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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2013/12 | 01
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米株高や円安を受けた弱気筋の先物買戻しから、日経平均は大幅続伸して終了…物色は新興市場や軽量級銘柄へ
週末の米国株高や、CME日経平均先物高(1万5555円 +245円)、円安を見て、今日の相場を心待ちにしていた投資家も多かったでしょうね。週末の米国市場の雇用統計への反応は、これまでのようなQE縮小が前倒しになる…といった反応から、テーパリングくらいでは景は腰折れしない。むしろ景気の拡大を買っていこうという方向に変わったようです。明らかに投資家心理は「QE縮小への懸念」から、「景気拡大への期待」への変化です。

 この反応の変化にもっとも驚いたのは、おそらく、バーナンキ議長をはじめとするFRB関係者でしょう。非農業部門の雇用者数は、2か月連続して20万人超え、失業率は5月に同議長がQE停止の指標として掲げた7%に低下してきました。同日発表されたミシガン大消費者信頼感指数、個人消費支出も絶好調でしたから、市場は、18日のFOMC(公開市場委員会)でのテーパリングの可能性が強まった、として、株価は大幅に下落するのではないか…とみていたはずです。しかし、市場の反応は、むしろ悪材料出尽くしになるとして、積極的に買いに入り、ニューヨークダウは1.26%上昇し、1万6000ドルの大台を回復してきました。この動きに、FRB関係者は、QE縮小懸念は完全に織り込んだ、と判断したのではないでしょうか。

 まだ、一気に縮小するのは冒険ですから、市場が想定している半分の50億ドル程度のテーパリングを実施して、市場の反応を見に来るかも…。大勢は来年1月~3月を想定しているようですが、先週末の市場の反応は、FRBに何らかの決断をさせたかもしれません。以前から、政策変更をする場合には事前に示唆する…といっていますので、今週からのFRB関係者やFRBのスポークスマンとも言われるウォールストリートジャーナルの記者の発言を注目しておく必要がありそうです。まあ、日本株にとっては円安要因ですから、プラスには作用してくるのですけど…。

 さて、株高の条件が整って始まった今日の相場ですが、先週までの弱い流れから、弱気のポジションを取った投資家も多く、今日は買戻しも巻き込み大幅続伸してスタート。まとまった裁定買いも入り、日経平均は、CME終値と同じ1万5556円(前週末比257円高)と大幅に続伸してスタートしました。ただ、寄り付きの買いが一巡した後は、先物市場で1万5600円付近にまとまった先物売りの指値が這わされていたことで頭を押さえられ、高値付近でのこう着状態が続き、狭いレンジの動きになりました。途中、円に利食いの買戻しが入り102円台に上昇する局面では、主力株に売り物が出て伸び悩むなど、まだ、方向感が定まらないことから、上値を買いあがる動きは弱く、資金は新興市場や値動きの良い軽量級の銘柄に移っていました。後場に入っても、こう着状態が続き、日系平均の値動きがわずか30円幅にとどまるという重苦しい展開。ただ、欧州市場が開く2時過ぎになると、先物にまとまった買いが入るとともに円が103円台に下落。指数連動商品の先物買いも入り、引けにかけ急伸。結局、日経平均は、350円35銭高の1万5650円21銭、TOPIXは19.49ポイント高の1255.32ポイントと、ともに大幅続伸して終わりました。出来高は21億1425万株、売買代金は1兆9759億円と、ともに前週末と同水準で、今日の上げが、先物の買戻しや裁定買いで上げた可能性が大きいことを示しています。騰落状況は、値上がり1426、値下がり235と、ほぼ全面高。

 今日の引け値での日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIX7勝5敗)、RSIは61%と上昇。25日線かい離は+3.5%、騰落指数は111%と前週の99%から急伸しています。まだまだ、過熱感には程遠い数字。日本株は大幅続伸しましたが、今年前半ののように日本の事情で自律的に動いている相場ではありません。米国の状況によっては為替が影響を受ける可能性もあります。二日間で470円を超える上げになりましたが、MACDはまだ売り信号のままですし、三本新値も陰転したままで、明確な強気相場に転換していないことが、投資家が上値を買いあがることを躊躇させているようです。また、まだ過去の高値を結んだ上値抵抗線を、なかなか抜け切れないでいます。とにかく、予想を超えた雇用統計結果を受けた米国の動きがすべて…。特定秘密保護法案に関して、安倍首相の支持率が50%を割り込んでおり、「政治的な安定」を手掛かりに買った海外投資家の懸念を増幅しなければいいのですが…。

 まあ、実質的に師走相場に入っていますから、指数のことは気にせずに、各論相場で波を乗り切っていけばいいでしょう。レポートでは、アベノミクスを受けて起きている変化で伸びている企業や、来年、業界環境が変化してくる企業について書きましたが、来年相場へ向けての種まきも忘れないようにしたいものです。1万5619円の第6ポイント付近を抜け、早いところ第7ポイントを目指してほしいのですが…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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