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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2013/11 | 12
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QE縮小観測の後退を受け続伸したものの、重要指標の発表待ちから、小動きの展開
 おはようございます。欧米市場が冬時間に移行。先週までに比べ、大引けがⅠ時間贈れますので、データ集めに苦労するようになりました。もっと効率を上げなければ…。

 さて、先週はFOMC声明文を受け、QE縮小時期の前倒し論が再燃。金利が上げドルが上昇。これに拍車をかけるように、CPI(消費者物価)の急落から欧州の追加緩和観測が台頭。ユーロが下落したことを受け、ドルインデックスも一気に80ポイント台を回復してきました。おかげで、円も対ドルで98円台後半まで押し下げられましたが、3連休を挟んでいる間に、気迷い感もでてきたようです。欧州では、10月の製造業PMI改定値が発表されましたが、速報値通りとなり9月から上昇。これを見て、7日開催のECB理事会では緩和は無いとの観測が高まり、欧州銀行間貸出金利は小幅に上昇しています。ただ、株式市場では、引き続き緩和観測が強く、主要市場の株価は上昇。債券市場も上昇しており、緩和期待は依然強くなっています。

 米国でも市場のQE縮小先延ばし論は根強く、週明けの株式市場もこの期待を背景に上昇しています。今週末に雇用統計の発表を控えており、模様眺め気分が強いようですが、昨日もFRB関係者の発言に関心が集まりました。ダラス連銀のフィッシャー総裁が「QE縮小を3月までに支持する可能性を排除しない」とタカ派的な発言をしたものの、セントルイス連銀総裁が「すさまじい勢いで買い取りを進めている。解除が望ましいが、まずは目標達成が最優先」と発言。ボストン連銀総裁も「異例の緩和策を一貫して支持する」とハト派的なコメントを寄せています。ややハト派的な論調が勝っているようですが、パウエルFRB理事は、当面、緩和的な政策が推し進められる、としながら「サプライズをもたらすような政策はとらない。変更がある場合でも、事前告知を行う…」として、市場が先走ることをけん制しています。ただ、昨日については、製造業新規受注が予想を下回る低下になったことでドルが売られています。次回のFOMC開催(12月17日・18日)まで、為替の方向も不透明感を増しそうです。

 4日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5639ドル12セント +23ドル57セント(0.15%)

 NASDAQ総合指数 3936.59ポイント +14.55ポイント(0.37%)

 S&P500 1767.93ポイント +6.29ポイント(0.36%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4330円 +140円

 米国10年物国債金利 2.60% -0.02%

 ニューヨーク原油 94.62ドル +0.01ドル

 GOLD 1314.70ドル +2.50ドル

 ドルインデックス 80.57 -0.15


 週明けの米国株は、欧州や中国の景況感改善に加え、QE縮小懸念の後退観測から買いが先行。続伸してスタートしました。寄り後も景気敏感株を中心に買いが続き、ニューヨークダウは寄り後まもなくこの日の高値1万5658ドル(前週末比43ドル高)を付けています。ただ、製造業新規受注が公表され、2か月連続して減少したことがわかると、利食い売りが増加。一時マイナス圏に沈み、昼ごろ、この日の安値1万5588ドル(同27ドル安)をつける場面もありました。しかし、GS証券がエクソンやUSスチールなど景気敏感株の投資判断を引き上げたことが好感され押し目買いが増加。引けにかけ次第に上げ幅を回復。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。週明けで手がかり材料が少ないうえ、週末に雇用統計の発表を控えていることから模様眺め気分が強く、NYダウの終日値幅は70ドルにとどまっています。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億4838万株減の6億6045万株。騰落状況は、値上がり2045、値下がり1005。VIX指数は、2.6%下げ、12.93に低下しています。

 ダウ30種は値上がり20、値下がり10。投資判断上げがあったエクソンが2.55上昇。採用銘柄中最大の変動率になりました。このほかマイクロソフト、ベライゾンが各1%超え上昇したものの、その他は小幅な上げにとどまりました。一方、VISAとデュポンが各1%超え下落したものの、その他はいずれも小幅な下落。業種別は代替エネルギー、アルミ、金鉱山、石炭などが上昇。バイオテクノロジー、家電、不動産リート、消費者金融、インターネットなどが下落。
 NYダウは続伸。前週史上最高値を更新したことに伴う、利食い売りの消化局面。また、NASDAQ総合指数も続伸していますが、現在は、最近高値を結んで形成される下値支持線の信頼度を確認誌に来ているところ。S&P500も2009年の金融危機後の底から始まったレンジ相場の上限に来ており、現在は、突破のためのエネルギー蓄積期。当面、小動きの展開が続きそう。

 米国株は続伸。円は、休み中に98円台後半に下落が進んだものの、昨日は、欧州緩和観測の後退などをうけドルが売られたことから対ドルは98円60銭台に小幅上昇。対ユーロは133円20銭台に小幅に軟化。CME日経平均先物は、先週末の国内先物終値比140円高の1万4330円で帰ってきました。レンジは1万4240円~1万4345円。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし堅調な始まりが予想されるものの、本日から空売り規制が緩和されることや、為替にらみの展開から方向感のない展開になりそうです。欧州CTA機関店の先物売却は先週で一巡したようですが、英国系や米系証券の買い玉が残っており、20日のヘッジファンド決算へ向けてのポジション調整の売りも懸念されます。週末にオプションSQを控えていることも、先物筋の仕掛けの材料にされやすいところ。ここは前週に続き、業績発表銘柄を個別に買う流れか…。空売り規制の緩和から、アナリスト予想を下回った銘柄への売りたたきが増幅する可能性もありそう。通期見通しの増額修正期待の強い銘柄や、前週売られ過ぎている高進捗率銘柄の押し目買い…。

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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