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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
03 | 2015/04 | 05
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冴えない雇用統計結果を跳ね返した米株の強さに支えられ、主力株や先物への買いから反発して終了
 米雇用統計で非農業部門就業者数は、前月比で半減というひどい結果になりましたが、米国市場は、ほぼ想定の範囲内。むしろ時間給の上昇や、望まないままパートタイムに出ている人を含めた広義の失業率が低下したことなど、良かった面を評価したようです。寄り付きの段階だけで消化してしまったことに、やや不安も感じますが、米国は、今、15日を期限にした確定申告の真っ最中。節税目的で損出しの売りを出している投資家も多く、需給面ではやや悪化する時期であることも考慮しておく必要がありそうです。一方、税控除を目的に確定拠出年金などへの投資額を増やす個人も多く、この資金が株式市場に還流して、株価を支える…という構図があることも下値を堅くしているようです。とりあえず、米国株が予想外の強い反応をしてくれたことに世界の株式市場が安心感を持ち、アジア株はほぼ全面高、欧州市場も主要市場が1%を超える上げで始まっています(9日にギリシャのIMFへの借金返済期限を控えているというのに…)。まずは、一安心…。

 本日の日本株は、米株上昇や円安を好感。CME日経平均終値(1万9580円)にさや寄せする先物買いや、主力株への買いが増加。大幅反発して始まりました。寄り付きの買い一巡後は、一時、上げ幅を縮める場面がありましたが、値嵩ハイテク株に買いが入ると、先物市場に断続的な買いが入り、裁定買いなどから、前引けにかけ上げ幅を拡大。後場寄りも買いが続き、寄り後まもなく、日経平均はこの日の高値1万9667円(前日比270円高)をつける場面も有りました。その後先物に利食い売りが入り上げ幅を縮める場面もありましたが、引けにかけ指数連動商品がらみの先物買いが入り上げ幅を拡大していました。

 結局、日経平均は、242円56銭高(1.14%)の1万9640円54銭、TOPIXは17.84ポイント高(1.14%)の1578.55ポイントと、ともに、反発して終了。出来高は、前日比5億株増の20億9545万株、売買代金は、7370億円増の2兆4149万株と、ともに増加。騰落状況は、値上り1290、値下がり480。業種別は、鉱業、石油石炭、鉄鋼、保険、その他金融などを上位に、32業種が上昇。原油価格の上げを嫌気した空運だけが下落。値上りベストテンに低位株が4銘柄入るなど、短期筋の動きが強まったようです。

 この日の終値での日経平均サイコロは、6勝6敗(50%)で変わらず。TOPIXも同じ。RSI(相体力指数)は、日経平均が4ポイント上げ52%に、TOPIXは2ポイント上げ49%にそれぞれ上昇。25日線かい離率は、日経平均が+1.9%、TOPIXが+1.14%、にそれぞれ拡大。騰落レシオは、6ポイント上げ105%に上昇。指数、物色範囲とも上向きになりました。今日の上げで、日経平均三本新値が陽転。短期的な強気相場入りしています。

 まあ、米国株が予想外の腰の強さを見せてくれたことが、市場の安心感につながりました。日経平均の3本新値の陽転にくわえ、当面の課題とした3月末の日足長大陰線の寄り付きも上回って終わり、とりあえず、強気相場入りしたことは安心感につながります。ただ、問題は今日の先物買いの中身…。今日、明日は日銀金融政策決定会合がありますが、自民党の金融政策通議員から追加緩和をすべきとの発言も出ており、例月のようにイベントドリブン型のヘッジファンドが動いた可能性もあります。明日の結果は、政策据え置きになると思いますが、もし、連中が動いていたら、会合後にポジションを解消してくることも、考慮しておく必要がありそうです。まあ、今日の相場は、素直に、強かった…と、見ておきましょう。個別の銘柄も、現在進行形ですので書きませんが、堅調でした。明日以降、このピッチで上げられたら、「セル イン メイ」を気にしなければならなくなりそうですね。
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マイナスサプライズになった雇用統計結果を消化。堅調な景気指標や原油価格の上げ、連銀関係者のハト派的な見解を受け、主力3指数とも続伸して終了
 おはようございます。 週末から、近くの県道で、轟音を立ててバイクを走らせている不心得者が出てきました。警察の取り締まりで一時は鳴りを潜めていましたが、警察が姿を見せなくなったら、また、湧き出てきたようです。こころなしか、エンジン音が大きくなったような気がします。毎日、寝入りばなから暴走をはじめ、止まってはエンジンを空ぶかしして、轟音をまき散らしており、周辺の人の睡眠を邪魔する確信犯的な感じもします。警察は、「決して自分で注意しないように…」といいますが、そのうち、精神的に追い込まれた周辺住民が何かしないかと、不安にもなります。3日もこんなことが続いていること自体が異常。相変らず頼りにならない地元警察です…。おかげで、朝寝過ごして、書き込みの時間がなくなってしまいました。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万7880ドル85セント     +117ドル61セント(0.66%)
 NASDAQ総合指数       4917.32ポイント        +30.38ポイント(0.62%)
 S&P500              2080.62ポイント        +13.06ポイント(0.66%)
 CME日経平均先物       1万9580円           +190円
 10年物国債金利        1.9040%             +0.07%
 ニューヨーク原油        52.14ドル            +3.0ドル
 GOLD               1218.10ドル          +17.20ドル
 ドルインデックス         97.08              +0.49 


 マイナスサプライズになった先週末の雇用統計結果を受けた3連休明けの米国株は、弱気の相場予測を覆し続伸しました。朝方は、雇用統計結果を受け下落した先物価格にさや寄せする格好で反落スタート。ニューヨークダウは寄り後まもなくこの日の安値1万7646ドル(前週末比117ドル安)をつけ、予想通りの弱含みのスタートになりました。しかし、サウジアラビアがアジア向け原油輸出価格を引き上げる…と伝わると、原油価格が急伸。これを受けエネルギー株が買われ指数は上げに転換。この日発表のISM非製造業景況指数が米経済の底堅さを示したことや、サービス業PMI改定値が速報値から上方修正されたこと、ニューヨーク連銀ダドリー総裁の利上げに関するハト派的な発言などを好感。次第に買いが有力となり昼にかけ上げ幅を拡大。2時ごろにはこの日の高値1万7941ドル(同178ドル高)をつける場面もありました。引けにかけては、利食い売りから上げ幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも続伸して終了。ニューヨーク市場の出来高は、前週末から1億8851万株増加し、9億0436万株。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り2256、値下がり886(NASDAQ市場は、1516-1265)。VIX指数は、0.07%上げ14.74に上昇。

 ダウ30種は、値上り25、値下がり5。設立40周年を迎えるマイクロソフトに関し、創業者のビルゲイツ氏が社員に送ったメールが思惑を呼び3.3%上昇。原油価格の上げを受け開発機器のキャタピラが1.56%、エクソンが0.96%上昇。7銘柄が1%超えの上げとなり、指数の上げをけん引。下落は、J&Jの0.58%が最大で他はいずれも小幅な下落。業種別は、石油周辺サービス、貴金属、重工、石油探査、公益業などが上昇。空運、住宅建設、出版、石炭、銀行などが下落。

 NYダウは続伸。26週移動平均線を下値として意識し、このゾーンから反発しています。ただ、下落中の25日線に届いたところで急速に伸び悩んでおり、まだ、高値を買いあがる勢いはないようです。明日夜のアルコアから始まる決算発表を懸念しているようです。以前から指摘していますように3月25日に付けた日足長大陰線を抜け出すことができず、当面は、このゾーンでの膠着した動きが続きそうです。NASDAQ総合指数、S&P500 も同様に25日線を上値抵抗として意識。

 米国株は続伸。米国株が週末の雇用統計結果を無難に織り込んだことや、米国債入札を懸念し金利が上げたことを受け、円は、対ドルで119円50銭台に下落。対ユーロは130円60銭台にやや弱含み。CME日経平均先物は、大証終値を190円上回る1万9580円で帰ってきました。レンジは1万9255円~1万9615円。出来高は2万3905枚。本日の日本株は、米国株の動きを懸念して売っていた先物の買戻しなどから、反発スタートになりそうです。このところ海外投資家の間に、日本企業が円高や資産デフレ時にため込んだ利益準備金に注目。昨日、大幅な株主還元策やⅰPS関連企業の買収を行った富士フィルムが高値を更新したように、株主還元やM&Aなど、株価成長につながる動きを注視する動きが強まっているようです。金持ち企業に注目が集まるか…。今日は買戻しなどから主力企業の反発がありそうですが、レポートでも触れていますように、前期業績増額修正と今期増益企業を買う方針に変化はありません。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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