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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2016/07 | 08
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昨日の米国株は、アップル高効果でテクノロジー株が賑わったNASDAQ市場に反し、NYダウはエネルギー安に足をすくわれ、高安まちまちで終了。cdlu0o
 おはようございます。 昨晩は寝苦しく、何度も目を覚ましている間に、とうとう、寝過ごしてしまいました。急いで書きます。

 昨晩のFOMCは、想定通り、政策据え置き。景気認識を上方修正したほか、「(英のEU離脱にともなう)短期的なリスクは後退した」とし、9月会合での利上げ実施へ向け地ならしの動きを始めています。本来なら、引き締め懸念が強まるところですが、市場では10年債が買われ、金利は1.5%に急低下。これを受け、ドルインデックスが低下しています。G20 財務相・中銀総裁会合でも、米国のルー財務長官は為替市場への介入をけん制する発言を繰り返しており、3~4月に続き、再びドル高是正に動く可能性が強まっています。円は市場の調整通貨として動かされるケースが多いことから、短期的に投機筋を巻き込んだドル売り・円買いの動きが出る可能性も想定しておく必要があるかもしれません。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         1万8472ドル17セント      -1ドル58セント(0.01%)
 NASDAQ総合指数        5139.81ポイント         +29.76ポイント(0.58%)
 S&P500               2166.58ポイント         -2.60ポイント(0.12%)
 CME日経平均先物        1万6590円            -120円
 10年物国債金利         1.500%              -0.068%
 ニューヨーク原油         41.92ドル             -1.00ドル
 GOLD                1326.60ドル           +5.80ドル
 ドルインデックス          96.80               -0.37  


 昨日の米国株は、好調な企業業績を映し欧州市場が上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行。アップルの予想を上回る決算や7~9月期決算への強気の見通しも好感され、寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万8542ドル(前日比69ドル高)をつける場面も…。ただ、この日発表の耐久財受注(6月)が2年ぶりの落ち込みになると、警戒的な売りも増加。コカコーラのさえない決算も足を引っ張り、昼にかけ下げに転換。昼頃に、この日の安値1万8430ドル(同43ドル安)をつけています。売り一巡後は、FOMC声明文待ちから底這いの動きになりましたが、ハト派的な内容の声明文を受け買い戻しの動きが増加。プラス圏に浮上したものの、月次売上が予想を下回ったマクドナルドが続落するなど主力株に値を下げるものが多く、結局、NYダウは3日続落。テクノロジー株の上げなどを受けNASDAQ総合指数は、3日続伸。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1412、値下がり1630と売りが優勢。一方、NASDAQ市場は、上昇1654、下落1200と買いが優勢。対照的な動きをしています。

 NYダウは続落。原油価格の下げが影響し、下値模索の動きになっています。短期テクニカル指標は、日足サイコロが8勝6敗に低下するなど、順調に過熱感の解消が進んでいます。昨日も書いたように、原油価格の調整が長引ていることから、次の上げへの支援材料が必要になっていますが、想定通りドルインデックスが低下に向かい始めており、次回の出直りは多国籍企業がリードすることになりそう。昨年5月の史上最高値付近が下値めど。NASDAQ総合指数は、想定通り右肩下がりのレンジ相場を抜け出して以後、上げを加速してきました。昨年7月の史上最高値5231ポイント抜けまでは、あっさり上げそうです。NYダウの調整とともに、10年債が買われるなど、米国内での資金循環は順調。

 米国株は高安まちまち。円は、日本の景気刺激策や日銀緩和思惑を受け、対ドルで106円台に下落する局面があったものの、米金利低下を受けて買われ、前日比では円安になったものの105円30銭台で終了。対ユーロは116円40銭台に軟化。CME日経平均先物は、大証先物終値を120円下回る1万6590円で帰ってきました。レンジは1万6430円~1万6825円。出来高は前日比約9000枚増の5万4181枚。本日の日本株は明日の日銀会合結果を思惑し。不安定な動きが続きそう。昨日発表された28兆円規模の景気対策については評価が分かれているほか、明日の日銀会合結果についても市場を満足させる内容になるかについては疑問視されています。昨晩のCME市場の出来高の増加を見ても、投機筋の思惑的な動きがあったことを予想させます。指数に関しては、日銀会合の結果と市場の反応待ち。引き続き、決算内容を見極める個別重視の展開に…。レポート注目の、ミスミグループとタカラバイオが決算を発表しましたが、いずれも進捗率は前年同期をうわまわっていました。今日の反応が注目されます。金関連に注目。

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本日の日本株は、日銀緩和期待、27兆円規模の景気対策、円安、アップル好決算などの支援材料を受け、4日ぶりに反発して終了
 官製相場なのか、投機筋がいろんな話を流しているのか…市場がいちいち反応しますので、船酔いしそうな相場が続いています。今日は、朝から日経が「日銀内で追加緩和論が出ている」と報道。昨日の報道で次回景気対策の真水部分が2兆円しかなく、市場の期待を下回ることになる…と書き、投資家や海外投機筋に絶好の売り材料を提供したことへのお詫びの意味もあったのでしょうか。午前中はこの記事で、円安が進み外需株が買われていました。また、アップルが米国市場の引け後に決算を発表。アイホン販売が予想を上回り夜間取引市場で7%近く上昇していたことも好感され、関連株が人気化。外需株に追い風が吹いていました。

 昼休み中には、今度は政府の景気対策が27兆円規模になるとの話が流れ、後場から一気に急伸。安倍首相が福岡市の講演で28兆円規模になると表明。ゼネコンなど内需株にも買いが回りました。当然、財源をどうねん出するか…という問題が出てきます。これに対しては、どこからか、50年国債発行の話が流れてきていましたが、財務省が否定するとともに、相場全般も上げ幅を縮めることになりました。どこから流れてきた話か分かりませんが、海外投機筋を中心に、依然、ヘリコプターマネーへの思惑が生きているようです。日銀会合での結果発表で、どちらに転んでも乱高下が予想されることから、何とか株価を安定させたいという当局の意思が見えますね。日経平均の3本新値は昨日陰転しましたが、今日の高値は1万6821円(前日比438円高)まであり、一時は、陽転値の1万6810円を上回る場面もありました。ドタバタしているようですが、ここで陽転しきれないところに、今の相場がもう一つ…という不満感を残すんですね。

 このところ、昨年8月の中国人民元切り下げショックから始まった調整は、一年を経過。調整日柄も足りてきたことから、新しい出直り相場が始まるかも…としましたが、その際、懸念されるのは物色の対象が変化すること…。今回の決算発表が終わってから新しい流れを検証してみようかと考えていましたが、前倒しで来る可能性もあるかもしれません。今日は、実質8月相場入りということでもあり、新しい投資家が動いていることも予想されます。買われている銘柄の内容を吟味しておいたほうが良さそうですね。朝も書いたように、大幅な増益になったエムスリーが、コンセンサスを下回ったことでたたき売られていますが、同社株は、昨年8月以降の調整局面で逆行高してきた銘柄…。ここは物色の変化を想定しながら動いたほうがいいのかも…。

 本日の日経平均は、281円78銭高(1.72%)の1万6664円82銭、TOPIXは14.73ポイント高(1.13%)の1321.67ポイントと、ともに4日ぶりに反発して終了。日経平均は157円の上髭を残しました。かなり、戻り待ちの売りが多いようです。出来高は、前日比3.28億株増の22億3908万株、売買代金は2153億円増の2兆5431億円と、ともに増加。騰落状況は、値上がり1403、値下がり457と。買いが優勢。VI指数は0.06ポイント上げ29.72ポイントに小幅に上げ。米国のVIX指数の13ポイント台に比べると倍以上の水準。まだ、日銀会合後の動きへの懸念が強いようです。
 今日の終値での、日経平均、TOPIXサイコロは、ともに8勝4敗に上昇。日経平均RSIは、62%→72%に上昇。警戒ゾーンの80%超えに接近。25日線かい離率は、+2.6%→+4.1%に拡大。反落懸念がある水準に…。騰落レシオは115%→115%と横ばい。また、RCIやストキャスティックスなど目先指標は、下降傾向にあり、高値調整的な動きが続くことを暗示しています。直近、レポートでは、現在の株価水準は、価格帯別出来高で増加した2つの部分に挟まれており、当面、このゾーンで横ばい。しばらくは、日足一目均衡表の雲上辺を固める動き…としましたが、昨日、雲内にもぐりこんだものの、再び、雲を抜け出すという、ややこしい動き…。当面はこのゾーンでもみ合いながら、需給の改善を待つことになりそう。やはり、日銀の市場との対話力がカギをにぎることになるんでしょうね…。

 まあ、今日はこれまでアナリストが弱気の見通しを出してきたところほど上がる、という展開で、梯子を外されたような投資家も多かったんではないでしょうか。レポートでもソニーが伸びたほか、長期足や減益予想ながら上方修正が続いていたことを踏まえ、6月26日号で810円割れ買い、としていたタダノが1000円大台を回復。逆張りの買いが成果を上げています。ちょっと毛色の変わったところの動きがよくなっています。まあ、為替次第で流れが変わってしまいますので、まだ、流れが変化するとは言い切れませんが、米国と同様にバリュー株的なものにも注目しておいたほうが良いのかもしれません。全般に関しては、何らかの強気シグナルが出るのを待ちたいところ…。、
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昨日の米国株は、原油価格の下落や企業業績の内容が明暗を分け、主力3指数は高安まちまちで終了。
 おはようございます。
 このところ発表される米国の景気指標は、前月水準や予想を上回るものが増えてきました。昨日発表された6月の新築住宅販売件数は8年4か月振りという高水準。相変わらず、物価関連指標は弱含んだままですが、一つ間違えると上げに拍車がかかりかねない状況もあるようです。FRBとしては、金融調節の幅を広げるためにも、再度利上げをしておきたいところ…。市場は、利上げはあっても年内一回…と高をくくっていますが、FRBウォッチャとして著名なウォールストリートジャーナルの記者は、このような市場の甘い見通しに警鐘を鳴らしています。今晩のFOMCに関しては無風を予想する関係者も多いようですが、もし、9月会合での利上げへ向け地ならし的な表現が入ったら…。市場は、日銀の金融緩和への過度な期待感が相場を波乱させると警戒していますが、今晩のFOMCだって、昨年末以来の利上げへ向けての地ならしの表現が入れば、動揺は避けられません。まあ、市場への配慮がありますので過激な表現はしないとは思いますが、9月利上げの可能性は織り込んでいないだけに、心配されます。 

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        1万8473ドル75セント      -19ドル31セント(0.10)
 NASDAQ総合指数       5110.05ポイント         +12.42ポイント(0.24%)
 S&P500              2169.18ポイント         +0.70ポイント(0.03%)
 CME日経平均先物       1万6385円            +45円
 10年物国債金利        1.568%               -0.08%
 ニューヨーク原油        42.92ドル             -0.21ドル
 GOLD               1320.80ドル           +1.30ドル
 ドルインデックス         97.16               -0.10 


 昨日の米国株は、好調な企業業績を映し欧州主要市場が続伸したものの、この日も原油価格が軟調に推移。エネルギー株が売られたことで続落スタートになりました。新築住宅販売件数や消費関連指標が予想を上回ったことから、寄り後に、一時、前日比でプラス圏を回復する場面があったものの、月間の既存店売り上げが予想を下回ったマクドナルドや、利益が予想を上回ったものの契約件数が予想に届かなかったベライゾンが売られたことが指数の足を引っ張り、昼にかけ下落幅を拡大。ニューヨークダウは、この日の安値1万8387ドル(前日比106ドル安)をつける場面もありました。午後は、今晩のFOMC結果を見たいという動きから、小動きの展開が続きましたが、キャタピラが予想を上回る利益を計上し買われるなど、多国籍企業に押し目買いが入り、引けにかけ下げ幅を縮小する展開に…。結局、エネルギー株の下げが重石になって下げ分を埋め切れなかったNYダウは続落したものの、テクノロジー株などの堅調な動きから、NASDAQ総合指数、S&P500は反発しています。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1851、値下がり1184(NASDAQ市場は、1754-1087)と、ともに買いが優勢。

 NYダウは小幅に続落。原油価格の下落が足を引っ張り一時1万8387ドル安値を付け、昨年5月高値1万8351ドルに接近する場面もあり、下値めどに接近したとして押し目買いが入り、値を戻したようです。ここまでの上げをリードしてきた原油価格が調整含みに推移していることが指数の頭を重くしていますが、昨日は、安値42ドル36セントをつけ、今年3月18日の戻り高値42.49ドルの頭をたたいており、いったんは底入れ感が出てくるところ…。また、直近、レポートでも昨年来ボックス圏の動きを続けてきたドルインデックスに関し、短期的な相場の屈折点に接近しているとしましたが、やはり、この辺で足踏みをはじめました。これ以上のドル高は、米企業に逆風になることから、FOMCで何らかのドル高牽制的な発言も出てくるかもしれません。原油価格がもたつけば、次は、ドル安から多国籍企業が上げをリードするパターンになるか…。NASDAQ総合指数は、昨年7月の市場最高値を起点に、下落のレンジを形成していましたが、先週から、このレンジを抜け出してきました。当面、NASDAQ総合指数が全体をリードし、高値挑戦する格好になりそう。

 米国株は高安まちまち。円は、期待外れの景気刺激策への失望から買われたものの、日銀緩和への思惑から買い戻しの動きも入り、対ドルは104円60銭、対ユーロは114円90銭台と、ともに上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を45円上回る1万6385円で帰ってきました。レンジは、1万6235円~1万6585円。出来高は約1万5000枚増の4万4929枚。本日の日本株も、景気への政府の対応や急速に高まってきた日銀の緩和への思惑から、神経質な動きが続きそう。日銀会合の結果発表後に相場が大きく変動する懸念が高まっており、ポジション調整やワンチャンスにかける投機筋の動きなどから不安定な動きも…。当面、現状維持で様子見。一部、成長株に対し、アナリストが強気の予想を出しているものがありますが、昨日発表のエムスリーは、大幅増益にも関わらず、アナリストコンセンサスを下回っており、今日の株価の反応が注目されます。アナリストが極端な弱気予想を提示し、会社計画を下回っているような銘柄のほうが、短期的には面白いかもしれませんね。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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