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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2014/11 | 12
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短期的な為替、株価指数の目標達成感にくわえ、今晩のECB理事会への警戒感から先物への仕掛け的な売りが入り、6日ぶりに反落して終了
 本日の日経平均は、144円84銭安(0.83%)安の1万6792円48銭、TOPIXは15.41ポイント安(1.12%)の1356.35ポイントと、ともに6日ぶりに反落して終わりました。出来高は、2億7000万株減の31億8648万株、売買代金は、3000億円減の3兆2452万株と、ともに前日から減少。騰落状況は、値上り345、値下がり1418。業種別は、水産・農林、繊維の2業種のみが上昇。ゴム、輸送用機器、サービスなどが下落幅が僅少。不動産、電気・ガス、その他金融、紙パルプなどを上位に31業種が下落。

 今日の終値での日経平均サイコロは8勝4敗(66%)に低下。TOPIXも同じ。RSI(相対力指数)は4ポイント上げ78%に上昇し、警戒ゾーンの80%に近づきました。25日線かい離は+7.3%と前日から縮まったものの、依然、短期的な反落が警戒される水準。(物色の広がりを見る)騰落レシオは前日比横ばいの87%。指数系の指標は冷却が必要ですが、物色意欲については、今後も拡大余地を残しています。想定通り、かさ上げ的な動きに移行していくのでしょうか。

 朝方は、米株高や円の114円台乗せを好感。買い先行で続伸スタートになりました。昨日の好調な決算を受けトヨタや富士重工業など自動車株が堅調に推移したものの、今日で6日連騰になるほか、このところ、1万7000円台乗せからの抵抗が大きいことから、前場中は、狭いレンジの動きになりました。昼休み中に円相場が115円台に乗せると、先物買いが増加。後場寄り後、まもなく、日経平均はこの日の高値1万7045円(前日比108円高)を付けました。しかし、ドル円相場が、10月1日高値からの押し幅の倍返し、という、大きな節目に届いたことから、円を買い戻す動きが強まると、それにともないまとまった先物売りが断続的に出され、裁定解消売りから下落幅を拡大。1時過ぎには、212円安の1万6725円まで売り込まれています。それとともに個別株にも利食い売りが出され、全体が急速に値を消していました。

 米中間選挙の終了、ドル円相場の短期的な目標達成感にくわえ、今晩は、ドラギ総裁と他のメンバーとの確執が噂されるECB(欧州中央銀行)理事会が開催されます。一部には総裁が辞任するのでは…との観測があり、いったん、利益を確定する動きが出るのも仕方がないところでしょう。欧州の危機を辣腕を振るって救ったドラギ総裁が辞めるようなことになれば、小康状態を取り戻している、南欧国債の下落にもつながりかねません。また、短期のテクニカル指標を見ても、指数系にはやや警戒的な数字も出ていました。会員の方には、直近レポートで、先物筋が最大どこまでのPERを許容するか…という記事を書きましたが、その前に、日経平均予想PERの16倍台に壁があることも書いておきました。今回は、16.2倍台まで上昇していましたから、過去の例から見ても売られやすいところにあった、と思われます。

 まあ、当然の調整なのですが、今回のレポートでも、現在の水準は、週足の上値抵抗線付近にきていること、日足の逆ペナント型の上値抵抗線付近にあり、簡単には上にいけない…としました。その分、抜けた時の上げエネルギーは大きいものになるのですが…。週足の抵抗は、なかなかに大きいようですが、日足に関しては、今日の下落でもトレンドラインの上にあり、強気相場を維持しています。海外要因にもよりますが、短期的にはこの辺でモタモタしながら、過熱感の解消を図り、その間、かさ上げ的な動きが強まることになるのでしょうか。

 待ち伏せ銘柄の日本水産は、今日も続伸、一時は42円高の380円までありました。これは成功でしたね。ただ、同じく待ち伏せとして取り上げ順調に値上りしていた応用地質は、本日決算発表したものの、通期見通しを据え置いたために、いつものように機械的に売られ、一時は103円安までありました。通期を据え置いたとは言うものの、第3四半期の経常利益進捗j率は95.27%と会社計画を大幅に上回っており、増額修正は必至となっています。どうやら買いそこなった人には、良い買い場を提供してくれたようですね。レポートで示した目標値は不変です。このほかの待ち伏せ銘柄も、今日は頭を伸ばしたのが多かったようです。目先は、引き続き、業績発表の待ち伏せ銘柄で…。
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中間選挙での共和党勝利を好感し、主力株中心に買われNYダウは最高値を更新して終了…指数寄与度最大のVISAが指数をかさ上げ?
 おはようございます。 米国市場が冬時間に移行して、リズムが狂いがちです。昨日は、子供が使っていた数学の問題集をやっていたら、ついつい夜更かししてしまい、寝過ごしてしまいました。まあ、想定通り、市場は共和党勝利を歓迎したようで、一安心ですが、これからタカ派色を強めそうな、米国に対し、ロシアや中国がどう動いてくるか…。米国のことを試すような動きだけはしないでもらたいものですが…。まずは、景気が回復しても楽にならない国民の生活を向上させ、2年後の大統領選に勝利すること…と、内政重視になるのかもしれません。
 
 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7484ドル53セント     +100ドル59セント(0.58%)
 NASDAQ総合指数       4620.72ポイント        -2.92ポイント(0.06%)
 S&P500              2023.17ポイント        +11.47ポイント(0.57%)
 CME日経平均先物       1万7070円           +80円
 10年物国債金利         2.35%             +0.0080%
 ニューヨーク原油        78.68ドル            +1.49ドル
 GOLD               1145.70ドル          -21.5ドル  一時、1137.10ドル安値
 ドルインデックス         87.42              +0.42 


 中間選挙での共和党勝利を受けた昨日の米国株は、規制緩和による経済発展を期待した買いが先行。高寄りしてスタートしました。金融規制緩和やシェールオイル輸出解禁など、共和党主導による改革を期待し、金融株や資源株が買われ、ニューヨークダウは、寄り後間もなく、3日に付けた過去最高値を更新。その後、予想を下回るISM非製造業景況指数を受け上げ幅を縮める場面がありました。しかし、雇用統計の先行指標とされるADP全米雇用報告で、10月の民間雇用者数が予想を上回る23万人に増加したほか、9月分も増額修正されたことから、週末発表の雇用統計への期待が高まり、買いが増加。引けにかけ上げ幅を拡大。結局、ニューヨークダウは続伸し史上最高値を更新して終了。S&P500 は反発。ハイテク株の動きが冴えなかった影響で、NASDAQ総合指数は続落して終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1856、値下がり1296(NASDAQ市場は、値上り1427、値下がり1297)。VIX指数は、4.2%下げ14.26に低下。

 ダウ30種は、値上り25、値下がり5。指数寄与度が採用銘柄中最大のVISAが2.7%上昇。指数の引き上げに寄与しました。また、原油価格の上げを受け、シェブロンが1.4%上昇。共和党躍進による金融規制緩和期待から、JPモルガンが1.5%、AMEXが1.14%それぞれ上げたのが目立ちました。一方、ハイテク株のさえない動きを受けインテルが1.6%、IBMが0.5%下落していました。業種別は、石炭、石油周辺サービス、石油探査、電力、公益事業株などが上昇。貴金属、人材派遣、金鉱山、非鉄などが下落。日本のカジノ法成立が遅れるとの観測記事からギャンブルが下落。

 NYダウは続伸。9月高値を下値支持として、高値挑戦の動きが出たようです。依然、日足の逆ペナント型のゾーン内にあり、上値抵抗線を抜けられるかどうかに注目が集まっています。NASDAQ総合指数とS&P500は、8~9月に持ちあったゾーンを下値支持とする底固めの動き…。NYダウの日足サイコロは9勝3敗(75%)と警戒ゾーンにあり、ここからは高値警戒感も強まってきそうです。

 米国株は高安まちまちの動き。円は、共和党勝利を受けたドル買いから、対ドルは114円70銭台に下落。対ユーロはECB混乱を受け143円30銭台に下落。CME日経平均先物は、国内先物終値を80円上回る1万7070円で帰ってきました。レンジは、1万6775円~1万7125円。出来高は8万1436枚と高水準を維持。本日の日本株は円安を背景に、1万7000円大台乗せでの終わりを目指す動きになりそうです。連休明けに主力株が急伸し、3日目になることから、再度、主力を手掛ける動きが出てきそうです。自動車株の指標株的な動きをし始めた富士重工、ユーロ安メリットが出てくるマツダなどに注目したい。エボラ関連のイメージが先行し、実力の評価がなおざりにされている富士フィルムも…。引き続き、決算発表の待ち伏せ銘柄の買いも…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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