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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2013/12 | 01
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米株安や円高を嫌気した先物売りや裁定解消売りから、急反落して終了
 「ファーストリテーリングの3万8000円超えは要注意…」とレポートでも警戒してきましたが、やはり、警戒信号だったみたいですね。もたもたし始めると同時に、今回の上げ相場を演出した欧州系証券(CTA機関店?)がそれまでの買い越しから売り越しに転じてきました。まあ、何か売りに転じるきっかけを探していた、ということもあるようですが、米国で始まったクリスマスセールが、ずっこけたことで、米国株が売られるととの読みがあって、昨日、買い越し分の3分の1にあたる玉を整理したんでしょう。日本市場の方は円安で浮かれていましたから、買い指値も厚く、値を崩さずに処分できたみたいですね。さすが、機敏な動きです。一方、昨日、買いついた所は、昨晩の米国の崩れや円上昇を受け、慌ててぶん投げにきて、裁定業者の解消売りに協力した、というところです。

 昨晩も書いたように、今日の動きは、想定できたことですし、昨晩の米国株の下げも、期待外れのクリスマスせール(実際はネット販売に購買力が流れた?)や、前日の強いISM製造業景況指数を受けてのQE縮小懸念と理由がはっきりしていますから、懸念することもなさそうです。ただ、米国のNYダウ、S&P500がMACDで売り信号を出しましたが、日経平均もMACDとシグナルラインが急接近。売り信号を出す寸前になっていますから、明日以降の動きは要注意ですね。日経平均の3本新値陰転値は1万5382円。もし今日の安値付近で終わっていたら陰転していたことになります。まあ、まだ強気の中を動いているということですね。また、今日あたりの先物手口を見ると、日経平均型、TOPIX型ともに、まとまった玉が売り買いされており、少し早めに3月物以降へのロールオーバーが始まっているのかもしれません。

 前日も書きましたように、日本企業の業績は他の先進国企業を上回る増益率になる予想で、かつ、円安の進行で増額修正含み。また、来期も二ケタ近い増益が予想される、ということで先高観が出ており、ロールオーバーしたほうがいいという観測があるみたいです。まあ、市場が警戒するほどの売りも出てこないのかもしれません。まあ、為替次第というところはありますが…。ただ、問題はやはり明日のECB理事会。日本型のデフレを懸念するドラギ総裁が、何らかの手を打ってこないとも限りません。今日の欧州株は反発に転じていますが、この背景に利下げ期待があるとしたら…。いまのところ、為替に大きな変化は出ていませんので、懸念することはなさそうですが…。まあ、蓋を開けてみないと、この辺りはわかりませんね。当面は結果待ちというところです。

 今日の日本株は、米株安やFRBの今年2回目の一日2回の国債買いオペで長期金利が低下。円が102円台に押し戻されたほか、これを嫌気してCME日経平均先物が、1万5550円台で帰ってきたことから、さや寄せする先物の売りや前日買った分の投げなどが重なり、日経平均は、前日比229円安の1万5520円と急反落して始まりました。円高を嫌気して外需株や主力株が売られたほか、最近買われたものが資本金の大小にかかわらず売られ、ほぼ全面安になっていました。売り一巡後は、下げ渋る動きになったものの、前引け近くに円が上昇に転じると先物にまとまった売りが出され、裁定解消売りから下落幅を拡大。引け近くにこの日の安値1万5326円(前日比423円安)を付けました。後場からは、円が落ちついた動きになったことから、全般も落ち着きを取り戻し、引けにかけ、この日の高値付近でもみ合っていました。結局、日経平均は前日比341円72銭安の1万5407円94銭、TOPIXは21.55ポイント安の1240.99ポイントと、ともに急反落して終わりました。出来高は、25億4089万株、売買代金は2兆3876万株とともに減少。騰落状況は、値上がり199、値下がり1483でした。

 今日の終値での日経平均サイコロは、5勝7敗(TOPIX6勝6敗)、RSIは64%と前日の81%から急低下。25日線かい離は+2.8%に縮小。騰落指数は、前日の105%から101%に低下。引き続き、整理過程の数字になっています。結局、上げの7ポイントまで行かず、第6ポイント(1万5620円)で山を作ることになりました。本来なら、1万4800円付近の壁を抜いた段階で、しっかりと足場固めをしておくべきでしたが、焦った先物筋の買いに、芝固めが不十分のまま上げてしまいました。以前から、書いているように、昨日の高値ゾーンは、1990年代からの戻り高値を結ぶ上値抵抗線が位置しているところ。小泉ミニバブル相場でも抑え込まれた強い抵抗力があるところ。まあ、当時の業績を上抜いていますので、月内には上抜けると思いますが、一気に抜けるには、何らかのサプライズがいるところ。このところ、日銀の異例の緩和の霊験も低下気味ですので、そろそろ、政策面から何かが出てきてほしいものです。まあ、時間が我慢できるなら、そちらの方がいいのですが…。

 とにかく、出ていけるときは必ずテクニカル指標が示してくれます。日経平均の週足RSIは70%、サイコロは8勝4敗(68%)と今のところ過熱感はなく、押し目買いを暗示。週足MACDも3週前に買い信号を出したばかり…。まあ、強気相場はまだ続いています。今週7日の「大雪」から、12月の甲子に入りますから、早ければ週末、遅くても来週初めには流れが変わってきそうです。まあ、投げたりする必要はありませんから、落ち着いて、イベントの結果を待ちましょう。
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QE縮小懸念に加え、クリスマスセールの立ち上がり不振への失望感から続落して終了…押し目買い意欲は健在
 おはようございます。

 ECB理事会(5日)、米雇用統計発表という重要イベントを控え、やはり市場が動揺してきました。欧州では、昨日発表のユーロ圏生産者物価指数(PPI)が前月比で0.5%低下。5か月ぶりにマイナスに転換しました。前年比較は-1.4%となり、依然、欧州には物価下落圧力が続いていることを示しました。ECBが一番気にしていることは、物価の下落傾向が続き、日本型のデフレに陥ること。前回(11月8日)、突然の利下げに踏み切ったのも、消費者物価が0.7%の上昇と、ECBが目標とする2.0%とかけ離れた数字になったため。市場を見る限り、利下げはないと読んでいるようですが…果たしてどうか。

 米国も、雇用統計の発表を控え、QE縮小前倒しへの懸念が高まっているようですが、以前から、なにか政策変更がある場合には、事前に市場に告知する…としています。少々、過剰反応みたいな気がしますが、月が替わって出来高が増加に転じており、年末特有の税金対策の損出しの売りや年末決算のポートフォリオの調整が始まっているのかもしれません。また、一方で、年が明けると、税控除のために年金の購入額を増やすため、この資金が新たな株式購入資金となるという側面もあります。まあ、例年通り、月初にもたもたして年初高へ向け動き出すというところでしょうか。ただ、ECBの追加緩和先延ばし、QE縮小前倒しを前提に進んだ円安は、前提が狂えば修正されますが…。

 3日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5914ドル62セント -94ドル15セント(0.59%)

 NASDAQ総合指数 4037.20ポイント -8.06ポイント(0.20%)

 S&P500 1795.15ポイント -5.75ポイント(0.32%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万5555円 -175円

 米国10年物国債金利 2.7750% -0.03%

 ニューヨーク原油 96.04ドル +2.22ドル

 GOLD 1220.80ドル -1.10ドル

 ドルインデックス 80.63 -0.28 


 昨日の米国株は、欧州株安に加え、強弱錯綜したクリスマス商戦立ち上がり情報を嫌気し、売り先行でスタートしました。売り一巡後に、一時買い戻される場面がありましたが、前日の強い製造業指標がQE縮小につながるとして、週末の雇用統計への警戒感が増幅。次第に売りが優勢となり、下落幅を拡大。昼過ぎにニューヨークダウはこの日の安値1万5859ドル(前日比149ドル安)をつけています。ただ、FRBが今年2回目となる1日に2回の国債買い買いオペを行い長期金利が低下したことや、テクニカルな要因から押し目買いが入り、引けにかけては下落幅を縮めていました。結局、主力3指数とも続落して終了。このところ、投資判断の引き上げが続くアップル株の堅調でNASDAQ総合指数の下落率の少なさが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億292万株増の7億6941万株。騰落状況は、値上がり1206、値下がり1893。VIX指数は、2.25%上げ14.55に上昇。次第に先行きへの警戒感が強まっているようです。

 ダウ30種は、値上がり9、値下がり21。原油価格の上げを受けたエクソンが0.93%上昇。シスコシステムズが0.81%上昇しましたが、上昇銘柄はいずれも小幅な値動き。一方、下落分はデュポンが2.01%、ファイザーが1.92%下げるなど、5銘柄が1%超えの下落。業種別は、ビール、コンピュータハード、貴金属、パイプライン運営、テクノロジーハード機器などが上昇。空運、OA機器、タイヤ、損保、生保などが下落。
 NYダウは3日続落。前日日足MACDが売り信号を出しましたが、素直に反応している感じです。高値を取った後の、3日連続陰線で「三羽烏」を形成しました。ただ、上昇中の25日線に接近したところから押し目買いが入ったほか、このゾーンは、以前半年かけて形成したレンジ相場の上限ラインで、現在は下値抵抗線に変化しているポイントでもあります。当面は、このゾーンでの下値模索の動きでしょうか。

 米国株は続落。円は、株安や一日2回の異例の買いオペで金利が低下したことを受け、対ドルは102円50銭台に上昇、対ユーロは、139円30銭台に小幅に上昇。CME日経平均先物は、国内終値を175円下回る1万5555円で帰ってきました。レンジは、1万5440円~1万5805円。先物を売るとともに円が買い戻されたことが、昨日の円上昇につながった側面もあるようです。本日の日本株は、円上昇への警戒やCME終値にさや寄せする先物売りから反落しての始まりになりそうです。指数的には、先物筋の動向次第…としてきましたが、仕掛け本尊の欧州系証券が昨日大幅な売り越しに転換。今日も、先物次第の展開になりそうです。CMEレンジ下限が1万5440円まであり、先物筋の売り目標にされそうですが、来週末にメジャーSQを控え、今日は、強気筋の動揺が目立ちそう。オプション強気筋の先物での売りヘッジなども予想されます。今日は、裁定解消売りを市場がどの程度吸収できるか、違った意味の関心も高まりそうです。引き続き、期末増額修正期待の大きい銘柄の押し目買い…。これからの調整が、年内最後の買い場になるかも…?
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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