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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
01 | 2015/02 | 03
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ギリシャ債務交渉の進展観測や米金利上昇を受けた円安を好感。大型主力株中心に買われ大幅高して終了
 ユーロ圏財務相とギリシャ政府の会合は、やはり、何の成果も出ずに終わったようです。とりあえず来週16日の次回会合まで時間稼ぎをした、というところでしょうか。ギリシャの威勢のいい兄ちゃん首相も、選挙で大見得を切った手前、いきなり屈服することもできず、6月の返済期限まで時間稼ぎをさせてほしいというのが本音でしょう。16日に向けて、金主であるドイツを納得させられるような妥協案を作れるかどうか…まだまだ、事態は流動的。それにしても、EUは、ギリシャ、ウクライナというガラの悪いヒモにまとわりつかれ、これからどうするのでしょうか。風向きが悪くなるとロシアや中国を引きづり込み交渉を優位に進めようと画策するなど、この借金大国、いやはや、したたかです。

 本日の日本株は、朝方は、ギリシャ債務交渉の進展観測や、米金利上昇を受けた円下落を好感視界が先行。CME日経平均終値(1万8010円)にさや寄せする先物買いにリードされ、大きく窓を開けてスタート。日経平均は、10日終値比247円高の1万7899円と急反発して始まりました。円安を好感してトヨタ自動車が新高値に買い進まれたほか、海外の著名株主がファナックに株主還元を要求したことを好感して急伸するなど主力株が幅広く買われたほか、保険や銀行など内需系も幅広く買われて買い一巡後も上げ幅を拡大。昼過ぎには、この日の高値1万8005円(10日終値比353円高)をつけ、昨年12月8日以来、1万8000円の大台を回復する場面もありました。その後は、円の下げ渋りや、GLOBEX市場の米株伸び悩みなどから、売り買いが交錯。全般は伸び悩んだものの、大幅反発して終了。

 結局、日経平均は327円04銭高(1.85%)の1万7979円72銭と急反発。TOPIXは、21.67ポイント高(1.52%)の1449.39ポイントと4日続伸して終了。出来高は、7億7000万株増の27億7325万株、売買代金は、9500億円増の3兆1600億円と、ともに急増しています。騰落状況は、値上り1258、値下がり497。業種別は、円安にもかかわらず、陸運、小売り、保険、銀行など内需系を上位に、29業種が上昇。石油・石炭、鉱業、ゴム、卸売の4業種が下落。日経平均は、330円近い上げでしたが、終日値幅は121円と小動きで、売り買いが交錯していたことがわかります。

 今日の引け値での日経平均サイコロは7勝5敗(58%)、TOPIXは8勝4敗(66%)に、それぞれ上昇。RSI(相体力指数)は、5ポイント上げ64%に上昇。25日線かい離は+3.2%と、反落懸念がある3%を超えてきました。騰落指数は、12ポイント上げ115%に上昇。モメンタムは一気に上向いてきましたが、複数の指数が警戒ゾーンに接近しています。今日のトピックスは、遅れていた日経平均の3本新値が陽転したこと。MACDは1月21日に先行して買いサインを出していましたから、これで強気シグナルがそろったことになります。今日の引け値ベースでは、昨年12月8日の1万7936円を抜き、2007年高値以来の戻り高値を更新してきました。以前から、春先になれば流れが好転してくると予想しましたが、どうやら、想定通りの動きになってきました。ただ、レポートでも強調してきましたように、まだ、今の相場は、バブル崩壊後の下落トレンドの中にあり、クリアすべき大きな関門を残しています。本当に強気をするのは、この関門を突破してから…。

 まあ、これまで、投資主体別売買動向を見ると、安値で買った個人がレンジ上限で売りに回り、ここ1~2週間で海外投資家が、先物買い越しに回る、という動きでしたが、今日の手口が同だったかが注目されます。米金利上昇→円安→株先物買いという流れで、短期筋が買ったとすれば、先行き心配な動きも出てきます。買われている銘柄を見ると、出遅れ感があった業種が多いようですから、資金的に余力がある個人や海外の中長期投資家が動き出した可能性もあります。ただ、米金利上昇には、海外の資金流入による債券買い、円相場には、ギリシャ債務問題のエスカレートによる安全通貨買いというリスクがありますので、これが逆回転すれば、再びレンジ内に押し戻されることもありえます。まあ、今あるポ時ションを維持して様子を見ておけばいいでしょう。

 しかし、最近、決算発表の何日か前にいきなり商いを伴って、株価が下落。その後戻したあとに決算発表があると、あれこれ理屈をつけて問答無用の売りたたきをするような、荒っぽい動きがありました。何日か前に売った分が利食いになれば、一気に買い戻すことをするんでしょう。レポートでは山一電機がやられましたが、今日は117万株の出来高を伴って6円近く上昇。一気に戻り高値を更新してきました。やはり、売り仕掛けの場面は買いでしたね。同じような操作をされた可能性のあるものがまだあるようですから、どこかで、同じような動きをするものが出てきそうですね。それにしても、こういうのって株価操作にはならないんでしょうか。どうも、最近おかしな値動きをするものが多すぎます。取引き状況は適正に管理されているんでしょうか。先物のシェアが半分近くになってもお咎めなしですから…。もうちょっと、規制当局には監視を強めてもらいたいものですね。待ち伏せの、アイダエンジニアリングやリンテックはともに急伸。三菱UFJも戻り高値を更新。

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ギリシャ債務問題の不透明感や原油価格の下落を嫌気したものの、アップル効果で下げ幅を縮小。高安まちまちで終了
 おはようございます。
 ギリシャとユーロ圏財務相との臨時の会合が開催されています。先日は、一部のマスコミが楽観的な報道をしたものの、その後は、ドイツ財務相のタカ派発言やギリシャ財務相の強硬発言が続いたほか、ロシアが支援に乗り出すとの報道が錯綜。昨日の欧州株は楽観論が後退し下落に転じていました。今日も、臨時会合後に「ギリシャは、トロイカによる救済プログラム内にとどまる…」との報道がなされ、引け後の米国株が100ドルを超える上げになるなど、不確実な情報が飛び交う中、市場は乱高下しています。もともと、今回の臨時会合はギリシャの言い分を聞く…という方針で始まったもので、合意事項は無い、というのが関係者の見方でした。結局、会議でのギリシャの言い分を聞いて、週明け16日の正式なユーロ圏財務相会合に向け、事務方の協議を続け、具体的にまとまった案を次回会合で審議する、ということになるのでしょう。要するに、何も決まっていないというのが本当のところではないでしょうか。相変らず、欧州の交渉ごとは事案がかかる。まだまだ、半身で構えておく方がよさそうです。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7862ドル14セント        -6ドル62セント(0.04%)
 NASDAQ総合指数        4801.18ポイント           +13.54ポイント(0.28%)
 S&P500               2068.53ポイント           -0.06%(-)
 CME日経平均先物        1万8010円              +370円
 10年物国債金利         1.9880%                -0.003% 一時、2.0250%
 ニューヨーク原油         48.84ドル               -1.18ドル
 GOLD                1219.60ドル             -12.3ドル
 ドルインデックス          94.89                 +0.15  


 昨日の米国株は、前日報じられたギリシャ債務問題進展に関する報道に懸念が生じ、楽観的な見方が後退。欧州株が下落した流れを受け、売りが先行。反落スタートになりました。この日開催されるユーロ圏臨時財務相会合の成り行きを見たいという動きから、安値圏で膠着した動きが続きましたが、昼過ぎに原油在庫が過去最大規模につみあがったことが報じられ原油価格が下落すると、エネルギー株が売られ、全体も下げ幅を拡大。ニューヨークダウはこの日の安値1万77590ドル(前日比109ドル安)をつけています。引けにかけては、太陽光発電企業への出資や投資判断の上げが続いたアップルが高値を更新。これにリードされる格好でNASDAQ総合指数が戻り高値に接近したことが好感され、急速に下落幅を縮小。引けに近くにはプラス圏に浮上する場面もありました。結局、NYダウとS&P500は小幅に反落。NASDAQ総合指数は続伸して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1464、値下がり1700。VIX指数は1.57%下げ、16.96に低下。

 ダウ30種は、ギリシャ問題の進展や米金利上昇を受け、GSが1.67%、トラベラーズが0.81%、VISAが0.73%、それぞれ上昇。金融関連が堅調でした。一方、引け後に発表される決算への懸念からシスコシステムズが2.04%下落(発表された決算内容は、予想を上回ったほか、増配も実施)。ドル上昇を嫌気しナイキが1.55%下落。4銘柄が1%超えのさえになり指数の足を引っ張りました。業種別は、保険仲介、コンピュータハード、タバコ、ドラックストア、ヘルスケアなどが上昇。公益事業、アルミ、ガス・水道、石炭などが下落。

 NYダウは小反落。50日線を下値に狭いレンジの動きが続いています。25日線が上げに転じており、当面、レンジ相場を形成しながら25日線の上げを待つ展開に…。NASDAQ総合指数は、ITバブル崩壊後の高値(ザラバ=12月26日4814.95ポイント、引け値=同29日4806.91ポイント)更新に王手をかけています。想定通りアップルが指数上げのけん引役になっています。全般に不透明感が強まっており、断トツの評価になってきたアップルが野中の一本杉的な上げになってNASDAQの上げをけん引する可能性が出てきました。

 米国株は高安まちまち。円は、ギリシャ支援問題の進展や米金利の上げを受け、対ドルは120円40銭台、対ユーロは136円60銭台にそれぞれ下落。CME日経平均は、10日の大証先物終値(1万7640円)を370円上回る、1万8010円で帰ってきました。レンジは、1万7790円~1万8020円。出来高は2万9573枚と前日比1万5000枚を超える減少。本日の日本株は、ギリシャ情勢の進展(?)や円安を好感し、堅調な展開となりそうです。CME日経平均先物終値にさや寄せして、高寄りしそうですが、1万8000円大台乗せができるかどうかが焦点に…。また、円安を受け、このところ動きが鈍っていた外需株が高値を更新できるかも注目。値もちが良かったトヨタがポイント。ただ、伝えられるギリシャ情勢には不透明な報道も多く、主力投資家の様子見は続きそう。明日のオプションSQを控え、弱気ポジションを取った投資家の買戻しや個別株を売っている海外投機筋の動きも注目されます。引き続き、富士フィルム…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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