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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2015/09 | 10
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米利上げ見送りにともなう不透明感の継続を嫌気した売りや、デリバティブ清算に絡む売りもあり、主力3指数とも大幅安して終了
 おはようございます。
 イエレンFRB議長の記者会見以降、市場の混迷度が深まったようです。政策変更のあるなしにかかわらず、何らかの市場安定につながるコメントが出てくるとの期待は裏切られたばかりでなく、FRBメンバーによる金利見通しでマイナス金利を予想する人が出てくると、市場としては景気の先行きに疑問を持たざるを得ない、ということになるのでしょうか。以前から書いているように、今回の急激な市場環境の変化は、前回金融危機の主犯だった銀行への規制を強めるためのボルカールールの適用が引き金を引いたことは確か…。本来なら、リスクテーカーとして、市場の下支え役として機能するのですが、自己売買やリスク資産投資に対する規制などでがんじがらめにされているほか、さらに自己資本の積み増しを要求されています。これでは、世界中に投資されたリスク資産を引き揚げざるを得なくなります。新興国が4月に高値を付け、日米株が6月~7月に高値をつけ、その後、1年延期されていたボルカールールが7月から適用が始まっています。間違っているかもしれませんが、ボルカールールの適用前に、金融機関が世界中からリスク資産の回収を図ったことが危機の引き金を引いたとは見れないでしょうか。金融規制の緩和を求める共和党政権の復帰があるまで、もたもたされてはたまりませんね。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万6384ドル58セント      -290ドル16セント(1.74%)
 NASDAQ総合指数     4827.23ポイント         -66.72ポイント(1.36%)
 S&P500           1958.03ポイント         -32.17ポイント(1.62%)
 CME日経平均先物     1万7750円            -250円
 10年物国債金利       2.13%               -0.0870%
 ニューヨーク原油       44.68ドル             -2.22ドル
 GOLD             1137.80ドル            +20.80ドル
 ドルインデックス       95.15                +0.61 


 昨日の米国株は、前日のFOMC声明文やイエレン議長の記者会見で、経済の先行き懸念が強まったことや、利上げが先延ばしされたことで、再び、市場の不透明感が強まるとの見方から、売りが先行。ニューヨークダウは、続落スタートになりました。ECBの追加緩和観測が強まったことから、ユーロに対しドルが買われ上昇したことも多国籍企業の業績懸念につながり、売りが拡大。この日発表されたコンファレンスボード景気先行指数(8月)が前月から上昇。景気の底堅さが確認され、下落幅を縮小する場面もありましたが、原油価格の下落を受けエネルギー株が売られたことや週末のポジション調整の売りも重なり、引けにかけ下落幅を拡大。ニューヨークダウとS&P500は続落。NASDAQ総合指数は反落して終了。この日の下落については、オプション、先物、個別株オプションなどの清算にともなう「クアドルプル・ウィッチング」が影響したとの見方もあります。ニューヨーク市場の出来高は、約16億株増の25億8000万株。騰落状況は、値上がり968、値下がり2191(NASDAQ市場は、1031-1865)。VIX指数は、5.4%上げ22.38ポイントに上昇。

 ダウ30種は、採用銘柄の全てが下落。メルクが3.4%下落したほか、ドル高や新興国経済への懸念からキャタピラが2.97%下落。利上げ見送りを受け、GSが2.96%、JPモルガンが2.7%、それぞれ下落。指数寄与度最大のGSを含め、12銘柄が2%超えの下落となり指数の足を引っ張っていました。採用銘柄がまんべんなく売られており、デリバティブ清算の影響が大きかったことを予想させます。業種別は、金関連、ビール、人材派遣、水道事業が上昇。非鉄金属、宿泊、石油周辺サービス、銀行、エネルギーなどが下落。

 NYダウは続落。一時的に25日線を上回ったものの、結局、下落中の25日線の圧力に負けた格好。NASDAQ総合指数は、先行して25日線を突破したものの、下落中の50日線、75日線に接近したところで、下落圧力に負けて反落しています。ただ、依然、25日線は上回った状態にあり、先高期待は残ったまま。この日の下げは、オプションなどの清算による影響も大きかったと見る向きもあります。昨年12月からの3回の清算後の動きを見ると、大幅上昇になった3月のケースでは、よく週はじめは小幅下落。マイナス、小幅高になった6月清算、12月清算のケースでは、よく週はじめがそれぞれ三桁を超える上げになっており、週明けの動きが注目されます。全体が波乱したにも関わらず、VIX指数が小幅高にとどまったことを見ても、市場はこの日の下げを、それほど気にしていないのかもしれません。

 米国株は下落。円は、対ユーロでドルが買われたものの、米長期金利が低下したことを受け、対ドルは119円90銭台に、対ユーロは135円50銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は、米株安や円高が嫌気されたほか、連休に伴うヘッジ売りなどがあったのか、大証先物終値を250円下回る1万7750円で帰ってきました。レンジは1万7655円~1万8245円。出来高は、1万5000枚増の6万2400枚。明日20日にはギリシャ総選挙が行われますが、緊縮反対派の勢力が盛り返しているといわれ、結果次第では、EUとの合意事項に支障が出る可能性もあります。一方、中國が株価の安定や、景気対策、企業体質の強化など連日対策が打ち出しており、連休中にどんな材料が出て来るかも不透明。連休明けの動きは、月曜日以降の内外情勢を見て判断するしかないようです。最大の悪材料は、大型連休で市場が休みになること…。

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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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