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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
01 | 2016/02 | 03
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本日の日本株は、欧米株安や円の114円台への上昇を嫌気した売りに加え、週末のオプションSQを意識した思惑的な売買に振らされ、換金売りが増加。大幅反落して終了
 複雑骨折みたいな相場になってきました。いろんな悪材料が多すぎて、何が本当の下げの理由かわかりにくくなっています。海外要因では、欧州の金融危機が再来するかもしれない…とどこかから流れてきています。以前から経営に問題ありと指摘されてきたドイツ銀行が、高リスク社債の利払いに、来年にも窮するかもしれないと、懸念されているほか、一部には、原油に関するデリバティブ商品で大きな損失を抱えているというもの。調べたらわかりそうなものですが、ご丁寧に、簿外で運用されている…との注釈付き。 また、ギリシャの、救済プログラムの審査が立ち往生していることから、南欧高債務国への懸念に拡大するなど、欧州が、「いつか来た道」をたどり始めてきたことから、銀行株を中心に売られ始めています。

 また、米国市場では、決算内容を見ると、EPSは自社株買いで予想を上回っているものの、売り上げが減少している企業が多く、景気への懸念が生まれています。また、先週末発表されたWEB関連企業の業績や受注が悪化したことから、米企業が守りの経営に転換。IT投資などの費用を節約し始め、米経済が後退期入りしたのではないか…との疑念も生じています。さらに、朝も書きましたように、大手シェールオイル開発企業の経営破たん懸念問題まで起きてきましたが、この点については銀行への規制強化で、融資にあたっては十分な担保が確保されていること。また、直接、開発にかかわるリスクの高い資金調達については、開発企業が社債(ジャンク債)を発行し、ヘッジファンドなどが引き受けており、破たん時の銀行への影響が限られることについては書きました。
 
 日本に関しては、円高への反転、株価下落の只中で決算発表シーズンを迎え、経営者の弱気見通しが相次ぎ、通期見通しが下方修正(日経平均予想EPS1270円→1136円)されたことに加え、円高の進行から来期見通しの下方修正の可能性も強まったことから、下方修正分を織り込む動きになっていること。また、日銀のマイナス金利採用による銀行経営の悪化(?)を売り材料にしたほか、一部には、三菱UFJフィナンシャルもドイツ銀行と同じように原油デリバティブで損失を抱えている…などの思惑材料も流されています。

 まあ、様々な弱気材料が流されていますが、何が本当のところかはわかりません。原油相場についても、このところ、強気と弱気が交錯。シカゴの先物取引所では、売り、買いとも過去最高水準に残高が積み上がり、綱引き状態で膠着状態を強めています。世界中が不透明感を強める中で、リスクオフの動きから、債券買いやリスク回避の円やスイスフラン買いを進めているのですが、日本株に関しては円高に弱い特長があり、不透明感に付け込んだCTAなど投機筋が売り攻勢を強めているという状態です。

 今日の日本株も、昨日の欧米株安や円の115円台への上昇を嫌気した売りが先行。CME日経平均先物終値(大証先物終値比540円安の1万6460円)にさや寄せする先物売りに、急反落してスタート。先物筋の売り仕掛け(株先物売り・円買い)にともなう円上昇で、あっさり壁とみられた115円40銭台の壁を下抜けると、ストップロスの円買いも巻き込んで一気に114円台まで上昇。外需株や主力株に換金売りが集中。裁定解消売りも加わりスパイラルに下落。日経平均は1万6025円と、大台割れ寸前まで追い込まれていました。相場の変動率の大きさから、まともな投資家の見送りが続くなか、ほとんど、この日の安値付近で終わっています。

 結局、日経平均は918円86銭安(5.4%)の1万6085円44銭、TOPIXは76.08ポイント安(5.51%)の1304.33ポイントと、ともに急反落して終了。出来高は、前日比4.35億株増の31億7335万株、売買代金は4565億円増の3兆586億円と、ともに増加したもののセリングクライマックスのボリュームとしては足りない感じ。騰落状況は、値上がり27、値下がり1904。8月24日の急落時の値上がり数8以来の数字。VI指数は、9.71ポイント上げ、42.47ポイントに上昇。投資家の先行き不安はピークに近づいています。

 日経平均とTOPIXサイコロは、ともに5勝7敗(41%)に低下。RSIは、日経平均が49%→47%、TOPIXは49%→46%に、それぞれ低下したものの、依然、調整未了感。25日線かい離率は、日経平均が-1.7%→-6.9%、TOPIXは-2.21%→-7.06%と、ともに反発が期待できる水準に拡大。騰落レシオは、63%→62%と売られ過ぎ圏で横ばい。この日の大幅安で、日経平均の三本新値は陰転、MACDも売りサインをだし、短期的な弱気相場入り…。ただ、今週このペースで行くと,日経平均の週足サイコロは3勝9敗(25%)、TOPIXは2勝10敗(16%)と、ここ数年無い低い数字をだしてきます。また、週足RSIも昨年9月底時の水準を下回ってくる可能性もあります。大台替わりに要した日数も減り、下げに勢いがついてきたことから、そろそろ、底入れ型に注意する必要がありそうです。先物手口を見ても、このところ、CTAの機関店の動きとみられる証券会社の買い戻しが続いているほか、今日は、先物の売り持ち水準が多い証券会社の買い越しも目立っており、手仕舞いをする動きが出てきたことにも注意。

 今回の相場では、内部要因と外部要因が交互に出てくることに絡めた投機筋の売り仕掛けがあるほか、裁定解消売りや機関投資家の換金売り、ヘッジの先物売りなどが複雑に絡み合っており、底値を計算ではじき出すのは困難。おまけに、今週はオプションSQがあり、思惑的な売買も強まることもあり、勇み足はご法度。以前から書いているように、裁定解消売りを吸収できる個人など国内投資家が本格的に動き出すことがカギ…。おそらく、年間に一度か2度しか売買しないような投資家は、買いのタイミングを計っているものとおもわれます。下値で商いが膨れだしたら要注意。

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週明けのの米国株は、金融不安を映す欧州株安や原油価格の下落、WEB関連企業の業績悪化などを嫌気し、続落して終了
 おはようございます。
 海外では、週明け早々から悪材料のオンパレードのようです。欧州ではかねてから財務の悪化が懸念されていた、ドイツ銀行に対し、一部のアナリストから「高リスク社債の利払いが、来年にも支払えなくなる可能性がある…」と指摘され急落。倒産リスクを表す同社のCDS価格は、昨年末の187bpから、438bpに上昇。市場は破たんリスクの高まりを予想。影響は南欧の高債務国債券下落などに広がりを見せ始めました。また、米国では、シェル開発のパイオニア、チェサピーク・エナジーが、企業債務の見直しのため、アドバイザーを採用したことが、破産へ向けての準備を進めているととらえられ、売りが殺到。売買停止措置を受け、投資家の不安心理をあおっています。「破産申請の意図はない…」との会社側の説明で、いったんは落ち着きを取り戻したものの、再度、売りなおされていました。また、オバマ大統領は、予算教書に金融規制強化に向け監督官庁の予算を増やす計画とされたことも、市場の拒否反応を強めたようです。まあ、つぎから、次と足を引っ張る材料が出てきますね。特に、オバマ大統領は、金融規制の強化が今回の危機の根幹にあることをわかっているんjでしょうか。
 
 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万6027ドル05セント      -177ドル92セント(1.10%)
 NASDAQ総合指数       4283.75ポイント         -79.39ポイント(1.82%)
 S&P500             1853.44ポイント         -26.91ポイント(1.42%)
 CME日経平均先物       1万6460円            -540円
 10年物国債金利         1.7350%             -0.0130%
 ニューヨーク原油         29.69ドル             -1.20ドル
 GOLD               1197.90ドル            +40.2ドル
 ドルインデックス          96.69               -0.36      


 週明けの米国株は、一部銀行への経営不安や3月にも予想されるECBの追加緩和策への疑問から欧州株が急落した流れを受け継ぎ、先週末から続落してスタートしました。前週末のWEB関連企業の決算で、米企業の投資抑制姿勢が強まったことがイヤケされ、WEB関連企業が続落したほか、大手シェールオイル関連企業が経営不安から、株価が急落。一時、売買停止になったことも投資家の不安心理を煽り、下落幅を拡大。ニューヨークダウは、昼過ぎに、この日の安値1万5803ドル(前週末比401ドル安)をつける場面もありました。ただ、経営不安が伝えられたシェール会社が「破産申請をするようなことはない…」と市場に流れる噂を否定したことから、市場も落ち着きを取り戻し、引けにかけては買い戻されて下落幅を縮小していました。結局、主力3指数とも続落。NASDAQ総合指数は、昨年8月24日の中国ショック時の安値を下回っています。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり645、値下がり2524(NASDAQ市場は、820-2051)。VIX指数は2.62ポイント上げ26.0ポイントに上昇。再び、先行き懸念が強まっています。

 ダウ30種は、値上がり9、値下がり21。大手シェール会社の経営不安を受けたシェアの拡大期待からシェブロンが3.75%、エクソンが1.35%、それぞれ上昇。J&Jが1.75%、P&Gが1.75%それぞれ上昇。高配当、業績安定株が上昇。一方、欧州銀行不安の流れを受けGSが4.6%下落。VISAが5.27%、AMEXが2.93%、それぞれ下落するなど金融関連の下げが目立ちました。また、住宅への懸念からホームデポが3.97%下落。8銘柄が2%超えの下落となり指数の足を引っ張りました。業種別は、エネルギー、生活必需品、金鉱山、貴金属などが上昇。住宅、パイプライン運営、携帯電話、不動産所有、不動産投資などが下落。

 NYダウは続落。指数寄与度の大きい金融株の下落が指数の足を引っ張っています。下落中の25日線の下落圧力を受けている形ですが、1万6000ドルの大台割れ局面では、押し目買いが入るなど、底堅い動きも…。当面、大台固めの動きが続きそうですが、ニューヨーク市場の52週来安値更新銘柄数が前週末の169から、446に急増(NASDAQ市場は、169→531)するなど、投資家心理が弱気に傾きつつあるのは懸念材料。当面は、市場に漂う不透明感の払しょく待ちか。

 米国株は続落。円は、欧米株安や欧州金融不安の再燃懸念を受けたリスク回避資産買いの一環で買われ、対ドルは115円60銭台に、対ユーロは129円50銭台に、それぞれ急伸。CME日経平均先物は、大証先物終値を540円下回る1万6460円で帰ってきました。レンジは1万6205円~1万7085円。出来高は、前週末比1万4000枚増の8万9093枚。本日の日本株は、欧米株安の流れやCME日経平均先物終値にさや寄せする先物売りから、急落スタートになりそうです。引き続き、GLOBEX夜間取引市場の原油、米株動向を横目で見ながらの展開になりそうですが、原油価格は30ドルの大台を回復して推移しており、売り一巡後は底堅い動きになるか…。昨晩も書きましたように、週末にオプションSQを控え、1万7000円のプット建玉が多いことから、先物を使った売り圧力がかかりやすいことが懸念材料。引き続き、内需がらみの好業績かつ週足の崩れていないもの…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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