大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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本日の日本株は、為替の方向性が定まらないことや、米国のイベント接近から、主力投資家の見送りが続き、小幅安で終了。
 相変わらず、指数は膠着、一方で、投資判断や株価目標の引き上げなど材料が出た株を短期筋が寄ってたかって買い上げるものの、翌日には値下がり上位に顔を出す…という、その日暮らしみたいな相場が続いています。まあ、決算期末の接近や米国で大きなイベントが控え、主力投資家が動けませんから、どうしてもこんな展開になってしまうんでしょう。買いも売りも早い者勝ちですね。ただ、決算発表が終わり、決算発表近くの取材が禁止されていたアナリストが動き始めましたから、好業績物や来期見通しの明るいものを買っておけば、コンセンサスの引き上げで押し上げてくれる可能性も出てきます。最近のレポート銘柄では、ニチレイやベクトル、アルプス技研、三菱ケミカルなどがそれです。進捗率などを見て業績増額修正の可能性が強いとして注目株で取り上げましたが、ある程度待ち伏せ的な感じで行っても、今の相場なら成功する確率は高そうです。進捗率が90%台を超えながら、通期見通しを据え置いた企業も多くありますが、こんなのは後からアナリストが見通しを引き上げてくる可能性が強いんじゃないでしょうか。まあ、ファンダメンタルは無視して、値動きだけに賭けるやり方もあるのはありますが…。

 本日の日本株も小動きで、小幅安で終了。朝方は、CME日経平均先物が下落して帰ってきたことから、売りが先行。FOMC議事録でドル高の弊害が指摘されたことを嫌気。売り仕掛け(株先物売り・円買い)が入り、外需株や裁定解消売りが入り、日経平均は下落幅を拡大。10時過ぎにこの日の安値1万9262円(前日比117円安)をつける場面もありました。ただ、押し目を作ると、日銀のETF買い期待から、押し目買いや先物買い戻しなどが入り次第に下落幅を縮小。引け近くには前日引け値付近まで戻す場面があったものの、買いが続かず、結局、日経平均、TOPIXとも小幅安で終わりました。

 日経平均終値は、前日比8円41銭安(0.04%)の1万9731円46銭と続落。TOPIXは、同0.84ポイント安(0.05%)の1556.25ポイントと、反落。出来高は、前日比2.13億株減の19億6106万株、売買代金は同1025億円減の2兆0043億円と2兆円大台割れ寸前まで減少。ボリュームは東芝の動き次第の状態。騰落状況は、値上がり1013、値下がり848と買いが優勢。指数ではなく物色の動きを見ると、全く違う景色が見てきます。
 
 今日の引け値での日経平均サイコロは6勝6敗、TOPIXは7勝5敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは64%→63%に小幅に低下。25日線かい離率は、+1.12%→+1.01%と+かい離が縮小。指数の動きは方向性なし。物色の広がりを見る騰落レシオは、118%→113%に低下。トレンドとしては物色意欲の強さを示しています。

 今日発表された投資主体別売買動向(2月13日~17日売買分)で、海外投資家は約915億円の売り越し。市場全体では、763億円の売り越しですから、海外投資家は東証一部以外の市場で150億円買い越していたことになります。このところの、新興市場や小型株売買では、主導権を握っているのは海外短期筋かもしれませんね。また、当局の個人資産把握の動きから個人投資家の現物売を気にしてきましたが、今週発表分でも個人投資家全体では255億円の買い越しでしたが、現物だけを見ると472億円売り越し…。まだ売りが続いているようです。このあたりが動いてこないと、全体が底上げする動きにはなりませんね。

 まあ、「閑散に売り無し…」で相場は底堅い動きが続きそうですが、前段でも書きましたように3月期末の接近から、アナリストの動きが活発になり、コンセンサスの修正が増えてくるはず…。ここは、引き続き、待ち伏せ感覚で増額修正期待の高いものを待ち伏せ感覚で仕込むことを続けましょう。このところ、海運株や商社株が堅調ですが、業績が良いのが分かっている建設株などはさえません。やはり、長らく不人気で投資家の持ち株が減っていたものは強く、人気があって多くの投資家が買ったものは動きが鈍い…。需給面の差が今の相場には色濃く出ているようです。
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昨日の米国株は、FOMC議事録への評価が分かれ、高安まちまちで終わったものの、大型合併が前進したデュポンの上げを受け、NYダウは9日連続で最高値を更新して終了。
 おはようございます。
 市場の関心は、2月28日のトランプ大統領の議会での施政方針演説に集まっているようです。大統領は、オバマケアに代わる医療保険計画を3月初旬~中旬にかけ発表する…としています。現在、インフラ投資や減税など膨大な政策を盛り込む予算教書の作成に当たっており、3月13日までに2018年度の予算教書を議会に提出する予定といいますが、新医療保険の発表は予算教書を意識したものでしょうか。まあ、新政権が順調にスタートしているとのアピールもあるのでしょうが、人事も確定していないのに、どこまで作業を詰めていけるのか…。28日の施政方針演説に失望したら、次は、予算教書に期待してくれ…ではないと思うのですが…。

 22日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万0775ドル60セント     +32ドル60セント(0.16%)
 NASDAQ総合指数        5859.76ポイント        -6.19ポイント(0.09%)
 S&P500               2362.82ポイント        -2.56ポイント(0.11%)
 CME日経平均先物       1万9330円           -60円
 10年物国債金利         2.414%             -0.017%
 ニューヨーク原油         53.59ドル            -0.74ドル
 GOLD               1233.3ドル            -5.6ドル
 ドルインデックス         101.32              -0.12 


 昨日の米国株は、前日までニューヨークダウが8日続伸していたことや、この日にFOMC議事録の公開を控え、朝方からポジション調整の売りが先行。反落してスタートしました。欧州政局への懸念からドルが買われ、原油価格が下落したことを受けエネルギー株が売られたこともあり、ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の安値2万0692ドル(前日比51ドル安)をつける場面もありました。ただ、売り一巡後は、この日発表された中古住宅販売件数が7年ぶり水準に増加したことや、住宅建設大手トールブラザーズの決算が好調だったこともあり、関連株が買われたほか、合併を予定しているデュポンとダウケミカルに、欧州委が承認を与える見通しと伝わったことで、両社の株価が急伸。FOMC議事録発表後に、利上げに賛成派が多いことを受け軟化する場面があったものの、インフレに対し寛容な姿勢を見せたことが好感され、再び買い直されて上げ幅を拡大。引け近くにこの日の高値2万0781ドル(前日比38ドル高)をつけていました。全体に高値警戒的な動きも出始め、主力3指数は高安まちまちで終了。ニューヨーク市場は、値上がり1315、値下がり1652(NASDAQ市場は、1130-1704)と、ともに売りが優勢。VIX指数は、0.17ポイント上げ11.74ポイントに上昇。

 NYダウは9日連騰。採用30種は、値上がり14、値下がり15、変わらず1(ユナイテッドヘルス)。合併へ向け前進したデュポンが3.4%上昇し、指数の上げをリード。住宅の好調を受け3Mが1.46%、業績好調を受けたナイキが1.53%、それぞれ上昇し、指数の押し上げに寄与。一方、原油価格の下げを受け、シェブロンが1.2%、エクソンが1.17%、それぞれ下落し、指数の足を引っ張ったものの、デュポンの上げが打ち勝った格好。一部に警戒的な動きがあるものの、タカ派的なFOMC議事録にインフレに対し寛容な姿勢を読み取って買うなど、引き続き投資家の強気姿勢は維持されているようです。内外の懸念要因が増えていることから、債券を買う動きも強まっており、当面、金利の動きを巡って、NYダウとNASDAQ総合指数が綱引きする動きが続きそう。

 米国株は高安まちまち。円の対ドル相場は、FOMC議事録でドル高への懸念が示されたことから、一時、112円台jに上昇する場面も…。ただ新財務長官が「ドル高は国益にかなう」と発言したことを受け113円台に戻し、小幅に上昇。対ユーロは119円60銭台と強含んでいました。CME日経平均先物は、大証先物終値を60円下回る1万9330円で帰ってきました。レンジは1万9275円~1万9460円。出来高は前日比8000枚増の3万3275枚。本日の日本株も指数は膠着状態を強め、この日材料が出た銘柄を個別に物色する動きに…。物色が目先筋主導で、早い者勝ち状態になっており、ここは、再度、ファンダメンタルに立ち返ってみるところ…。リバウンド狙いのヤマハ、攻めの経営に入ってきたソニー。半導体関連で新値更新後の一服場面にあるもの…。

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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
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