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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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米株安や悪い輸出入統計を受けた中国株の下落を嫌気した売りに加え、先物への仕掛け的な動きから裁定解消売りも入り、反落して終了
 直近レポートで、今週は週末のSQに絡んだ先物の動きと、危険ゾーンまで積みあがった裁定買い残の動きが焦点になる…としました。特に、重要イベントを控え大手投資家の売買が減ると、海外投機筋が裁定解消売りを狙って売り仕掛けする懸念が増加する、ともしました。出来高が減少していますから、先物のウリ仕掛けで出される指数採用銘柄への裁定解消売りを吸収できず、指数が思わぬ安値を出してくる可能性があります。まあ、裁定買い残が積みあがっていなかったらこんな心配もする必要は無かったのですが、どうやら赤鬼、青鬼どもが動きだしてきたようです。

 レポートでは、8月11日の中國元切り下げの週を含み、それ以降、毎週の海外投資家の日経平均先物売買だけを追いかけてきました。それによると、この週から3週連続で総計1兆9530億円の売り越しになりました。8月31日~9月4日の売買で3313億円買い戻したあと、米利上げ懸念の後退などから、再び売り越しに転じ、10月13日~16日の週まで7週連続で、総計5860億円を売り越しています。その後、先週発表された11月24日~27日売買分まで6週連続で総計7300億円の買い越し…。この流れを見ると、10月中旬の祖宏一以降の戻りが、先物の買い戻しにリードされたものであることが推測できます。連日、商いが多い寄り付き段階で買戻しを実行。現物との裁定機会が増えたことから買い残が増え、わずか一か月近くの間に、1兆8000億円台だった買い残は、倍の3兆6000億円まで増えてしまいました。

 今週末にメジャーSQを控えていますが、前段で書いた海外投機筋の日経平均先物売り越し分は、単純計算で1兆4800億円近く残っている勘定になります。おそらく安値で売りたたいた分は買い戻したでしょうから、現在残っている分は、やや利が乗っているものとトントンのものが入り混じった状態だと思われます。すでに、CTAの機関店と見られる欧州系証券は、3月限りへのロールオーバーを初め、TOPIX先物は昨日からの2日間で2万枚をロールオーバー。日経平均型もロールオーバーしており、弱気のポジションを持ち越しています。ただ、月内に処分したい玉もあるはずですから、できるだけ安い値段がほしいはず…。そこで、先物に売り仕掛けをすれば、自動的に裁定解消売りが出され、指数は下落。安値で先物を買戻しできる…ということになりますが。裁定解消売りは、理論的には3兆8000億円分を売り切るまでは出てくるわけですから、だれも買い支えに動かなかったら、下値めどなど出せるものではありません。もちろん、高値で益出しした国内投資家が買い向かうでしょうから、大きな崩れは無いとみていますが…。今日の朝、GDP改定値が上方修正されたのですが、連続してマイナスになった中国の輸出入統計などを持ち出して、弱気をあおって売り崩す、毎度のパターンが出かかっています。

 ファンダメンタルの話で警戒的な見方を書くならまだしも、数字をならべて、自分らが損しないために相場を売り崩すような懸念を書くのは正直腹が立ちます。そのうち、ユニクロやソフトバンク、ファナックなど指数寄与度の高い銘柄を売り崩して、指数を押し下げるようなこともやってくるかもしれません。旧村上ファンドの売り崩しが悪くて、海外投機筋のこのような意図的な売り崩しにはお咎めなし…。毎度のこととは言いながら、割り切れなさばかりがのこります。個人が指数と関係のないところで行くのもわかりますね。もっとも指数が大きく崩れると、関係のないところも影響を受けてきます。国内投資家の巻き返しに期待したいところですね。

 …ということで、本日の日経平均は205円55銭(1.06%)安の1万9492円60銭、TOPIXは16.48ポイント安の1568.73ポイントと、ともに反落。出来高は、前日比2.64億株増の19億2185万株、売買代金は2195億円増の2兆1093億円と、薄商いが継続。騰落状況は、値上がり377、値下がり1430。VI指数は1.31ポイント上げ21.06ポイントに上昇しています。
 今日の終値で、日経平均サイコロは6勝6敗(50%)、TOPIXは7勝5敗(58%)に、ともに低下。日経平均RSIは、58%→46%に、TOPIXは58%→44%に、低下。25日線かい離率は、日経平均が、+0.5%→-0.7%、TOPIXは+0.1%→-0.97%に低下。指数の下向きのモメンタムが強まっています。騰落指数は117%→109%に低下。全体の動きによってはかさ上げが一巡するかも…。
 25日線を挟んで神経質な動きをしていますが、1万9500円割れ局面では、200日線(1万9479円)が控えており、買い方の抵抗が強まるとみて、売りの手を緩めたようです。当面は、200日線の攻防戦になるかもしれません。まあ、国内投資家の逆張り投資に期待して、下値固めに入るとしておきますが、やはり、問題は積みあがった裁定買い残の処理…。投機筋が強引に裁定解消売りに出てきた時が怖いが、来週には日銀金融政策決定会合も控えており、楽観的に見ておきましょうか。
 
 レポートでも案内しましたように、昨日が24節季の「大雪」で、「戊子」の月に入りました。土と水が相克関係にあるほか、この組み合わせはあまりいいものではなく、荒れ模様になるかも…としましたが、なんとなく、そんな感じも出てきました。とにかく、明日の相場は米国株の動き次第…。無事に帰ってくることを期待しておきましょう。本日はアルプス技研、カカクコム、M3などが堅調。
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週明けの米国株は、OPEC総会の減産不調を受けた原油価格の下げからエネルギー関連が売られ、主力3指数とも反落して終了
 おはようございます。
 中国のネット販売の会社が、日本の製品を販売するサイトを日本企業と提携して立ち上げるといいます。日本製品の品質の高さや安全性が中国の消費者に受け入れられたようです。日本国内から配送されたものしか信用しないという、厳しい現実もあるようですが、日本のメーカーも信用を失墜しないよう、最大限の努力を払い続ける必要があります。思い出すのが、「奈良もの」ということばです。行政などは奈良を代表するような商品に使っているようですが、本来は、安物のバッタ物の代名詞。語源をたどると、古来、奈良は質の高い刀剣を生み出す産地として有名でした。その品質を評価して、日本中から多くの注文が舞いこみましたが、これを消化するために、だんだん、粗製乱造となり、最後には信用を失墜。その結果生まれた粗悪品の代名詞が「奈良もの」だった、といいます。中国からの爆買いを受け日本企業でも生産を拡大するかどうか迷っている企業も増えているといいますが、ネットの取り扱いが増えてくると、増産に踏み出すところも出てくるかもしれません。でも、一つ間違えると、「奈良もの」ならぬ「日本もの」に落ち込むリスクもあることを忘れてはいけません。日本製品が評価されているのは、企業側の論理から「消費者重視」に経営のかじを切り替えたことによります。この姿勢を忘れないように頑張ってもらいたいものです。中国関連が懸念されていますが、消費関連では受注を伸ばしている企業が多いことも、注目しておきたい。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       1万7730ドル51セント      -117ドル12セント(0.66%)
 NASDAQ総合指数     5101.81ポイント         -40.46ポイント(0.79%)
 S&P500           2077.07ポイント         -14.62ポイント(0.70%)
 CME日経平均先物     1万9735円            -15円
 10年物国債金利       2.2250%             -0.05%
 ニューヨーク原油       37.65ドル             -2.32ドル
 GOLD             1075.20ドル            -8.90ドル
 ドルインデックス        98.74               +0.44             


 週明けの米国株は、先週末、ドラギECB総裁がニューヨーク講演で追加緩和に含みを持たせた発言をしたことを好感し欧州株が上昇したものの、OPEC総会で減産合意ができなかったことへの失望から原油価格が下落。エネルギー株が売られたことから反落スタートになりました。前週末、強い雇用統計結果を受け利上げ確率が上昇。不透明感が払しょくされたとして、2%を超える上げになっていたことから、売りが出やすかったところに、原油価格の下げが追い打ちをかけ、原油価格の下げに追随する格好で下落幅を拡大。原油下げにより価格下落圧力が強まる素材メーカーにも売りが拡大。昼前にはこの日の安値1万7639ドル(前週末比208ドル安)をつけていました。ただ、好調な年末商戦を受け先高観は強く、テクニカルな節値付近で下げ渋ると、次第に買いが有力となり引けにかけ下落幅を縮める展開に…。結局、主力3指数とも反落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり642、値下がり2528(NASDAQ市場は、684-2209)。VIX指数は、1.03ポイント上げ15.84ポイントに上昇。

 ダウ30種は、値上がり9、値下がり21。ネット販売の好調が伝えられたウォルマートが1.41%上昇。ヤフー買収思惑からベライゾンが0.77%上昇。家庭用品のP&Gが0.69%、J&Jが0.36%それぞれ上昇。一方、金融危機時以来の安値に下落した原油価格を受け、シェブロンが2.71%、エクソンが2.61%、キャタピラが2.31%、それぞれ下落。また、株価の波乱を受け指数寄与度最大のGSが2.37%下落したことも指数を押し下げました。このほか、ユナイテッドヘルスが1.55%、JPモルガンが1.3%、VISAが1%下落するなどヘルスケア、金融関連も冴えませんでした。業種別は、公益事業、生活必需品小売、家庭用品、空運などが上昇。エネルギー、素材、貴金属、石油周辺さ^-ビスなどが下落。

 NYダウは反落。週末の急反発で、前週末水準を回復。再び、1万8000ドル付近の需給の壁に挑戦する位置まで戻してきました。昨日は、一時大幅に下落する場面があったものの、25日線付近で下げ渋ると押し目買いが入りだすなど、底堅い動きをしていたことが注目されます。昨日のニューヨーク市場の52週来安値更新銘柄数は335に達しており、年末の運用成果のかさ上げを意識した銘柄の入れ替えが始まっているようです。今後、今年パフォーマンスが良かった銘柄が、一段と買い上げられる動きにつながりそう。引き続き、需給の壁の消化相場に…。

 米国株は、反落。円は、米利上げ確度の高まりを受けドルが上昇。対ドルは123円30銭台に下落。対ユーロは、ドラギECB総裁発言を受け133円70銭台に上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を15円下回る1万9735円で帰ってきました。レンジは、1万9625円~1万9825円。出来高は、前週末を1万9000枚下回る5万3224枚。本日の日本株は、より前に発表されるGDP改定値にもよりますが、CME終値にさや寄せして始まった後は膠着した展開になりそうです。週末のメジャーSQを控え、3月限りへのロールオーバーなどの作業が進められており、大きな材料が出ない限り、相場は動きにくそう。引き続き、新興市場や低位小型材料株などが日替わりで買われる展開に…。後発薬使用の拡大を受けたエムスリー、叩き屋の買戻しが入っている山一電機…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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