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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2013/11 | 12
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円安を好感した先物の仕掛け的な買いに、裁定買いなどから4日ぶりに急反発して終了
 アジア主要市場の中で日本株が独歩高になっています。FOMC議事録で、QE縮小が想定よりも近い…という観測が台頭。米長期金利が上昇し、円が売られたことが、先物買いを誘い上げ幅を拡大したようです。新興国株にとっては「ドル高・米金利上昇」はリスクオフとなり投資資金の引き上げ要因になりますから、まあ、新興国の株価が下落するのはわかりますが…。今日の日本株の動きは……?

 市況解説では朝方発表された投資主体別売買動向で海外投資家の買い越し額が1兆1545億円と過去2番目の規模になったことを好感した、ということのようです。ただ、先週からCTA機関店の欧州系証券会社の買い越しが続いていることについて書いてきましたが、今日発表された先物オプションの売買動向を見ると同期間(11月5日~15日)に、海外投資家は日経平均型を2156億円、同ミニ型を1886億円、TOPIX型を1449億円とトータルで5491億円買い越していました。前の週まで売り越しだっただけ、先週になって突然、先物筋の姿勢が変化したことになります。1兆円超えの買い越しをはやしていますが、中身は半分が短期資金。先週から今週にかけての上げが、先物筋が演出した可能性が高いことをうかがわせます。もちろん、彼らの買いの裏にはヘッジの円売りがありますから、円安になったのも当然の動き…。結局、先物筋の味付買い⇒円安⇒裁定買い⇒先物買い(円売り)がスパイラル的に入ったほか、オプション市場で弱気ポジションを取っていた投資家が、損失回避のために先物を買ってヘッジしたことも上げ幅の拡大につながったんでしょう。

 また、昨日発表された裁定買い残(11月5日~15日)は、4156億円増加し、3兆8661億円になっていました。先物買いに見合う金額が増えていますから、今の指数の上げは先物買いと裁定買いにより押し上げられたことは数字の上でも示された格好です。今の相場は先物筋次第…とかいてきましたが、今日も仕掛け本尊の欧州系証券は売買を繰り返していたようですが、最終的に2300枚を超える買い越しになったようです。今日の指数採用銘柄の動きを見ると、ユニクロが51円、KDDIが29円、ソフトバンクが28円、ファナックが11円と指数寄与度の高い4銘柄で120円近く日経平均を押し上げています。また、レポートでは、指数寄与度の高い銘柄が一定水準に達すると解消売りが出てくる…としていましたが、今日の上げで、過去相場が反転した水準に近づいています。

 まあ、ここまでは、ありがとうございます…ということですが、これが裏返しになると、先物売り(円買い)⇒裁定解消売り⇒先物売りというスパイラルの下げになるのですが、出来高があれば解消売りを吸収できて、事なきを得るのですが…。大口投資家の手が止まってくる月末ころに売り仕掛けが入りやすくなるかも…。良心的に解釈すれば、決算発表が終わり、通期の増益が確認されたものの、経営者が弱気すぎ増額が予想される、として、先物で織り込みにきた、という見方もできますが…。あまりあてにはなりません。
 まあ、明日以降先物筋がどう動き、もし下に振れたときに解消売りを吸収できるだけの出来高があるかどうかが焦点になってくるんでしょう。

 さて、今日の日本株は、前段に書きましたように、買い仕掛けや損失カバーの買いなどが重なり、終日上げる展開となり、日経平均は289円52銭高の1万5365円60銭、TOPIXは12.88ポイント高の1246.31ポイントと4日ぶりに反発して終わりました。出来高は、25億2099億円、売買代金は2兆3466億円ととも前日から急増しています。騰落状況は値上がり1198、値下がり419。円安を写し内需系がさえませんでした。
 今日の引け値での日経平均サイコロは6勝6敗と変わらず。TOPIXは7勝5敗に上昇。RSIは75%と前日から10ポイントの上昇。一気に80%の警戒ゾーンに近づいてきました。25日線かい離は+5.1%。警戒ゾーンの+7%超えには余裕があります。騰落レシオは117%と前日から6ポイントの上昇。はっきり言って先物筋の動きは予想なんかできません。もしかしたら、来月に控えるメジャーSQへ向けて何らかのポジションを積み上げているのかもしれません。

 まあ、なにもわからない以上、テクニカルな指数を重視するしかありません。以前から1万5620円付近を目標に掲げていますが、この少し上には、バブル崩壊後の戻り高値を結ぶ上値抵抗線が控えており、果たして、先物筋がこの壁突破に貢献してくれるかどうか…。明日で、今週の立会が終わりますが、日経平均週足のMACDが昨年10月来の買い信号を出してきているのですが…。TOPIXが月足一目均衡表の「雲」抜け寸前まで来ていますが…、この月末には、テクニカル的にいろいろ面白いことが控えているのですが…。

 今日は書いていてさっぱり面白くありません。いつになったら、先物や裁定取引の呪縛から解放されるんでしょうか。最近はアルゴリズム取引なんていうものもかく乱要因になっていますしね…。そういえば、今日の午後4時過ぎ、ロシアからのウェザーニュースの衛星打ち上げが成功したようです。北極海航路向けの予報サービスの決め手になるもので、無事、稼働できるかどうか大いに注目されます。

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QE縮小先延ばし期待から堅調持続も、縮小に言及したFOMC議事録を受け、続落して終了
 おはようございます。 窓から見える生駒山に山肌がどんどんカラフルになってきました。今日は朝日に映えて、いつもより鮮やかに見えます。今日は竜田川のほうに「紅葉狩り」にでも行ってみましょうか…。

 さて、米国FRBの資産買い取りによる量的緩和策(QE)に対する投資家の見通しが千路に乱れています。バーナンキFRB議長は、5月22日の議会証言で「年内QE縮小開始、来年半ばにQE停止…」を突然切りだし、世界的な金融市場の混乱を招きました。しかし、一昨日の講演で、FRBの想定を下回る雇用状況を受け、「QE縮小のスケジュールは決まっていない…」とのべ、事実上、年内縮小開始…とした、5月の方針を撤回しました。市場は、安心感に包まれたものの、また、来年の縮小時期を巡って新たな織り込みをしなければならず、株式市場の反応はもう一つ、というところでした。株式市場は高値圏にあるものの、投資家は「売る理由」を探しているような印象を受けました。

 バーナンキ講演に続き、昨日は、市場の予想を覆した10月FOMC(連邦公開市場委員会)の議事録が発表されました。この中で、メンバーが景気の下方リスクが低下しているとして、「今後も経済が想定の範囲で推移すれば、今後数回の会合で縮小が可能…」としたことから、一気にQE縮小前倒し懸念が増大。発表を機に売りが増加し、下落に向かいました。やはり、市場は弱気材料の方に反応しやすくなっているようです。FOMC議事録を受け、大手証券では3月にテーパリング(縮小)が実施される可能性が強いが、年内実施も捨てきれない…と見方を修正しています。まあ、売り場を探していた投資家にとっては「渡りに船」の内容になりました。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5900ドル82セント -66ドル21セント(0.41%)

 NASDAQ総合指数 3921.27ポイント -10.28ポイント(0.26%)

 S&P500 1781.37ポイント -6.50ポイント(0.36%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万5160円 +60円

 米国10年物国債金利 2.7920% +0.08%

 ニューヨーク原油 93.33ドル -0.01ドル

 GOLD 1258.0ドル -15.5ドル

 ドルインデックス 81.02 +0.48 


 昨日の米国株は、前日のQE縮小先延ばし期待やECB(欧州中央銀行)がマイナス金利を検討していることなどを好感。朝方から買いが先行し、小幅に反発して始まりました。この日にFOMC議事録の公表を控え模様眺め気分の強い展開でししたが、マイナス金利を好感して下落していた欧州株が反転すると買いが増加。ニューヨークダウは寄り後まもなくこの日の高値1万6016ドル(前日比49ドル高)をつけました。ただ、FOMC議事録の公表を待ちたいというムードが強く、その語は前日引け値付近でのこう着した動きが続きました。2時過ぎに議事録が発表されると、QE縮小前倒し懸念が台頭。売り物が増加し、引けにかけ下落幅を拡大。結局、主力3指数とも続落して終わっています。この日は、予想を上回る小売売上高やGDP引き上げにつながる在庫の増加など強気の指標があったものの、一方で、予想を下回る中古住宅販売件数や前月比でマイナスに転じた消費者物価指数(CPI)など弱気の指標もあり、お互いが打ち消しあい、特に材料視されませんでした。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2327万株減の6億2171万株。騰落状況は、値上がり1034、値下がり2056。VIX指数は、強含み横ばいの13.40。

 ダウ30種は、値上がり9、値下がり21。1%を超える上昇銘柄はなく、マイクロソフトの0.93%、ファイザーンp0.8%上げが目立った程度。一方、下落したのはボーイングの3.3%、キャタピラ1.2%、デュポンの1.1%で、その他はいずれも1%を下回る下落率。総じて小幅な値動きだったようです。
 NYダウは続落。想定通り、突破した半年間のレンジ相場の上限ラインへのテストが始まったようです。NASDAQ綜合指数、S&P500は先行して突破したレンジ上限ライン付近での根固めに入っていますが、両者とも昨日までの高値圏で「三羽烏」の天井型を形成。やや、心配な形を形成しています。FOMC結果が売る理由を探していた投資家に決断を促したようです。

 米国株は続落。円は、QE縮小懸念の後退から99円台で推移していましたが、FOMC議事録を受け、米長期金利が上昇したことから対ドルは100円台を回復。対ユーロはECBのマイナス金利採用の噂から134円40銭台に小幅な上昇。CME日経平均先物は、FOMC議事録公表後に買われる場面がありましたが、伸びきれず、結局、国内先物終値を60円上回る1万5160円で帰ってきました。レンジは1万5065円~1万5255円。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし堅調に始まったあとは、材料待ちの展開になりそうです。日銀金融政策決定会合の結果発表があるものの、大きなサプライズはない模様で、引きつづき個別銘柄と先物筋の動向にらみの相場になりそうです。引き続き、高進捗率銘柄の押し目狙いですが、中間期の進捗率87%でレポートで注目したユニカフェが上昇を始めるなど、関連銘柄の底堅さが目立ちます。方針を変える必要はなさそうです。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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