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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2013/12 | 01
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デリバティブ市場での強気筋と弱気筋の対立がエスカレート。主力株が見送られる中、物色は材料株に移行。指数は高安まちまちに…
 週末のメジャーSQを前に、強気筋と弱気筋の熾烈な攻防戦が続いているようです。昨日から1万5600円付近にまとまった売り指値が這わされる一方、指数寄与度の高いファーストリテーリングに売り圧力をかけ売り崩そうという動きもあるようです。今日は同社だけで、22円弱日経平均を押し下げていました。買い方の方も抵抗しており、先物は1万5600円付近を中心に上下40円の狭いレンジの動きになっています。大半は、3月限りにロールオーバーしているようですが、この綱引きにどちらが引き勝つかで、流れも大きく変わってきそうです。
日経平均 月足 12月8日号
 上の図はレポートでも使っているものですが、月足で見ると今の位置が、新しいトレンドに移れるか、下落トレンドを続けるか…の重要な分岐点にいることがわかります。売り方が必死になる気持ちもわかります。機関投資家などは、この上値抵抗線を抜くかどうかをじっと見ているのではないでしょうか。米国が今月のFOMCでQE縮小に踏みきれば、円安が進行して、主力株が切り返し、月足では上値抵抗線を抜いてくるものとみています。そうなると、主力株がリーダーシップをとり、資金は一斉に主力株に向かうことになるんでしょう。

 主力株が動けないことから、資金は、新興市場や小型株に向かっていますが、今期赤字予想のミクシーが今日はストップ高…。37万株の買い物を残し、2009年12月の戻り高値8650円を抜いてきました。値動きだけが買い材料みたいな上げっぷりですが、大きな節値を抜いたことで、相場的にも変化が出やすいところですが果たして…。すでにババ抜きゲームに入っていますから、買っている人もそれなりに覚悟して買っているんでしょうけど、お里帰りした時の株価はいったい幾らになるのでしょうか。怖い怖い…。物色範囲は、他のゲーム関連まで広がっていますが、「親亀こけたら、みなこけた」なんてことになるリスクも…。まあ、しっかりした裏付けのあるものを丹念に拾って待ち伏せる方針を続けます。

 今日の日経平均は、38円90銭安の1万5611円31銭安と3日ぶりに小反落。行き過ぎたNT倍率の修正からNT間の裁定取引でもやっているのか、TOPIXは1.01ポイント高の1256.33ポイントと3日続伸して終わりました。膠着状態の先物を映し、日記平均の終日値幅は71円という狭いレンジにとどまっています。出来高は、21億4229万株、売買代金は1兆9513万株と前日比横ばい。騰落状況は、値上がり734、値下がり865。

 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗(TOPIX7勝5敗)と、NTのかい離が拡大。RSIは横ばいの61%、25日線かい離は、3.0%に縮小。騰落レシオは111%と横ばい。指数的には大きな変化はありませんでした。前回レポートから、会社側予想とコンセンサスのかい離が目立つ企業を注目していますが、ようやく、動意づいてきました。今週末、新しい四季報が出ますが、企業の展望がどう変化してくるか…。まともな投資家は、内容を吟味して、次の四半期の間追う銘柄を選別してきます。まず、内容を読み、続いて決算短信をよんで、利益の変化要因を探すという作業をしなければなりませんので、今週末は大変な作業になりそうです。もっとも主力株については、既に大口投資家には、証券会社や銀行から資料が回っているでしょうから仕込み済みのはず…。大きな資金が入れないようなところから、宝さがしをやることになります。楽しみですね。まあ、来年の継続的な上げ相場に入る前に、ババをつかんで、新年を迎えることだけはしたくないものですね。
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前週の雇用統計結果を受けたFRBの反応待ちで強弱感が対立。売り買いが交錯し強含み小動きで終了
 おはようございます。 

 安倍政権が成立して1年を経過しようとしていますが、そろそろ、マスコミとの蜜月期間が終わり、あしを引っ張る動きが始まってきたんでしょうか。これまでの政権をひきづりおろしてきた、「伝家の宝刀」、世論調査を振りかざし、支持率が急落し50%を割り込んだ…と、騒ぎ始めました。おそらく、大手紙も追随して、キャンペーンを張ってくるんでしょうね。困ったものです。ようやく日本が普通の国に変わろうとしているときに、そうなっては困る勢力がうごめき始めたのではないでしょうか。米国が内向きに変わり、世界の警察を放棄。タガが外れた中東では蜂の巣をつついたような状態になっています。また、極東でも、中国のマーケット欲しさに、中国を刺激することをやめ、尖閣問題をエスカレートさせました。

 中東では、これまで米国と蜜月関係にあったサウジアラビアやイスラエルを激怒させるイランとの和解を進め、アフガンからの撤退も進めようとしています。その一方、米国の後を埋めるように、ロシアや中国が影響力を強めようとし、経済的なマーケット欲しさから、EUも中国にすり寄る…など、世界の勢力図は大きく転換しようとしています。安倍政権の日本版NSC(国家安全保障局)の設置、特定秘密保護法などは、この地滑り的な勢力図の変更に対処するためのものだと思われます。国対国の対立が増すなか、国益を守るための情報の秘匿は不可欠なもの…。拡大解釈への歯止めをかけることが条件になるものの、これまで情報のダダ漏れ大国として、日本には有益な情報は流せない…と、言われてきましたから、大きな進歩には違いありません。

 これまで、欧米各国の政策担当者やビジネスマンは、中國に行く前に「ハニートラップ」にひっっかからないための研修をしてから赴くほど、警戒を強めてきました。一方、日本は、全くの無防備…。一国の宰相がトラップにかかったという笑えない話があるほか、有名企業のビジネスマンが引っかかりビデオをとられて、有益な情報が漏出したという話も多く聞きます。トラップは、現地だけでなく国内でも同様で、自衛官がイージス艦に関する情報を漏らしたということも話題になりました。米国の衰退で、国家間の勢力争いが激しくなるなか、果たして、これまでどおりでいいのか…という疑問を国民が持つ必要があるのではないでしょうか。その観点で見ていくと、突然始まった安倍おろし的な動きの裏に何があるのか…よく考えてみる必要もありそうです。日本が、普通の国になることを望まない内外の勢力が多くあるんでしょうね…。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万6025ドル53セント +5ドル33セント(0.03%)

 NASDAQ総合指数 4068.75ポイント +6.23ポイント(0.15%)

 S&P500 1803.37ポイント +3.28ポイント(0.18%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万5690円 +40円

 米国10年物国債金利 2.8570% -0.0260%

 ニューヨーク原油 97.34ドル -0.31ドル

 GOLD 1234.20ドル +5.20ドル

 ドルインデックス 80.14 -0.11
  

 週明けの米国株は、前週末の予想を上回る雇用統計結果へのFRBの反応を見たいということから、見送り気分が強く、前週末終値水準での始まりになりました。寄り後は、中国の輸入増加を好感して欧州株が上昇した流れを受け買い姿勢が高まり上げ幅を拡大しましたが、1万6050ドル超えになると売り物が増加し押し戻されるなど頭の重い動きになりました。昼過ぎに、食品業界の大型M&Aを好感して買い直され、ニューヨークダウはこの日の高値1万6058ドル(前週末比38ドル高)をつける場面もありました。しかし、FRB関係者のQE縮小に関するタカ派的な発言が続いたこともあり、引けにかけ上げ幅を縮め、結局、主力3指数とも小幅に続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比2482万株増の6億9493万株。騰落状況は、値上がり1536、値下がり1524。VIX指数は、2.2%下げ13.49に低下しました。

 NYダウ30種は、値上がり17、値下がり12、変わらず1(J&J)。値上がりの上位は、GEの0.93%、シェブロンの0.86%などで、1%超えのものは無く、小動き。一方、米国内の11月売り上げが予想を下回ったマクドナルが1.1%下落。この唯一の1%超えの変動になりました。業種別は、貴金属、石炭、鉱山、空運、金鉱山、運輸などが上昇。一方、代替エネルギー、海運、出版、タイヤなどが下落。
 NYダウは、小幅に続伸したものの、QE縮小への見方をめぐり売り買いが交錯。この日の終日値幅は43ドルの小幅にとどまっています。今週はボルカールールの実施が決まるほか、来週のFOMCに向け金融政策の不透明感が強まるものの、先週末の市場の反応で、QE縮小離れする可能性も出てました。小幅ながら、2日連続陽線で終わっており、今晩の動きが焦点になります。3本新値の陽転に続く、MACDの買い信号が待たれます。

 米国株は小幅続伸。円は、ECBの追加緩和期待の後退からユーロが買われた流れを受け、対ドルは103円20銭台、対ユーロは141円90銭台に下落。ユーロは142円台に接近してきました。CME日経平均先物は、国内終値比40円高の1万5690円で帰ってきました。レンジは1万5560円~1万5720円。すでに、3月限りへの限月交替が進み始めています。本日の日本株は、堅調に推移しそうですが、週末のメジャーSQをめぐり、強気筋と弱気筋の思惑が対立し、荒っぽい動きが出てくるかもしれません。QEのゆくへをめぐり、主力株を手掛ける動きが後退し、昨日に続き個人投資家主導の荒っぽい個別物色相場が続きそうです。新興市場株の急騰ぶりが目立っていますが、そろそろリスク管理を強める段階に…。市場コンセンサスと会社側予想が食い違う銘柄を注目。ゲーム関連に結構あります。もち代稼ぎと割り切って、利確は着実に…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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