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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2015/07 | 08
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「2度あることは3度ある」…休日中のギリシャ関連イベントの週明け相場への影響を懸念したポジション調整の売りから、高安まちまちで終了
 今日は、一番熱い時間帯に西和警察署まで運転免許更新の講習に出かけてきました。自転車で行きましたが、片道30分近いちょっとしたサイクリング。一応ゴールドカードなので、時間は短時間で済みましたが、帰り道の暑いこと…。涼みがてら竜田川沿いを帰りましたが、風がなく蒸し風呂状態。帰り着いたら、ちょっとした熱中症状態で、水をガム飲みするは、アイスクリ―ムを食べるは、冷水シャワーを浴びるは…で、大変でした。つい昨日までは肌寒かったのに、今日はこの暑さ…。体調がおかしくならないのがおかしいくらいです。相場の方も寒暖差が激しいですから、病気にならないようにリスク管理はしっかりして置きたいですね。

 さて、朝の書き込みで、また、休み中にギリシャ支援協議に関する重要イベントがあり、週明けの日本株が、結果を受けて開く最初の市場になる…としました。突然の国民投票の決定を受け、急落した先々週の月曜日、まさかの「NO」の意思が表示されたことを受けた今週の月曜日の急落と、今のところ連敗。今晩のギリシャ議会による政府提案の承認、12日のEU首脳会合の結果を受けて、週明けの日本株がどうなるのか…。今日の市場が出した結論は、「2度あることは、3度ある」だったようで、中国株の続伸を受けて一時はプラス圏に浮上したものの、引けにかけては売られ、反落して終わりました。もっとも、業績がコンセンサスに届かず、急落したファーストリテーリング一社で日経平均を135円も押し下げましたので、実質的には続伸なのですが…。

 結局、日経平均は75円67銭安(0.38%)の1万9779円83銭と反落。TOPIXは3.66ポイント高(0.23%)の1583.55ポイントと反発。出来高は、前日比9.5億株減の27億6193万株、売買代金は6300億円減の3兆2119億円と、ともに減少。騰落状況は、値上り860、値下がり932。前場中の値上がり数は1000を超えていましたが、やはり週明けのの動きを警戒しているようですy。業種別は、食品、銀行、鉱業、情報通信、陸運、その他金融などを上位に19業種が上昇。小売り、電気機器、海運、ゴム製品など14業種が下落。日経平均の終日レンジは、1万9720円(前日比135円安)~1万9978円(同123円高)。

 今日の終値での日経平均サイコロは、6勝6敗(50%)に低下。TOPIXは6勝6敗で横ばい。日経平均RSIは、6ポイント低下し39%に、TOPIXは4ポイント低下し35%に、それぞれ低下。底値ゾーンの40%割れに入りました。25日線かい離率は、日経平均が-2.7%にかい離が拡大したものの、TOPIXは-3.29%とやや縮小。サイコロの整理遅れが目立ちます。騰落レシオは82%で横ばい。テクニカル的には、指数、物色意欲とも底値ゾーンに近づいているものの、あと一息…という感じでしょうか。

 ギリシャ情勢、中国株下落に振り回された1週間でしたが、終わってみれば2万円大台割れ。海外投機筋の独り相撲に翻弄された週でもありました。来週末に米国市場のオプション決済が終わりますから、投機筋のファンドマネージャーも本格的な夏休みに入り、運用はインターンなど2軍に移ることになります。与えられたチャンスを生かしのし上がろうとしますから、大した材料でもないのに過剰に反応するケースも出てくるかもしれません。ただ、任される資金が大きくないので、影響は短期でとどまるはず…。当面、日本も本格的な決算シーズンを迎えてきますので、個別色を強めた展開に…。このところ、インバウンド関連として取り上げてきた乃j村工芸社が8日、第1四半期決算を発表しましたが、やはり、いい数字でした。通期見通しは据え置きましたが、経常利益の進捗率は40%超え、中間期には増額修正の可能性が強まってきました。昨日は地合いに押されましたが、今日は改めて買いなおされ高値1606円(前日比188円高)と新値を更新。想定通りの動きをしてきました。人手不足関連も堅調。

 中国株が落ち着き、ギリシャ問題の片が付き、懸念材料が一層されると、どうしようか、どうしようかと迷っている投資家が一斉に買いに出てくる可能性がありますが、その時が、いったんのピークを形成するのかもしれませんね。それにしても、以前からレポートで下値支持線を示し、いずれこれを取りに来ることがあるかもしれないとしましたが、今週の安値は、この支持線できっちりととまりました。今後のことなど、詳しいことは注目株を含め、日曜日発信のレポートで解説します。
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ギリシャ支援協議の進展期待や中国株の反発への安心感から買われたが、中国景気への懸念は去らず、反発したものの上げ幅を縮小して終了
 おはようございます。昨晩は体調が悪く書き込みができませんでした。ご容赦!
 昨日の中国株は、想定通り反発して終わりました。いろんな手を打っても効果はありませんでしたが、著名投資家のビルロジャース氏が、新規に株を買い増し、強気を言ったことや、悪意の空売りを行った投資家を摘発する方針が示されたことが、変に疑われたくない投資家の買戻しにつながり、反発したものです。まあ、悪意の空売りだったら、悪意の空買いはどうなんだ…という疑問も残ります。政府が望む方向の株価しか認めないという自由な株価形成に逆行する動きは海外投資家に中国市場への疑念を持たせたと思います。このやり方を認めたら、オプションや先物価格を操作するために指数寄与度の高い値嵩株を売買しているCTAなど海外投機筋は、全員逮捕…ということにもなるかもしれません。とりあえず買い戻しが一巡し、立会休止で割高になっている銘柄の売買がはじ待ったときにどうなるか。相場が落ち着くまでは、あえて火中の栗を拾いに行くこともないでしょう。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7548ドル62セント      +35ドル20セント(0.19%)
 NASDAQ総合指数      4922.40ポイント         +12.64ポイント(0.26%)
 S&P500             2051.31ポイント         +4.63ポイント(0.23%)
 CME日経平均先物      1万9665円            -195円
 10年物国債金利       2.3010%              +0.0950% 
 ニューヨーク原油       52.78ドル              +1.13ドル
 GOLD              1159.20ドル            -4.3ドル
 ドルインデックス        96.47                +0.26  
 

 昨日の米国株は、ギリシャのツイプラス首相が緊縮財政を含む妥協的な提案を行い、交渉が進展するとに期待感から欧州株が続伸した流れや、中国株が急反発したことを好感し買いが先行。急反発して始まりました。前日急落していたことから買戻しが入ったほか、中国株反発を好感し原油価格が上昇したことも支えとなり、寄り後まもなくニューヨークダウはこの日の高値1万7764ドル前日比249ドル高)をつけ、前日の下げ分を埋めるような場面もありました。ただ、この日発表の新規失業保険申請件数が2月の水準に増加したことや、中国株への強引な介入の効果への疑念から次第に売りが増加。中国景気への懸念からキャタピラなど同国にマーケットをもつ企業が売られ引けにかけ上げ幅を圧縮。結局、主力3指数とも反発して終わりましたが、頭の重さを見ても、中国やギリシャへの懸念は払しょくできていないようです。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1845、値下がり1347(NASDAQ市場は、1771-1025)。VIX指数は、1.6%上げ19.97に上昇。

 ダウ30種は、値上り21、値下がり9。保険大手トラベラーズが1.33%、フカイザーが1.23%、JPモルガンが1.04%、それぞれ上昇。3Mが0.68%、ボーイングが0.62%上げたものの、全般は小動き。一方、中國市場での販売を警戒し、アップルが2.04%、インテルが1.93%それぞれ下落。中国関連のキャタピラも0.7%下落し指数の足を引っ張りました。業種別は、食品、生活必需品、銀行、ドラッグストアなどが上昇。半導体・同製造装置、テクノロジ―ハード、公益事業などが下落。

 NYダウは小反発。一時は前日下落分を埋める上げをしていましたが、以前から書いてきた4~6月にかけ数回付けた安値のゾーンが上値抵抗となり、戻り待ちの売りを浴びることになりました。25日移動平均線が急角度で下落してきており、この売り圧迫も懸念しているようです。昨日も書いたように、52週移動平均線を固められるか、昨年7月以降に形成した下値の壁まで調整するか…正念場の動きが続いています。業績発表がカギを握ってきそう。

 欧米株は上昇。円は、米金利上昇を受け、対ドルは121円30銭台、対ユーロは133円80銭台に小幅下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を195円下回る1万9665円で帰ってきました。レンジは、1万9105円~1万9900円。出来高は、前日比4万2300枚減の7万5904枚。本日の日本株も中国市場をにらみながらの不安定な動きになりそうです。このところの株価の反乱は、中国市場に要因があるように言われますが、6月最終週にかけヘッジファンドなどの海外短期筋が、先物を含めた主力株の買いを進めてきたものの、個人など国内投資家の売りに成果を上げられない間に、海外要因が不安定化。円が上昇したことからポジションの解消に動き、これにオプションSQを控えた投資家がヘッジの先物売りを出したことが、想定外の下落を促したようです。昨日も、欧米株は堅調でしたが、CME日経平均先物は200円近い下落になっており、今日寄りの清算価格の引き下げを狙った仕掛け的な動きがあったことも予想させます。

 寄り後は、動きやすくなるものの、このところ、毎週末の行事になってきたギリシャイベントが、11日、123日に控えており、今回も日本市場がこの結果を受けて最初に開くマーケットとなり、3週連続で週はじめの波乱を想定する動きも強まりそうです。今日、ギリシャ政権が草案を議会に諮り、賛否を問うようですが、これはEU側が要望しているもの。この結果次第で、EU首脳の態度も決まりそう。いずれにしても、立会時間外のことで消化は難しそう。市場の反応は、両極端のものになりそうで、主力株のポジションを取るのは難しそうです。引き続き、どちらにj転んでも大丈夫なように、業績変化率や修正期待の大きいもの…。 

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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