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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2015/12 | 01
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週末の米国株は、強い雇用統計結果を受けた利上げ確度の上昇やECBの追加緩和期待から、買戻しが先行。主力3指数とも急反発して終了
 おはようございます。 
 ECB理事会は予定通り追加緩和を実施、米雇用統計結果は、失業率は横ばいだったものの、非農業部門就業者数は、予想の20万人増を上回る21万1000人の増加。9月、10月分とも遡って上方修正される…という、好結果になりました。また、労働参加率も0.1%上げ62.5%に上昇。時間給も前月比0.04ドル増の25.25ドルに上昇。先行きの物価上昇に期待を持たせる内容に…。これで、16日開催のFOMCでの利上げは、ほぼ確実なものになったようです。短期金融市場の16日FOMCでの利上げ確率は79%に上昇しています。市場の反応が注目されましたが、パニック的なドル買いの動きもなく、円相場は123円台前半での安定した動きでした。また、生産調整が懸念されたOPEC総会も現状維持を決定。月初から続いたイベントは、一時波乱したものの、終わってみれば、週はじめの相場環境に戻って終わっています。まだ、日銀金融政策決定会合を控えているものの、市場環境に大きな変化が無かったことから、18日の会合は政策据え置きの可能性が強まってきました。

 イベント通過で、日本株に対する投資家の動きが注目されますが、株主還元の強化に加え、このところ、大手企業の事業再編の動きが強まってきたことが注目されそうです。パナソニックが、画像用半導体に再参入することを決めましたが、製造は別会社に委託するなど自前主義を修正する動きも出てきました。国内投資家が考えている以上のスピードで日本企業は変わり始めています。自動運転システムがが注目を集めていますが、パナソニックの動きもこれに対応したもの。米運輸省道路交通安全局は先進的自動車運転システムの2017年義務化に向けての取り組みをスタートさせており、今後、この関連企業の取り組みが一気に強化される可能性がでてきます。自動車がロボット化、情報機器化することで道路など社会インフラも大きく変化してきます。この流れを踏まえたうえで投資するかしないかは、運用成果に大きな違いが出てきます。2017年は目の前…。もしこの対応に出遅れたら、自動車は「メカ製品」ととらえ失敗したフォルクスワーゲンの轍を踏むことにもなりかねません。投資にとって、最も面白い時代が始まろうとしていることは確かでしょう。時代遅れの企業で構成されている指数ばかり見て一喜一憂しているようでは、流れに乗り遅れる…。

 4日の米国市場動向 
 ニューヨークダウ       1万7847ドル63セント     +369ドル96セント(2.12%)
 NASDAQ総合指数     5142.27ポイント        +104.74ポイント(2.08%)
 S&P500           2091.69ポイント        +42.07ポイント(2.05%)
 CME日経平均先物     1万9710円           +250円
 10年物国債金利       2.28%              -0.05%
 ニューヨーク原油       39.97ドル            -1.11ドル
 GOLD             1084.10ドル           +22.90ドル
 ドルインデックス       98.25               +0.33    


 週末の米国株は、11月雇用統計で非農業部門就業者数が予想を上回り、16日開催のFOMCで利上げが決定される可能性が強まったことから、朝方からポジション調整の買いが先行。反発してスタートしました。雇用統計結果を受けた利上げ確率の上昇に備えた売りポジションが積みあがっており、想定通りの結果になったことを受け買戻しが増加したことが指数の押し上げにつながりました。またこの日開催されたOPEC総会で生産枠の維持が決まり、原油価格が再び40ドルを割り込んだものの、エネルギー株への買戻しが売りを上回り、プラス圏で推移したことも指数を下支えしています。さらに、前日の会見で市場を失望させたドラギECB総裁が、この日のニューヨーク講演で、追加緩和を示唆する発言を行ったことも、市場の強気を刺激。引けにかけ一段高。結局、主力3指数とも3日ぶりに大幅反発して終了しました。ニューヨーク市場の出来高は横ばいで、この日の上げが買い戻しリードだったことを示唆しています。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2060、値下がり1083(NASDAQ市場は、1865-995)。

 ダウ30種は、すべて上昇。アップルが3.3%、マイクロソフトが3.15%、それぞれ上昇。利上げによる経営環境の好転期待からJPモルガンが3.18%、VISAが2.7%、それぞれ上昇。原油価格の40ドル割れを嫌気し、シェブロンが0.79%、エクソンが0.57%の上げにとどまったものの、全体で19銘柄が2%超えの上げとなり指数の押し上げに寄与。業種別は、銀行、消費者サービス、金鉱山、アルミ、空運などが上昇。エネルギー、海運、家電、石油周辺サービスなどが下落。
 
 主力3指数とも、25日線を回復。ECB理事会結果への失望や米利上げ懸念から、今週に入り大幅な調整を余儀なくされましたが、この日の雇用統計結果で、投資家は利上げを受け入れ、弱気ポジションの解消に動いたようです。振幅の大きさが気になりますが、とりあえず週はじめの位置まで戻り、週明けから仕切り直しで、ニューヨークダウ1万8000ドル付近の長期持合いの壁に再挑戦することになりそう。今月末は機関投資家の決算月に当たり、週明け以降、パフォーマンスの劣る株の処分。好パフォーマンス株の買い増しなど、ポジション調整が行なわれ2極化の動きが強まるかもしれません。

 米国株は、3日ぶりに反発。円は、ユーロ買戻しの一巡から、FOMC利上げを織り込むドル買いに転換。対ドルは123円10銭台に下落。対ユーロは134円付近に小幅な上げ。CME日経平均先物は、大証先物終値を250円上回る1万9710円で帰ってきました。レンジは、1万9390円~1万9745円。出来高は、2万5000枚減の7万2776枚。週明けの日本株は、米株高やCME日経平均先物高を受け、反発して推移しそう。ただ、週末にメジャーSQを控え、裁定解消売り懸念なども残り、波乱含みの動きも。弱気ポジションをとる外資系証券が3月限利へのロールオーバーを行うなど、売り仕掛けの懸念は薄れていますが、動きを観察する必要があります。一連のイベントの通過で、国内投資家が動きやすくなっており、この動きが強まれば、投機筋のウリ仕掛けは吸収できる。詳しくは、明日発信のレポートで解説します。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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