FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2015/03 | 04
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



米株急落やイエメン政権支援のためのサウジなどの反政府軍空爆を嫌気。全面安で急反落して終了
 イスラム世界は、だんだん宗教戦争の色彩を強めてきた感じです。イラクで追い込まれつつある「イスラム国」を名乗る武装集団が、周辺国に拡散。政治体制が弱い地域で反体制活動を強めています。サウジアラビア(スンニー派)と国境を接するイエメンでは、反体制派(シーア派)を同じ宗派のイランが支援。臨時政権は崩壊の危機に追い込まれ、周辺諸国に武力支援を要請。サウジアラビアやUAE(アラブ首長国連邦)が反体制派への爆撃を開始しました。もし、対立がサウジアラビア内に波及した場合、最大の石油産出国である、同国の採掘に支障が出る可能性もあり、GLOBEX原油先物市場では、価格が3ドル上げ、52ドルに上昇。これを嫌気し、欧州株は急落。米株先物もニューヨークダウが、一時、100ドルを超える下げに…。日経平均先物は1万9100円台まで下落。円は118円40銭台に上昇するなど、市場は混乱してきました。イエメンは、イラン(シーア派)とサウジ(スンニー派)の代理闘争のような関係になってきましたが、イラク国内での、イスラム国掃討作戦では、両国は共闘。もし、対立がエスカレートした場合、イスラム国掃討作戦にも影響を及ぼし、イスラム国が勢力を盛り返さないとも限りません。いまだに、中世時代を生きているようなイスラム世界ですが、宗教戦争に発展した場合の影響は計り知れないものがあります。

 本日の日本株は、米国株が、ドル高の企業業績への影響を懸念した売りなどから急落した流れを受け、急反落してスタートしました。イエメンの暫定政権がサウジなどへの軍事支援を要求したことが伝えられ、模様眺め気分が強まる中、先物に仕掛け的な売り(株先物売り・円買い)が出て、裁定解消売りから指数は下落幅を拡大。米国で半導体関連が売られた流れを受け、最近上げていた電子部品、半導体関連や主力株に幅広い益出しの売りが出てこともあり、日経平均は11時ごろ、この日の安値1万9397円(前日比349円安)をつけています。後場にかけては配当取りの動きなどから、下落幅を縮める動きがありましたが、中東情勢への懸念から買いが続かず、引けにかけ再度売られていました。

 結局、日経平均は275円08銭安(1.39%)の1万9471円12銭、TOPIXは23.19ポイント安(1.46%)の1568.82ポイントと、ともに急反落して終了。出来高は、前日比1.5億株増の22億9915億株、売買代金は、同2337億円増の2兆7959億円と、明日の配当落ちに備えたファンドの買いから増加していました。騰落状況は、値上り242、値下がり1558。業種別は、原油の上げを受けた鉱業と石油石炭の2業種のみが上昇。海運、その他金融、空運、倉庫・運輸、その他製品を上位に31業種が下落。

 今日の終値での日経平均サイコロは、8勝4敗(66%)、TOPIXも同じで、前日と変わらず。RSI(相体力指数)は14ポイント低下し63%、TOPIXは17ポイント下げ、60%に、それぞれ低下。25日線かい離は、日経平均が+2.2%、TOPIX+1.62%と、かい離が縮小。サイコロを除き、指数のモメンタムは一気に低下してきました。物色の広がりを見る騰落レシオは12ポイント下げ108%に低下。警戒ゾーンを脱してきました。主力株が売られた、TOPIXの下落率が大きかったことから、NT倍率は12.41倍にわずかに拡大。GLOBEX市場の日経平均先物は、1万9100円台を割り込み、下落幅を拡大中。このままなら、明日は三本新値の陰転値(1万9437円)を割りこんで、短期的な弱気相場入りする可能性も出てきました。

 イスラム国やウクライナ関連の悪材料を、やっと受け付けなくなってきたところに、イエメン紛争と、イスラム国の拡散という新たな不透明材料が発生してきました。リスク回避の円買いが復活しており、短期的に波乱する可能性も出てきました。紛争がサウジアラビアに飛び火しそうなことや、シーア派とスンニー派との宗教戦争の色彩を帯びてきたことから、当面は、事態の推移を見守る必要がありそうです。下値については、以前からレポートで示してきた、新しいレンジの下限がポイントになりそう。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト



予想を下回る耐久財受注を受けたGDP成長率の下方修正やドル高の企業業績への影響を懸念し、大幅続落して終了
 おはようございます。
 3か月に1度のデリバティブ取引清算(クァドルプル・ウィッチング)後は、投資家の関心事は企業業績に移行する…としました。昨日発表の2月耐久財受注は、予想の0.4%増を下回る1.4%減となり、投資家を失望させました。輸送機器や国防関連を除くコアの受注が予想を下回ったことから、ゴールドマンザックスやJPモルガンは、第一四半期のGDP成長率見通しを下方修正しました。見通しが大きく狂った要因は、寒波と主要港湾の労働争議の影響でした。また、ドル高の影響も指摘されています。すでに、寒波や港湾ストの影響は、すでに織り込み済みになっているはずですが、経済統計に具体的に数字になって出てきたことで、企業業績にも影響を及ぼしているのでは…との疑念を強めたようです。
 また、昨日は、証券会社のアナリストが、パソコン向けプロセッサー需要の弱さから、半導体大手エヌビィディアの投資判断を引き下げたこともイヤケされました。引き下げの要因に需要の弱さだけでなく、為替(ドル高)の影響も指摘。市場が一番気にしているドル高の企業業績への影響が顕在化してきた、と捉えられ、ハイテク株全般に売りが拡大。IT関連と同じくモメンタム株として買われてきた、バイオテクノロジー関連まで売られています。企業業績へのドル高の影響がどの程度出てくるのか…しばらくは神経質な動きが続くことになりそうです。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7718ドル54セント      -292ドル60セント(1.62%)
 NASDAQ総合指数      4876.52ポイント         -118.21ポイント(2.37%)
 S&P500             2061.05ポイント         -30.45ポイント(1.46%)
 CME日経平均先物      1万9475円            -175円
 10年物国債金利       1.92%               +0.042%
 ニューヨーク原油       49.21ドル             +1.70ドル
 GOLD              1197.00ドル           +5.60ドル
 ドルインデックス        96.89               -0.34 


 昨日の米国株は、市場が企業業績への懸念を強めているときに、マイナス材料が相次ぎ、終日売られる展開となり、3日続落して終わりました。朝方発表の2月耐久財受注が予想を大幅に下回ったことから、売りが先行。この数字を受け大手銀行が、成長率見通しを引き下げたこともイヤケされ、売りが拡大。さらに、一部アナリストがデスクトップ型パソコンの部品供給メーカーの業績に慎重な見通しを発表。投資判断を引き下げたことが嫌気され、半導体やコンピュータ関連に売りが波及。さらに最近買われたバイオ関連まで売りが広がり、引けにかけ下落幅を拡大。主力3指数とも安値圏で終わっています。とくに最近堅調だったITやバイオ関連などモメンタム株が多かったNASDAQ市場の下げがきつくなっていました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り855、値下がり2303(NASDAQ市場は、534-2263)。VIX指数は、13.4%上げ、15.44に急伸。先行き懸念が高まりました。

 ダウ30種は、値上り2、値下がり28。原油価格の上げを受けシェブロンが1.4%、エクソンが0.4%、各上昇。一方、パソコンへの半導体供給メーカーへの投資判断下げを受け、マイクロソフトが3.36%、インテルが2.98%、IBM2.33% 、アップルが2.6%、それぞれ下落。12銘柄が2%超えの下落となり、指数の足を大きく引っ張りました。業種別は、食品製造、石油周辺サービス、石油探査、などが上昇。半導体・同製造装置、バイオテクノロジー、空運、テクノロジーハードなどが下落。

 NYダウは3日続落。昨日も書いたように、前週末のデリバティブ清算日以降は、投資家の関心が企業業績に向い易くなる、としましたが、昨日の想定外に悪かった耐久財受注や半導体企業への投資判断下げの要因にドル高の影響があったことから、多国籍企業やハイテク企業が全面的に売られる展開になりました。当面、100日線の下値抵抗力が試されそうですが、NYダウとS&P500は、2月高値を更新できておらず、100日線で支えきれない場合、過去と同じように200日線を試しに行く展開になるかもしれません。ただ、下げの要因がはっきりしているだけに、先行きを懸念する必要はなさそうです。

 米国株は、続落。円は、弱い米経済指標を受け、対ドルは119円40銭台に上昇。対ユーロでドルが売られた流れを受け、対ユーロは131円10銭台に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を175円下回る1万9475円で帰ってきました。レンジは、1万9415円~1万9690円。出来高は約6000枚増の4万419枚。本日の日本株は、CME日経平均先物終値にさや寄せし下落して始まったあとは、押し目買いから底堅い動きになりそうです。米株下落の要因が、ドル高や港湾ストなど米独自の要因に基づくもので、ある程度織り込まれているものと思われます。運用上のテクニカルな要因から海外投資家の売りが出る可能性はあるものの、日本側から見れば懸念しすぎることはないものと思われます。注目すべきは明日の権利落ち後の一時的な需給悪化をしのげるかどうか…。引き続き、ポジションを維持して様子見…。買いは、来期増益予想で、高進捗率の銘柄。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて直接お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ