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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2013/11 | 12
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予想を上回る雇用統計結果と弱い消費関連指標、物価指数が綱引き状態。結局、QE縮小先延ばし観測が勝ち大幅反発して終了
 おはようございます。 先週後半はサプライズ続きで、精神的に参ったのか、昨晩はパソコンに向い気力もありませんでした。来週予定しているお伊勢参りの本を読んでいましたが、このところ本が睡眠薬代わりになっており、部屋の電気はつけっぱなしで朝まで寝てしまいました。でも、目覚めてパソコンをつけたら、また、目が点に…。さすが、水が3つも重なる11月の「癸亥」の大荒れの運気。今月はまだまだサプライズが続くのでしょうか…。攻めて「ポジティブ」なものが続いてほしいのですが。

 さて、注目の米国の10月雇用統計が発表されました。非農業部門の就業者数は予想の12万人増対し、結果は20万4000人の増加。同時に9月分が14.8万人増から16.3万人増に、8月分が19.3万人増から23.8万人増に、それぞれ上方修正され、米国経済が雇用の増加をともない順調に拡大していることが確認されました。失業率は、前月から0.1%上昇し7.3%に、労働参加率は過去最低の62.8%に低下する、など指標の悪化も見られました。ただ、就業者数の集計にあたっては、政府機関の閉鎖にともなう一時帰休者を除外したのにたいし、家計調査を使った失業率と労働参加率の集計には、一時帰休者の数字が含まれるなど、今回の統計数字には整合性がない点に注意しておかねばなりません。しかし、前2か月の数字が大幅に上方修正されたほか、増加数がFRBが目標とする失業率6.5%達成に必要な20万人台の増加になってきたことは、QE縮小への大きなステッピングボードになる可能性もあります。

 その一方、今宵統計に遅れて発表された9月の個人所得・支出統計では、FRBが物価判断の指標にしている価格指数(PCE)が発表され、エネルギー、食料を除くコアPCE価格は前月比0.1%の上昇、年率は1.2%の上昇。FRBが目指す2%とはかけ離れた数字になっています。バーナンキFRB議長が心配するデフレ懸念が続いていることになり、この点はQE継続の大きな理由になってきます。昨日の米国株は、雇用統計結果を受けて、QE縮小の前倒し懸念が高まって始まり、PCEの数字を見て、「やはりQE縮小は先だ…」という観測が高まり、株価が上昇した…ということでしょう。株価が高値圏にあることから、投資家の市場心理が不安定になっていあす。株価乱高下の持つ意味を考えておく必要がありそうです。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5761ドル67セント +167ドル80セント(1.08%)

 NASDAQ総合指数 3919.23ポイント +61.90ポイント(1.60%)

 S&P500 1770.61ポイント +23.46ポイント(1.34%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4260円 +170円

 米国10年物国債金利 2.7460% +0.1330%

 ニューヨーク原油 94.60ドル +0.40ドル

 GOLD 1284.60ドル -23.9ドル

 ドルインデックス 81.23 +0.38 


 昨日の米国株は、より前に発表された雇用統計結果への見方が対立。小幅上昇して始まったものの、予想を上回る就業者数の増加はQE縮小の前倒実施につながるとの観測がまさり、売りが増加。寄り後まもなくニューヨークダウはこの日の安値1万5579ドル(前日比14ドル安)をつけています。しかし、ミシガン大消費者信頼感指数(11月)が前月水準、予想をともに下回り消費への警戒感が高まったほか、PCE価格指数がFRBの目標値を下回ったこともQE縮小の先延ばし観測につながり、一転して買いが増加。昼前に1万5700ドルの大台を回復。その後は、高値圏での持ち合いが続きましたが、引け近くに、バーナンキ議長が雇用統計結果に懐疑的な見解を出すと、引けにかけ買いなおされ、結局、主力3指数とも大幅に反発、前日の下落分をほぼ埋める格好で終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比8643万株減の8億2276万株。騰落状況は、値上がり1782,値下がり1322。VIX指数は、7.2%下げ12.90に低下。

 ダウ30種は、値上がり27、値下がり3(ホームデポ0.28%、マクドナルド0.20%、IBM0.01%)。JPモルガンの4.47%上昇を筆頭に、17銘柄が1%超えの上げになり指数の上昇に寄与しました。業種別は、生保、旅行代理業、銀行、投資サービス、石炭などが上昇。代替エネルギー、住宅建設、タイヤなどが下落。
 NYダウは反発。最近の高値を結んだレンジ上限付近での動きが続く…。前日、下値支持線に転換したはずのレンジ上限ラインを下回り先行きが懸念されたNASDAQ総合指数は反発し、再びレンジ上に出てきました。S&P500とともに、レンジ上限ラインの下に支持力の強さを確認しており、信頼性が高まれば再度上値どりへ…。

 米国株は反発。円は、QE縮小懸念の高まりから米長期金利が上昇したことを受け、対ドルで99円10銭台、対ユーロは132円50銭台と、ともに下落。CME日経平均先物は、国内先物終値を170円上回る1万4260円で帰ってきました。レンジは1万3995円~1万4295円。週明けの日本株は、円の99円台乗せやCME高に支えられ、反発してスタート。前週の波乱分を埋める動きになりそうです。日経平均の予想EPSが970円に増加したことで、投機筋は日本株を売り込みづらくなったほか、堅調な業績をみた海外長期資金の買いも予想され、そろそろ次の上げ機会を探る展開も始まりそうです。為替見通しの不透明感から通期見通しを据え置いた為替敏感企業が注目されるか…。日経平均日足RSIが38%台に低下。騰落レシオは98%台と整理が遅れており、主力株が見直されるかも…。詳しくは、明日発信のレポートで解説します。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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