FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2016/03 | 04
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



本日の日本株は、月末のポジション調整の売りに加え、期末のドレッシング期待で先物買いのポジションを作っていた投機筋の失望売りなどから、3日続落して終了
 今日で3月相場が終わり、明日から名実ともに2016年度相場に入ります。昨年8月から表面化した中国をはじめとした新興国経済への懸念を引きずっているだけでなく、世界の政治の流れを左右する米国大統領選も、民主、共和、両党候補とも問題を抱えており、正式に次期大統領が決まるまでは、市場は頭を悩ませることになりそうです。共和党は、不動産王トランプ氏とテッド・クルーズ氏の争いになっています。トランプ氏の無茶ぶりは周知のことですが、クルーズ氏も過激な保守派「茶会党」を支持母体としており、共和党内でも問題ありの人物とされています。共和党内では、政治的な能力がある第3の有力候補を担ぎ出そうという動きもあるようですが、どちらがなっても、米国の政治が内向きになるのは必至。

 また、民主党のクリントン氏も、金融危機の責任を取らせる意味から、金融機関への規制をさらに強めることを政治的な公約としています。以前から、昨年夏移行の世界的な金融危機は、米国内で活動する銀行のリスク資産保有や自己売買などのリスクを享受する行為を制限するボルカールールの適用を強引に進めたことから、海外のリスク資産に流れていた資金が一斉に米国に還流。新興国は金欠病になり、投資家の換金売りからリスク資産は下落。一方、ドルの急激な還流からドルが上昇し、米国の製造業や多国籍企業は大きなダメージを受けました。クリントン氏が大統領に選任された場合、さらに、金融機関への規制を強めるというのですから、下手をすると、一昨年夏から起きたことが再燃する可能性すらあります。過去、1929年の株価大暴落後の「大恐慌」から、立ち直りかけた1937年に、一罰百戒的な金融規制の強化が行なわれ、その後、金融収縮が起こり不況が深刻化。その後、第2次世界大戦に突入していったという経緯があります。危機から8年後という同じスパンで、金融規制強化を唱えるクリントン氏が大統領に選任されるかもしれない…という偶然。今回の、大統領選挙は、だれになって、もろくなことはないかもしれません。優秀なスタッフがリスクが大きいことを説いてたしなめてくれるといいのですが…。

 まあ、悩みの多い船出になりそうですが、今日の日本株は、期末のドレッシングがあることをあてこんで動いていた先物筋の独り相撲が、ドレッシング買いが無く、ずっこけて下落して終わった、という相場だったようです。円が上昇しているにもかかわらず、外需株が堅調に推移する一方、これまで堅調だった内需株が下落。円高を受けて売っていたものを買戻し、一方で、月末の利益確定で内需株やこれまで消費税引き上げ見送り思惑で買ってきた小売株や政策テーマ株などを、いったん、利益確定しておこうという動きもさえない動きにつながったようです。明日は、日銀短観が発表され、企業の想定為替レートによっては今期の業績が下方修正される可能性があること、また、昨年度末の日経平均終値に比べ、約2450円(13%)低い水準で終わっており、今期決算が評価損の計上から下方修正懸念がましたことも売りを急いだ背景にあるかもしれません。

 結局、今日の日経平均は、ドレッシングがなかったことへの失望感から、引けにかけ先物の投げが出たこともあり、日経平均は120円29銭安(0.71%)の1万6758円67銭、TOPIXは9.09ポイント安(0.67%)の1347.20ポイントと、ともに、3日続落して終了。期末の換金売りもあり、出来高は前日比3.1億株増の22億2549万株、売買代金は3000億円増の2兆3033億円とともに増加。騰落状況は、値上がり427、値下がり1449。VI指数は0.77ポイント下げ22.71ポイントに低下。先行き懸念はそれほど強くないようです。

 まあ、今週はイエレン議長の「利上げを急がない」講演で為替が反転。ちまちまと積み上げてきたものを崩された…といった感じです。4月に入ると、業績が意識されてきますから、円高への回帰と、前期末に較べ下落した株価は、決算にのしかかってきそうです。レポートでは、テーマ性に加え、今期の増額修正可能性と、来期の連続増益をベースに注目してきていますので、方針を変える必要は無いと思いますが、昨年から続いてきた自社株買いの水準や、投資用有価証券をどれくらい保有しているかを有価証券報告書でチェックすいておいたほうがいいかもしれません。まあ、注目株については、形成中の週足は問題ありませんので、引き続き、エスカレーター乗り換えに移行しているものを押し目買いする方針で良いと思います。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK

スポンサーサイト



昨日の米国株は、FRBの穏健な利上げ方針表明を好感。ドル安を好感した多国籍企業への買いなどから、NYダウは4日続伸して終了
 おはようございます。
 FOMCメンバーによる金利見通しの引き下げに対する、市場の楽観傾斜に対し、FRBは先週に入り、一転して複数の連銀総裁が楽観の行き過ぎをたしなめるように、タカ派発言を連発。今度は、ドルや長期金利が上昇したほか、せっかく落ち着いていた新興国胃市場が動揺。今度は、火消しもかねて、イエレンFRB議長が、穏健な利上げ政策をとると市場に宣言。これを好感して、ドル安に回帰。多国籍企業が買われ、ニューヨークダウが市場をリードするパターンに戻りました。FRBの動きに市場が過敏に反応するという状況になっており、あまり歓迎される動きではありませんが、主要通貨に対するドルの動きを見るドルインデックスは、最近形成しているボックス相場の下限付近に近づいています。レンジを下抜けると、円高が一気に進行する可能性があるものの、再びレンジ内に戻ると、円が下落する可能性がでてくるなど、大きな分岐点に近づいているような気がします。為替の方向感が定まらない以上、主力株の動きは、ますます、こう着感を強めそう。

 30日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万7716ドル66セント       +83ドル55セント(0.47%)
 NASDAQ総合指数        4869.29ポイント          +22.67ポイント(0.47%)
 S&P500               2063.95ポイント          +8.94ポイント(0.44%)
 CME日経平均先物        1万6985円             +45円
 10年物国債金利         1.83%                 +0.0160%
 ニューヨーク原油         38.32ドル              +0.15ドル
 GOLD                1228.60ドル             -8.90ドル
 ドルインデックス          94.84                -0.34 


 昨日の米国株で、ニューヨークダウは4日続伸して終了。ドル安に戻り、原油価格が反発したことが投資家の買いを誘っていました。この日は、朝方発表の(雇用統計の先行指標とみなされる)ADP全米雇用報告で民間部門の雇用者数が、予想を上まわり、週末発表される雇用統計への期待感が高まりました。本来は、利上げ要因となるものの、前日のイエレンFRB議長の緩和を急がない発言にくわえ、この日は、シカゴ連銀総裁が「早くても利上げは6月…」と述べたことも安心感を誘い、寄り付きから買い物が増加。寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万7790ドル(前日比157ドル高)を付けています。ただ、買い一巡後は、4日続伸したことや1万7800ドル大台に接近したことから益出しの動きが強まり、昼過ぎにかけ上げ幅を縮小。引けにかけ再度買いなおされたものの、午前中の高値を奪回できなかったものの、主力3指数とも続伸して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1931、値下がり1132(NASDAQ市場は、1743-1075)。VIX指数は0.26ポイント下げ13.56ポイントに低下。

 ダウ30種は、値上がり20、値下がり10。アナリストの投資判断上げがあったアップルが1.75%上昇。資産運用部門の売却が決まったGEが1.11%上昇。ドル安を好感して、マクドナルドが1.5%、3Mが1.44%、インテルが1.0%上げるなど多国籍企業も堅調。突出した上げは無かったものの、9銘柄が1%超え上昇し、指数の上げを支えていました。業種別は、テクノロジーハード・機器、一般消費財、医療サービス、銀行などが上昇。公益事業、バイオテクノロジー、住宅建設、不動産、家具などが下落。

 NYダウは4日続伸。18日に付けた戻り高値を更新。ついに、昨年5月高値からの上値抵抗線を突破してきました。今週末完成する週足で、上値抵抗線を突破して終わることが前提にはなりますが、投資家のメンタルは大きく変化してきそうです。現在、米国は4月15日の期限をめどに確定申告の期間中ですが、還付金による株買いや節税のための年金の購入が年金資金の株買いを誘発するなど、今は米国市場にとって需給関係が良好な時期でもあります。「SELL IN MAY」へ向け、米国株は着実に挙げのステップを固めているようです。

 欧米株は、利上げ懸念の後退を受け、上昇。円は、FRBのハト派的な動きを受け、対ドルは112円40銭台に小幅に上昇。対ユーロは、127円10銭台に小幅に上げ、独歩高の様相。CME日経平均先物は、大証先物を45円上回る1万6985円で帰ってきました。レンジは、1万6850円~1万7100円。出来高は、約1000枚減の5万727枚。本日の日本株は、為替市場の動きを見ながら神経質な動きになりそう。昨日、高速売買を行う外資系証券が大幅に買い越しており、今日は調整にための売りが先行する可能性もあり、指数的には波乱する動きも…。引き続き、個人主導の軽量級のテーマ株、好業績株物色の流れが続きそう。昨年と同様なパターンを描きそうですが、昨年は、権利落ち後の安値が、5月高に向けての好買い場になっていましたが…。  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ