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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2015/04 | 05
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冴えない雇用関連指標や製造業指標を嫌気したほか、ドル高の業績への懸念もあり、主要3指数とも続落して終了
 おはようございます。 今日は昼前から大阪へ出ますので、午後の書き込みはできないかもしれません。
 長引くユーロ安の影響で、ようやくユーロ圏の製造業の状況が改善してきたようです。昨日発表された、3月ユーロ圏製造業PMI改定値は、速報値、予想をともに上回り、昨年4月以来の水準に上昇してきました。特に、ドイツの改善ぶりは目覚ましく、輸出受注の増加を背景に前月の51.1から52.8に上昇。生産や雇用の改善が目覚ましく、今後、賃金上昇や設備投資の増加につながり、さらにドイツの景気を押し上げる期待も出てきました。ドイツが批判を続けるECB(欧州中央銀行)による緩和策が、ユーロ安につながり、域内、域外向けのドイツの輸出競争力の増強に貢献している格好です。また、忘れていけないのは、ユーロ安の影の貢献者であるギリシャの存在…。債務支援をめぐり、ドイツと対立していますが、「俺たちだって、ユーロ安に貢献しているんだから、ちょっとくらい金を出してもいいだろう…」てなもんでしょうか。米国の景況感が後退し、ユーロ圏が上昇。そろそろ為替の方向が変わってもいいのかも…。最近の円は、ドルとペッグ状態になっており、ドルの上げとともに、他の主要通貨に対して上昇。このところ、元気がなくなっているのも、この辺りと関係しているのでしょうか。 

 1日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7698ドル18セント      -77ドル94セント(0.44%)
 NASDAQ総合指数       4880.23ポイント         -20.66ポイント(0.42%)
 S&P500              2059.69ポイント         -8.20ポイント(0.40%)
 CME日経平均先物       1万9185円            +65円
 10年物国債金利        1.8780%              -0.0660%
 ニューヨーク原油        50.09ドル             +2.49ドル
 GOLD               1208.20ドル            +25.00ドル
 ドルインデックス         98.21                -0.17

 昨日の米国株は、欧州株が強い製造業の指標を受け上昇したものの、朝方発表されたISM製造業景況指数が前月水準、予想を下回ったうえ、(雇用統計の先行指標となる)ADP全米雇用報告で民間部門の雇用者数が予想を下回っったことが嫌気され、売りが増加。FRB関係者の早期利上げ発言があったことも売りを加速。寄り後まもなく、ニューヨークダウは、この日の安値1万7585ドル(前日比191ドル安)をつけていました。ただ、米国内原油生産の減少を受け、原油価格が急伸したことや、強い景気指標を受けユーロが買われドルが下落したことを好感。エネルギー、資源関連などが上げ、」引けにかけては次第に下落幅を縮める展開になりました。ただ、ドル高の企業業績への影響を懸念する動きは強く、主力3指数とも続落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1658、値下がり1478(NASDAQ市場は、1298-1471)。VIX指数は、株安にも関わらず1.2%下げ15.11に低下。市場は落ち着いた状態にあります。

 ダウ30種は、値上り8、値下がり22。金融のGSが2.27%、AMEXが1.04%、それぞれ上昇。業績安定のベライゾンが0.6%、P&Gが0.46%、各上昇。高配当株が堅調。一方、インテルが1.47%、3Mが1.47%、ウォルマートが1.87%、それぞれ下落。多国籍企業業績へのドル高の影響を懸念する動きが強まり、9銘柄が1%超え下落。指数の足を引っ張りました。業種別は、金鉱山、鉱業、貴金属、たばこ、エネルギー、金融などが上昇。空運、鉄鋼、自動車、バイオテクノロジー、旅行代理業などが下落。

 NYダウは続落。売られ過ぎが意識されていますが、この日発表された農薬大手モンサントの業績でドル高の影響が指摘されたことから、多国籍企業の業績への影響が、懸念されています。ISM製造業景況指数では、シェールオイルの稼働リグ数の減少から、IT企業への発注が減少するなど、ドル高や、港湾スト以外の懸念も出始めました。全体は底堅い状態が続いているようですが、まだ十分に織り込んだとはいえず、当面、ぎくしゃくとした動きになりそうです。ただ、サイコロが4勝8敗に低下するなど、テク二カル指標は底値圏に近づいており、底固めへの動きもでてきそう。

 米国株は続落。円は、弱い米景気指標や株安を受けドルが主要通貨に対し下落したことを受け、対ドルは119円70銭台に小幅上昇。対ユーロは128円80銭台にやや弱含み。CME日経平均先物は、日銀短観の見方が分かれ、大証終値を65円上回る1万9185円で帰ってきました。レンジは、1万8930円~1万9280円。出来高は、前日から1万5000枚増の5万9830枚。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし強含んで始まった後は、前日に続き、機関投資家の益出しの動きが警戒されます。CME日本株先物の出来高が増加しており、投機筋が介入していることが懸念されますが、本日は、午後に2兆4000億円の大型国債入札を控えており、この結果次第では売り仕掛けが入ることも想定しておいた方がよさそうです。今日、明日で機関投資家の益出しの動きが一巡し、来週から需給が正常化してくるはずですから、今日明日の押し目は、いい買い場を提供してくれるかもしれません。主力株より、材料含みの中小型株…。

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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