク回避の円買いになるかもしれません。また、台湾や中国の資産家は一斉に中国から資金を移し替えていますが、それが、今日の日経の米国不動産価格の上昇につながっています。日本については触れられていませんが、日本にもかなりの資金が流れ込んできている…といいます。金利があげだしたから、日本の不動産株は、終わった…などという意見がありますか、本当にそうでしょか?まあ、来年になれば答えはでるでしょう。

 さて、今日の日本株は、米株上昇や東京都議選の地滑り的大勝を受け、買いが先行。全面的に買われ高寄りして始まりました。しかし、安寄りした債券先物が買われ始めると、その一方で株先物が売られだし、結局、寄り付き付近が高値となり、次第に上げ幅を縮小。債券先物がこの日の高値を付けた10時30分ごろには、マイナス圏に沈んでいました。後場に入ると、中国市場をはじめとするアジア株が下落幅を拡大。それにつれ、先物が売られだしたことから裁定解消売りが続発。日経平均は次第に下げ幅を拡大。一時は前週末に比べ下落幅が220円以上に拡大する場面もありました。引け近くに債券先物が売られ、株先物に買いが入りやや値を戻し、結局、日経平均は前週末比167円35銭安の1万3082円78銭、TOPIXは9.76ポイント安の1089.64ポイントと、ともに反落して終わりました。出来高は、22億9346万株と30億株を大きく割り込みました。売買代金は1兆8962億円と急減。裁定解消売りを吸収できなかったことが影響したようです。騰落状況は、値上がり769、値下がり852。大型株に比べ、中小型株が健闘しました。

 今日の引け値での、日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは43%、25日線かい離は-4.0%、騰落レシオは74%…。まだまだ中途半端ですね。下値は26週線にささえられしっかりですが、頭は、75日線、13週線が覆いかぶさっている、また、25日線も下落しながら近づいてくる…。当面は、サンドイッチ状態が続きそうです。日本株と米国株はまだ蚊帳の外ですが、ともにボラティリティが高く、まだまともな投資家は動き出してきません。そのためどうしても先物の影響が強まってきます。このところ、上昇と下落を確実で繰り返していますが、まだ先物の影響が強いことを示しています。まあ、中国の状況や、新興国の動きが落ち着くまでは、主力もお休み…というところでしょうか。ただ、底は固くなってきた感じですから、当面、低位小型株が日替わりで買われることになりそうです。まあ、外部材料で突発的に下げる可能性があるだけに、ここはしっかりした材料のあるか銘柄を逆張りで買うこと…がベスト。
国際標準作りの幹事国になったナノバブル関連の将来性に注目したい。
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QE縮小への警戒感が解けず神経質な動きが継続…経済紙のFRB政策への前向き報道を好感し反発して終了
 おはようございます。 昨日は家事に時間を取られ、書き込みができませんでした。実は、家内と娘が孫を連れて、九州の実家までひ孫の顔見世に行ったために、主夫になる羽目になりました。私の母親はひ孫初対面ですが、どんな顔をしてあったのやら…。

 さて、世界中の投資家が、FRBのQE縮小に腰が引け、弱気になっています。景気の足腰は強いのに、何をびくびくしているのか…という感じですが、最近の動きを見ていて、子供に自転車の乗り方を教えていたころのことを思い出しました。補助輪をつけているときは、機嫌よくペダルをこいでいました。しかし、「そろそろ…」と、子供をおだてあげて補助輪を外すことにしましたが、その時の不安な表情を今でも思い出します。荷台を持って支えてやりますが、つい不安になって後ろを振り返り、足をついてしまったり、倒れたりすることを繰り返していました。でも、いつのまにか、手を放しても勝手に走り出しているものです。子供は4人ですが、要領のいい子は、最初の漕ぎ出し方を教えただけで、2~3回乗っただけで乗れるようになりました。もうひとつのコツは、走り出したらできるだけ遠くを見ることですが、なんだか今の状況に似ているような気がします。

 補助輪がなくなったら倒れてけがをする…と心配する子、一人で乗れたら、仲のいい〇〇ちゃんの家まで遊びに行けると頑張る子など、いろんな子供がいました。でも、時間のかかり方は別にして、結局、みんな乗れるようになりました。そのうち、「あまりスピードを出すな」とか「決められた通り、左側を走れ」」とか、心配しなければいけなくなるものです。まさに、今は、補助輪を外す作業をしているところ…。投資家は、不安な表情でお父さんを見ている子供の心情と同じではないでしょうか。バーナンキ議長は、「なにも今すぐ一人で乗れ、と言ってるんじゃないよ」、「資金供給量を増やす量を減額するだけで、まだ、増えることには変わりはないんだよ。ちゃんと、後ろで支えているから大丈夫だよ…」といってくれているのに、補助輪を外す…ということだけに気を奪われて委縮してしまっている感じです。だいたい、親が補助輪を外すのは、この子は一人で乗れる…と判断したからで、バーナンキ議長も「今の景気の状況なら独り立ちしても大丈夫」と考えたのでしょう。

 ここまで、批判を受けながら、3次にわたってQE策を続けてきたのも、日銀が偽りの夜明けに騙されて、早すぎる引き締め策に転換。デフレを深刻化させてしまった失敗を繰り返したくない、という思いがあったため…。それだけ、慎重な運営を続けてきた同議長が、補助輪を外すというのですから、「偽りの夜明け」にだまされない自信があったのでしょう。まあ、ここは素直にお父さんの判断を信じて、一人で乗る覚悟を決めたほうがよさそうです。でも、要領のいい子は、お父さんが「補助輪を外そうか…」といった段階で、友達の自転車を借りて、こっそりと練習を始めています。その結果、補助輪を外した時には、すいすいと一人で走りだしています。すでに、目端の利く投資家は、ポストQEの世界を想定して動き始めているはずです。遅れないようにしたいですね。直近レポートでも書いたように、たとえQEが終わっても、外的要因で実質的な緩和効果は続いていきます。

 21日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4799ドル20セント +41ドル08セント(0.28%)

 NASDAQ総合指数 3357.29ポイント -7.39ポイント(0.22%)

 S&P500 1592.43ポイント +4.24ポイント(0.27%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万3340円 -30円

 米国10年物国債金利 2.514% +0.095%

 ニューヨーク原油 93.69ドル -1.45ドル

 GOLD 1292.00ドル +11.20ドル

 ドルインデックス 82.41 +0.67 


 昨日の米国株は、前日まで2日間で大幅下落していた(ニューヨークダウで560ドル安)こともあり、朝方から押し目買いに反発して始まりました。ただ、買い一巡後は、再び、QE縮小への懸念が台頭。この日、第2四半期の決算を発表したソフトウエア大手オラクルの売り上げが予想を下回ったことから、急落。他のハイテク株にも売りが波及したことから次第に下落幅を拡大。昼近くにニューヨークダウはこの日の安値1万4688ドル(前日比70ドル安)をつけています。ただ、NYダウの100日線に接近したことから、押し目買い気運が入りだしたときに、ウォールストリートジャーナルが「市場はFRB議長の発言を読み違えている可能性がある。投資家が考えているほど(縮小は)早く来ない…」と報道。市場はこれを好感。景気への先行き警戒から、食品や消費財、医薬品などディフェンシブ系銘柄が買われ、上げ幅を拡大。引け近くにはこの日の高値1万4858ドル(同100ドル高)を付けています。引けにかけ、週末控えの売りが出たことから、上げ幅を縮めたものの、結局、NYダウとS&P500は3日ぶりに反発。オラクル下げの影響でNASDAQ総合指数は3日続落しました。ニューヨーク市場の出来高は、オプションなどの清算の影響で、前日比9億4305万株増の20億856万株。騰落状況は、値上がり1542、値下がり1543。VIX指数は、相場が下げ止まったことを受け、前日比7%下げ18.90に低下しました。

 ダウ30種は、値上がり19、値下がり11。P&Gが2.9%、コカコーラが1.6%、通信のベライゾンが1.1%、製薬のメルクが1.5%上げるなど、ディフェンシブ系が上昇。一方、国債価格の下落を受け資産内容の悪化を懸念し、バンクオブアメリカが1.5%、JPモルガンが約15それぞれ下落しました。業種別では、住宅リート、非耐久消費財、医療サービス、ヘルスケア、金関連などが上昇。一方、ソフトウエア、貴金属、ギャンブル、住宅建設などが下落しました。
 NYダウは3日ぶりに反発。個別銘柄や指数のオプションなどの清算にからみ買いが優勢になったあと、下落に転じ、その後買い戻され反発しています。上昇中の100日線に接近したことから押し目買いが入りましたが、上値は75日線で抑え込まれた格好になっています。昨年11月以来の上昇バンドを下回っており、当面、前日形成した長大陰線内の動きを続けることになりそうです。市場心理は弱気に傾いていますが、MACDなどテクニカル指標面からの強気サインがほしいところ。

 米国株は高安まちまち。円は、米金利上昇を受け、対ドルで97円90銭台に軟化したものの、ギリシャの混乱を受け対ユーロは128円40銭台に上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値に比べ30円安の1万3340円で帰ってきました。昨日は引け後に先物が買われたこともあり、日経平均現物の終値比では110円高。レンジは1万2660円~1万3445円。週明けの日本株は、円下落や先物高に支えられ、堅調なスタートが予想されます。ボリンジャーバンドの±σの接近などボラティリティの縮小をうけ、上昇中の26週線と13週線の間に挟まれた狭いレンジの動きになることが予想されます。詳しくは、明日発信のレポートで解説します。
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QE縮小への道程発表ショックが尾を引き、全面安。大幅続落して終了
 おはようございます。 なんだか世間が騒がしくなってきました。国内は参院選の前哨戦である東京都議選がスタート。維新は都議選で3議席取れなかったら橋本代表が辞任するとか…。盤石とみられている自民党だって、このところ舌禍が増えているほか、憲法改選問題まで踏み込み、沖縄も辺野古移設を強引に進めるなど、やや暴走気味になっています。まあ、変化が滞っていた日本の構造を改革しようと思ったら、多少の強引さは必要でしょうが、衆院選で勝たせすぎたと考える国民のバランス感覚から、もしかしたらねじれの解消はできないこともあるかもしれません。今年の星回りの「五黄土星」は、九星のうち一番強い星…。良いことも悪いことも極端から極端へ振れることが多いといわれます。今、世界で起きていることが、あまり極端に振れ過ぎないでほしいものですが…。

 さて、私を含め「もしかしたら、過激な発言はないのでは…」と想定していたバーナンキ議長の記者会見でしたが、結局、「一か月前に、やるかも…って警告しただろ。ちゃんと備えをしていたの…?」というような会見内容になりました。最初はほのめかして、次に、対策を打ち出す…FRB独自の市場を意識したやり方が今回も用いられました。結局、ここにきて、市場がバタバタしているのも、バーナンキ議長の警告を軽く見ていた結果なのでしょう。でも、投資家の中には素直に反応し、議会証言以降、大きな変化を予想し、備えを急いでいたところも多かったようです。米国の緩和縮小は、資金調達を市場に依存する欧州銀行の調達コストの上昇につながり、やがては、域内高債務国の債券の下落につながるとみて、債務返済リスクを売買するCDSを買う動きが始まっていました。スペイン国債のCDSは、五月下旬の200から直近は282まで上昇。イタリア、ポルトガル、ギリシャなどのCDSも上昇基調にありました。実際、昨日スペイン10年国債の金利は、0.34%上げ4.86%に上昇。イタリア債も0.30%上げ4.56%に上昇しています。一つ間違えると、投機筋の攻勢にあいかねない動きになってきました。

 これに対し、EU関係者は、ドイツの総選挙にかかわりなく、銀行管理の一元化を急ぐ方針を示し、危機に対応する動きをしています。そのうち、ECB(欧州中央銀行)からも、OMT(無制限国債買取制度)や、LIBOUR(銀行間貸出金利)の上昇程度によってはLTRO(期間3年物低利融資)やドル供給体制の強化など危機に備える対策に関して言及されることもありそうです。まあ、一度勉強していますから、危機は抑え込まれるものと思いますが、問題は、度重なる警告を忘れ、レバレッジをかけた投資を行ってきた投機筋の後始末…。低利のドル資金を調達して、有利な投資対象を求め、新興国に投資、欧州ではハイリスクのギリシャなど問題国の債権を取得、米国内ではハイリスクのジャンク債(投資不適格級債券)を買うなど、リスク管理を忘れた投資が横行。その一部は日本にも流れてきていました。

 それが、5月22日の議長の警告以来、巻き戻しがはじまり、世界の市場が混乱し始めています。米ドルの下落予想や中東の緊張から金の購入も増えていましたが、ここからも資金が流出。昨日は90ドルも下落するという状態になりました。何故、一か月も放置していたかわかりませんが、もしかしたら、一遍で解消できない規模まで、ポジションを膨らませていた可能性もあります。そのうち、市場からヘッジファンドの破たんや経営危機の話が流れてくるかもしれません。まあ、確実と思っていた流れが変わるときは、市場から逃げ遅れた投資家の血をみないと済まないもの…かもしれません。

 昨日の米国株の急落にしても、投資筋のポジション解消が影響しているんでしょう。おそらく、先週、メジャーSQを前に日本株が波乱した流れと同じものだと思われます。米国も今晩が、オプションや先物にかかるクアドルプルウイッチングになりますが、この清算に絡む動きが下落幅を拡大しているのではないでしょうか。昨日は、予想を上回る中古住宅販売や、急好転したフィラデルフィア連銀業況指数が発表されていますが、市場は全く反応せずに終日下げる展開になっていました。おそらく、先週の日本株のように解消売りなど需給の崩れが影響していたのではないでしょうか。来週に入れば、少しは落ち着いてくるんでしょう。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4758ドル32セント -353ドル87セント(2.34%)

 NASDAQ総合指数 3364.64ポイント -78.57ポイント(2.28%)

 S&P500 1588.19ポイント -40.74ポイント(2.50%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万2805円 -315円

 米国10年物国債金利 2.419% +0.1080%  一時、2.4470%

 ニューヨーク原油 95.14 -3.34ドル

 GOLD 1280.20 -93.80ドル

 ドルインデックス 81.78 +0.44 


 昨日の米国株は、中国の景気への懸念からアジア、欧州株が下落した流れを受け、続落スタートになりました。FRBの量的緩和縮小による、市場への流入資金の減少を懸念した売りが広範に入ったほか、今晩に迫ったデリバティブ商品の清算にからんだ動きも下げを加速。終日売られる展開になりました。QE縮小を思惑し国債の売りが増加。一時2.44%台に金利が上昇したことを嫌気。住宅関連株が下落したほか、金価格急落やドル上昇によるドル建て価格の下落を嫌気し資源株が売られるなどほぼ全面安商状になりました。結局、戻りらしい戻りもなく主力3指数とも大幅続落して終わりました。ニューヨークダウの出来高は、3億584万株増の10億6551万株。騰落状況は、値上がり170、値下がり2976。VIX指数は、前日比23%上げ、一気に懸念ラインの20を突破。20.49に上昇してきました。

 ダウ30種は前日に続き、全面安。インテル、マイクロソフト、コカコーラ、P&G,トラベラーズ、ディズニーなど指数寄与度の大きい銘柄が3%超えの下落になりました。業種別では、金利上昇で預貸利鞘の拡大が期待できる銀行株が0.9%の下落にとどまったものの、金関連、住宅関連、鉱山、非鉄などの下落が目立ちました。
 NYダウは大幅続落。下値を支えてきた50日線を下回り、75日線も下回ってきました。昨年11月以来続いてきた上昇バンドも下回っており、当面、次の下値を模索する動きに移行しそうです。近くにある100日線、26週線などが候補になりそうです。日本と同様に今晩の清算で、どれくらい売り切ってしまうかが焦点…。

 米国株は大幅続落。円は、米金利上昇を受け98円台まで下落したあと、リスク回避の円買いもありやや買いなおさレ対ドルは97円60銭台、対ユーロは128円60銭台と下落して帰ってきました。CME日経平均先物は、一時円安を好感し、逆行高する場面もありましたが、結局、米株安につれ安し、大証先物終値比315円安の1万2805円で帰ってきました。レンジは、1万2750円~1万3285円。本日の日本株は、世界的な連鎖株安を意識。売り先行でスタートしそうです。CME終値にさや寄せする先物売りから、大幅下落して始まりそうですが、このところ、1万2500円台を下値として意識する動きも出てきており、先物で下値を売り崩せないことがわかれば、円安を好感した押し目買い気運が強まるか…。まだ今晩の米国株の動きが懸念され、あまり無理をするところではないように思えます。直近レポートで、買いのポイントや米国金融政策の変更時の動きなどを解説していますので、再確認しておいてください。しかし、逆ペナント型を形成するドルインデックスから、円安転換も早そうとした見方は正しかったですね。
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FRBのQE縮小への道程表に加え、中国景気指標の悪化を嫌気し反落して終了
 今日から3日間、家内が留守をするので、おさんどんになります。何を作るかまだ考えていませんので、子供が帰ってくるまでには、何か作っておかなくては…。ということで急いで書きます。

 さて、バーナンキFRB議長は、オバマさんの冷たい仕打ちに耐えて、ヘリコプターでばらまいた資金の後始末に乗り出してきました。今ここでQE縮小を臭わせると、長期金利が跳ね上がって、あちこちの悪影響を与えることがわかってても、とりあえず道筋だけはつけておこうということでしょうか。でも、何度も景気の状況が想定通りに推移すれば…という限定条件を繰り返したように、景気に対し、一抹の不安を抱えているような気がします。昨日は、さっそく長期債金利が昨年4月以来の2.3%に乗せてきました。以前から、2.4%を超えてくると、米国は動揺する…といわれてきただけに、注意が必要です。ここで金利が上昇に転じると、せっかく立ち直ってきた住宅産業に影響を与えるだけでなく、設備投資や個人消費にも影響がでる懸念が起きてきます。下手をすると、「偽りの夜明け」に騙され、金融引き締めに走りデフレを深刻化させた日銀の大失態を繰り返すことになるかもしれません。まあ、このあたりは、次のFRB総裁もわかっているでしょうから、QEのさじ加減を調整することになるんでしょう。そうなると、昨晩想定した時間軸は、だいぶ先延ばしになるかもしれませんね。まあ、あえてここで踏み切ったのは、FRBもそれなりに景気に自信を持っているからでしょうが、果たして、金利の上げに耐えられる体力がついているのか…。まあ、仕方がなかったのかもしれませんが…。裏の事情を同議長に聞いてみたいものです。

 まあ、米国ばかりに目が向きますが、あっちこっち大変なことになっています。日本や米国の緩和で、新興国に流れ込んだ資金は、米国や日本の金利上昇で慌ててキャリートレードを解消し、資金の引き上げが始まっています。新興国は通貨が下落するだけでなく、国内的には物価上昇や金利上昇が起き、景気にも影響が及ぼうとしています。海外からの借り入れが多い国は、一つ間違えると通貨危機に見舞われる可能性が出てきます。別に、新興国だけでなく、まだ完全に鎮火しきれていないユーロの焼けぼっくいに火がつく可能性もあります。ドル資金の米国回帰が始まったことで、欧州銀行間取引金利が上昇を始めたばかりでなく、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの国債金利も上昇を始めてきました。危機が一服した後、ヘッジファンドなどの投機筋が問題国の債券を買っていますから、またCDSを使って悪さする可能性もないではありません。とにかく、米国の金融政策の変更は、ドル資金に依存してきた国を直撃する可能性が出てきたことには注意しておく必要がありそうです。そういえば、通貨危機の安全弁として日本とスワップ協定を結んでいた国がありましたが、お世話になりたくないとして、さっさと協定を破棄されましたが、もし危機が起きるとしたら、すべての条件を満足しているんですけど大丈夫なんでしょうか…。「助けさせてやる」なんて論法は通用しないと思うんですが…。まあ、最近すり寄っている大国がなんとかしてくれるんでしょうけど。

 まあ、いろいろ軋みが出てくるのは仕方がないことですね。さて本日の日本株ですが、バーナンキ議長会見で、公式に量的緩和策からの撤退作戦を始めることが宣言され、昨日の米国株は、引け間際に急落しましたが、それを受け今日の相場は、朝方は、CME日経平均先物終値(1万3160円)にさや寄せする先物売りにリードされ、日経平均は前日比144円安の1万3101円と反落してスタートしました。売り一巡後は円の下落を好感した輸出関連株買いから下落幅を縮める場面があったものの、この日発表予定の中国HSBC製造業PMI指数への警戒感から上値の重い動きが続きました。しかし、同指数が予想、前月水準を下回り、9か月ぶり水準に悪化したことがわかると、再び、売られ下落幅を拡大しています。ただ、前場安値を下回らなかったことから、押し目買いも入り、やや、下落幅を縮め、結局、日経平均は230円64銭安の1万3014円589銭、TOPIXは14.78ポイント安の1091.81ポイントと、ともに反落して終わりました。出来高は、前日と変わらずの28億5760万株、売買代金は値嵩株が動いたことから前日比188億円増の2兆2962億円でした。騰落状況は、値上がり465、値下がり1168。

 今日の終値での日経平均サイコロは4勝8敗(TOPIXは5勝7敗)に低下。RSIは41%に低下。25日線かい離は-5.7%に拡大。騰落レシオは79%と横ばいでした。このところ、指数が底固めの動きに入り、方向感がつかめなくなり、ヘッジファンドなど投機筋の動きが鈍っています。前場段階では、債券先物を使った売り仕掛けがありましたが、先物の下値も堅くなってきたことから、仕掛け的な動きが少なくなってきたようです。彼らは、相場の方向に賭けてポジションを取っていきますから、今のように、方向感がない状態では模様眺めになっているようです。一方、米金利の上昇を受け、円売りの動きが強まり、海外では98円台まで下落。GLOBEX市場で日経平均先物は、1万3200円台の取引になっています。明日の日本市場で、「円売り・株先物買い」が復活するかそうかが注目されますが、その前にまず米国株が切り返しに入ること…。とにかく、長期間続いてきたシステムが変わるときには、必ず波乱が起きます。その時生まれる矛盾をついて投機筋は動いてきます。まだアキレス腱を抱えたままの欧州のほか、経常収支が赤字で対外借り入れの大きいところは狙われる可能性があります。これからは、全方位で見ていく必要がありそうですね。
まだしばらくは、病み上がり…。傷のついていない低位小型株人気が続きそうです。
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FOMC声明、FRB議長会見待ちで膠着したのち、QE縮小方針の表明を受け急反落して終了
 おはようございます。 昨晩は米国FOMCの結果が気になって、熟睡できませんでした。結果は想定内でしたが、おかげで、今日も欠伸(あくび)と闘いながらの一日になりそうです。

 午前3時に発表されたFOMC声明文では、当面の金融政策を据え置くことが決定されました。大きな変更はなかったものの、3月開催時に比べ、成長率見通し、物価上昇率見通しがわずかに下方修正されています。一方、緩やかな景気上昇が続くことから、失業率見通しを修正。前回会合では2014年見通しを6.7%~7.0%としていたのを、6.5%~6.8%に修正。早ければ2014年中に政策目標の6.5%達成が可能…と変更しています。
 日本時間の午前3時から行われたバーナンキ議長の記者会見では、「緩やかな成長が雇用を継続的に改善させている、また、物価上昇率についてもFRBが目標とする2%に向かって上昇している…」とし、「この状況を踏まえると現時点では、年内に資産買い入れベースを緩和すののが望ましい…」と、正式に量的緩和策縮小に言及しました。また、「縮小に着手後の景気指標が、現在FRBが立てている見通しに沿ったものになれば、来年上期を通して、慎重なベースで買い入れを縮小。年央には停止したい…」と具体的なスケジュールを述べました。また、引き締めへの転換については、「今後1~2年の間に、物価上昇率が2.5%以内に収まることを条件に、失業率が6.5%に低下するまで、利上げはしない方針…」と指針を示しました。会見では、政策転換の具体的な時期には触れず、あくまでも、想定した景気指標を満たした時…としていますが、資産買い入れ策の縮小に関しては、失業率の7%割れをめどとする方針を明らかにしています。

 先月22日のバーナンキ議長の議会証言以来、QE(資産買い取り)縮小への不安が市場を支配していましたが、時期は明らかでないものの、FRBがQE縮小をめざしていることが明確になっただけでも市場の不安感を払しょくすることにつながるものと思われます。市場にとっては不透明感が最大の悪材料…。悪い材料でも、はっきりすれば市場は前を向いて動き出すものです。ただ、オバマ大統領のバーナンキ議長の任期に関する失言から、議長の任期前辞任のうわさが立ち始めたことは、新たな懸念材料になりそうです。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5112ドル19セント -206ドル4セント(1.35%)

 NASDAQ総合指数 3443.20ポイント -38.98ポイント(1.12%)

 S&P500 1628.93ポイント -22.88ポイント(1.39%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万3160円 -100円

 米国10年物国債金利 2.303% +0.122%

 ニューヨーク原油 98.24ドル -0.20ドル

 GOLD 1374.60ドル +7.1ドル 会見後は1358.7ドル -8.2ドル

 ドルインデックス 81.32ドル +0.63


 昨日の米国株は、主要な景気指標の発表がなく、朝方から、FOMCの結果やFRB議長の記者会見待ちから、前日引け値付近で神経質な動きを続けていました。景気との相関性が高い宅配大手のフェデックスの決算が予想を上回るなど景気の先行きに期待を抱かせる内容になりましたが、個別では買われたものの広がりを見せず、結果待ちの状態が続きました。2時過ぎにFOMC結果が発表され、政策の据え置きが発表されたほか、QE縮小への道程が示されると売り物が増加し急落。一時、値を戻したものの、議長の記者会見を受け、具体的な縮小策が示されると、再度、売りなおされ、結局、主力3指数とも大幅反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億1000万株増の7億5969万株。騰落状況は、値上がり466、値下がり2625。VIX指数は、小動きで、ほぼ横ばいの16.64と、株価の下落の割には冷静な動きでした。

 ダウ30種はすべてが下落l。ATT、トラベラーズ、ユナイテッドテクノロジーズ、ベライゾンが2%超えの下落。業種別では、タイヤが上昇。一方、金利上昇を嫌気し住宅建設、不動産投資サービス、ホテルなどの下落が目立ちました。
 NYダウは3日ぶりに反落。引け際の急落でしたが、三角持ち合いの下限ラインも、50日線も維持したままで、上昇トレンドはキープしています。買い信号寸前だったMACDは、再度、ヒストグラムが拡大。強気サインを出すには至りませんでした。恐怖指数といわれるVIX指数は、株価急落にも関わらず横ばいとなっており、昨日は現実悪で急落したものの、先月22日以降の日柄整理でかなり織り込まれていたことを示しています。今晩の動きにもよりますが、案外、立ち直りは早そうです。

 米国株は反落。円は、QE縮小懸念が現実のものとなったことで、長期金利が上昇。これを受け対ドルは96円30銭台(一時97円台)、対ユーロも128円10銭台に下落して帰ってきました。CME日経平均先物は、大証先物終値を100円下回る1万3160円で帰ってきました。レンジは、1万3065円~1万3465円。本日の、日本株は、米株安を嫌気。CME日経平均先物終値にさや寄せする先物売りから軟調な始まりになりそうです。ただ、円安基調が続いていることや、前日発表の裁定買い残が減少したことから、一段安への懸念が薄まり、売り一巡後は強含みの相場に転換しそうです。前日に続き、低位材料株の循環物色や好業績割安成長株の見直しが続きそう。引き続き、債券先物市場やGLOBEX市場の米国株先物を見ながらの神経質な展開に…。
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イベントの結果待ちで見送り気分の強いなか、債券先物との裁定買いにりーどされ反発して終了…TOPIXは1100ポイント台を回復
 注目の裁定買い残が発表されました。先週14日現在で、2兆6596億200万円。前週に比べ7162億3400億円の減少でした。5月17日のピーク4兆3142億円から見ると、1兆6546億円の減少でした。3月8日の前回メジャーSQから約2兆円増加していましたが、3か月かけて積み上げた残高の8割以上が、わずか、4週間で解消されたわけです。5月23日のバーナンキショック以来、裁定買い残は4068億円、3196億円、3521億円と週を追って減少してきましたが、これに比べると先週の7000億円以上の売りというのがもすごいものであったことがわかります。以前から、今回の下落は、需給の崩れによるもので、ファンダメンタルによるものではない…としましたが、この数字で裏付けられた格好です。

 裁定業者の動向を見ると、ドイツ証券はこの間2億1510万株の裁定解消売りを出していました。みずほやクレディスイスなどもまとめて売っていましたが、ドイツ証券の売りが突出していました。ここ一社で単純計算で毎日4000万株を超える解消売りが出ていたんです。市場が弱気に傾いて、指数採用銘柄の下値に買い物が入っていませんから、解消売りが吸収できず指数が下落したのも無理はありません。ただ、週間の下落幅は191円とそれまでに比べ小さくなっていますから、誰か解消売りをさらっていた…ということもできます。まあ、先週の段階で流れが変わる下地はできていたということでしょうか。これからは、アベノミクスの成長戦略を評価する段階にはいり、これまでのように劇薬をあおるような相場にはならないでしょうから、先物業者の無茶買いもなくなる(と思いたいが…)と思われ、もう少し落ち着いた展開になってくるんでしょう。でも今回の急落について、裁定解消売りの影響の大きさを改めて思い知らされることになりました。また、これから、裁定買い残を積み増していくことになりますから、相場的には堅調な地合いになるものと思われます。

 さて、本日の日本株ですが、欧米株高に加え、海外で円安が進行したことから買い先行でスタート。CME日経平均先物が、大証先物終値を210円上回って帰ってきていたことから、終値にさや寄せする先物買いが先行。裁定買いも入り、日経平均はCMEの終値を上回る1万3233円(前日比226円高)と高よりスタートになりました。寄り後も円安を好感した買いが輸出主力株に入り、まもなくこの日の高値1万3296円をつけています。この水準は、日経平均の75日移動平均線に当たり、いったんは利食い売りする場面も見られました。しかし、10時過ぎになると、それまで買われていた債券先物が下落。反対に先物に買いが入り、日経平均は再度高値に突っかけましたが、やはり、75日線に接近すると売り物に押され、結局、前場はこの日の安値付近で終わりました。後場に入ると、債券先物が売られ、株先物が上昇。上げ幅を広げて始まりましたが、二時ごろにかけ債券先物が買われだすと、日経平均は100円ほど上げ幅を縮めています。しかし、2時過ぎには、債券先物が売られ、その一方で指数が上げ始め、結局、日経平均は、237円94銭高の1万3245円22銭と反発。TOPIXは、20.17ポイント高の1206.57ポイントと4日続伸。1100ポイントの大台を回復して終わりました。出来高は。28億1046万株(前日比3億7566万株増)、売買代金は2兆1172億円3日ぶりに2兆円の大台を回復しています。

 本日の引け値での日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIXは6勝6敗)、RSIは45%、25日線かい離は-4.5%、騰落レシオは79%と、モメンタムは着実に上向いています。MACDもどうやら買い信号を入れたようです。FOMCのことを除けば、状況は改善してきました。ただ、目先は75日線という関門に来ていますので、これを突破して25日線にチャレンジできるかどうかがカギになりそうです。ただ、相変わらず先物筋は、債券先物と株先物を使った商品間裁定をやっているようで、一日の動きを見ていても、株と債券の雨後域が逆相関で動き、変化する時間まで同じになっています。できるだけ債券市場のボラティリィティを下げ、株先物との間での裁定機会を減らさないと、また、ここまでの下落と同じパターンをたどることになってしまいます。まあ、今晩のFOMC以降どう変化するか…。とにかく、指数が安定すれば、ここからは成長株。6月2日号で注目したEIZOが本日新値更新。2週連続して注目したタケエイも本日はいちよし証券の投資判断上げで急伸。再び4000円の大台を回復してきました。タケエイですが、本日、4週前の週足大陰線の寄り付き付近でセオリー通りお辞儀しました。無理しなくても、もう一度買うチャンスはありそうです。まあ、今晩、バーナンキ議長がどんな話をしてくるか、また市場がどんな反応をしてくるかが楽しみです。案外、市場が想定していないような反応をしてくるかもしれませんね。
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FOMCの結果待ちで見送り気分が強いなか、悪材料出尽くしを期待した買いに続伸して終了
 おはようございます。 朝から鳥のけたたましい鳴き声に起こされました。渡りの準備でも初めているんでしょうか。時々、ウグイスの声も聞こえてくるんですが、まだ、あの、のんびりとした「ホーホケキョ」の声は聞こえてきません。今の相場みたいで、何となく忙しない…ですね。

 さて、米国では、投資家みんながFRBウォッチャーになった感じで、議論百出です。人が何を考えているかなんてわかるはずもないのに…。まあ、蓋をあけてみるまでわからないと思うのですが、これまで神のようにあがめられてきたバーナンキFRB議長も、レームダック状態に入ってきたみたいです。オバマ大統領は、記者からの議長続投の質問について「議長が自分で考えるより、長い間、とどまりすぎた…」なんて、突き放したような発言をしています。リーマンショックの後遺症を適切に処理した功労者に対して、冷たい対応のような印象を受けますが、共和党との政策調整で議長人事が人質にされ、政策遂行が縛られるよりは、新しい議長に託したほうが良いと考えているのかもしれません。

 この人、安倍首相との初めての会談でも、中國や韓国のロビイストが従軍慰安婦や河野談話見直しに関する安倍首相の発言を針小棒大に喧伝。このイメージを刷り込まれたオバマ大統領は、「右翼思想の持ち主」との先入観を持って首相と面談。なにかギクシャクしたものになった…とも伝わっています。案外、この人、他人の意見に左右されやすい人なのかもしれませんね。まあ、それだけ、韓国や中国が大金を使って日本のイメージを壊そうと努力した成果が表れたんでしょうけど…。日本も、米国の議員に、韓国や中国で戦後にも関わらずホロコーストまがいのことを自国民に対して行ったことをロビー活動で知らしめるべきでしょう。もっとも日本の外交官はこんな泥仕事はできないでしょうが…。

 また話がそれそうですが、昨日の米国市場は、気迷いながらも、昨日発表の5月消費者物価指数(CPI)が、前月比で横ばいになったことから、物価低迷に歯止めがかかった…として、FRBとしては政策変更がやりやすくなったと観測。今回のFOMCでは政策変更はないものの、縮小策に関して何らかの言及があるものとみたようです。ただ、底堅い景気の状況から見て、変更があったとしても、大きな影響はないとする強気の見方が台頭。不透明材料がなくなることから、積極的に買っていこうという動きもでてきたようです。また、金価格は下落、10年債金利も上昇するなど、ほかの市場も、政策変更の可能性を織り込む方向で動いていました。果たして、市場の反応は正しかったかどうか…。市場はだんだんFRBの支配から抜け出しつつあることだけは確かなようですが。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5318ドル23セント +138ドル38セント(0.91%)

 NASDAQ総合指数 3482.18ポイント +30.06ポイント(0.87%)

 S&P500 1651.81ポイント +12.77ポイント(0.78%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万3210円 +210円

 米国10年物国債金利 2.182% +0.011%

 ニューヨーク原油 98.44ドル +0.67ドル

 GOLD 1366.90ドル -16.20ドル

 ドルインデックス 80.66 +0.02


 昨日の米国株は、FOMCの結果発表を今晩に控え手控え気分が強いなか、ドイツの景気指標の改善や中国の金融緩和観測などから買いが先行。続伸スタートになりました。また、CPIが低迷から脱する兆候があることから、FRBの政策転嫁がやりやすくなったとみた、投資家が明日のFOMCで不透明材料が払しょくされる…として、先行して買いに入ったことも指数の押し上げに寄与したようです。業種別でも重工や個人消費関連のカード会社、素材株など景気敏感業種が買われたほか、新たに787シリーズに大型機の投入を決めたボーイングが買われるなどし、指数の押し上げに寄与しました。売り物薄のなか、ほぼ終日買われる展開となり、結局、主力3指数とも続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3314万株減の6億4562万株。騰落状況は、値上がり2102、値下がり986.VIX指数は、1.1%下げ16.61に小幅に低下しましたが、今晩のFOMCの結果を気にして下げ渋っている感じを受けます。

 ダウ30種は、値上がり28、値下がり2(メルク、マイクロソフト)。景気敏感のGEが2.4%弱上げたほか、ユナイテッドヘルスが2.0%上昇。また、787シリーズでの大型機参入を発表したボーイングが1.8%あげるなど、15銘柄が1%超えの上げ。一方、下落銘柄はいずれも0.1%を下回る下落率で、ほぼ全面高の様相。今週末にオプションなどの清算を控えていますから、これに絡んだ動きがあったのかもしれません。
 NYダウは続伸。全般の警戒的な見方にも関わらず、三角持ち合いを上放れる動きに転じてきました。このところ頭押さえになってきた25日線を上回ったほか、6月10日の戻り高値も更新。レンジ上限への動きを始めています。MACDもヒストグラムが急速にゼロに接近。買いシグナル発信の可能性が近づいてきました。FRBの将来の政策転換を織り込んでしまったのか、それとも、ここ数か月はQE縮小は無い…として見切り発車したものでしょうか。今晩の市場の反応が注目されます。

 米国株は続伸。FOMCでの政策変更示唆を先取りし金利が上昇したことを受け、円は対ドルで95円30銭台、対ユーロは127円70銭台にそれぞれ下落して帰ってきました。CME日経平均先物終値は、大証先物終値を210円上回る1万3210円で帰ってきました。レンジは1万2915円~1万3300円。本日の日本株は、円安や米株高を好感し、反発スタートになりそうです。FOMCを控えて市場の反応が読みにくいことから、手控え気分が強まりそうですが、CME日経平均先物終値にさや寄せする先物買いや裁定買いから、CMEレンジ上限を上回る場面もありそうです。ただ、後場からは、FOMCへの警戒感が強まり、上げ幅を圧縮するなど、引き続き、先物に振り回される展開に変わりはなさそうです。昨晩もかいたように、次第に指数の底打ち感が強まっており、これからは好業績成長株が指数を上回る上げが期待されます。整理が先行した不動産…。渋谷再開発も刺激材料に。
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FOMC控えで見送り気分の強意展開ながら、低位株や仕手系株、成長株に物色の手…指数は、日経平均が小幅反落するも、TOPIXは3日続伸
 今日も昼寝をしていたら寝過ごしてしまいました。急いで書きます。

 米国FOMC(連邦公開市場委員会)の開催を前に、やっと市場も落ち着いてきたようです。日経平均、TOPIXとも底固めの動きが始まってきました。日経平均は、7日の安値を先週13日に下回ったものの、TOPIXは、下回らず、とりあえず2番底を入れた格好になっています。日経平均が安値を更新した13日の状況を見ると、新安値は7日に280を超え、全面安になったものの、13日は77にとどまっており、全部を叩き売るという状況では無く、明らかに下げの内容は異なっていました。

 結局、日経平均型の裁定解消売りの影響が、すべてだった…ということでしょう。3月8日の前回メジャーSQから、裁定買い残は2兆円増加。それがわずか3週間の間に1兆円近くも解消売りされたということです。先週も波乱しましたが、この間どの程度解消売りされたか…。明日、3時半過ぎに東証から裁定買い残が発表されますが、買い残が大幅に減少していれば、また、残を積み上げる過程で指数が上げることになりますが、思ったほど解消されずに、高水準のの残が残っていると、また、解消上りを懸念しなければならなくなります。まあ、明日の発表を見るまでわかりませんが、今日発表された先週末の先物建玉を見ると、ドイツ証券やソシエテゼネラル証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン証券など裁定取引上位の売り残が多くなっていますから、思ったほど裁定買い残が減少していないことも予想されます(株先物売り・指数現物買い)。わずか数社のために、振り回されたというのは癪に障りますが、まだ、指数売買のことを知らない投資家が多く、どうしても指数が下げると、関係のない株まで売ってしまう投資家が多いようですね。

 まあ、こんな状況で株が急落したら、マスコミは早速、アベノミクスバブルは弾けたとか、もともと無理があった、など書きたい放題のことを書いています。しかし、今回のサミットでもアベノミクスは参加国首脳から高く評価されているんですけどね…。参院選を前に、いろんな種類の金が動いて、自陣を有利にしようというネガティブキャンペーンを実施しているんでしょう。なにしろ、マスコミや記者さんにとっては、稼ぎ時…。お金の座布団をひいた菓子折りが飛び交っていることでしょう。

 話が横道にそれそうですので軌道修正しますが、アベノミクスはベッドに寝ていた患者をカンフル剤を打って、ベッドの上に起きれる状態にした段階から、体力の回復やリハビリ、職業訓練などをおこない社会復帰できるところまで持っていく段階に移行しています。この段階では、時間をかけながらやらなければなりませんから、ステップごとに成果を確かめていかねばなりません。また、そんなに短兵急に答えが出るのも、別のところにひずみが出てくることになります。まあ、5月22日以降の下落は、アベノミクスの段階が変わったことによる調整安で、裁定取引が下落幅を思ったよりも拡大させた…ということでしょう。とにかく、ここから先は、まともな海外投資家が注目する政策の遂行がポイント。参院選に勝ち、ねじれが解消されれば、今後、補助金行政の見直し、社会保障費の改革など痛みを伴う構造問題に手を付けてくるはずです。この点が、まともな海外投資家が見ているポイントでもあり、安倍首相の本気度を見極めれば、中長期性の資金が入りだし、日本株の安定的な上げが始まるはずです。

 今日の日本株も引き続き債券先物睨みの展開が続きました。昨日の米国株は上昇したにも関わらず、CMEの日経平均先物は、前日の大証終値を100円以上した回って帰ってきましたが、蓋をあけてみると、日経平均は小幅安でスタート。寄り後すぐにこの日の高値1万3139円(前日比106円高)を付けましたが、9時過ぎから、債券先物価格が上昇を始めると、株価は下落を開始。日経平均は、債券先物が上昇するにつれ、下落幅を拡大。債券先物が前場のピークを付けた11時前に、この日の安値1万2919円(前日比114円安)をつけています。相変わらず、債券先物買い・株先物売りの商品間裁定が行われ、これが現物株との裁定取引を通じ、指数に影響を与えているようです。ただ、株先物の方は次第に底堅さを増しており、だんだん売り崩せなくなってきたようで、後場からも債券先物を買い上げる動きはあったものの、株先物の方は1万3000円を固めるような動きになっていました。やはり、状況は変化しつつあるようです。

 全般が底堅さを増してきたことから、短期資金は、再び、低位小型株を仕掛けるようになってきました。ラサ工業や神栄など低位株が動き始めましたが、この動きは相場が立ち直るときの前触れのような動き。投資家は、そろそろ先高を意識し始めたようです。まあ、だんだん霧が晴れてきた…というところでしょうか。明日の発表で、裁定買い残が思いのほか多かったら、話は別ですが…。
 …ということで、指数売買に振り回されながらも、下値の心配の少ない低位株から仕掛けて以降という投資家心理の変化に支えられ、日経平均は25円84銭安の1万3007円28銭と小幅反落したものの、TOPIXは1.68ポイント高の1086.40ポイントと3日続伸して終わりました。FOMC控えで見送り気分が強く、出来高は前日比横ばいの24億3480万株、売買代金も1兆9258億円と2日続けて2兆円の大台を割り込みました。騰落状況は、値上がり775、値下がり813。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、4勝8敗(TOPIXは5勝7敗)、RSIは35%、25日線かい離は-6.9%、騰落レシオは73%と指数は低位横ばい。まあ、FOMCの結果次第ですが、日米とも底堅さを増しているほか、MACDなどテクニカル指標も買い信号に近づいています。当面は、日経平均は13週線と26週線に挟まれた狭いレンジの動きになりそうですが、26週線が岩盤と意識されたら、割安成長株の出直り相場が始まってきます。指数の動きに惑わされず、指数の動きとかい離した動きの銘柄に目をつけて追跡すること…。
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FOMCへの楽観的な見通しやさえない景気指標から緩和縮小懸念が後退し、反発して終了
 おはようございます。 昨晩は慌てて書いていたせいか、テーマの問題で書き忘れがありました。クーラーのない部屋でやっていますので、少々、熱中症気味になっていたのかもしれません。7月には家族旅行を控えていますので、体力づくりをやっておかねば…。最近ちょっと引きこもり気味で、3日も外に出ていません。

 さて、米国では相変わらず、FOMCの内容に関心が高まっています。先月22日の両院合同委員会での議会証言で、ペーパーを読むときは、当分、緩和策を続ける…としながら、議員との質疑応答では、「景気指標によっては、今後数回以内のFOMCで緩和策を縮小することもありうる…」と発言。わずかな時間の間に、市場のムードを一変させてしまいました。議員との質疑応答の流れをつぶさに見たわけでは、ありませんが、市場重視のバーナンキ議長の発言とも思えない節があり、もしかしたら、議員の巧妙な質問にはめられたのかもしれない…なんて、思ったりもしました。

 ただ、実際には縮小の可能性に言及してしまったのですから、もう後戻りはできません。昨年12月には、2015年くらいまでは、今の緩和策を続ける…といい、政策目標として失業率6.5%、物価上昇率2.5%を提示しています。5か月たっての変更の可能性示唆ですが、ITバブル崩壊後の金融緩和時には、2003年8月に、当時のグリーンスパンFRB議長は、「金融緩和策はかなりの期間維持される…」と発言。しかし、8か月後の2004年4月に、突然「デフレは脅威ではない…」といい、政策変更を示唆。その後6月にはのFFレートの引き上げに踏み切りました。何だかよく似ている気がしないでもありません。このことや市場への影響は直近のレポートでも詳しく書きましたが、市場への影響などについては、いずれ、ご案内する機会もあるかもしれません。ヒントは、今日の日経「経済教室」に触れていたみたいです。

 まあ、いずれにしても、前例を見るまでもなく、FRBが出口策を模索し始めたのは確かです。戦国時代、織田信長の朝倉征伐の折、浅井長政の裏切りで撤退を余儀なくされたとき、その殿(しんがり)を務めたのが秀吉。嵩にかかった敵の追撃を防ぎながら、撤退作戦を成功させるのは至難の業といわれ、戦死するのが普通とも言われました。秀吉はこれを成功させ、さらに出世していったのですが、それくらい撤退作戦は難しいものです。話がそれてしまいましたが、今回の、QEからの撤退作戦も同じくらいの困難を伴いそうです。共和党の反対でバーナンキ議長の再任が難しく、撤退作戦が効率的にできるかどうかを市場は疑っているようです。

 まあ、今回のFOMCに関して、いきなりQE縮小なんてことはないでしょうが、市場に対し、撤退の条件や手法(資産買い入れの減額規模、買い入れ対象資産の残存期間など)を示し、当面は、現行政策を維持することをつたえるのではないでしょうか。昨日の米国株も、先週末に、証券各社が、FOMCでは「緩和縮小観測を緩和するような手段や発言があるのでは…」とする複数のレポートを示したことから、安心感が広がり上昇して始まったものの、立会時間中に英国ファイナンシャルタイムズが「記者会見で緩和縮小が近いことを示す可能性がある…」とつたえたことから、急速に上げ幅を縮小。その後、この記者が、ツイッターで「縮小は9月のFOMCで検討されるのでは…」とつぶやいたことで、動揺が静まり、上げ幅を拡大するというように、不安心理が支配している状態。債券市場は株式市場とは異なり、政策転換があるのでは…と慎重に見て、長期金利は上昇しています。FRBとしても、何らかの慰撫対策を講じないといけない段階に来ています。バーナンキ議長、記者の変な質問に引っかかって、言わずもがなのことは口走らないでくださいよ。

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5179ドル85セント +109ドル67セント(0.73%)

 NASDAQ綜合指数 3452.13ポイント +28.58ポイント(0.83%)

 S&P500 1639.04ポイント +28.58ポイント(0.76%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万2955円 -105円

 米国10年もの国債金利 2.180% +0.055%

 ニューヨーク原油 97.77ドル -0.8ドル

 GOLD 1381.10ドル -8.50ドル

 ドルインデックス 80.63 +0.12


 昨日の米国株は、前段でも書きましたように週末に発表されたFOMCへの楽観的な見通しや、アジア、欧州株が堅調に推移したことを好感。朝方から買い物を集め、反発してスタートしました。この日発表された建設関連指数が2006年以来の水準を回復したことを好感。住宅建設関連が買われたことも指数の押し上げに寄与。また、同日発表のニューヨーク連銀景況指数(6月)が予想、前月水準を上回ったものの、新規受注や雇用関連指標の大きな落ち込みから、QE縮小には踏み切れなだろうとの観測から、上げ幅を拡大。ニューヨークダウは昼過ぎに、この日の高値1万5261ドル(前週末比191ドル高)をつける場面もありました。しかし、引け近くにFT紙の報道があり、急速に上げ幅を縮めたものの、同紙記者のつぶやきで値を戻など、乱高下をした後、結局、主力3指数とも反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比4558万株増の6億7876万株。騰落状況は、値上がり2069、値下がり1016。VIX指数は、2%下げ16.80に低下。

 ダウ30種は値上がり25、値下がり5。上昇銘柄のうち半数以上の14銘柄が15超えの上昇。シスコシステムズの2.5%、デュポンの1.9%上昇が目立ちました。業種別は、不動産、オイル周辺サービス、住宅建設、不動産投資サービス、半導体、銀行の上げが目立ちました。一方、貴金属、タイヤ、バイオ関連などが下落しました。
 NYダウは反発。前週末下落分を埋めています。依然、横ばい状態の25日線と上昇中の50日線に挟まれ三角持ち合いを形成中です。どちらに離れるかは、FOMCの結果しだいですが、このところMACDやRSIなど短期テクニカル指標が煮詰まりだしていることには注意が必要。テクニカルには、上値を志向しているようですが…。

 米国株は、反発。円は、米金利上昇を受け一時95円台に緩んだものの、引け近くの株価の波乱を受け買い戻され94円60銭台、対ユーロはユーロ圏の貿易黒字の増加を受けたユーロ買いから126円40銭台にそれぞれ軟化して帰ってきました。CME日経平均先物は、大証先物終値(1万3060円)を105円下回る1万2955円で帰ってきました。レンジは1万2480円~1万3190円。本日の日本株は、前日に続き見送り気分の強い展開のなか、CME終値にさや寄せする先物売りから、軟調なはじまりになりそうです。朝方の債券先物市場が落ち着いた動きになっていることから、寄り付き段階では大きな動きはなさそうですが、米国CMEのレンジが710円幅と依然大きく、仕掛け的な動きから上振れる可能性もありかもしれません。短期的には、割安株や仕手系材料株が狙い撃ちされそうですが、先物筋が指標を買い煽れば、流れは大型に戻る…など引き続き荒れ模様の展開になりそうです。昨晩も書いたように、指数の動きと関係なく、トレンドとして上昇が期待できる、割り安成長株をため込むのがベスト…。
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イベント控えで買い手控えのなか、円安を好感した先物買いにリードされ、続伸して終了
 相変わらず、変動率の高い相場が続いています。
 週末の米国株が安かったこと、円が対ドル、対ユーロで上昇。これを受けCME日経平均先物が大証先物終値(1万2770円)を255円下回る1万2515円で帰ってきていたことから、朝方はCME終値にさや寄せする先物売りが先行。ただ、為替が海外に比べ円安気味に始まったことから、日経平均はCMEの終値を上回る1万2583円(前週末比103円安)でスタートしました。明日の夜から米国FOMCを控え手控え気分が強まるなか、寄り付きの売り一巡後、債券先物を売る動きが強まり、歩調を合わせるように株先物に買いが入りだし、裁定買いを巻きこみ板のうすいなか、指数は急速に上昇に転じて行きました。
 
 以前から仕手筋の介入が伝えられた日本カーバイドがストップ高するなど、仕手系材料株が人気化。海外での原発受注、大飯原発の再稼働などを好感して関連株が買われたほか、パナソニックが金型の量産化に3Dプリンターを採用することを決めたことから、群栄化学やローランドDGなど関連も上昇。次第に、買いの手が広がり、好業績割安株にも買いが入るなど、引けにかけて全面高の様相になりました。米国CMEのレンジ上限が1万3060円だったことから、引けにかけ、この価格を意識した先物買いが強まり、裁定買いも入り指数は一段と上昇。結局、日経平均は前週末比346円60銭高の1万3033円12銭、TOPIXは28.27ポイント高の1084.72ポイントと、ともに続伸して終わりました。イベント控えで模様眺め気分が強かったことから出来高は25億430万株(12億6,000万株減)、売買代金は2兆円を割り込む1兆9838億円と、薄商いでした。

 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIX同じ)、RSI36%、25日線かい離-7.3%、騰落レシオ74%と、ともにわずかに上昇しました。まあ、そろそろ…という感じを投資家は持っ多のでしょうかね。ただ、依然、指数ゲームの域を抜けていないようです。以前から、債券先物市場の動きをみていると、株の動きがわかる…と書きましたが、債券市場も株に負けない乱高下をしています。おそらく、まだ先物筋が、「債券先物売り・株先物買い」の商品間裁定を繰り返し、それが、為替や裁定取引に影響を与て、変動しているということでしょうか。まあ、日本市場のボラティティが高い間は、海外のろくでもないばくち打ちが集まり、コンピューターゲームを繰り返し、日本株を乱高下させる状態が続きます。そうなると、まともな投資家は近づいてきませんから、ますます、板が薄くなって振幅が大きくなる…という悪循環が続きます。先週の荒れ相場で裁定買い残がどの程度減ったかわかりませんが、ロールオーバーで3兆円台を維持していたら、また、先物筋の狙い撃ちに会いかねません。

 さて、昨日のレポートでは、日本株は、抵抗線付近で値固め的な動きに入っているとしましたが、週足移動平均の状況をみると横ばいの13週線と上昇中の26週線に挟まれ、当分はこのレンジ内の動きになるのでは…としました。中間反落としては、日経平均週足サイコロの5勝7敗、RSI53%は整理不測の感は否めない感じがします。当面、この辺でもみながら底値固めをするのでしょうが、その動きが出始めたら、割安成長株が買われて来る…としましたが、今日の動きは、それを思わせるよな動きでした。まだ、勇み足かな…とも思いますが、数か月先を見れば問題はないはずです。米国の金融政策の変更についても、直近号で詳しく解説しておきましたので、会員の方は目を通して置いてください。まあ、このところ、今期業績の伸び城のある銘柄をてがけてきましたが、先週14日に会社情報と四季報が発売され、2015年3月期の数字が出てきましたので、これから、その数字を織り込む相場も始まってきます。以前から言っていますように、成長の止まった企業で構成される指数は、乱高下して全体の足を引っ張らなければ良し…。下値が固まるとすれば、あとは、成長性のある株をしゅくしゅくと買っていく…。まあ、今日の動きは、ちょっとそれを思わせるような感じがありましたね。

 今のところ、欧州も米国も高いようです。明日もCMEのレンジと債券先物の動きを見ておけば、日経平均の動きは予想できるでしょう。くだらないですけど…。EIZOはあと20円で新高値更新、ジャパンフーズもあと35円…。
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FRBの政策変更への懸念は収まらず…IMFの成長率見通し引き下げを機に下落に転じ反落して終了
 おはようございます。 昨日は、あまりの暑さに相場が終わってから缶ビールを飲んだら、急に眠くなり、夜中に家内から起こされるまで熟睡してしまいました。寝ぼけ眼で起きると、7月の飛行機の予約は済んだの…?相場の乱高下のせいですっかり忘れていました。慌てて、予約を入れに行きましたが、時すでに遅く、倍の料金になってしまいました。家族の皆様、ごめんなさい。読者の皆様には、書き込みができずにごめんなさい。

 さて、昨日の日本株ですが、まだ、動揺は収まらないようです。この日は3か月に一度のメジャーSQ。前日の米国市場が、FRBウォッチャーの「FRBにQE縮小の影響緩和の秘策あり…」発言を受け、CME日経平均先物が急伸。1万2900円台を回復して帰ってきていましたので、期待されましたが、結局、日経平均の寄り付きは、1万2688円…。CMEの終値に遠く及ばない数字になりました。それだけ、SQにともなう処分売りの影響が大きかった、ということですが、もし、CMEの上げがなかったら…と考えると、気持ちが悪い感じがしないでもありません。その後、円が95円台に入ったこともあり、輸出関連株が買われ、指数も上げ幅を拡大。しかし、1万2900円に接近すると、円を買い戻す動きが強まるとともに、朝方から債券先物が買われていたことから、株先物に売り圧力がかかり、上げ幅を縮小。この日決まった清算値(1万2668円08銭)に株価が近づくと、円が再び95円台に下落したことを好感。押し目買いから、引け近くには、1万2900円を回復しています。しかし、欧州市場が開く、2時過ぎになると、円が再び94円台に上昇。債券先物が買い上げられたことから、株先物に売り圧力がかかり、引けにかけ急速に上げ幅を縮めています。結局、日経平均株価は、241円14銭高の1万2686円52銭、TOPIXは12.28ポイント高の1056.45ポイントと、ともに4日ぶりに反発して終わりました。出来高は、SQの関係もあり、5億株増の37億6851万株、売買代金は、6220億円増の3兆3155億円でした。騰落状況は、値上がり960、値下がり635。

 この日の引け値での、日経平均サイコロは4勝8敗と変わらず。RSIは33%に上昇。25日線かい離は-10.8%に縮小…と指数系は、やや上昇。騰落レシオは69%と、水準を切り下げています。
 来週、最大の注目点である米国FOMCを控えていたことや、週末でもあり買いあがる動きはなく、CME日経平均先物の終値(1万2925円)も回復できませんでした。この日の売買代金3.3兆円のうち、SQ分が1.2兆円あり、実質の売買代金は2兆円近くまで急減。先物売買の動向に振られやすい状態にありました。引け近くには、SQ清算値を下回らせ、市場ムードを悪化させようという、先物筋の売りに、急速に上げ幅を縮めましたが、日経平均はなんとか、SQ値を維持。しかし、TOPIXは、SQ値(1068.22ポイント)を下回って終わっており、来週への影響が懸念されます。
 
 この日の動きを見ても、依然、先物取引の影響が大きいことがわかります。まだ、裁定買い残がどの程度ロールオーバーされたかが不明ですので、解消売りの影響が読めませんが、引き続き、圧迫要因になっていることは確かでしょう。来週水曜日に発表される数字が注目されます。まあ、弱いながらも底打ち観はでてきたようです。ただ、日経平均日足の一目均衡が「雲」の下限を下回るなど、弱さも目立ちます。今回の調整が、中間反落と位置付けるなら、少なくとも週足レベルのテクニカル指標が、底値ゾーンを暗示するレベルまで低下する必要がありますが、日経平均の週足サイコロは、6勝6敗、RSIは53%と、整理未了感が残ったまま…。依然、不安定な状況が続くのかもしれません。詳しくは、明日発信のレポートで検討します。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5070ドル18セント -105ドル90セント(0.70%)

 NASDAQ総合指数 3423.56ポイント -21.81ポイント(0.63%)

 S&P500 1626.73ポイント -9.63ポイント(0.59%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万2515円 -255円

 米国10年物国債金利 2.126% -0.048%

 ニューヨーク原油 97.85ドル +1.16ドル

 GOLD 1387.60ドル +9.80ドル

 ドルインデックス 80.62 -0.11
 

 昨日の米国株は、アジアや欧州株が下げ止まったことを好感したものの、朝方発表された卸売物価指数が予想を上回ったことから、QE縮小懸念が台頭。売りが先行し小幅に反落してスタートしました。その後、発表された、鉱工業生産指数やミシガン大消費者信頼感指数がいずれも前月水準からみて横ばいから低下になったことから、QE縮小懸念が後退。寄り後まもなく、ニューヨークダウは、この日の高値1万5208ドル(前日比32ドル高)を付ける場面もありました。しかし、来週FOMCを控えていることから、上値を買う動きはなく、IMFが来年の米国成長率見通しを4月時点の3%から2.7%に引き下げると、次第に売り物が増加。指数は引けに賭け下落幅を拡大していきました。金利上昇の業績への影響を懸念されたAMEXや化学大手デュポンが第2四半期業績への懸念から目標株価を引き下げられたことなど、主力株が売られたことも、指数の下げに影響しました。結局、引けにかけ戻りらしい戻りもなく、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億2185万株減の6億3318万株。騰落状況は、値上がり1414、値下がり1667。VIX指数は、4.5%上げ17.15に上昇。

 ダウ30種は値上がり4、値下がり25、変わらず1(IBM)。AMEXが3%弱下落。株価目標下げのデュポンが2.2%下落。プライベートエクイティ部門の切り離しを嫌気されたJPモルガンが1.9%下落したほか、景気敏感のキャタピラ、ATT、シスコシステムズ、バンクオブアメリカ、シェブロンが各1%超えの下落になりました。ニューヨーク市場全般の騰落状況に比べ主力の弱さが目立ちました。
 NYダウは反落。前日も書きましたように、下落トレンドに入った25日線が頭を押さえています。依然、上昇中の50日線と上昇レンジの下限ラインが下値を支持しており、両者に挟まれる格好で、想定通り「三角持ち合い」を形成してきました。来週は、FOMC声明文やバーナンキ議長の記者会見を受け持ち合いがどちらに離れるか…市場の注目度が高いだけに、振れ幅は大きくなりそうです。

 米国株は反落。円は、安全通貨買いの一環で買われ、対ドルで一時93円台に上昇。94円付近に急上昇して終わりました。対ユーロも125円50銭台と急伸。円の独歩高になってきました。これを受けCME日経平均先物も下落。終値は大証先物終値(1万2770円)比255円安の1万2515円で帰ってきました。レンジは、1万2465円~1万3060円。週明けの日本株は、FOMCを控え、リスク回避の動きが強まり軟調な始まりになりそうです。ただ、一方で、債券市場が安定を取り戻すなどの動きも出てきました。今後の動きなど、詳しいことは、レポートで検討してみます。
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堅調な景気指標に警戒感を強めながらも、次第に景気の底堅さを織り込む展開となりNYダウは4日ぶりに反発して終了
 おはようございます。 昨晩は、蒸し暑く、寝苦しい時間が続きました。睡眠時間は足りたのでしょうか。立会時間に眠くならなければいいのですが…。

 さて、前日の段階で上昇レンジ相場の下限に来ていた米国株でしたが、レンジ下限ラインを下値支持線として意識し、反発しています。新規失業保険申請件数、小売り売上高とともに、予想を大幅に上回り、景気の底堅さを暗示する内容になりました。本来なら、FRBの量的緩和策縮小懸念となり、売り材料になったはずですが、素直に数字を好感して株価は上昇しています。しかし、30年もの国債の入札不調という理由はあったものの、10年債金利は低下。強い景気指標を受けた株式市場の反応とは異なる動きをしています。世界的なリスクオフの動きから、国債が買われた…という説明もできますが、株式市場の反応がこれまでと異なっていることを見ても、市場センチメントに何らかの変化が起きていることを想起させます。

 22日のバーナンキFRB議長の議会証言に先立ち、ウォールストリートジャーナルは、いち早く、FRBのQE縮小方針を書きましたが、この記事を書いたのが、FRBの影の広報官とも言われるヒルゼンラス氏。同氏が昨日、「バーナンキ議長は、金利引き上げや債券購入縮小には、時間をかけることを市場に理解させる」ことを狙っていると述べています。これにより、市場は、短兵急な政策変更はないのでは…として、素直に好調な景気指標に反応した、という見方もできます。もしかしたら、バーナンキ議長の狙い通り、22日以降の混乱で、ある程度織り込んだのかもしれません。この記事は、織り込み度合いを探るための、FRBのアドバルーンだったのかもしれませんね。(以上、寝苦しい夜で睡眠不足のぼけた頭で考えた妄想でした)

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5176ドル08セント +180ドル86セント(1.21%)

 NASDAQ総合指数 3446.37ポイント +44.94ポイント(1.32%)

 S&P500 1636.36ポイント +23.84ポイント(1.48%)

 CME日経平均先物(円建て=9月限) 1万2925円 +475円

 米国10年もの国債金利 2.17% -0.06%

 ニューヨーク原油 96.67ドル +0.88ドル

 GOLD 1377.80ドル -14.2ドル

 ドルインデックス 80.70 -0.24


 昨日の米国株は、アジアや欧州株安の流れを受けたほか、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回ったことから、QE縮小への懸念が強まり、売りが先行。続落スタートになりました。寄り後も売りは続き、まもなく、ニューヨークダウはこの日の安値1万4953ドル(前日比43ドル安)をつける場面もありました。しかし、5月の小売売上高が市場予想(0.3%増)を大幅に上回る0.6%増になるなど、雇用情勢の改善と合わせ、個人消費の伸びも大きいことがわかると、足元の景気への強気の見方が増加。大手出版会社による放送会社の買収や、大手スーパーの海外事業の売却などM&Aの材料も支援し、次第に買いが優勢となりました。このところ売られていた住宅関連や不動産関連、医薬関連などに買戻しの動きが入り、引けに賭け右肩上がりの展開となり、引け近くにはこの日の高値1万5202ドル(同206ドル高)をつけています。引けにかけ、やや上げが場を縮めたものの、結局、主力3指数とも反発して終了しました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比6390万株増の7億5503万株。騰落状況は、値上がり2646、値下がり470。株高を好感し、VIX指数は11.7%下げ、16.41にて低下しています。

 ダウ30種は、値上がり28、値下がり2(デュポン、マイクロソフト)。ドル安を好感し、キャタピラが2.35、スリーエムが2%弱上げるなど外需株が堅調。メルクやファイザーも2%超え上昇。業種別は、出版、住宅建設、不動産サービス、家具、証券などが上昇。ソフトドリンク、ビール、パイプライン運営などが下落。
 NYダウは4日ぶりに反発。上昇レンジ相場下限ラインや上昇中の50日線を支えに反発しました。ただ、上値は下落に入った25日線が頭押さえになっています。対応点の状況から見て、25日の上値圧迫は続くかもしれませんので、目先的には、三角持ち合いの形成に入り、来週のFOMCを待つことになるのかもしれません。

 米国株は反発。円は、リスク回避の動きから対ドルは93円台を覗いたあと、95円40銭台、対ユーロも127円60銭台と円高で帰ってきました。CME日経平均先物は、大証終値比475円高の1万2925円で帰ってきました。レンジは1マン2380円~1万3005円。本日の日本株は、朝方はSQにともなう現物売りの影響で続落スタートになるかもしれませんが、CME高にともなう先物買いや裁定買いで吸収され、大きな波乱もなくはじまる可能性も。週末控えにくわえ、来週明けには米国FOMCを控えており、無理をする動きはないかもしれませんが、円相場も93円台を覗いたことで当面のピークを過ぎた感じをうけまし、ドルインデックスも大きな節目を迎えていることから、足の長い海外資金の日本株買いが再開してくることも予想されます。レポートでも指摘しました、このゾーンの下値支持力はかなり強いと思われ、月末には、居所が変わっているかも…。底打ち感さえ強まれば、先高観のある銘柄が先行して上げてきそうです。米国で、DNAの特許にかんする画期的な判決があったことを受け、バイオ関連が買われるか…?
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大手ヘッジファンドの先物損やリスク回避の円高を嫌気した売りがかさみ、大幅安。3日続落して終了…明日のSQ後の動きが焦点に
 「まだ残っていたんですね…」というのが今日の下落の感想です。朝の書き込みでも、裁定買いのポジションを多く持っている欧州系証券の先物の買戻しが少ないのが気になる…としましたが、やはり解消を急いできたようです。米国株の下落やきな臭さを増すトルコやギリシャ情勢から、リスク回避の円買い圧力が高まり、これを嫌気して株価が下落した…という解説が有力なようです。でも、朝、債券先物の動きを見ていレばある程度動きはわかる…と書きましたが、債券先物市場が始まるまで、前日引け値付近で動いていましたが、場が始まる9時前から、いきなり債券先物価格が上昇。予想通り、売り仕掛けが始まりました。日銀の異次元緩和のあと、先物筋は「債券先物売り・株先物買い」や「円売り・株先物買い」の商品間裁定を組んできましたが、22日のバーナンキ議長の市場への注意喚起以来、株が売られ、株先物が下落を始めると、商品間裁定が逆回転をはじめ、「債券先物買戻し・株先物売り」、「円買戻し・株先物売り」のポジション解消が、円高、株安の原動力になりました。

 まあ、株を下げようと思えば、債券先物を買い上げれば、自動的に株先物に売りが出て下落。売買代金が3兆円を割り込んでいることから、先物売りで出てきた裁定解消売りを吸収できず、指数の下落幅が拡大した…というのが、ここまでの相場の流れだったんでしょう。また、白川総裁時代に、銀行貸し出しの増加分に対する低利融資制度を利用。ヘッジファンドなどが円キャリートレードを実施。欧州の高債務国債券や新興国に投資していた分を、米国の金利が上昇をはじめ、日本でも貸出金利が上げ始めたことから、円キャリートレードを解消。資金の返済を始めたことが、円高を進めている側面もあります。資金の引き上げは、新興国や欧州問題国の株価下落、金利上昇を見ていると説明がつきます。

 まさに、22日のバーナンキ証言以来、一気に、資金の流れが変わってしまいました。それと、やはりまだ裁定買い残をロールオーバーせずに持っていたところがあったということでしょう。なんだか、いつもと違いますね。いつもなら、先高観があれば、9月限りにロールオーバーし、SQ接近場面ではそんなに売り圧力はかからないのですが、今回は、米国のQE縮小という懸念材料があり、薬物中毒患者としては、禁断症状が出ることを怖がっており、先高観が後退。その分、先物も裁定ポジションも解消してしまいたいということでしょうか。また、今日、世界2位の規模を持つ英国のヘッジファンドマングループが日本株の先物売買損が原因で資産の6%の損失を出したと伝わり、処分売りがでてくると懸念した先物の投げも下落幅の拡大につながったようです。結果的に、日経平均は、843円94銭安の1万2445円38銭、TOPIXは52.37ポイント安の1044.17ポイントと、ともに3日続落して終わりました。出来高は、前日比2億7000万株増の32億6458万株。売買代金は4000億円増の2兆6935億円でした。騰落状況は、値上がり90、値下がり1603でした。

 今日の終値での、日経平均サイコロは、4勝8敗(TOPIX同じ)、RSIは29%、25日線かい離は-13.5%、騰落レシオは70%と、サイコロを除き、すべて売られ過ぎゾーン入りを暗示。騰落レシオは、日銀の偽りのバレンタインプレゼントの安値をつけた昨年6月の59.3%以来のレベルに低下してきました。
 まあ、裁定解消売りが絡むと下値めどなど無意味…と書いてきましたが、7日のザラバ安値1万2548円をあっさり割り込んでしまいました。まあ、この調子だと、まだ残っていそうですから明日の寄り付きで売られ、一段安しそうですが、これで、とりあえずの爆弾は破裂して終わります。まだ、ロールオーバーされる分がありますが、その分は、また来週から気にすればいいこと…。とりあえず、明日で需給面の最悪期は通過します。まだかんかんの強気にはなれませんが、今日あたりの動きを見ていると、すでに逆行高を始めた銘柄も出てきました。良いものはそんなに値崩れしていませんね。

 全体相場については、レポート直近号で、月足一目均衡表の雲上限以外の下値支持線を二つ示しておきましたが、今月末にこのラインを上回って終わっておれば、問題ないと考えています。また、FRBのQE縮小に関しては、次回レポートで解説するつもりですが、果たして市場が気にするようなものなんでしょうか。まあ、すべては明日の寄り付きで決まります。あとは、朝も書いたように、米国株がサポートラインで下げ止まること…。悩みは多いですが、良いものは良いという考え方が通用する相場になりそうな気がするのですが…。
今日これから出かけますので、思いつくままに書いてしまいました。わかりにくければご容赦。
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堅調な日本株を好感し上げスタートするも、国債入札の不調から、QE縮小懸念が再燃。NYダウは3日続落して終了
 おはようございます。 昨日は、寝過ごしてしまい、書き込みができませんでした。朝の書き込みで想定したように、とりあえず、下値から下落幅を縮め陽線で終わってきましたから、「結果オーライ」ということでご容赦。

 さて、のど元過ぎれば熱さ忘れる…では無いですが、欧州がまたおかしくなってきました。トルコの混乱が経済関係が深いEUにダメージを与えるほか、対岸のギリシャでは、国営ガス会社の売り出しに応ずるものがなく、国有資産売却による返済資金ねん出の先行きに懸念を生じさせています。また、予想外の強権ぶりを発揮しているサマラス政権が、国営放送を一時的に閉鎖。職員が反感を強めストライキに突入。これに耐乏生活に不満を持つ国民が相乗りし、混乱が拡大しそうな兆候が出てきました。

 社会不安の拡大に加え、ドイツでは、ECBが危機終息の手段として創出した無制限の国債買取(OMT)がドイツの憲法に抵触しないかどうかの判断が、憲法裁判所で始まりました。結論は、ドイツの総選挙が終わる9月以降に先延ばしされるようですが、この間に危機が再発したら、OMTの発動ができるのかどうか…。また、新発足したEMSについても、銀行の経営危機時にEMSから直接資金を注入すると決まったはずなのに、ドイツなどの反対で、行方が分からなくなってきました。こんな状態で、銀行の監督権限を一元化する、という当初の計画は実現するんでしょうか。ユーロ危機が沈静化した後のリスクオンの相場で、ギリシャ国債をはじめとする、問題国債券をヘッジファンドなどが大量取得しており、混乱を嫌気して国債売却を進めた場合、金利上昇から危機が再建しないとも限りません。昨日、ギリシャ国債の金利は10%を超えてきました。一連の動きをみると、欧州らしいな、という気がしますが、投資家の目が米国のQE政策縮小に集中している間に、きな臭くなっている場所もあることには注意が必要です。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4996ドル23セント -126ドル79セント(0.84%)

 NASDAQ総合指数 3400.43ポイント -36.52ポイント(1.06%)

 S&P500 1612.52ポイント -13.61ポイント(0.84%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万3000円 -280円

 米国10年物国債金利 2.23% +0.035%

 ニューヨーク原油 95.88ドル +0.50ドル

 GOLD 1392ドル +13ドル

 ドルインデックス 80.94 -0.10


 昨日の米国株は、日本版LTRO見送りで懸念された日本株が堅調に推移したことや、国債価格が安定していたことを好感。前日まで二日続落していたことから買いが先行し、反発して始まりました。ヒューレッドパッカード(HP)の経営トップが、今期の売上増達成に自信を示したことを受け、パソコン関連株などが買われたことから、寄り後まもなく、この日の高値1万5241ドル(前日比119ドル高)する場面もありました。しかし、この日行われた10年債入札で、落札金利が予想を上回り、応札倍率も低下したことから、金利が上昇すると、FRBの量的緩和縮小懸念が強まり次第に売り物が増加。金利上昇の影響を懸念しAMEXなど消費関連、住宅関連などが幅広く売られ、引けにかけ下落幅を拡大しています。結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比300万株増の6億9113万株。騰落状況は、値上がり604、値下がり2516でした。VIX指数は9%弱上げ18.19に上昇。警戒ゾーンの20に近づいています。

 ダウ30種は、値上がり4、値下がり26。経営トップの強気の業績見通しがあったHPが2.76%上昇。一方で、金利上昇の個人消費や調達金利上昇への懸念からAMEXが2.35%下落しました。このほか、スリーエムやシェブロン、デュポンなど景気敏感株を中心に売られ、10銘柄が1%超えの下落になりました。
 NYダウは3日続落。再び、レポートで示した上昇レンジ下限にさしかかってきました。なんとか50日線をキープしていますが、すでに6月4日に三本新値が陰転。弱気相場に転換しており、下値支持ラインを維持できるかどうか微妙な状態になっています。レンジを切ってくれば、昨年10月以降の下げパターンにつながるだけに、目先は要注意。来週末に先物、オプションなどの清算日を控えており、歯科的な動きも懸念されます。

 米国株は続落。円は、リスク回避の動きが強まり、対ドルで96円付近に上昇、対ユーロは、堅調な景気指標を背景にユーロが買われた流れを受け、128円台に小幅に下落して帰ってきました。CME日経平均先物は、大証先物終値(1万3280円)比、280円安の1万3000円で帰ってきました。レンジは、1万2800円~1万3395円。本日の日本株は、前日同様CME日経平均先物価格にさや寄せし軟調な始まりになることが予想されます。明日にメジャーSQを控え、大きな仕掛け的な動きはないものと思われますが、大きな裁定残を抱える欧州系証券のポジション整理に遅れが見られ、一時的に、振幅が拡大することも予想されます。日経平均は、月足一目均衡表の雲上限や、テクニカルな下値支持線上で下値を固める動きになっていますが、昨日は、下値支持に成功したものの、外部環境が不透明なことから、まだ、中間反落の調整完了という見方は早いように思われます。当面は、強力な下値支持線があつまるこのゾーンと、13種移動平均線を上値とする往来相場か…。相場のカギを握るのは、国債相場。仕掛けがあるなら債券先物相場から…。今日もこの動きから目が離せません。下値不安がなくなれば、指数に先行し、年後半にかけ上げ幅を拡大する株が出てくるのですが…。
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日銀の金融政策現状維持を嫌気して売られたが、その後、イラクの今来拡大などを嫌気したリスク回避の動きに変化。債券が上げ、リスク資産の株が下落する展開に…
 おはようございます。台風の影響でしょうか。朝から生暖かい風が吹き込んできます。昨日は、朝と昼間の温度変化が激しかったせいか、終日、体調がすぐれず、眠たい一日が続きました。高位圧に挟まれ台風は停滞するといいます。今日も一日あくびをしながら過ごすのでしょうか。それとも相場にビビッて眠気も吹っ飛ぶ…?

 さて、世界の金融市場は、日銀の日本版LTROに期待していたようです。もともと、金利上昇は米国が感染源なんですが、日本が長期金利の抑え込みに取り組んでくれれば、金利が低下するかも…と淡い期待があったようです。でも、黒田総裁は、金融政策の現状維持を決定しました。おかげで、欧州では、アイルランドやポルトガルなど高債務国の長期金利は上昇。スペインやイタリア国債の金利もあげ、ドイツの10年債金利も上昇しています。米国の長期金利も、この日行われた3年債入札が不調だったことも加わり、10年債金利は、一時、2.27%と昨年4月以来の水準に上昇。株安もあり、引けにかけては2.2%を割り込んで終わっていますが、日銀の日本版LTROへの期待感って、予想以上に強かったんですね。まあ、もともと、市場の無い物ねだりみたいなところもありましたので、そんなに尾を引くことはないとは思いますが、少なくとも今日に関しては、投機筋の絶好のターゲットにされそうです。

 ただ、日銀の黒田総裁も、会見前の市場が金融政策の現状維持に失望感を示して下落。他の海外市場にも失望感が広がっていたことはわかっていたわけですから、もう少し、市場を意識した発言の仕方をした方が良かったような気がします。海外の反応も、市場の催促に応じなかったことや日本版LTRO実施の可能性を残した発言をしたことを評価する動きがある一方、長期金利の安定に配慮しなかったことに失望する動きもあったようです。まあ、それぞれの利害関係から物を言っているものと思いますが、今後、FRBが出口策を模索する一方、緩和策の拡大を続け、世界の流動性を維持する立場の日銀の政策への関心が高まってきます。いくら正しいことでも、本音でしゃべっては、橋本大阪市長発言のように「正しいけど、それを言っちゃおしまいよ…」みたいなことにもなりかねません。バーナンキFRB議長のように、市場を手玉に取るくらいの役者になってほしいものです。まあ、これから演技を勉強されるのでしょうけど…。

 先だっての長期国債金利急騰については、犯人探しが行われたようですが、どうやら国内大手行2行がまとめて国債を売ったことが影響したようです。黒田総裁、昨日の発言では何もしないでも相場は落ち着く…といわれたようですが、金融庁あたりを通じて、国内の銀行に、「無茶をしないでね…」なんて、口先介入でもやったのでしょうか。当面、日米とも2番底を探る展開になりそうです。直近レポートでも書いていますが、米国の場合、昨年9~10月の動きと同じ…。この時は、9月にQE3実施を決めたものの効果はなく、財政の崖問題に揺さぶられ2番底形成に失敗。11月安値に下落するきっかけになりました。今回も、状況は同じ…。昨年は、12月に資産買い取りの追加と、政策目標の数値化を発表し、株価回復につながりましたが、今回、バーナンキFRB議長どんなマジックを出すんでしょう。「QE縮小に関してはいろんな方面から警告を与えていたでしょう…」では市場は満足しないでしょう。景気の足腰はしっかりしているのに、それには見向きもしない…市場は、薬物依存症になっているんでしょうか。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5122ドル02セント -116ドル67セント(0.76%)

 NASDAQ総合指数 3436.95ポイント -36.82ポイント(1.06%)

 S&P500 1626.13ポイント -16.68ポイント(1.02%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万2980円 -400円

 米国10年物国債金利 2.195% -0.02%

 ニューヨーク原油 95.38ドル -0.39ドル

 GOLD 1379ドル -9ドル

 ドルインデックス 81.09 -0.60


 昨日の米国株は、日銀の金融政策の現状維持を受け、アジア、欧州市場が下落した流れを受け、売りが先行。小幅に下落してスタートしました。日銀の金利抑制策見送りや3年債入札の不調から10年債金利が上昇したことを嫌気。住宅関連や景気敏感株などが幅広く売られ下落幅を拡大。途中、中小企業の景況感の改善や卸売売上高の改善などを好感し、昼にかけやや下落幅を縮小しました。しかし、ドイツで憲法裁判所によるECBの無制限国債買い取り制度(OMT)の合憲判断の審議が始まったことや、トルコの混乱が拡大したことなどを嫌気。リスク回避の動きから債券が買われ始めると、引けにかけ下落幅を拡大。ニューヨークダウは、この日の安値1万5086ドル(前日比152ドル安)をつけています。結局、ニューヨークダウとS&P500は続落。NASDAQ総合指数は反落して終わりました。ミューヨーク市場の出来高は、前日比9539万株増の6億8813万株。騰落状況は、値上がり420、値下がり2696。VIX指数は、10.5%上げ、17.07に急伸しています。

 ダウ30種は、値上がり3(ユナイテッドヘルス、ファイザー、P&G)、値下がり27。ディフェンシブ系が堅調だったものの、アルコアやデュポンなど景気敏感セクター、金融セクターが売られ、ダウ採用銘柄のうち13社が1%超えの下落になりました。業種別では、移動体通信だけが上昇。食品製造、非耐久消費財の下落幅が小さかったようです。一方、石炭、家電、金山、鉱山、貴金属が下落上位に…。
 NYダウは続落。レポートでも解説しておりますように、依然、上昇レンジ内の動きにあります。いったん、レンジ下限で下値確認をしましたが、現在は2番底確認に来ているところ…。昨年9~10月はレンジを維持できす下放れましたが、ここからが正念場に入ります。長期金利上昇を受け、住宅関係に影響が出始めており、昨年11月安値に突っ込んだ時と同じパターンをたどるのか、踏みとどまって上昇トレンドを維持できるのか…。そろそろ、FRBの明確な指針発表が必要な時に差し掛かってきました。

 米国株は、下落。円は、安全資産買いの影響で対ドルは96円10銭台、対ユーロは127円90銭台にそれぞれ急伸して帰ってきました。円上昇を嫌気し、CME日経平均先物は急落。大証先物終値を400円下回る1万2980円で帰ってきました。レンジは1万2895円~1万3625円。本日の日本株は、朝から波乱しての始まりになりそうです。昨日の下落で、先行して織り込んだ部分はあるものの、昨日の米国市場の円買いはリスク回避に性格を変えており、円買いが勢いをつけるかもしれません。当面、CMEの終値にさや寄せし先物が売られ、裁定解消で現物株が影響を受ける前週のパターンに戻りそうです。レポートでは慌てて強気に変わる必要はない…と書きましたが、先週の安値は下値支持ラインで下げ止まっており、今日はこの安値に対する2番底を確認できるかの正念場になります。朝方の売り一巡後の反応が注目されます。強気に転換するのは、今日の動きをみてから…。

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日銀の金融政策据え置きに失望して反落…先物市場はロールオーバーが今日から本格化へ
 4月4日の異次元緩和で弾は使い果たした…今日の日銀金融政策決定会合の内容は、市場にそう伝えたかったような内容になりました。市場が期待した日本版LTROの期間延長は、「またの機会に…」と肩透かしを食った感じです。もっとも、このところ10年債金利は0.8%台で落ち着き、ボラティりlティも低下していますから、慌ててテコ入れする必要もないということでしょう。もともと、LTROは欧州の債務国危機に際し、問題国国債の金利引き下げを狙って緊急避難的に実施されたものでした。今の日本の国債の状態が、果たしてそんな危機的な状態なのか…。GDPが年率4%を超える成長になっているのに、長期金利が上がらないほうが異常みたいな気もしますが…。まあ、誰がLTROの話を持ち出したのかしれませんが、今回は、先走り過ぎた、ということでしょうか。今日は、LTROに賭けて「円売り・株買い」のポジションを作っていた筋が、梯子を外され、後場から慌ててポジションの解消に動いたことから波乱した…ということでしょう。

 ただ、ファーストリテーリングが下落して指数の足を引っ張ったところを見ても、結構、裁定解消売りが出ていたはずですが、思ったほど、下押す動きにはなりませんでした。トヨタなどブルーチップ銘柄がしっかりしていたところを見ると、足の長い資金が買いに出ていたため、解消売りの影響が少なかったのかもしれません。今日の先物手口を見ると、日経平均、TOPIXとも各証券会社の売り買いが厚みを増しており、今日あたりからロールオーバーがかなり進んできたことを示しています。まあ、先週の急落過程で、ポジションを解消する分は処理を終えていた…ということでしょうか。まあ、海外で為替が大きく変動するなどのが外部環境が変動しない限りは、下押し圧力は弱まわったとみていいのかもしれません。

 本日の日本株は、CME日経平均先物安を受け、反落して始まったものの、日銀の日本版LTROへの期待感や円が弱含んだことから、外需関連株などが買われ、一時プラス圏に浮上。前引けに賭けては、結果待ちから模様眺め気分が強まり、前日引け値を挟んだ小動きの展開になりました。しかし、昼前に日銀が金融政策の現状維持を決定。LTROへの言及がなかったことへの失望感から、前日、作られたポジションを解消する動きが強まり、後場からは円高、先物売りが強まり、下落スタートになりました。先週なら、裁定解消売りと先物売りでスパイラル的に下落するところですが、1万3300円付近になると、押し目買いが入り根を戻すという展開が続き、結局、日経平均は196円58銭安の1万3317円62銭、TOPIXは10.82ポイント安の1101.15ポイントと、ともに反落して終わりました。出来高は、前日比3億株増の35億4489万株、売買代金は1500億円増の2兆7149億円。騰落状況は、値上がり473、値下がり1174でした。

 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗、RSIは27%に低下、25日線かい離は-6.9%に拡大。騰落レシオは75%に低下、7日につけた76%を下回り、再び売られ過ぎゾーンにはいってきました。まあ、先物筋や裁定筋が週末のメジャーSQへ向け、ポジション調整を優先していることから、動きがおとなしくなった、ということでしょうか。朝も書いたように仕掛け的な動きが出るかと思ったんですが、稼ぐだけ稼いだから、あとは、SQ後に回そうということでしょうか。明日3時半過ぎに東証から発表される裁定買い残がどの程度減少しているかが注目されます。結局、ロールオーバーしたらしたで、また、来週から解消売りに悩まされることには変わりはないのですが…。

 結局、昨晩、当面の関門になると書いた、5日の日足長大陰線の寄り付きを上回って終われませんでしたね。短期的なテクニカル指標は売られ過ぎゾーンに入っていますから、目先、リバウンド的な動きはあるでしょうが、週足段階の水準がまだ底値圏に到達しておらず、しばらくは、上下動を繰り返し、下値支持線での底固めをするのでしょうか。注意したいのは、全体が底打ち感を強めてくると、指数に先行し、好業績・高成長株が底打ち反転してくること…。今週末の四季報、会社情報発売日が近づいていますが、2015年3月期の売上見通し次第では、指数と異なる動きを始めるものが出てきます。そろそろ、指数の上げ下げを気にすることから、個別の動きにスイッチする時期に来ているような気がしますが…。
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米格付け引き上げはあったものの、QE政策縮小懸念が消えず、売り買いが交錯。高安まちまちで終了
 おはようございます。 昨日は、参院選の立候補予定者陣営への説明会があったようです。奈良県では、民主党候補者が決まらず、元議員への説得が続いているようですが、二人とも固辞しているようです。負ける戦はしたくないということでしょうか。今回も、消去法の結果、自民党が選ばれるのかも…。まあ、それはそれで、政権安定には良いのですが…。マスコミでは、恒例の与党たたきと、候補者のスキャンダルを書き立てる暴露合戦が始まりそうな気配。マスコミさん、記者さん、稼ぎ時ですね…。

 さて、米国では、まだ22日のFRB議長議会証言ショックの余波が続いているようです。日本株は、ソロス氏のファンドが投資を再開した…と報じられ、昨日の急伸のエンジン役を果たしましたが、同日、FRBウォッチャーとして著名なジャーナリストが、「QE縮小着手時期は早い…」と記事を掲載。市場の警戒感を高めました。前回も、22日のバーナンキ証言に先立ち、FRB方針転換の記事を書いただけに、市場も気にしないではいられない…ということなんでしょう。バーナンキ議長としては、雇用や物価の数字を見ると、まだまだ縮小撤退は早いとは感じているものの、その一方で、銀行の商工業向け貸し出しが二けたの伸びを続けるなどバブル的な動きも出始めており、かねてFOMCも議事録で懸念を表明していました。また、欧州危機が一巡した後、ヘッジファンドなどを中心に高利回り商品を買いあさる動きが強まり、その流れが、ジャンク債(投資不適格債券)まで拡大。その一方で、長期債金利が上昇し、債券に下落リスクが生じてきたことなど、一つ間違えると、危機につながりかねない兆候がでてきたことに懸念したのではないでしょうか。昨年12月のQE3の追加時には、失業率6.5%や物価目標を明示。15年半ばまでQE3を続ける…としながら、突然政策変更を臭わしてきた裏には、バブルの兆候を読み取ったのかもしれません。もしかしたら、FRBの政策目標は微妙に変わり始めているのかも…。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5238ドル59セント -9.53ドル(0.06%)

 NASDAQ総合指数 3473.77ポイント +4.55ポイント(0.12%)

 S&P500 1642.81ポイント -0.57%(0.03%)
 
 CME日経平均先物(円建て) 1万3560円 -60円

 米国10年物国債金利 2.215% +0.054%

 ニューヨーク原油 95.77ドル -0.26ドル

 GOLD 1386.0ドル +3.00ドル

 ドルインデックス 81.67 -0.01 


 週明けの米国株は、主要な経済指標の発表がないなか、朝方、格付け会社S&Pが、米国の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたことを好感。小幅に続伸して始まりました。ただ、FRBウォッチャーのQE縮小報道などが、投資家の懸念を刺激。前週末、大きく上げていた反動で利食い売りも増加。寄り後まもなくニューヨークダウはこの日の安値1万5211ドル(前週末比37ドル安)を付ける場面もありました。その後、FRB関係者から「物価状況を考えると緩和策が長期化する可能性がある…」などハト派の発言があり、押し目買いが増加。この日の高値1万5300ドル(同52ドル高)をつける場面もありましたが、戻り売り圧力が強く伸び悩むと再度下落。引けにかけ前週末の引け値を挟んで、神経質な動きを続けた後、結局、日経平均とS&P500は小幅反落。NASDAQ総合指数は3日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億3358万株減の5億9454万株。騰落状況は、値上がり1365、値下がり1700(NASDAQは、値上がり1590、値下がり891)。VIX指数は、2%近く上げ15.44に上昇したものの、安定的な水準を維持しています。

 ダウ30種は、値上がり14、値下がり16。世界販売の月次売上下が予想を上回ったマクドナルドが1.3%弱上昇。このところ下げ基調にあったディフェンシブ系に見直し買いが入り、ユナイテッドヘルスが1.7%、ATTが1.5%、ベライゾンが0.6%弱上げました。一方、キャタピラ、ホームデポ、ディズニーが各1%超えの下落になりました。業種別は、損保、海運、ヘルスケア、インターネット関連、医薬、銀行などが上昇。一方で、住宅建設、玩具、パイプライン運用、住宅リフォームなどが下落しました。
 NYダウは3日ぶりに反落。前週末回復した25日線上で値を固める展開になっています。FRBの禁輸政策の不透明観が残り、大きな動きができないことから、当面は小動きの展開が予想されます。強含みの動きになりそうですが、このところボリンジャーバンドが縮小方向に動くなどボラティリティが低下するような動きがでており、下値支持線付近で値を固めながら18日、19日のFOMCを待つ動きになるのでしょうか。

 米国株は高安まちまち。円は、米国格付けの引き上げや、長期金利上昇ををうけ、対ドルは98円80銭台(一時99円台)、対ユーロもドル高の影響で130円90銭台と円安水準で帰ってきました。CME日経平均先物は、大証先物終値(1万3620円)比60円安の1万3560円で帰ってきました。レンジは1万3195円~1万3720円。本日の日本株は、円安傾向を好感し堅調に推移しそうです。朝方は、CME終値にさや寄せし、反落スタートになりそうですが、その後は、CMEレンジ上限1万3720円を意識。オプション価格(1万3750円)を意識した仕掛け的な動きも予想されます。ただ、日本株のテクニカル指標では短期的に戻り売りのシグナルもあるといい、海外筋の中には、高値付近から売り仕掛けに動く筋がないとも限りません。引き続き、波乱への備えだけはしておいた方がよさそうです。今日発表された先物残をみても、あまりロールオーバーが進んでいないことも気になります。引き続き、好業績・高成長銘柄を逆張り方針で買う戦略で…。
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円安、GDP上方修正、CME高、ソロス日本株買い再開…好材料山積で急反発して終了
 どんちゃん騒ぎの再開でしょうか…。先週の日経平均株価は、週間で897円下落しましたが、今日の日経平均は636円高。先週の下落分の7割を一日で埋めてしまいました。先週6日夕方の書き込みでテクニカル指標から見た底入れ妄想を書き、よく7日朝の書き込みでは、分水嶺になるかも…としましたが、想定通りの動きになりました。今回の下落相場が始まる一日前の22日に弱気を書いて、お叱りのメールを頂戴いたしましたが、くだんの通りの結果になりました。やはり天底付近は個人的な感情よりも、テクニカルな数字の方があてになりましたね。まだ、はっきり底打ちしたかどうかはわかりませんが、とりあえず今日、日経平均、TOPIXとも3本新値が陽転しました。このところ、小刻みな陰線を重ねてきましたので、陽転しやすくなった…と見ていたら、今日一気に陽転。短期的な強気サインを出してきました。

 まあ、先週末の米国の雇用統計結果では、予想を上回る非農業部門雇用者増と失業率の上昇との間で、投資家の判断が揺れ動いたものの、結局、量的緩和の縮小は先延ばしになるだろうとの観測が優位になり株価は上昇。債券市場は株高や景気の底堅さに素直に反応し、10年債金利は急伸。これを受け、ドルが買われたことから円は97円台半ばに下落して帰ってきました。ただ、雇用統計結果が発表された当初は、ドルが急落。円は一時94円台に上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を160円下回る1万2520円まで下落するなど、相変わらずの乱高下ぶりでした。円安を好感して、CMEの先物が引けにかけ買われましたが、これに拍車をかけたのが、ウォールストリートジャーナルが「ソロスが日本株の購入を再開した…」と、伝えたこと。これでさらに上げに拍車がかかり、CMEの日経平均先物終値は大証先物比540円高…。これで、今日のどんちゃん騒ぎは決定となりました。

 朝は、予想通り、先物買いやオプション筋のヘッジ売りの買戻し、裁定買いなどの要因が一気に重なり、日経平均は、前週末比264円高の1万3141円と大台を回復して始まってきました。先物筋の仕掛けが気になりましたので、債券先物を張り付いてみていましたが、寄り後しばらくして、債券先物が上昇。案の定日経平均は上げ幅を縮める場面がありました。ただ、円相場が98円台に入っていたことから、株先物売りが吸収され、結局、売り崩しができないまま、先物買いが優勢となり、10時以降は、じり高する展開となり、引けにかけ上げ幅を拡大していきました。結構、先物と現物が逆ザヤになる場面がありましたが、先週のように裁定解消売りに値を崩すことはなく、堅調を維持していました。

 まあ、朝方から第一四半期のGDP改定値が+3.5%から同4.1%に上方修正されたほか、今回の日銀金融政策決定会合では、日本版LTROの期間延長を実施。NHKの日曜討論で安倍首相は、設備投資減税や法人課税引き下げなど、本来、参院選勝利後に持ち出す予定だった政策に言及。これだけ、そろってくると、先高観が強まってきますから、無理に解消売りを急ぐ必要は無い…ということで、9月限にロールオーバーし始めたことが、解消売りの圧力減になったということなんでしょう。引け後の先物手口では、先週から解消売りを進めている欧州系証券の先物買いが目立ちましたが、今日の市場は、この解消売りを吸収していたということなんでしょうね。結局、日経平均株価は、636円67銭高の1万3514円67銭、TOPIXは55.02ポイント高の1111.97ポイントと急反発。ともに高値引けして終わりました。出来高は、前週末比11.5億株少ない32億5193万株、売買代金は2兆5760億円でした。騰落状況は、値上がり1670、値下がり39と全面高商状。先週までなら、もっと参加者が増えてどんちゃん騒ぎになっていいのですが、あまりの揺さぶりにふらふらになり手が出せなくなった投資家が多いようですね(いい傾向です)。
 
 今日の引け値での、日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIX同じ)、RSIは31%に上昇。25日線かい離は-5.6%と指数系は上昇。底値からの立ち直りを暗示しています。また騰落指数も先週末の76%から83%台に上昇してきました。とりあえず、先週でガス抜きが終わった…というところでしょうか。先物の決済動向や裁定買い残の動向がわからないので油断はできませんが、円もとりあえず戻りに入ったことも安心材料です。米国株の動向に藻よりますが、明日も陽線をつけて終わることが強気サインになってきますが…。6日に付けた長大陰線の寄り付き(1万3567円)と、先週の週足陰線の寄り付き(1万3551円)が目先の関門。下げが厳しかっただけに、直近高値銘柄の戻り売り圧力は強まりそう。まず、需給面の整理が効いたものから…。
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雇用統計結果を受け、FRBの政策変更懸念が後退。景気敏感株中心に買われ大幅続伸
 おはようございます。 

 世界の金融市場が注目した5月米国雇用統計が昨晩発表されました。非農業部門の雇用者数は、前月の14.9万人増から、17.5万人の増加と雇用者数は増加しました。失業率は、前月の7.5%から7.6%へと上昇していました。製造業の雇用者数が減少する一方、サービス業が、前月の17.2万人増から17.9万人増となり、全体の伸びを支えています。内わけを見ると、専門職が5万7000人増と堅調な伸びを続けているほか、将来の正社員登用につながる人材派遣が2万5600人の増加。レジャー・接客業の4万3000人増、小売りの2万3000人増とサービス業の雇用吸収力の強さが目立ちました。

 ただ、週平均労働時間や時間当たり賃金は横ばいで、将来の雇用増につながる兆候は見られませんでした。失業率が上昇したことについては、前回過去最低の63%まで低下した労働参加率が63.4%に上昇したことが影響。これまで求職活動をしても見込みがないとして、あきらめていた求職者が、労働市場の改善を見て、労働市場に戻り始めたことを示し、景気の強さを裏付けるものとみられます。

 市場は、予想を上回った非農業部門の雇用者数と、上昇した失業率のはざまで戸惑い感を強めたようです。株式市場は、FRBの政策変更の基準とみられる20万人増を下回ったことで、当面、QE縮小はないと判断。買い先行で上昇して始まりました。ただ、為替市場では、QE縮小懸念が遠のいたことでドル売りが優勢となり、円は一時94円90銭まで上昇。その後、株高を受け長期金利が上昇すると、一転してドル買いが優勢となり、円は97円50銭台で終了。相変わらずのボラティリティの高さを示しています。この変動を受け、日本株先物は円相場の変動に合わせて乱高下。一時、1万2520円と大証先物終値を160円下回る水準まで売られたあと、円の下落に加え、有力投資家ジョージソロス氏のファンドが日本株を買っている、と有力経済紙が報じたことも好感され、急伸。大証先物終値を540円上回る1万3300円で終わってきました。終日値幅は780円と連日大幅な変動を繰り返しています。

 少なくとも、今回の雇用統計結果を見る限り、再来週実施されるFOMCでQE縮小が決まることはなさそうですが、バーナンキ議長が懸念するもう一つの動きに、金融市場で大きくなるボラティリティにあります。ヘッジファンドなどの短期投資家が、再びレバレッジを高め、欧州の問題債務国の国債を買ったり、投資不適格のジャンク債を買うなどの動きを強めていることです。もし、何かが起き、一気に資金が引き揚げられたら、欧州債務問題が再燃する可能性も出てきますので、そう簡単にQEを縮小できないという事情もあるようです。すでに、米国のGDPはリーマンショック前の水準を超えており、いずれQE縮小・停止に向かうことは確実ですが、量的緩和にどっぷりつかりきった今の市場に影響を与えず、撤退するのは至難の技…。減らしたり、増やしたり、購入資産の期間を短くしたり…あらゆる手を尽くしながら、撤退するのでしょう。もちろん、その裏には景気の持続的な回復が前提になりますが…。結局は時間をかけながらやるしかなく、市場の迷いも継続しそうです。でも市場は利口です。すでにディフェンシブ系銘柄から景気敏感系銘柄へのスイッチが始まっています。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5248ドル12セント +207ドル60セント(1.38%)

 NASDAQ総合指数 3469.21ポイント +46.126ポイント(1.32%)

 S&P500 1643.38ポイント +20.82ポイント(1.28%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万3220円 +540円

 米国10年物国債金利 2.161% +0.086%

 ニューヨーク原油 96.03ドル +1.27ドル

 GOLD 1383.00ドル -32.80ドル

 ドルインデックス 81.69 +0.10   


 昨日の米国株は、朝方発表された雇用統計結果が、FRBが政策変更をするレベルではなかったことを好感。買い先行で続伸してスタートしました。雇用者数の増加と失業率の上昇という好悪の結果を受け、寄り付き直後はき迷う動きもがあったものの、時間の経過とともにQE縮小懸念は遠のいたとする見方が有力となり、買戻しや景気敏感株への押し目買いが有力となり、次第に上げ幅を拡大。昼過ぎに、FRB関係者から、「QEを直ちに縮小すべき」との発言があり、一時上げピッチが緩む場面もありましたが、引けにかけ再度買いがゆうせいとなり、結局、主力3指数とも大幅続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比6978万株減の7億2811万株。騰落状況は、値上がり2115、値下がり956。VIX指数は、9%近く下げ、15.14に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり26、値下がり4。ディフェンシブ系のATT、メルクが下落。シスコシステムズ、インテルが小幅に下落していました。一方、スリーエムやボーイング、GEの景気敏感株が各2%超え上昇。ディズニー、AMEXの個人消費関連、ホームデポも買いなおされました。
 NYダウは続伸。レポート直近号で想定したように4月11日高値の頭たたきと上昇バンドの下限ラインで下げ止まり反発しました。まだ、3本新値が陰転したままであり明確な買い信号は出ていませんが、MACDの動きにも変化が出る兆候がでています。詳しくは、明日発信のレポートで解説します。

 米国株は続伸。円は、前段でも書きましたように乱高下したあと、97円50銭台、対ユーロは128円90銭台と、ともに前日水準で帰ってきました。CME日経平均先物は、大証先物終値を540円上回る1万3220円で帰ってきました。レンジは1万2520円~1万3300円。週明けの日本株は、ソロスの日本株買いの報道もあり、お祭り騒ぎになるのでしょうか。週末にメジャーSQを控えていますが、この動きは弱気筋に大きなダメージを与えそうで、この巻き返しから指数が乱高下することも予想されます。詳しくはレポートで…。
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先物筋と裁定取引業者にかく乱され、乱高下を繰り返した後、小幅に続落して終了…TOPIXの下落幅は日経平均の6.5倍。すでに指数の機能は果たさず。
 ちょっと体調が悪く横になっていました。別に、相場に負けたわけではありませんが、このところ膝が悪く散歩していないので、血の巡りが悪くなっているようです。今晩は、歩きにでてみましょうか…。

 さて、嵐が吹きまくる日本株ですが、今日も日経平均現物は558円幅。先物は820円幅…。昨日のCMEが955円幅ですから、少しはましですが、こんな荒っぽい市場にまともな投資家は近づいてきませんよね。その結果、板が薄くなって裁定解消売りの影響が強まり現物株の下落幅が大きくなる…。まあ、その前に今年の5月22日までいい思いをしたんだから良いじゃないか…という皮肉も言われそうですが、一日の動きを見てると、先物筋のやりたい放題です。朝方は、先物市場が開く8時45分から、先物を買いあがり、現物市場が開くと、一転先物売りに転換。株先物の買いを誘ったあと、9時30分を過ぎると、今度は債券先物を前引けにかけ買いあがり、一方で、株先物売りを出すという荒っぽいやり方。この先物売りが裁定解消売りを誘い、後場寄りにかけ日経平均の下落幅が拡大し、1時過ぎに日経平均はこの日の安値1万2548円(前日比356円安)をつけています。しかし、その後は、引け後に公的年金の運用方法の変更についての会見があるということから、株先物が買われると、債券先物が売られだし、一方で株先物の上げが加速。今度は裁定買いが入り、日経平均は、前日比で202円も上げるという、遊園地のジェットコースターも顔負けの乱高下でした。

 このまま、終われば…と誰しもが思いますが、引けが近い2時45分を過ぎると、債券先物市場は一転して買いに転換。株先物が売られ、日経平均はあっという間に値を消し、マイナスに転換してしまいました。引け後も、現物市場との時差を利用した売りが続き、株先物は、現物の終値を大幅に下回る1万2680円で終わっています。まさに、債券先物と株先物の商品間裁定を使ってやりたい放題です。その動きによって裁定取引が行われ、指数採用の値嵩株が乱高下を繰り返しているという状態。他の銘柄は、指数の乱高下をよそに、ひたすら「下に~、下に」の大名行列を続け、終日、値下がり銘柄は1000を超えている状態でした。何が、市場を代表する指数だ…という感じですね。投機筋のおもちゃにされています。勝手にやる分には構いませんが、裁定取引とつながり現物市場に影響を与えてきますから始末が悪い。今日の先物手口を見ると、ソシエテゼネラルや野村、みずほなど裁定取引を行っている証券会社の買い手口が目立っていました。おそらく、「株先物買戻し・指数現物売り」の裁定解消をやったのでしょう。ほんの数社の裁定業者と投機筋のために市場がかく乱されていることを、取引所は何とも思わないのでしょうか。

 こんなにボラティリティが大きくては、海外の年金や投信などまともな投資家は、いくら割安だといっても、近づいてはきません。結果、裁定解消売りが吸収できず、ますます、ボラティリティが大きくなる…という悪循環におちいります。まあ、大きな原因は、黒田日銀が、異次元の緩和を実施し、長期金利をさらに下げて…と想定したのが、反対に急騰したということで、歯車が逆回転した…ということなんですが。来週の日銀金融政策決定会合で、どんな対策を出してくるのか…。市場は、期待せずにお手並み拝見というところでしょう。

 まあ、今年は「五黄土星」。九星の中で一番影響が強い星回りで、良いことも悪いことも極端にでてきますので、こんな展開になるんでしょう。今年いっぱいは続くんですから、付き合っていくしか仕方がありませんね。
 さて、日経平均の指数を云々しても仕方がありませんが、今日の引け値での日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIX同じ)に低下。RSIは22%に低下。昨年7月の11%に近づいています。また25日線かい離は-10.9%と指数型のものは底値圏に到達しています。全体の動きを正確に表す騰落レシオは76%に低下。ついに売られ過ぎゾーンの80%を切ってきました。昨年6月4日の厳しい下げ過程で59%に落ちて以来の数字ですが、この数字が点底をつけて一か月くらいすると、実際の天底がくるということですから、ここから一か月の動きがポイントになります。まあ、押しが浅ければ、日柄整理は短いとみましたが、もしかしたら、日柄にかけられるかもしれませんね。ただ、売られ遅れていた小型株の下げ幅が大きくなってきましたから、そろそろ、指数と関係のないところで底打ち反転するものが出てくるかもしれません。相場の立ち直りは、先にうられたものから…。以前から不動産株を強気してきましたが、主力株は前回大相場時の節値で下げ止まり、このところ値固めに入っていました。ここから先は、指数を見過ぎたら、大きな獲物を吐露逃がすことになるかも…。

 日経平均の下値めどなど詳しくは、日曜日発信のレポートで解析してみます。そろそろ散歩に出かけますので…。

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ECBの利下げ見送りや雇用統計結果への懸念から債券が急伸。為替波乱から急落するも、FRB関係者の火消し発言を受け反発して終了
 おはようございます。肌寒い朝でした。データ集めをしていると身震いしてきて慌てて長袖の上着を羽織りました。昨日の米国市場の動きを見ても、ぞっとする感じでしたが…

 さて、昨日は米国の投資家の「プッツン」について書きましたが、やはり大きな変化がでましたね。昨日はECB(欧州中央銀行)が、利下げを見送っただけでなく、マイナス金利について「準備は進めているが、まだ実施すべき時ではない…」とドラギ総裁が語ったことから、ユーロがドルに対して買われました。また、前日の予想を下回ったADP全米雇用報告が予想を下回ったことから、今晩発表の雇用統計結果がさえないものだった場合、FRBのQEによる量的緩和策が継続される…との観測が高まり、長期金利が急低下。一時、10年債金利は2%を割り込み1.999%まで低下。ドル安傾向にあったうえ、長期金利が低下したことで、日米の金利差が縮小。円買い圧力が高まり、ストップロスの円買いを巻き込んで一気に、95円台後半まで円は急伸。円の急伸を嫌気して、CME日経平均先物も急落。一時、1万2290円(大証先物終値比530円安)まで売り込まれる場面もありました。さえない景気指標が続いたにもかかわらず、QE縮小を急ぐべきとのタカ派連銀総裁の発言が続いたことが、市場を疑心暗鬼に追い込み、ついに昨日の波乱につながりました。

 これをうけ、FOMCで投票権を持つ、セントルイス連銀のブラード総裁は「インフレ率が目標の2%に向け上昇するまで、現在の買い入れ規模を維持すべき…」と発言。また、タカ派の最先鋒でFRBのQE政策に常に反対票を投じてきたフィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁は、連邦公開市場委員会の証言で「市場はQE縮小懸念を真剣に受け止め、過剰に反応し過ぎている」とし「その度合いは誤りである可能性が高い…」と証言。ハト派とタカ派の連銀総裁の発言で火消しに動いてきました。市場もこれを好感し、債券、株式とも落ち着きを取り戻しましたが、期待インフレ率が低下した円に対しては、もとに戻れず、円高、株先物安のまま日本に帰ってきました。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5040ドル62セント +80ドル03セント(0.53%)

 NASDAQ総合指数 3424.05ポイント +22.58ポイント(0.66%)

 S&P500 1622.56ポイント +13.66ポイント(0.66%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万2700円 -120円

 米国10年物国債金利 2.075% -0.025%

 ニューヨーク原油 94.76ドル +1.02ドル

 GOLD 1415.80ドル +17.30ドル

 ドルインデックス 81.56 -1.01
 

 昨日の米国株は前日まで大幅続落していたことにくわえ、朝方発表された新規失業保険申請件数がわずかに予想を上回ったことからQE縮小懸念がやや後退したことから押し目買いが増加。小幅に反発してスタートしました。ただ、今晩発表される雇用統計への警戒感が強く、寄り後は売り買いが交錯。前日引け値を挟んで、小動きに展開が続きました。しかし、昼前にECBが利上げを見送ったほか、マイナス金利の実施も先送りされるとの報が伝わると、ユーロに対しドル売りが優勢となったほか、市場に雇用統計結果が思わしいものではなかった場合、QE策が継続されるとの観測が増加。国債を買いなおす動きが強まり10年債金利が2%を割り込むと、主要通貨に対するドル売りに拍車がかかり、つれて株価も下落幅を拡大。ニューヨークダウは、一時、この日の安値1万4844ドル(前日比116ドル安)をつける場面もありました。しかし、その後は、予想を上回る既存小売店売り上げや、連銀総裁からの火消し発言が相次いだことを好感。引けに賭け急速に値を戻し、結局、主力3指数とも3日ぶりに反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5948万株増の7億9789万株。騰落状況は、値上がり2410、値下がり670。VIX指数は5%近く下げ16.634に低下しています。

 ダウ30種は値上がり24、値下がり5、変わらず1(トラベラーズ)。長期金利の低下を受け、ベライゾン(3.4%)、ファイザー(2.29%)、ATT(1.6%)など高配当銘柄がかわれたほか、住宅建設関連の上げを受けホームデポも2.8%上昇しました。キャタピラやシェブロン、ユナイテッドテクノロジーの景気敏感株が下落しましたが、いずれも1%以下の下落にとどまっています。
 NYダウは3日ぶりに反発。レポートで図示したようにレンジ内に収まり、50日線を下値に反発して終わりました。依然、レンジを下回るリスクは抱えたままですが、FRB関係者からの火消し発言から、早期のQE縮小懸念は収まってくるものと思われ、割安感が出てきた好業績株を中心に再評価の押し目買いが入りそうです。

 米国株は反発。円は、ドルが主要通貨に対し全面安になった流れを受け、対ドルは97円30銭台、対ユーロは128円90銭台にそれぞれ上昇して帰ってきました。一時は、米金利低下を受けて、95円台まで上昇する場面もありました。CME日経平均先物は、大証先物終値を120円下回る1万2720円で帰ってきました。レンジは、1万2290円~1万3245円と、1000円近い振幅で帰ってきました。本日の日本株は、CME日経平均先物終値にさや寄せし、続落してスタートすることが予想されますが、円の上昇から、先高観がよわまわっており、来週のメジャーSQを前に裁定解消を急ぐ動きから波乱含みの展開も予想されます。このところ、相場の方向性に賭けるヘッジファンドなど短期筋が売り攻勢を強めていることも懸念材料。ただ、市場が失望した成長戦略に関し、菅官房長官が法人税減税に言及するなど、市場を意識した発言を強め始めたことには、売り方も警戒感を強めてきそう。今晩の米国雇用統計への懸念はあるものの、今日は当面の相場の分水嶺になるかもしれません。 

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先物への仕掛け的な売りと裁定解消売りに乱高下し、続落。1万3000円の大台を割れして終了
 日銀の黒田総裁が就任しての初仕事だった4月4日の異例の量的緩和は、想定外の金利上昇につながってしまいました。異次元緩和が決まった4月4日の日経平均終値は1万2635円でしたが、今日の終値は、1万2904円…。あと269円で上げ分を吐き出してしまいます。日銀が異次元緩和に踏み切ったあと、ヘッジファンドなどの短期筋は「債券先物売り・株先物買い」や「円売り・株先物買い」などの商品間裁定を組んで、売買を繰り返してきましたが、この間、債券市場が弱含みに推移したことから、さらに株先物買いに弾みがつき、それが現物株との裁定取引を通じ、日経平均を押し上げてきた…ということです。それなりの株高エンジンが機能していたわけです。ところが、先月22日の上下両院合同委員会で、「しばらくはQEによる緩和政策を続ける…」とペーパーを読み上げたのに、議員からの質問に「強い景気が持続するシグナルがあれば、今後数回以内のFOMCで、緩和策を縮小することもありうる…」と回答。市場のムードは一変してしまいました。

 米国の長期金利は一気に2%台に上昇。市場が不安定になるとともに円が上昇すると、これまで株高を支えてきた歯車が逆回転。「円売り・株先物買い」は「円買戻し・株先物売り」に転換。「債券先物売り・株先物買い」は「債券先物買戻し・株先物売り」に転換。株高エンジンが逆回転を始め、これが4兆3000億円を超えるまでに膨らみあがっていた裁定買い残の解消売り導火線に火をつけ、下落幅を拡大した…というのがこれまでの流れでした。3月8日の前回メジャーSQ以来、裁定買い残は2兆円増加しましたが、先週までに解消売りで7000億円が減少。今週も、解消売りがガンガンでていましたから、増加分の半分ぐらいは減少したのではないでしょうか。昨年3月高値の時も、裁定買いで上昇。買い残は8570億円から、ピーク時には2兆1000億円台に1兆3000億円増加。6月にかけ解消売りで1兆円に減少。株価は、元の木阿弥になりました。今回も、あと270円も下げれば黒田異次元緩和効果は剥げ落ちてしまいます。

 まさか、アベノミクスの部分まで全部剥げるとは思いませんが、まだ3兆円以上ある裁定買い残の解消売りが続き、市場のセンチメントが悪化して誰も押し目買いしなくなったら、もとの民主党政権時代の株価に逆戻りしてもおかしくはありません。まあ、赤ちゃんみたいな政権から交代したことだけで相場がかさ上げされていますから、そんな馬鹿なことはありませんが…。

 ただ、そろそろ潮目が変わる時期は近くなりそうです。明日の夜から注目の米中(非公式)首脳会談が行われます。日本にとっては尖閣問題のほか、TPPへの中国参加表明などの問題があり、会談を前に益出しを急ぐ必要があること。また依然にも書きましたように、対北朝鮮包囲網の一環として、日米韓の協力体制を再構築すること…そのための韓国が要望する円安是正が必要だったことも、会談が終われば変化してくる可能性があります。また、来週には日銀金融政策決定会合があり、何らかの金利抑制策が出る可能性もあり、為替が円安に戻ることも予想されます。今週に入って、債券先物は、下落中の25日線に近づくと頭が重くなるなど、だんだん大きな変化が出にくくなってきました。投機筋も商品間裁定を組みにくくなっており、だんだん仕掛け的な動きは落ち着きを見せることになりそうです。

 また、朝も書きましたように、景況感が悪化しているのに、タカ派といわれる連銀総裁たちのQE縮小発言が続いています。将来ありうるだろうQEの縮小に対し抵抗力をつけておこうという狙いがあるように思われますが、昨日の動きを見ると、少々薬が効きすぎている印象を受けます。昨年5月ごろに、景気上昇を背景に縮小論がでて長期金利が上昇。住宅ローン金利が4%台に上昇すると、住宅関連指標が悪化。これを受け個人消費もマイナスになり、景気が腰折れする兆候を示し、慌てて金利低下を促す措置を講じています。今回も、昨日、住宅ローン金利が4%台に乗せ、それとともに住宅ローンの借り換えが二けた減、新築のためのローン申請も減少しています。こんな状態にもかかわらず、連銀総裁たちが声高にQE縮小を唱えるわけですから、市場が「FRBは景気が減速しても、QEを縮小するのではないか…」と勘繰るのも無理はあっりません。結果的に「プッツン」したのが昨日の相場。相場的にも、大きな下げが来る分岐点に差し掛かってきましたから、何らかのテコ入れが入る可能性が強まっています。

 まあ、すべて憶測ですが、チャート面からみても、そろそろ、転換点が近いところにきました。詳しくは、レポートで図示します。また、今日の引け値で、日経平均サイコロは6勝6敗に低下。RSIは26%に低下。25日線かい離はマイナス11%近くに拡大。騰落レシオは80%に低下。そろそろ売られ過ぎゾーンに入ってきます。本来は週足ベースで買いゾーンになるのを待ちたいところですが、昨年3月高値の底打ちがあった7月25日のRSIは11%…。ここから売り込むにはリスクが高まってきます。昨日も書きましたように、75日線を挟んで抵抗するような動きもでてきました。まだ自信はありませんが、そろそろ近いかな…という感触は出てきました。来週に入ったら景色は変わっているかもしれませんね。慌てて出ていかなくても、これからの上げは、アベノミクスの成長戦略を評価する方向に変化しましから、上げ方もゆっくり…になると思います。まず想定した通りになるかどうか。それを見極めて動いても遅くはない。

 今日は一日体調がすぐれず、寝たり起きたりを繰り返していましたが、なぜだか気分だけは「ハイ」。もしかしたら、勢いに任せて、妄想を書いてしまったかも…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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