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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2015/12 | 01
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今日の日本株は、ECB理事会の緩和策への失望を受けた欧米株安を嫌気。今晩の米雇用統計も不安視され売りが先行。全面安商状となり急反落して終了
 10月22日開催のECB理事会後の記者会見で、ドラギ総裁は「12月会合で、追加緩和策を改めて検討することになる…」と市場に向けて啖呵を切りました。この中で債券買い入れ策をさらに拡大する可能性があることを示唆。市場は、資産買い入れ枠の拡大を思惑し、「ユーロ売り・株買い」のポジションを積み上げ、シカゴIMM通貨先物市場の対ドルユーロ売りは、10月理事会以後、7万5000枚以上増加。結果がよほどのサプライズにならない限り、いったんは「ユーロ買い・株売り」として巻き戻される可能性は予想されたものでした。結果は、付利の小幅な引き下げと、QE期限の半年の延長、買い取り資産の地方債への拡大にとどまり、市場が最も期待した買い取り枠の拡大は見当もされなかった、といいます。市場では行き過ぎた期待感が醸成されていましたから、昨晩の動きも意外感はありません。

 日本も同様…。ユーロが対ドルで売られる動きに歩調を合わせ、対ドルで円売り越しを積み上げ、3000枚くらいだった売り越し残は、17日現在で7万8000枚まで増加していました。この売りには、株先物の買いが伴いますから、最近の上げは、この投機筋の動きにリードされたものだったことがわかります。ECBイベントが期待外れになった場合のことを想定して投機筋は動きます。最近になって、CTAの機関店とみられる欧州系証券が日経平均先物売りの残高を積み上げ、2万枚を超える水準まで増加していました。今日は、しっかり一部を買い戻していたようです。ただ、来週のメジャーSQを控え、まとまった売り玉を3月限りにロールオーバーするような動きも出ており、来週も投機筋の動きが焦点になってきそうです。レポートでは、裁定買い残の過去ピークへの接近やシカゴIMM通貨先物市場の売り越し残の増加を受け、ECB理事会付近では波乱も予想される、としましたが、ほぼ、想定通りの動きになりました。

 また、朝の書き込みで、昨日のCME日経平均先物レンジ下限が、16日から開けていた窓埋めや26週移動平均線に対応していたことから、今日の下値目途は、この両者のゾーンになりそう…としましたが、今日の先物安値は、CMEと同じ1万8430円。やはり、このポイントが意識されて買戻しが入り1万9500円を維持して終わったようです。まあ、米雇用統計を控えた週末でもありますし、国内投資家も無理して買うことはしなかったようです(出来高は1.8億株増にとどまった)。jただ、市場の関心は、ユーロからドルに移りますが、次回FOMCでは利上げは間違いないものの、市場が予想する利上げ幅は0.125%なのか0.25%なのか、また、次回利上げまでの期間を示唆すいるような動きがあるのかどうか…など、為替の変動につながる不確定要素があり、16日のFOMCまでは、投機筋の動きも強まりそうです。また、利上げで市場が混乱すれば、次は、18日の日銀金融政策決定会合に関心が移るなど、しばらくは不安定な動きになるかもしれません。ただ、いずれにしても円安方向に追い風が吹く可能性は強く、相場的には、それほど不安視することはないと思われます。

 結局、日経平均は、435円42銭安(2.18%)の1万9504円48銭、TOPIXは28.92ポイント安(1.80%)の1574.02ポイントと、ともに反落して終了。出来高は、1.83億株増の20億4719万株、売買代金は3175億円増の2兆4314億円。騰落状況は、値上がり160、値下がり1696と、ほぼ全面安商状。VI指数は、1.87ポイント上げ22ポインに上昇。なかなか20ポイントを割れなかったわけですね。業種別は全面安。水産・農林、石油石炭、鉱業の下落率が小さく、海運、不動産、金属、その他製品などが下落上位に…。

 今日の終値での日経平均サイコロは、7勝5敗(58%)、TOPIXは8勝4敗(66%)にともに低下。RSIは57%⇒47%に低下。底値ゾーンの40%割れに接近。25日線かい離率は、日経平均が+1.9%⇒-0.4%、TOPIXは、+1.28%⇒-0.51%に、縮小。ともに25日線を下回ってきました。ただ、25日線は対応点の状況から見て、当分上昇が続く見通し。この上げエネルギーがあり、よほど大がかりな売り仕掛けでもない限りは早期に上げトレンドに復帰しそう。騰落レシオは123%⇒113%に低下。依然、かさ上げ傾向が続きそうですが、来週以降は、FOMCの利上げ、日銀の追加緩和が思惑されてきそうで、今秋までのように小物中心が続くかどうかは流動的に…。今日も、レポート銘柄の人材派遣、中小企業経営支援が堅調。アイネットが81円高と値を飛ばし、値上がり第3位にランクされていました。
 来週相場の見通しや注目株については、日曜日発信のレポートで解説します。 
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昨日の米国株は、想定通りのECB理事会結果への失望売りや、利上げの景気への影響を懸念した売りに、主力3指数とも大幅続落して終了
 おはようございます。 昨晩は家内が急に大阪に出ることになり、炊事当番が回ってきて書き込みができませんでした。ご容赦!
 昨日の日本株は、ECB理事会、イエレンFRB議長の上下両院協議会での証言という2大イベントを控え、膠着感を強めた展開。日経平均、TOPIXとも小動き。出来高も薄商い状態で、イベントの結果と市場の反応を見たいというムードが支配的でした。
 テクニカル指標では、このところのNT倍率低下を受けたTOPIXの堅調から、TOPIXのサイコロが9勝3敗(75%)と警戒ゾーン超え。日経平均、TOPIXとも、RSIは横ばい、25日線かい離はともに縮小。依然、指数の方向感は出ていません。一方、騰落レシオは118%⇒123%に上昇。主力株が一服する一方、低位株や出遅れ株のかさ上げが進行していることを示しています。また、この日も、政策テーマに沿った成長性のある中小型株の上げが続き、レポート銘柄のエスエムエス、SBSホールディングス、レオン自動機、福井コンピュータホールディングスが新高値を更新していました。このほか、人材派遣も堅調。
 今日は、週末とECB理事会結果への失望売りから調整売りが予想されますが、依然、買戻しが続いている日経平均先物売り残の動向と、同理事会結果に向けて動いていたイベントドリブン型ヘッジファンドの先物買戻しの動きの有無に注目。

 3日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7477ドル67セント      -252ドル01セント(1.42%)
 NASDAQ総合指数     5037.53ポイント         -85.69ポイント(1.67%)
 S&P500           2049.62ポイント         -29.89ポイント(1.44%)
 CME日経平均先物     1万9545円            -395円
 10年物国債金利       2.33%               +0.1520%
 ニューヨーク原油       41.08ドル             +1.14ドル
 GOLD             1061.20ドル            +7.40ドル
 ドルインデックス        97.84               -2.18


 昨日の米国株は、ECB理事会の緩和内容にサプライズが無かったことへの失望感から欧州株が急落したものの、ユーロ買戻しによるドル下落やOPEC総会の減産期待から原油価格が上昇したことを受け、小幅に反発してスタート。ただ、ECB理事会後のドラギ総裁会見で、新たな材料が出なかったことを受け欧州株が下落幅を拡大。さらに、ISM非製造業景況指数(11月)が予想、前月水準を大幅に下回ると、米経済が利上げに耐えられるのか…との懸念が台頭。業種に関係なく幅広く売られる展開となり、次第に下落幅を拡大。引け近くにニューヨークダウは、この日の安値1万7425ドル(前日比304ドル安)をつけていました。この日のもう一つの懸念材料だったイエレンFRB議長の議会証言は、前日のワシントン・エコノミークラブでの講演内容と大きな違いがなく、引けに賭けては落ち着きを取り戻していました。結局、主力3指数とも続落。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり607、値下がり2590(NASDAQ市場は、693-2186)。VIX指数は、13.8%上げ、18.11ポイントに急伸。

 ダウ30種は、値上がり2(ウォルマート +1.18%、GE +0.2%)、値下がり28。特に大きく売られたものはなく、金融関連のトラベラーズが2.98%、同GSが2.66%、それぞれ下落。小売りのナイキが2.66%、ホームデポが2.15%、デイズ二―が1.85%、それぞれ下落。年末セール期間中の株価下落を懸念する動きもでました。原油価格は上昇したものの、シェブロンが1.55%、エクソンが1.43%、キャタピラが1.96%、それぞれ下落。指数を支えきれなかったことも下落幅の拡大につながりました。下落銘柄のうち17銘柄が1%超え下落。業種別は、金山、鉱山、貴金属、食品小売りなどが上昇。耐久財、アパレル、医薬品、バイオテクノロジー、テクノロジーハード・機器などが下落。

 NYダウは、大幅続落。25日線を下回り、一気に100日線、200日線が集まる下値抵抗ゾーンまで下げてきました。11月3日高値を更新していないことからダブルトップへの懸念が残りますが、当面は、11月16日安値を維持できるかどうかが焦点。このゾーンには日足一目均衡表の雲上辺があり、これが支えになることから、ダブルトップにはならないものと思われます。一方、NASDAQ総合指数は100日線までは余裕があるほか、S&P500は、100日線、50日線を意識して下影を残しており、このゾーンでの底入れを模索するパターンに…。今回のECB理事会の結果については、サプライズが無ければ、これまでのポジションが巻き戻されることは想定の範囲内。出来高も大幅な増加をしておらず、昨日の波乱も材料出尽くし的な動きと思われます。

 米国株は、大幅続落。円は、材料出尽くし感からのユーロ売りの巻き戻しからドルが急落。円は、対ドルで122円60銭に上昇。対ユーロは134円10銭台に急落。CME日経平均先物は、欧米株安の流れを受け、大証先物終値を395円下回る1万9545円で帰ってきました。レンジは、1万9430円~1万9980円。出来高は、ヘッジ的な動きもあり、前日比3倍増の9万9789枚。本日の日本株は、欧米株安を織り込み軟調に推移しそう。ただ、昨日のCMEレンジ下限は16日から開けた窓埋め水準にあることや26週線とも対応。このゾーンが下値支持ゾーンとして見られます。一部、ECB理事会を材料にしたCTAによる先物の新規売りがあったほか、中國ショック時の先物売り玉が残っており、この買戻しが焦点になりそう。また、国内投資家も、益出しを優先してきたことから、キャッシュポジションが積みあがっており、1万9500円という節値は押し目買いのポイントとして意識されそう。寄り付きの売り一巡後の動きに注目。今回の下げは、市場が意識していなかった材料によるショック安ではなく、想定内の下げであり、トレンドを壊すものではありません。米国株次第ではありますが、今回の調整が高値更新へのステッピングボードになる可能性も…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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