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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2013/12 | 01
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手がかり材料難のなか主力株は小動きに推移。個別材料株の先導相場に…NT倍率に修正の動き?
 今日から師走相場に入ってきました。早速、証券関係者の口から「掉尾の一振」とか「株を枕に年越し…」などの景気のいい相場格言が出てきました。物色内容を見ると、早速、新興市場で「餅代稼ぎ相場」みたいな動きが始まってきました。まあ、相変わらず…といえば、相変わらずですが、一方で、今月の相場は荒れるといわれる「二日新甫」…。おまけに、13日のメジャーSQは「13日の金曜日」…。いったい、この先何が待っていることやら…。別に弱気を言ってるんではないですが、少しは緊張感をもって、市場を見ていこうということです。

 さて、先週初めの勢いから見て、日経平均の月足は(過去の高値を結ぶ)上値抵抗線を抜いて、流れが転換する…と期待しましたが、結局、達成できずに終わってしまいました。月末と週末が重なったことから、利食い売りに負けてしまった格好。結局、仕切り直しになってしまいました。本来なら、来年相場へ向けての期待に満ちた相場になるところですが、4兆円を超える裁定買い残を抱えたまま13日のメジャーSQを迎えねばなりませんし、17日、18日にはQE縮小があるかどうかのFOMC、月半ばには、米国の上下両院の財政協議の期限を迎えます。財政協議について、「茶会党」など保守強硬派は「妥協するな」と団体の支持を受ける議員に檄を飛ばしており、どうせもめることは必至。ただ、市場はすでに織り込んでいるとみられ、大きなショックはないものと思われます。また、FOMCに関しても、労働参加率が62%という過去最低水準での雇用数の増加に対して、FRB自体が疑問を持っており、景気や株価の腰を折るような政策は、今は取れない…ということで、年内実施は見送られそうです。

 やはり問題は需給面でしょうか。来年早々に待っているキャピタルゲイン課税の引き上げや、2000年4月以来の水準まで切りあがったNT倍率から、益出しの売りや、日経平均売り・TOPIX買いなど仕掛け的な動きがでて、4兆円超えの裁定買い残が解消売りとして市場に出てくる可能性もあります。まあ、よほどの悪材料が出て先物が売られ、市場が消化しきれないほどの裁定解消売りが出てくれば話は別ですが、今の日本株には、増額修正含みの企業収益があり、先高観が強くなっていますので、ロールオーバーされて、それほど市場には影響を及ぼさないのかもしれません。まあ、あまり気にしても仕方がありませんので、海外の足の長い投資家が重視するTOPIX型の銘柄を仕込んでいけばいいのではないでしょうか。キャピタルゲイン引き上げ対策の益出しも、個人は、11月第2週に1兆1500億円、3週に5000億円売り越していますから、ほぼ一巡。むしろこの資金が、下値を買い支える…とも見れます。

 まあ、弱気は無用、ということですが、今日の日本株は、経済指標など手掛かり材料がないなか、このような懸念材料を抱えて、小動きにスタート。日経平均は前週末比2円安の1万5659円と横ばいで始まり、その後、予想を上回る中国の製造業指標を好感した先物買いが入り、日経平均は、同42円高の1万5703円と、この日の高値を付けています。ただ、前週末のCM絵日経平均先物の高値が1万5745円だったことから、この価格に接近すると、一転して売りが増加。前引けにかけ値を崩し、マイナス圏に落ち込みました。後場に入っても売りが続き、後場寄り後まもなく、この日の安値1万5579円(前週末比82円安)つけました。ただ、黒田日銀総裁が、消費税ひき上げによる景気減速懸念に対処する方針を示したことや、異例の緩和策の期限が14年末にとどまらないことを示したことから、押し目買いが増加。引けにかけ下落幅をチづ目ていました。結局、日経平均は前週末比6円80銭安の1万5655円07銭と続落。TOPIXは0.28ポイント高の1258.94ポイントと反発して終わりました。出来高は、23億株と前週から8000万株減少。売買代金は1兆8806億円と再び2兆円の大台を割り込みました。騰落状況は、値上がり929、値下がり663。

 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIXは7勝5敗)、RSIは79%、25日線かい離は+5.0%、騰落レシオは112%…まだ、調整途中の数字ですが、日経平均とTOPIXのサイコロの格差が広がっており、NT倍率の修正が始まってきたのかもしれません。今日は週明けで機関投資家の動きが鈍かったこともありますが、個人投資家の益出しや主力株への乗り換えの売りから弱含んでいた中小型株が先週末「コツン」と底打ちしたような動きをしましたが、やはり、今日、良いものは値を伸ばしてきましたね。資本金別でも大型株がマイナスになったのに対し、小型株指数は0.55%上げていました。この動きをみても、個人投資家のキャピタルゲイン課税引き上げ対策の売りは、一巡しているのではないか…と想像できます。

 まあ、米国の動きを見ながら為替の方向が決まらないと、しばらくは指数は小動き。個人資金が前に出て、個別重視の流れが続くということになるのでしょうか。中間決算の発表が終わり、証券会社や銀行のアナリスト予想の出そろい、おそらく、海外投資家向けには、大手企業の期末見通しや来期見通しの資料が届らっれたはず。11月第二週から海外投資家が強烈に買い越しましたが、おそらく、日本企業の期末、来期の見通しに驚いて買いに出てきた…というところでしょう。この数字は、為替から見て増額修正含みですから、今後も、海外投資家の買いが続いてくるはず…。したがって、裁定解消売りがでても一部の指数寄与度の大きい銘柄を除き、市場に吸収されて大きな影響は出ない…ということになるのではないでしょうか。まあ、早いところ、日経平均の上値抵抗線を抜き、小泉相場の高値に挑戦できる足場を作ってほしいものです。売られ過ぎだったレポート関連の割安小型株ですが、どうやら底入れの可能性が強まってきましたね。チャートが壊れたものもありますから、底値の切りあがりなどを確認して動けば…と考えています。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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