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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2014/11 | 12
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消費増税先送り・解散総選挙を思惑材料にした先物筋の買い仕掛けから、大幅反発。7年ぶりに1万7000円大台乗せで終了
 退屈な相場がしばらく続きそうとして、昼前から気学から見た来年相場や事象を検討していました。2時間ほどして、相場を見ると、別世界の動き…。昨日も書いたように、ヘッジファンドなど海外投機筋が先物買いを増やしており、オプションSQを控えた今週は、彼らの動き次第で上下に振れる可能性がある…としていましたが、買い仕掛けに動いたようです。昨年末ピーク、今年9月高値と買い持ち高を増やし、後の下げ相場の原因を作った外資系証券(CTA=商品投資顧問=の機関店)が持ち高を急速に増やしており、気にはなっていましたが、今日の仕掛けはどこだったんでしょう…。市場では、「消費税引き上げ見送りを受けて総選挙を実施するという報道を受けて…」と、上げの理由を説明していましたが、すでに朝刊で伝えられており、今更感があります。昨日の米国では、強い雇用指標を長期金利が上昇(価格は下落)しており、これを受け、昼から「債券先物売り・株先物買い」を仕掛けたら、買い遅れた先物筋が「円売り・株先買い」で追随。これに、このところ伸び悩んでいた相場に弱気ポジションを取っていた投資家が慌ててヘッジの先物買いを実行。現物との裁定買いも入り、予想外に上昇した…というところでしょうか。

 今日の日経平均は、343円58銭高(2.05%)の1万7124円11銭、TOPIXは15.10ポイント高(1.11%)の1375.21ポイントと、ともに反発。日経平均は、2007年10月16日以来の水準で終わりました。出来高は、3億6000万株増の24億1255万株、売買代金は、5000億円増の2兆5474億円と、ともに急増。騰落状況は、値上り1139、値下がり573でした。好調な決算を受けた精密、不動産を上位に30業種が上昇。鉱業、ゴム、石油石炭の3業種が下落。

 今日の終値での日経平均サイコロは9勝3敗(75%)と再び警戒ゾーン超え。TOPIXも同じ。RSI(相対力指数)は、11ポイント上げ88%に上昇。前回高値付近、9月19日の89%以来の水準に上昇。25日線かい離率は+9.04%と前日から3%近く拡大。指数系のテクニカル指標からは、反落懸念が強まっています。(物色の広がりを見る)騰落レシオは1ポイント下げ995に低下。トレンドとしての拡大基調は続いています。日経平均3本新値は陽線7本目。

 朝方は、米株高やCME高を受け、買い先行で反発スタート。ただ、寄り付きは、CME終値(1万6920円)を下回る1万6869円(前日比89円高)と頭の重い始まりでした。円下落を好感し、トヨタやスバルなど外需系に買いが入ったほか、自社株買いを発表した地方銀行株や昨日引け後から今日、好決算を発表した銘柄に短期資金が集中。一方で、新しい銘柄に乗り換えるため前日買われた材料株が売られるなど、新規資金の流入がないなか、売り買いが交錯。前場中は小動きに推移しました。いつも通り、昼休み中に、消費税引き上げ見送り・解散総選挙を手掛かりにした、買い仕掛けが債券先物売りや円売りを伴って株先物に入ると、後場寄りから様変わりの相場となり、裁定買いなどから引けにかけ上げ幅を拡大していました。消費税引き上げ延期の是非を問う総選挙に小泉政権時代の「郵政選挙」をイメージし、とりあえず相場に乗ろうという動きが加速したようです。

 まあ、ワンクッションおいて、クリスマスラリーに向かうと考えていましたが、先物筋は急ぎ働きをしているようです。今月末が彼らの決算ですから、調子に乗ってついていくと梯子を外されるリスクもあります。今日の日経平均とTOPIXの上昇率は倍近くあり、明らかに、日経平均型先物がリードした裁定買いが影響した可能性が強そうです。投機筋の動きなんか予測不能ですから、ここは、先物筋の動きを雑音とみて、焦点を少し先のおいて見ていけば、弱気する必要はありません。これだけ円安が進んでいるにも関わらず、依然、輸出企業の採算レートは105円前後…。今期末の数字には、まだまだ、伸び城があります。

 直近レポートでも、トヨタや日立、スバル、富士フィルムの主力を注目するように書きましたが、2兆3000億円を超える利益準備金を使った新たな成長や株主還元策が模索される…としたフィルムが、やはり2000億円の自社株買いをする方針をだし、今日は3%越えの上げになってきました。世界ブランド企業でありながら、ROEは4%台。これから海外投資家を呼び込むにはお粗末な数字です。まあ、想定通りの動きですが、決算発表の待ち伏せものがいまいちでした。明日の発表で、通期見通しを増額するかどうかが焦点。日本水産や山一電機などのように、スパッとはまってもらいたいものですが…。
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手がかり材料が少ないなか、原油価格の下落でメリットを受ける輸送株や小売りが買われ、主力3指数とも上昇して終了…NYダウは4日連続の史上最高値更新
 おはようございます。 日中首脳会談(通訳を交えた25分では何も話ができないのでは…?)の写真がマスコミ各紙に掲載されました。安倍首相の表情は、先に行われたプーチンロシア大統領との会談後の写真と比べると、全く違い、両者とも「あ~あ……」という感じ。中国国内向けのものだとは思いますが、果たして会談で何が話し合われたのか…。これから出てくる断片的な情報に注目ですね。それにしても、昨日発表された中国の10月生産者物価指数(PPI)ですが、なんと32か月連続で前年同月比のマイナスが続いています。やがて3年に近づきます。マイナスが続いているということは、国内に過剰生産体制が残ったままの状況を示しています。鉄鋼や化学などで過剰生産設備の廃棄が言われて久しいのですが、このところの大気汚染の増加をみても、対策が進んでいないことを思わせます。過剰生産製品の輸出が世界のデフレ傾向を加速させなければいいのですが…。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7613ドル74セント      +39ドル81セント(0.23%)
 NASDAQ総合指数      4651.62ポイント         +19.09ポイント(0.41%)
 S&P500             2036.26ポイント         +6.74ポイント(0.31%)
 CME日経平均先物      1万6920円            +130円
 10年物国債金利       2.3590%              +0.0470%
 ニューヨーク原油       77.40ドル             -1.25ドル
 GOLD              1159.8ドル            -10.0ドル
 ドルインデックス        87.80               +0.30         


 週明けの米国株は、前週まで高値更新が続いたことから、朝方は利食い先行で反落してスタートしました。寄り後も小口の売りが続き、まもなく、ニューヨークダウはこの日の安値1万7547ドル(前週末比26ドル安)をつけています。しかし、この日も小売り関連企業や住宅建設株に好調な決算を発表する企業が続いたほか、FRBが雇用対策の指針とする労働市場情勢指数(LMCI)が上昇したことがわかると、ドルが上昇。これを受け原油価格が下落すると、燃料価格の下落でメリットを受ける空運や鉄道など輸送関連が上昇。次第に買い物が増加し、引けにかけ上げ幅を拡大。結局、NYダウとS&P500は続伸。NASDAQ総合指数は反発して終了しました。NYダウは4日連続の最高値更新。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1794、値下がり1364。VIX指数は、3.4%下げ12.67に低下。

 ダウ30種は、値上り21、値下がり9。ナイキが1.26%、ユナイテッドヘルスが1.22%上昇したほか、バイオテクノロジー関連の上げを受けファイザーが0.94%上げたのが目立ちました。また、ガソリン価格の低下が個人消費に与える好影響を思惑し、ウォルマートが0.85%上げるなど消費関連も堅調。ただ、1%超えの変動銘柄が2銘柄にとどまるなど、全般は小動きで、NYダウの終日値幅は74ドルと小幅なレンジ。業種別は、ガソリン安メリットの鉄道、空運、旅行代理業のほか人材派遣、バイオテクノロジー、ヘルスケアなどが上昇。金鉱山、貴金属、鉱山、石炭、鉄鋼などが下落。

 NYダウは5日続伸。サイコロが10勝2敗(81%)になるなどテクニカルな過熱感を抱えながらじり高しています。中期指標では過熱感はないうえ、先先週、週足MACDが買いサインを出すなど、短期の過熱感を中期指標がカバーする格好での上げが続いています。昨日の52週高値更新銘柄数は223。10月末に記録した359銘柄とは距離があり、高値警戒から出遅れを買う循環的な動きを強めているのでしょうか。依然、2009年3月起点の上昇レンジ内で上限をうかがう動きが続いています。
 
 米国株は小幅続伸。円は、強い雇用指標を受けたドル買いから、対ドルは114円80銭台に下落。対ユーロは142円20銭台で変わらず。CME日経平均先物は、円安を好感。国内終値を130円上回る1万6920円で帰ってきました。本日の、日本株は堅調な展開が予想されます。ただ、昨晩も書いたように、日銀サプライズで買いついた海外短期筋の先物が重しになり指数は伸びを欠いた展開に成るか。引き続き、業績や株主還元など個別材料株や決算発表を終えた低位株のかさ上げ的な動きが強まりそう。日立、1年半の抵抗帯を抜いてきたトヨタなど好業績主力株の底堅い動きとともに、好業績にも関わらずアルゴリズム取引で売られた銘柄の逆張りの買いも妙味大。今は、目先の動きよりも、来年を展望した相場観の方が大事です。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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