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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
08 | 2015/09 | 10
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安倍首相の口先介入や国慶節入りを控えた中国株の堅調などを好感。先物の買戻しや中間期末のドレッシング買いもあり3日ぶりに反発して終了
 昨日は、中国の鉱業利益が統計を取り始めて最悪の8.8%減になったことや、欧州最大の資源会社グレンコアの経営危機が伝えられ、日経平均は4%を超える下落になり、三本新値は陰転するは、日足MACDは売りシグナルを出すは、安値を切り2段下げ入りを濃厚にするなど、散々な一日でした。大体、資源輸入国である日本にとっては原材料価格の低下はトータルでプラスになるはずです。また、中国工業利益の減少に関しても、28日に日本の立会時間中に発表されており、すでにある程度は織り込まれていたはず。結局、直接的な影響が大きい欧米市場の下げを見て、投機筋が売り仕掛け。重要なテクニカルなポイントを切ったことから、システム売買の短期筋が売りを出し、下落幅が拡大した…というところでしょうか。構造的には、先月24日にニューヨークダウが1000ドル超え下落したのとよく似ている感じがします。ファンダメンタルを売ったというより、テクニカル重視で需給関係で売られた、事でしょう。その結果、昨日の日経平均の予想PERは、13.36倍まで低下。中国、新興国の景気減速でやや下方修正されそうなものの、予想EPSは増額修正含みですから、売られ過ぎという印象は否めません。

 もっとも、昨日伝えられたように、原油収入の減少の上、イエメンとの紛争で資金が必要なサウジアラビアが対外資産の売却に動くなど、日本株に逆風が吹いているのも事実。以前から今回の相場では、流動性が大きいことが悪材料…と書いてきました。資源価格が高い時代に、豊富なオイルマネーを背景にTOPIX30採用銘柄など日本を代表する企業を大量買いしてきましたが、これから、富が資源国から先進国に還流するなか、流動性の高い主力株には需給悪がのしかかってくることは頭に入れておいた方がよさそうです。特に中東では、石油収入が部族へ配分され治安を維持していたという側面もあり、このまま、原油収入が減り続けると地政学要因に発展。ますます、対外資産を処分しなければならない状態になることも予想されます。まさに換金性が高い(流動性がある)ことが悪材料になるわけです。このところ、レポートでは小型成長株を中心にしてきましたが、この辺の事情も考慮したものです。この点から見ても、今後、指数としての日本株の上げはゆっくりとしたものになるのではないでしょうか。成長株の選別が大事になってきそうです。

 今日の日本株は、朝も書きましたように、在米の安倍首相の株価を意識した発言にくわえ、明日からの国慶節連休を前にした買戻しなどから中国株が上げたことを好感。また、中間期末の評価上げを意識したドレッシングを懸念。昨日先物を売った短期筋が買い戻しに動き、日経平均は反発。これまでつれ安してきた個別株も買いなおされ、ほぼ全面高になりました。また、明日からの財政新年度入りを控え、米国上院で暫定予算案が可決。当面、政府機関の閉鎖が免れたことでGLOBEX市場の米国株が上昇。日経平均先物も1万7400円台まで買われており、明日への期待をつなぐ動きになっています。まあ、先週末の「アベクロ会談」、昨日の安倍首相の「日銀と協力。経済を力強い成長軌道に乗せるためなら、なんでもする…」と、発言したことは、投機筋に対しては大きな威嚇になったはず…。明日以降、テクニカルな強気相場入りを確認したいところですね。

 今日の日経平均は、457円31銭高(2.7%)の1万7388円15銭、TOPIXは35.64ポイント高(2.59%)の1411.16ポイントと、ともに3日ぶりに反発。出来高は、前日比2.1億株減の25億8315万株、売買代金は、2850億円減の2兆6000億円と、前日から減少。買戻しが主体だったことをうかがわせます。騰落状況は、値上がり1714、値下がり154と、全面高。ただ、VI(ボラティリィティ・インデックス)は1.62ポイント低下し32.19ポイントと高水準。これが低下しないと、まともな投資家が出てきにくいだけに早期の低下が望まれます。

 日経平均、TOPIXサイコロは前日比変わらずの5勝7敗(41%)、RSIは、日経平均が4ポイント上げ45%に、TOPIXは5ポイント上げ46%に、それぞれ上昇。25日線かい離率は、日経平均が-4.0%、TOPIXが-3.69%とともにマイナスかい離が縮小。昨日予想しましたように、マイナスかい離の拡大からの一時的な反転の動きが出たようです。騰落レシオは11ポイント上げ82%に拡大。80%の分岐点を抜けてきており、かさ上げの動きが強まる期待出てきました。

 まあ、一時的に反転はしましたが、まだ2段下げのリスクが去ったわけではありません。明日の日銀短観、週末の雇用統計…と重要な指標が控えており、まだまだ安心はできません。ただ、米国経済で始まっているネット革命は今後日本にも波及してくるのは確実。新しい成長分野がどんどん拡大してくるはずです。これからは、新しい成長分野で自らマーケットを開拓していける分野に資金を集中していくことが大事。介護分野で、ヘルパーから事業所、医師、看護師などの囲い込みを進めるエスエムエスが本日2000円大台変りを達成。新高値に出てきました。これも、成長株の一環として取り組んでいるものです。あと、2つくらいは大台が変わるとみているのですが…。とにかく、まずは指数が安定してもらわないことには…ね。
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昨日の米国株は、予想を上回る消費関連指標や経営危機が伝えられた資源大手の否定会見を好感した買いと、世界景気減速を懸念した売りが交錯。高安まちまちで終了
 おはようございます。
 相変わらず、いろいろと悪材料がでてきます。中国の景気減速や資源価格の下落など、悪影響は年初から言われてきており、いまさら…感はぬぐえません。昨日の資源大手グレンコアの経営危機のもこの延長からでてきたものでしょうが、記事の出所は明らかにされていませんでした。FRBウォッチャーがいるように、ヘッジファンドなど投機筋とつながった記者も多く、ためにする記事が良く流されてきます。経済や株に疎い国内新聞は、事の真偽を確かめもせず、話題性だけで飛びついてきます。これを鵜呑みにして動いた投資家で、あとで「しまった…」とほぞをかんだ人も多いはず…。フォルクスワーゲンの不祥事は予想外のことでしたが、例年、夏場を過ぎ10月に差し掛かるころになると、出所不明の悪材料が流れてくるのはなぜなのでしょうか…。出てくる材料に右往左往しないで、一度、なぜこの時期に集中して出てくるのか背景を考えてみたら、相場の対処法も見つかるかもしれません。

 29日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万6049ドル13セント       +47ドル24セント(0.30%)
 NASDAQ総合指数       4517.32ポイント          -26.65ポイント(0.59%)
 S&P500             1884.09ポイント          +2.32ポイント(0.12%)
 CME日経平均先物       1万7190円             +250円
 10年物国債金利         2.0540%               -0.0410%
 ニューヨーク原油         45.23ドル              +0.80ドル
 GOLD               1126.80ドル             -4.90ドル
 ドルインデックス         95.92                 -0.09 


 昨日の米国株は、経営危機が伝えられた欧州資源大手グレンコアが、キャッシュフローがプラス状態にあるなど財務面から支払い能力に問題がないことを示し、株価が上昇したことを好感。在庫の減少予想から原油価格が上げるなど、資源・エネルギー関連株が堅調に推移したことにも支えられ買い先行でスタートしました。その後発表されたコンファレンスボード消費者信頼感指数(9月)が予想を上回ったことを好感。住宅価格の上昇を受け関連株が買われるなどし、寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万6118ドル(前日比117ドル高)をつけていました。ただ、世界景気への減速懸念は強く高値圏では戻り売りも増加して押し戻されるなど、1万6000ドル大台を挟み売り買いが交錯。膠着感の強い展開になりました。結局、ニューヨークダウとS&P500は小幅に反発したものの、アップル下げの影響からNASDAQ総合指数は6日続落して終わっています。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1393、値下がり1777(NASDAQ市場は、1072-1784)。VIX指数は、2.9%下げ26.83に低下。

 ダウ30種は、値上がり21、値下がり9。アップルのアイホン販売数の計上方法への疑問(前回までは含まれていなかった中国分が入っていた…)から、同社株が3%を超える下落となったほか、ナイキが2%超え下落したものの、住宅の好調を受けた3Mga 2.3%、投資判断の上げがあったマクドナルドが1.6%、それぞれ上昇。ユナイテッドヘルスが、業績見直し買いから2%近く上げるなど指数寄与度の大きい8銘柄が1%超えの上げになったことが指数を支えました。業種別は、不動産、住宅、個人用品、自動車・同部品、半導体などが上昇。アパレル、耐久消費財、コンピュータハード・機器、携帯電話などが下落。

 主力3指数とも、2番底確認の途上。指数は打診買いからプラスで終わったものの、昨日のニューヨーク市場の、52週来安値更新銘柄数は507に増加。依然、弱含む動きが続いています。NASDAQ市場の弱い動きを受けS&P500は8月24日安値に肉迫しており、2番底をつけるか底割れするかの微妙な位置にあり、手が出しづらいところ…。引き続き、底入れの確認待ち。

 米国株は高安まちまち。円は、米金利低下と安全通貨買いの間で対ドルは119円70銭台と小幅な上昇。対ユーロは134円70銭台と横ばい。CME日経平均先物は、米国訪問中の安倍首相が「日銀と協力し、経済を力強い成長軌道に乗せるためなんでも行う…」と話したことを好感。大証先物終値を250円上回る1万7190円で帰ってきました。レンジは、1万6900円~1万7405円(立会時間中は1万7065円~1万7270円)。出来高は、前日比1万8000枚近く増加し7万2489枚。本日の日本株は、CME高を受け堅調に推移しそう。前週末に続き、株価を意識した安倍首相の発言が出たことで、先物筋としても日本株を売り込みづらくなったことは確か…。予想PERがバーナンキショック以来の水準に低下するなど、売られ過ぎ感が出ていました。短期的な見直し買いが入りそうですが、流動性がある主力株については、しばらくは需給悪が続きそう。内需や自らマーケットを開拓できる成長株を少し長い目で買いたい。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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