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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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欧米株安、FOMC控えにも関わらず、日本景気指標の改善を受けたコアストック買いに、続伸して終了
 日本の経済指標の改善が続いています。朝方発表の2月貿易収支は、32か月連続の赤字となったものの、昨年から5か月連続の減少。原油価格の下落でエネルギー輸入が減少しているだけでなく、自動車、電子部品、工作機械などの輸出が、6か月続けて増加していることも貢献していました。日本経済が改善していることは、数字の面でも如実に表れてきました。レポートでは、昨年から株高による資産効果から高額品消費が伸びることは景気回復の初期にみられる現象として、強気を続けてきましたが、その後の流れは想定通りの動きになっています。春の賃上げの労使交渉結果は、今日が一斉回答ですが、最高ベアが相次いでいます。マスコミは、全体の8割以上を占める中小企業の賃上げは困難として、冷ややかな見方ですが、2割の購買力が上がるだけに消費への貢献は大きく、やがて、消費の増加になって中小企業に波及。景気上昇の末期近くになって、全般の給与が引きあがる…という流れになっていきます。昨年から、兆しが出ているときに買うことが大事、といい続けてきましたが、やはり、兆しが数字となって目に見えるようになって買いが増えてきました。どうなんだろうか…と思いますがね。

 全ての状況が変わり始めたのは、円高、資産デフレが解消されたため。誰のせいか知りませんが、円高、資産デフレが続いている間、日本企業は、常に評価損の計上リスクにさらされてきました。そのため、労働分配率を落としても内部留保の増加に努めていないと、下手をすると債務超過に陥りかねない状態にあったのです。リーマンショック後に、あのトヨタが資金繰りに苦労したことさえありました。その経験から、必要以上に自己金融力を付ける必要があったのです。しかし、黒田日銀総裁の登場で、企業は、円高と資産デフレによる評価損計上のくびきから解放され、これまでため込んできた内部留保が自由に使えるようになったわけです。最近、増配や自社株買い、M&A、事業の再構築ができるようになったのも、つまるところ、円高、資産デフレの解消に尽きるわけです。いまだに、アベノミクスがどうだこうだ、という評論家がいますが、このそう場は、アベノミクスとは関係のないところで動き出していることに早く気付かなければいけない、と思います。

 日本経済の状況が、ドミノ倒し的に改善してきたのを見て、これまで規制緩和は…、企業統治は…と、マスコミと歩調を合わせるように買わない材料を探してきた、海外投資家もさすがに2万円大台が見えてくると、日本株を持たざるリスクを感じはじめ、慌てて買いはじめたようです。これまでは、業界トップや時価総額の大きな銘柄がコアストックとして買われてきましたが、今週に入り往年のブルーチップまで買いが広がってきました。今日も、金融政策の大転換に成るかもしれない米FOMCというビッグイベントを今晩に控えていながら、商いが膨らみやすい引けにかけ海外投資家好みの銘柄が値を
上げており、明らかに政策的に日本株を買わなければならない資金が参入していることがわかります。今日の朝も、今回の株高は内在的な要因に基づくものだから、強気でいいとしましたが。想定通り引けにかけて上げ幅を拡大。日経平均は1万9500円の大台に乗せてきました。レポートで上げの③ポイントとしたゾーンが近づいてきましたね。

 本日の日経平均は、107円48銭高(0.55%)の1万9544円48銭、TOPIXは、11.96ポイント高(0.76%)と、ともに続伸。出来高は、前日比1億株増の20億4469万株、売買代金は、同800億円増の2兆5369億円。騰落状況は、値上り1030、値下がり693。業種別は、その他製品、電気機器、サービス、銀行、精密などを上位に27業種が上昇。鉱業、水産農林、ゴム工業、など6業種が下落。値上り上位の顔ぶれも電子部品や自動車部品など、顔ぶれがかわってきましたね。貸し株を使った売り仕掛けがあった可能性があるとしてレポートで取り上げてきた、山一電機やセイコーエプソンなどが想定通り値を伸ばしてきました。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、7勝5敗(58%)、TOPIXは8勝4敗(66%)で、ともに前日と変わらず。RSI(相体力指数)は日経平均73%、TOPIX76%と前日から横ばい。25日線かい離は、日経平均+4.5%、TOPIX+4.39%と、前日から拡大。指数系は警戒ソーンが接近。物色の広がりを見る、騰落レシオは1ポイント上げ136%。依然、循環的な買いが続いているようです。中期的な動きを見ると、日経平均の週足サイコロは8勝4敗(66%)、RSIは76%、TOPIXは9勝3敗(75%)、RSI79%…短期よりも警戒ゾーンに近い印象を受けます。過去、週のRSI80超えは分岐点を形成することが多く、持ち株の持続は良いですが、新規の買いについては、押し目を待った方がいいのかもしれませんね。まあ、昨年10月から強気を書いてきましたが、想定したことが数字になって出てきましたし、そろそろ、相場の神様の顔色を窺った方がいいかも…。
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欧州株の下落や原油価格の安値更新を嫌気し、主力は売られたものの、NASDAQ主力株の新事業参入を好感しグロース株は上昇。指数は高安まちまちで終了
 おはようございます。
 昨日は、本格的な春になったようなポカポカ陽気でしたが、用事を済ませるついでに竜田川沿いをサイクリングしてみました。あちこちで、花のかぐわしいにおいがしていたほか、鳥も春の訪れを喜ぶように忙しく泣いています。自転車を押して歩くと、道にはいろんな種類の虫が這っていました。鳥が喜ぶのも当然ですね。あと2週間もすれば、桜の花が咲くと思いますが、花芽を手に取ってみると、先の方が白くなりかかっていました。すでに紅梅や菜の花が景色に赤や黄色の彩りを添えていますが、もう少ししたら、桜のピンクが加わります。もう少しで灰色の冬から彩の春に変わります。今年も、無事、花の季節を迎えられたことに感謝…です。

 17日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7849ドル08セント      -128ドル34セント(0.71%)
 NASDAQ総合指数       4937.43ポイント         +7.93ポイント(0.16%)
 S&P500              2074.28ポイント         -6.91ポイント(0.33%)
 CME日経平均先物       1万9380円            -20円
 10年物国債金利        2.0580%             -0.04%
 ニューヨーク原油        43.46ドル             -0.42ドル
 GOLD               1148.20ドル           -5.0ドル
 ドルインデックス         99.66               -0.04 
 

 昨日の米国株は、ドイツZEW景気期待指数が予想を下回ったことを嫌気し、欧州主要市場が下落した流れを受け、売りが先行。今晩のFOMC(公開市場委員会)を控えたポジション調整の売りもあり、反落してスタート。原油在庫の増加を懸念し原油価格が続落したこともエネルギー株や資源株の売りにつながり、昼ごろ、ニューヨークダウは、この日の安値1万7785ドル(前日比192ドル安)をつけています。その後は、FOMCの結果待ちから売り買いとも手控えられる動きとなり、安値でこう着した動きになりましたが、アップルのオンラインテレビへの参入やフェイスブックのメッセージアプリを通した送金サービス進出が伝えられNASDAQ市場が上げに転じると、引けにかけやや下落幅を縮小していました。ニューヨーク市場の騰落状況は値上がり1497、値下がり1658(NASDAQ市場は、1417-1348)。VIX指数は、15.66とやや強含んでいます。

 ダウ30種は、値上り5、値下がり25。ドル安を好感しボーイングが0.55%、コカコーラが0.54%、それぞれ上昇したものの、値上り幅はいずれも小幅。一方、株主から役員入れ替えの要求を受けたデュポンが3.1%続落。原油価格の下落を嫌気し開発関連のキャタピラが1.95下落。7銘柄が1%超えの下げになり指数の足を引っ張りました。指数寄与度の大きいVISAが1.8%下落した影響が指数の下落拡大につながりましたが、今週末にデリバティブ決済のクアドルプルウィッチングを控えており、指数売買に絡んだ動きがあったのかもしれません。業種別は、空運、ギャンブル、特殊金融、コンピュータハード、石炭などが上昇。非鉄金属、貴金属、アルミ、玩具、食品などが下落。

 NYダウは反落。やはり25日移動平均線が頭押さえとなり、押し戻された格好です。対ユーロでドル安になったものの、資源安や住宅着工件数の減少などが嫌気さたようです。今晩のFOMCの結果次第…とはいうものの、当面は、上昇中の100日線と下落に転じた25日線との間で、レンジを形成する動きになるか…。一方、予想通りNASDAQ総合指数は、上昇中の25日線と歩調を合わせ上げに転じています。ドル高や原油安の影響を受けるNYダウと異なり、IOTなど米国で進む構造変化を映す動きが始まっているようです。バリューからグロース株。

 米国株は高安まちまち。円は、冴えない景気指標を受けドルがユーロに対して下落したものの、対ドルは121円30銭台と横ばい。膠着感を強めています。対ユーロは128円60銭台に小幅に軟化。CME日経平均先物は、米株安を受け大証先物終値を20円下回る1万9380円で帰ってきました。レンジは、1万9280円~1万9475円。出来高は3万7448枚。本日の日本株は、引き続き堅調な動きが予想されます。米FOMCを控え手控え気分は強まりそうですが、今日が、賃上げの一斉回答の日であることや、最近の日本株高の要因が、内在的なものに起因していることも強気を支えそうです。今晩のFOMCを控え、イベントドリブン型のヘッジファンドが動いている懸念はありますが、視点を先におけば、短期的な波乱要因でしかありません。引き続き、来期増益見通しが明るく、今期業績に増額修正余地のあるもの。前回決算発表時に貸し株を使って売り込まれた銘柄の買戻しに注目。本当に強い相場なら、次は大手投資家好みの銘柄から、中堅銘柄にすそ野が拡大してくるはず…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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