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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2014/06 | 07
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指数の膠着状態は続くものの、公的年金運用改革の前倒しを好感し、個別株が幅広く買われて終了
 相変わらず政府からの口先介入が続いています。今日は閣議後の会見で、田村厚生労働大臣が、首相からGRIFの運用体制見直しを前倒しするよう指示があった…と述べ、幅広い買いが入りました。国債の比率を下げるということですから、金利上昇が懸念されるところですが、こちらは日銀の買いで対処する、ということでしょうか。しかし、こんな調子で株価が上がっていると、運用資産に占める株式の比率が上がってしまい、下手すると売却しなければならないなんてことにもなりかねませんね。まあ、法人税減税、簡保生命の株式運用枠拡大、GRIFの運用体制見直し、これらを受け前倒しで動き始めた信託銀行の継続買いと、需給面の好材料がそろっては売り仕掛けをすることもままならないということでしょうか。

 昨日も日計り商いをしている海外先物筋の話を書きました。このところ、CME価格が高く終わり、日本に帰り、終値にさや寄せする買い物が集まってくると、それに売り物をぶつけてくるため、前場中は指数がだらだら下落。後場に入ると手じまいの買戻しが入り、引けにかけ下落幅を縮めてくるという動きが続いています。欧州系証券を通じて、日計り商いをしている投資家がいるようですが、1社で1日の出来高の3分の1を占めるようでは、問題なしとは言えませんが…。今日も、結局、「前場下落、後場上昇」というパターンになり、日経平均は、2円13銭安の1万5077円24銭と5日ぶりに反落。TOPIXは1.82ポイント高の1234.57ポイントと反発して終わりました。出来高は、週末のポジション整理もあり、21億409万株、売買代金は1兆8976億円とともに小幅に増加。騰落状況は、値上り1110、値下がり538。

 今日の終値での日経平均サイコロは10勝2敗(81%)、TOPIXは11勝1敗(91.6%)と、ともに警戒ゾーン。RSI(相対力指数)は93%と警戒ゾーン入りの80%を大きく上回り、2012年12月19日(93%)以来の水準になりました。25日線かい離は、+3.9%と前日からやや縮小。騰落レシオは126%と前日から5ポイントの上昇でした。ちなみに、2012年12月19日の騰落レシオは165%という超加熱の数字を出していました。この時は自民党が政権に返り咲いたときで、日銀への利下げ圧力が強まり、海外から投機資金が押し寄せていた時期。皆でアベノミクスに酔いしれ、買いまくっていましたから、過熱した指数のまま相場は上昇。上げながら指数の過熱感を解消することになりました。今回も、アベノミクス第三の矢の発表が近く、期待感が先行している点では2012年当時と同じ…。

 ただ、依然、海外情勢の影響を受けている点は、前回と異なる点です。まあ、以前から書いているように、今晩の雇用統計結果とそれを受けた米長期金利の動きが焦点になります。今日あたりの動きを見ると、下値は無いとみた個人が、幅広く買いを入れ、週を超えてのポジションを持って終わったようで、市場心理はかなり強気に傾いているようです。このままだと上げの第6ポイント1万5619円を取りに行くことになりますが、アベノミクス初期相場のように突っ走ってしまうんでしょうか。
 このところ、レポート銘柄も、エスエムエスやトプコン、ハピネットなど一方通行的になっており、本来なら、いったん調整して、物色対象を変えたほうがいいのですが…。先だってから、年後半に追いかける銘柄の選別を進めていますが、このままでは、現在の注目株が相場を出し切ってしまう懸念も出てきます。日経平均とTOPIXの週足MACDがともに買いサインを出しており、中期的に弱気をする必要はなさそうですが…。とにかく、方針決定は今晩の米国株を見てから判断すればいいと思われます。いまのところ、GLOBEXでは、米国株は上昇。日経平均先物は、1万5100円台と堅調です。
 それにしても5月12日号から再注目したエスエムエスですが、下手すると倍増しそうな勢いです。まあ、なんでも上がっていますからね。
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雇用統計への期待感と、イベント通過(ECB理事会)による安心感から続伸。NYダウ、S&P500は最高値を更新
 おはようございます。
 日本型デフレへの転落の可能性が強まった欧州経済に対し、ECB(欧州中央銀行)は、政策金利を0.1%引き下げ0.15%にするほか、中央銀行への預け金の付利を-0.1%とし、市場への流動性の供給を促すこととしました。また、日銀と同様に、域内企業融資増加を公約する銀行に、低利の長期資金を供給する(最大4年間)規模4000億ユーロの基金を設けることも決定しています。市場が注目していた米国型QE(資産買い取りによる量的緩和策)については、どの国の国債を買い取るかという技術的な問題があり、見送られています。これにつては、ABS(資産担保証券)の買い取りによる量的緩和策の準備を進める…としています。今回の措置に対しては中銀預け金へのマイナス金利で、民間銀行が貸し出しを増加させるかどうかは未知数であるうえ、低利長期性資金供給の額も市場を驚かせるほどの規模ではないことから、サプライスは無いとの見方が多いようです。ただ、デフレ懸念は大きく、通貨高が継続するようだと、いずれ、実弾をばらまかなければならない時期が来るものと思われます。だんだん、2005年以降の中銀の動きに似てきました。前回は日銀とFRBだけの関係でしたが、今回は日銀・ECBと対FRBの関係で、流動性規模は当時よりも大きくなるかもしれません。短期は懸念だが、中長期は安心…というところでしょうか。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ    1万6836ドル11セント  +98ドル58セント(0.59%)
 NASDAQ総合指数   4296.23ポイント     +44.58ポイント(1.05%)
 S&P500          1940.46ポイント     +12.58ポイント(0.65%)
 CME日経平均先物   1万5160円        +100円
 米国10年物国債金利  2.5840%         -0.0220%
 ニューヨーク原油    102.48ドル         -0.16ドル
 GOLD           1253.30ドル        +9.0ドル
 ドルインデックス     80.30            -0.33


 昨日の米国株は、前日の好調な景気指標を受け続伸して始まったものの、マイナス金利の導入を含むECBの追加緩和策が発表されると、材料出尽くし感から売りが増加。寄り後まもなくこの日の安値1万6709ドル(前日比28ドル安)をつける場面もありました。ただ、売り一巡後、ECBの一連の緩和措置により欧州の景気が上向けば、米国経済にプラスとする見方が次第に増加。キャタピラやGEなど欧州との関係が深い景気敏感株を中心に買われたほか、弱気ポジションの巻き戻しもあり、株価は急回復。昼過ぎにはこの日の高値1万6845ドル(同108ドル高)をつけ、前日に続き史上最高値を更新していました。しかし、今晩に次の関門である米雇用統計の発表を控え、一段と買いあがる動きはなく、引けにかけては高値持ち合いの展開に。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。NYダウ、S&P500は最高値を更新。ニューヨーク市場の出来高は前日比3685万株増の6億2738万株。騰落状況は、値上り2450、値下がり698。VIX指数は、3.3%下げ、111.68に低下しています。

 ダウ30種は、値上り27、値下がり3。欧州との関係が深いキャタピラが2.5%上げたほか、3Mの1.02%、GEの0.83%、ユナイテッドテクノロジーの0.88%など、景気敏感セクターの上げが目立ちました。このほか、ボーイングが1.6%、マイクロソフトが2.2%、JPモルガンが1.7%上げるなどし、指数の上げに寄与。業種別は、貴金属、石炭、モーゲージファイナンス、宿泊業、鉱山などが上昇。携帯電話、ギャンブル、空運、装飾品、自動車などが下落。
 NYダウは、続伸。ECBの追加緩和により過剰流動性が拡大されることへの期待感から持ち合いを離れてきました。ただ、ニューヨーク市場の52週高値を上回る企業が308と過去流れが変化した300台に乗せてきたことは注意する必要がありそう。長期金利はECB緩和を受け低下しましたが、これを受け、リスクオン気分が増幅。NASDAQ総合指数は、他の指数を上回る1%台の上昇率になり、4月2日の戻り高値を更新。一段の戻りの可能性を強めてきました。今晩の今宵r統計結果とそれを受けた長期金利の反応が相場の方向性を決めることになりそうです。プロ投資家の投資態度を見る「恐怖・歓喜指数」ははしゃぎ過ぎの75%ラインを超える79%に上昇してきたことは気になります。

 米国株は続伸。円は、ユーロの対ドル相場が「行って来い」となり上昇したことから、対ユーロは139円90銭台に軟化したものの、対ドルは長期金利の低下から102円40銭台に上昇しています。CME日経平均先物は、国内先物終値(1万5060円)を100円上回る1万5160円で帰ってきました。レンジは1万5015円~1万5170円。先物高値は前日のCME高値を上回っていないほか、出来高は5万1174枚と前日から急増。何らかの仕掛け的な動きがあったのかもしれません。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし高寄りした後は、今晩の米雇用統計発表を控え神経質な動きに移行しそうです。短期テクニカル指標はさらに過熱する方向にあり、ここからは、下値リスクの少ないしっかりした材料を持った銘柄にシフトすべきかと思われます。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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