大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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本日の日本株は、模様眺め気分が強まり商いが細るななか、好業績株が買われたものの、円高が足を引っ張り、3日ぶりに反落して終了。
 日本株は、膠着感を強めています。昨年11月以降のトランプラリーでは、ドル買い、債券売り、株買いのポジションがヘッジファンドなどの短期筋中心に作られましたが、昨年12月中旬、FOMCが0.25%の利上げを決定。年3回の利上げ確率が高まった時をピークに長期金利は、材料出尽くしとばかりに、低下(価格は値上がり)に転換。先週末の1月雇用統計で平均時給の伸びが前月を下回ると、昨年のFOMC時に想定した年3回の利上げは難しいのでは…との観測が台頭。米10年債金利はピークの2.641%から、1月中旬には2.3%付近まで下落。債券を売った短期筋はこの時点で含み損を抱えることになったはず。その後、トランプ大統領がパイプライン建設にGOサインを出し、財政出動期待から2.55%に戻したものの、先週の雇用統計を受け、再び、債券が買われてきた格好。おそらく、トランプ政策での金利上昇を当て込んで、債券を売っていた投機筋が買い戻しを始めたのではないでしょうか。

 為替も、同様。米金利上昇→ドル高のストーリーでドル買い(円売り)を進めたものの、米長期金利が低下、また、日銀の金融緩和策の手詰まりを思惑して国債金利が上昇。日米金利差が縮小し、ドル売りの解消(円買い戻し)も始まったようです。株式市場でも、金利上昇を当て込んで買った銀行株に投機筋のポジションがたまり込んでおり、この偏りすぎたポジションを解消しなければ次のステップには進めないということでしょうか。何かのきっかけで、一斉にポジション解消に動いた時が怖い。まだ、トランプ政策に期待し、減税や財政出動の発表を待っている投機筋も多いと思われ、このことから考えてみると、市場はまだ新年相場に入っていないことになりますが…。トランプラリーの圏外だったハイテク株などが堅調なのも理屈が通ります。

 ECBのドラギ総裁は、まだ緩和策を止めるほど状況は改善していないと、緩和策の継続を明確に発信しています。日銀も、市場が国債買い入れの限界を意識し始めており、そろそろ、明確な意思を表明する時期が来ているように思われます。2月9日に高知県金融経済懇談会で中曽副総裁が挨拶をしますが、このなかで国債買い入れに対する何らかの意思表示があるかどうかが注目されます。為替を左右する日米の金利の動きが引き続き焦点に…。

 今日の日本株は、米金利低下やリスク回避の円買い再燃から、CME日経平均先物が下落。朝方は、この終値にさや寄せする先物売りから反落スタートになりました。トヨタが増額修正決算を発表したものの、市場予想に届かず売られたことが嫌気され自動車株が下落。先物売りが先行したことによる裁定解消売りも足を引っ張り、日経平均は、寄り後まもなくこの日の安値1万8805円(前日比171円安)をつける場面もありました。ただ、先物価格がCMEレンジ下限(1万8795円)を下回ると先物に買い戻しが入り、前引けにかけては、下落幅を縮める展開に…。後場に入り、円高に一服感が出ると、日銀のETF買いを期待した買いが入りだし、さらに下落幅を縮小。前日引値付近まで戻す場面がありましたが、引けにかけ再度売られ、結局、日経平均、TOPIXとも3日ぶりに反落して終わりました。水産・農林、空運、不動産などを上位に11業種が買われる一方、その他製品、鉱業、輸送用機器、保険などを上位に22業種が下落。決算増額修正や株主還元を発表したディスコやスクリーン、業績が赤字から黒字転換したノーリツ鋼機など、決算銘柄がにぎわったものの、市場への流入資金が少なく、前日買われたものが、換金売りされるという荒い値動きも…。

 日経平均終値は、65円93銭安(0.35%)の1万8910円78銭、TOPIX終値は4、.27ポイント安(0.28%)の1516.15ポイント。出来高は、前日比約1億株減の16億9448万株、売買代金は同1200億円減の2兆0610億円と、かろうじて2兆円大台を維持。騰落状況は、値上がり562、値下がり1291。NT倍率は、12.48倍→12.47倍と、引き続き日経平均の弱さが目立ちます。
 今日の終値での日経平均とTOPIXサイコロは、ともに6勝6敗に低下。日経平均RSIは53%→50%に低下。25日線かい離率は、-0.9%→-1.2%にマイナスかい離が拡大。騰落レシオは93%→95%。指数系のテクニカル指標のモメンタムが低下。今日は、日経平均週足MACDがシグナルラインとデッドクロスし、売りサインを出しています。13週線も割り込んでおり、週末段階で13週線上、MACDのシグナルライン上がキープできているかがポイントに…。昨日も書いたように、目先指標のストキャスティックスは売られすぎゾーンに入っており、短期的な反発も期待できるゾーンに…。

 とにかく、投機筋のポジション調整が終わり、本当の新年相場を迎えたいものです。当面は、決算銘柄オンリーの相場ですが、材料が出て飛びつき買いしても終値で寄り付き値を上回っているかは、丁半博打みたいなもの…。決算で売られたものでも、止まるべきポイントではしっかり止まっています。まあ、時間を買うか、リスクを冒して目先に乗るか…ですね。海外市場では、ユーロ売りが一服し、円が小安く推移。これを受け株先物も堅調に推移しています。何とか、米金利が上昇してほしいものですが…。
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週明けの米国株は、フランスのEU離脱懸念などから欧州株が全面安になったことなど内外の政治リスクを嫌気し、主力3指数とも小幅安で終了。
 おはようございます。
 なんだか世界中が騒々しくなってきました。欧州では、EU離脱を主張する極右政党がフランスで躍進。イタリアでは銀行が瀕死の状況にある中、総選挙が接近。ギリシャの支援問題もIMFの参加がどうなるかで不透明感を強めてきました。また、ウクライナ東部の紛争が激化する一方、ロシアとハンガリーが接近。バルト3国やポーランドなどは、ロシアの脅威にさらされています。トランプ政権の暴走に関しては、ロシアがイランを弁護、メルケルドイツ首相が、輸入関税に異を唱えています。さらに、ドラギECB総裁も為替操作を否定するとともに、金融規制緩和の動きに警告しています。さらに、身内からは、IT企業など米主要100社が、米産業に損害を与えるとして入国禁止令に対し異議申し立てを行うなど、ハチの巣をつついたような状態になってきました。鳴りをひそめたままの中国も、「一帯一路」構想の関係国会合を開きブロック化の動きを強めています。そろそろ、世界の既存秩序を崩すようなことはやめてほしいものですね。リスク回避の円買いの再燃が気になる…。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万0052円42銭     -19ドル04セント(0.09%)
 NASDAQ総合指数       5663.55ポイント     -3.22ポイント(0.06%)
 S&P500              2292.56ポイント     -4.86ポイント(0.21%)
 CME日経平均先物       1万8855円        -95円
 10年物国債金利        2.4130%          -0.0780%
 ニューヨーク原油        53.01ドル         -0.82ドル
 GOLD               1232.10ドル        +11.3ドル
 ドルインデックス        99.86             +0.14 


 週明けの米国株は、フランスで極右政党の進出からEU離脱懸念が高まってきたことを嫌気し、欧州株が全面安になった流れを引き継ぎ、売りが先行。反落してスタートしました。この日は週明けで経済指標の発表もなく見送り気分の強い展開でしたが、寄り付きの売り一巡後は、金融規制緩和を期待した金融サービス関連への買いから下落幅を縮小。ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の高値2万0094ドル(前週末比23ドル高)をつける場面も…。ただ、欧州情勢の悪化を懸念したドルの上昇や債券買いから金利が低下したことを受け、原油価格が下落。また、金利低下を嫌気し銀行株が売られたこともあり引けにかかけてはマイナス圏で推移。結局、主力3指数とも小反落して終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1167、値下がり1844(NASDAQ市場は、1045-1801)と、ともに売りが優勢。VIX指数は0.40ポインと上げ11.37ポイントに上昇。ただ、市場が不透明感を強めている割には落ち着いた動き。

 NYダウは小反落。採用30種は、値上がり10、値下がり20。NYダウの終日値幅は77ドルと狭いレンジの動き。採用銘柄中1%超え変動したものは、メルク(+1.0%)、ホームデポ(-1.08%)、ベライゾン(-1.13%)の3銘柄のみ。金利低下を嫌気してGSが0.4%、JPモルガンが0.47%それぞれ下落したことが、指数の足を引っ張った格好で、全般は小動き。NYダウは、引き続き2万ドル大台付近で膠着した動き。堅調な景気、予想を上回る企業業績と、政権交代に伴う混乱や欧州情勢の不透明感が綱引きし、売り買いが交錯した状態。内外の不透明感を受け、リスクヘッジで金や債券を買う動きが強まってきたことは要注意。特に金利低下は、円高要因になるだけに、注目が怠れなくなりそう。NYダウは、トレンド的には上昇基調を持続しています。上昇し近づいてくる13週移動平均線への反応がポイントに…。

 米国株は小反落。円は、ドルが主要通貨に対し強含んだものの、長期金利の低下や安全資産買いの動きから、対ドルは111円70銭台に上昇。対ユーロも120円10銭台に上昇。独歩高の様相を呈してきました。CME日経平均先物は、大証先物終値を95円下回る1万8865円で帰ってきました。レンジは1万8795円~1万9095円。本日の日本株は円高を嫌気し軟調に推移しそう。リスク回避の円買いや以前からリスク要因としてきた米金利が低下方向にあり、円の先高観が足を引っ張りそう。週末のオプションSQを控えた売り仕掛けも懸念されます。出来高の減少から指数売買の影響を受けやすくなっており、昨日のCME日経平均先物のレンジ下限が1万8800円を割り込んでおり目標にされる懸念も…。13週線を巡る攻防線になるか。当面は、個別企業の決算結果を評価する流れに終始しそう。今日決算を発表するニチレイ…、SONY…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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