FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2013/12 | 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



FOMCのQE縮小開始決定を受けた円安や米株高を好感した先物買戻しなどから、3日続伸して終了
 「立つ鳥跡を濁さず…」。在任中に証券化バブル崩壊という未曾有の金融災害に直面。大恐慌研究の第一人者という能力をフルに発揮。経済常識を外れた金融緩和で沈静化させるという偉業を成し遂げたバーナンキ議長がいよいよ来月退任することになりました。ヘリコプター・ベンの異名を持つ同氏ですが、退任にあたり、在任中に行った量的緩和策の縮小を着手するとともに、市場に今後の縮小や記入引き締めに移行する筋道を示しています。最後まで「市場との対話」を重視した同議長らしい鮮やかな身のひき方…といえるのかもしれません。市場も、年内の縮小はない、とみていたものの、同議長の示した筋道に納得し、大幅上昇で答えました。

 リーマンショックの後、大手の証券会社が軒並み経営危機に陥り、米国の象徴であるGMが経営破たんするなど、世界経済は大恐慌以上の混乱に陥るリスクがありましたが、財政の制約という大きなハンディを背負いながら、金融面から米国経済を再生させた功績は、歴代のFRB総裁のなかでも傑出したものがあります。日本のバブル崩壊後に、彼のような優れた金融家がいれば、間違った引き締め策をとり、日本経済をデフレや円高地獄に追い込むような愚かな真似はしなかったかもしれません。毎年、3万人を超える自殺者がでることもなかったはずです。日銀が異例の量的緩和に踏み切っただけで、これだけ日本経済のムードが変わったのをみて、自ら命をたった人は、日銀に対しどんな感じを持つでしょうか。それにしても、批判好きなマスコミが口をそろえたように、以前の日銀スタッフを批判しないのはなぜでしょうか。当時、日銀の円高政策を支持していた事実を掘り起こされて、自ら、唾を顔に受けることになるからでしょうか…。相変わらずの、狡さですね。そういえば、どこかの大手の経済紙は、韓国企業を見習え…と連載記事までやっていましたが…。つくずく、マスコミは信用できない。黒田日銀総裁、バーナンキFRB議長の強固な信念を見習ってくださいね。

 さて、今日の日本株は、前日、FOMC結果を先取りするような思惑的な先物買いが入り上昇したものの、思惑通りQEが縮小され、不透明材料出尽くしから米国株が大幅高した流れを受け、急伸してして始まりました。FOMCの結果が読み切れなかったことから、強弱双方のポジションが作られてきましたが、流れが強気に傾いたことから、弱気ポジションの巻き戻しが入り、日経平均は、前日比222円高の1万5809円と高よりして始まりました。ただ、CMEの終値を下回って始まっており、先物の利食い売りも、結構、多かったことを示しています。先物買いが先行したことから、裁定買いが増加したことも指数を押し上げました。この日は、CTA機関店とみられる欧州系証券がTOPIX先物にもまとまった買いを用いたことから、不動産など内需系大型株も裁定買いから上昇。終日、主力株中心の展開になりました。ただ、この日まで3日連騰してきたことから、上値も重く、日経平均先物が、CMEの上限価格1万5910円をとると、売り物が増加。一時は、上げ幅を縮める場面もありました。結局、日経平均は、271円42銭高の1万5859円20銭、TOPIXは12.58ポイント高の1263.07ポイントと、ともに3日続伸して終了。大型数量株が動いたことから、出来高は28億6293万株、売買代金は2兆8260億円と、ともに前日から増加。騰落状況は、値上がり894、値下がり692。

 今日の終値での、日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIX同じ)と変わらず。RSIは前日の46%から53%に上昇。25日線かい離は+2.7%と反落懸念がある3%に接近。騰落レシオは前日の98%から94%に低下。短期間に急伸したものの、指数的な過熱感はありません。今日は、5月のザラバ高値をチャンスでしたが、残念ながらクリアできませんでした。主力株が動き始めたことから、中小型、新興市場株から大型主力に乗り換える動きがでたことが、値下がり銘柄数の増加につながったようです。朝も書きましたように、前日の米国株も今日の日本株も買い戻しで上げた可能性が強いだけに、今日も連続して買われるかどうかが焦点になりそうです。先物は現物市場が終わったあと、利食いが急増。現物終値を100円近く下回って終わっています。明日は3連休控えの週末になり、益出しの動きが懸念されますが、果たして、5月のザラバ高値を抜けられるかどうか…。当面は、主力中心の展開になりそうですが、基本的には業績を買う…という流れに変化はありません。今のところ、CMEでは日経平均先物は1万5800円台で動いており、明日につなぐ動きになっています。次のポイントは1万6378円ですが、その前に20年来の上値抵抗線が待っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト



米国FOMCがQE縮小着手を決定。終了へ向けての時間軸延長を示唆したことや不透明感が一掃されたことを好感。買戻し主体に急反発して終了
 おはようございます。

 米国FOMCは、日本株にとって一番いい政策を出してくれました。FRBの影の広報担当といわれるウォールストリートジャーナル記者が予想したように、FOMCは、国債買取分の50億ドル、MBS(住宅ローン担保証券)分の50億ドル、各買取縮小を決定。いよいよ、QE縮小に向けての行動を開始することに決めました。縮小スケジュールについては、今後開催されるFOMCで経済指標を見ながら決めるとしながら、失業率の6.5%割れ、インフレ率の2.5%超えが利上げへの転換点になる公算が大きいとしながら、現在の物価状況や、労働参加率の低さが労働市場への幻滅を表している可能性があり、実際に引き締めに移行するのは2015年になるのでは…との予想を出しています。バーナンキ議長は、QE縮小に関して、各FOMCで経済指標を見ながら慎重に進めるとし、失業率6.5%やインフレ率2%が数値目標となるのではないとしています。同議長は、QE終了の時期についても、従来の2014年半ばから、同年後半に伸びるのでは…との見通しもだし、市場に配慮する姿勢を示しました。FOMCがQE縮小を決定したことや、景気への強気の見方など市場への配慮を示したことから、材料出尽くし感が台頭。市場は弱気ポジションの巻き戻しから、急反発して終わっています。QE縮小決定でドルが買われ円安が進行。同時に米国景気の強さも確認されたことで、日本株への評価が上がっています。ただ、ドル高、米金利上昇は、経済の足腰の弱い新興国にとってはマイナス要因。今後、新興国の選別もはじまりそうです。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万6167ドル97セント +292ドル71セント(1.84%)

 NASDAQ総合指数 4070.06ポイント +46.38ポイント(1.15%)

 S&P500 1810.65ポイント +29.65ポイント(1.66%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万5895円 +305円 

 米国10年物国債金利 2.8850% +0.0420%

 ニューヨーク原油 97.80ドル +0.58ドル

 GOLD 1235.0ドル +4.90ドル

 ドルインデックス 80.54 +0.50


 昨日の米国株は、FOMC結果の発表をこの日に控え模様眺め気分の強い始まりになりました。朝方発表された住宅着工・許可件数がともに、大きな伸びになったことや大手住宅建設会社の好決算を受け、住宅関連株が買われたことから、午前中は前日比小高く推移。ただ、FOMC結果待ちから上値を買い上がる動きは無く、膠着した状態が続きました。後場になり、FOMCが100億ドルのQE縮小に踏み切ったことが伝わると、一時下落する場面があり、ニューヨークダウは、この日の安値1万5808ドル(前日比67ドル安)をつけました。しかし、声明文の内容が伝わるにつれ、緩和ペースが緩やかなものになることなど、内容が市場にやさしいものだったことから、次第に買いが優勢となるとともに、前日までに採られていた弱気ポジションを巻き戻す動きが強まり、引けにかけ急伸。結局、主力3指数とも急反発して終了。いずれも終値ベースの高値を更新しています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億1565万株増の8億8187万株。騰落状況は値上がり2461、値下がり685。VIX指数は、下落ヘッジの巻き戻しもあり14.9%下げ13.80に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり29、値下がり1(ボーイング)。全面高商状でしたが、前日、自社株買いと増配を発表したスリーエムがこの日も3.36%上げ上昇率トップ。エクソンやAMEX,シェブロンなど14銘柄が2%超えの上げ、1%台も10銘柄に達し、全体の24銘柄が1%超えの上げとなり指数を押し上げました。
 NYダウは、急反発。ザラバ高値の更新は出来なかったものの、引け値ベースは史上最高値を更新して終了しました。頭押さえになっていた25日線も突破。3本新値も陽転し強く相場入りしています。また、売り信号を続けている、MACDが上昇に転じ、シグナルラインに接近。買い信号を出す可能性が強まってきました。今日の上げは、買戻しが主体となっており、今晩以降も続くかどうかが焦点になります。

 米国株は急反発。円は、QEの小幅縮小を受けドルが上昇したことを受け、一気に104円20銭台に下落。対ユーロも142円60銭台に下落。CME日経平均先物は、国内終値を305円上回る1万5895円で帰ってきました。レンジは1万5245円~1万5910円。日本株にとってはFOMC結果は一番良い形で終わった格好になりました。本日の日本株は、円安や米株高を好感。CME終値にさや寄せし、急伸してスタートしそうです。円が、5月高値時の水準を下回ってきたことから、日経平均6月高値1万5942円更新の可能性が強まってきましたが、月末までこの水準が維持できれば、20年来の上値抵抗線を抜け、大きなトレンド転換を起こすことになります。当面は主力株中心の展開になりそうですが、やがて全面的なかさ上げに移行していきそうです。日立、パナソニック、野村、富士重工業…。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ